239.《ネタバレ》 色々素晴らしい出来だと思います。
この3があってこその全てだったと繋がった時は、心から感心しました。
監督さんはずっと初めから、1,2,3は三つで一つだから
1,2はとてつもなく退屈になる、とおっしゃってたそうですが
ホントにそうでしたね。2を観た後はアナキン少年のエロ美にあてられて
楽しめたものの、こんなヤツで3はもうダメだな碌な演技も出来ないだろう、と
勝手に想像してましたが、とんでもなかった。
変な髪形で老け気味にみせ、顔も隈、皺とダークで荒んだ風
と、芸達者なアナキン役者に感動さえ覚えます。
あんなに光った活躍のアナキンが、手足を切られその上プスプス黒焦げと
一体誰が想像出来たでしょう、色々、ルーカスさんは頭がとてつもなく
良いんですね、素晴らしい、楽しませてくださって本当有難う!!
皇帝がずーっと先をよんで計画、アナキンを利用して着々と準備を進めていくのも
凄いし、いつか彼の幼少の頃からのシスサイドの話を書いて頂きたい。興味津津。
あれだけ以前マンセーだったはずのハン・ソロが、この後4,5,6を再度観ると
「あんた、誰??w浮きすぎだよ・・・・・・」と変な人に見えてしまう
のも凄い(まあでも好きなんですが)。
スター・ウォーズの魅力の一つは、年と共に視点が変わり
どんどん感想が変化する所(だがいつも楽しめる)にもありますが。
観た直後はパドメには「私が育てなくて誰が育てるの」と母性で
頑張って生きて欲しかったが、なくなる事で子供達を皇帝の魔の手から
救ったとしたゆえの脚本なら、やっぱり凄いと思いました。
切なく重く美しく楽しい、3はスター・ウォーズの締めとして
素晴らしい映画です。