104.《ネタバレ》 いろいろなレビューで好評判なので先週観てきました。
私は喜怒哀楽ごく普通に感じる凡人ですが感情移入できぬまま終わりました。
政治・外交・軍事・化学・鉄道・建機、などのオタクがそれぞれ喜ぶ娯楽映画、としか思えませんでした。
硬直的なお役所仕事、所詮アメリカの核の傘にある日本、をボケたりツッこんだり渡鬼並みのテンポで展開、
そして新鋭兵器・鉄道・建機車両のオンパレード・・・
終盤折り紙から謎が解けたり、「私フランスにコネがあります!」のひと言で多国籍軍の発動がストップしたり、
あげく米国首脳が「日本もやるのう!」と感心、そんなアホな!余りのリアリティの無さに失笑しました。
まぁ娯楽映画と思えばそれなりに楽しめますが・・・
豪華キャストがこんなくだらん長セリフ早口の台本、よくぞ我慢されたことに1点です。
2017.11.13追記
昨年の低評価を再確認する為昨夜TV初放映を観ましたが改めて「1点」を確信しました。
まさに「怪獣・兵器・鉄道マニア向け政治風刺ドタバタコメディー」です。
感動は全くありませんでしたが芋虫ゴロゴロ~ストローチューチューまで大いに笑わせていただきました。
二回目は落ち着いてセリフを聴こう、と思いましたがやはり無理。
あの早口セリフの応酬はサッパリ心に届きませんでした。
ところどころ連発される実在の辻〇さんで有名な「ソーリ、ソーリ!」は耳に残りました。
これもウケ狙い?
なんだかんだとツッコミ所満載ゆえに15%もの高視聴率を取れたのでしょう。
それも制作側の意図とすればまんまと乗って観てしまった自分がくやしいですね。笑