8.《ネタバレ》 超ど直球スペクタクル海底冒険アクション
ジャスティスリーグじゃ最も協調性に欠けるサイボーグの次に地味な海坊主アクアマン。
そんな彼が主人公映画が作られると聞いた時は冗談だろ?と思った。だってアクアマンだぜ?
…すいませんでしたーっ!!!ホント!誠に!申し訳ない!!!
こんなに素直に面白い作品になるなんてマジに思いませんでした!!!
アクアマンが生まれるまでのロマンスと悲話にはウルっとするし、様々な種が司る見たことない壮大な海の世界には次はどんな事が起きるかワクワクするし、伝説のトライデントを探すためのロマン溢れる宝探しの冒険アクションに少年心を鷲掴みにされたりと、目眩く子供の頃大好きだった映画の全てが詰まった世界に完全にやられました。アクアマンはジャスティスリーグ時代の堅物なイメージからソーのような面白くもカッコいい更に親孝行者なヒーローになり、かなり親しみやすい奴になりましたし、ヒロインのメラも強さと可愛さを兼ね備えた素晴らしいお姫様でした。
勿論ヒーローとしてのバトルアクションも見応えがあり、序盤の潜水艦での無敵アクションといい、シチリアのカメラが入れ替わるバトルといい見ごたえたっぷりです。
そして伝説のトライデントをアーサーという名だけに引き抜く展開にはお約束といえど熱くならないわけがありません。
そしてラストの戦争シーンはDC映画の中で…いや、ヒーロー映画の中でも一二を争う壮大で派手なシーンに度肝を抜かれました。
あとブラックマンタのデザインはそれでGOが出たのか!って感じで最高ですね。
全体的にギャグを多めで楽しくそしてワクワクさせている往年の冒険アクションのような懐かしさと嬉しさに溢れた傑作です。
後、他のDCヒーローも出てくればなと思いましたが、必要なかったですね。なんせ今回は一人の男が真の英雄になるための物語なのですから