マトリックス レザレクションズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マトリックス レザレクションズ

[マトリックスレザレクションズ]
The Matrix Resurrections
2021年上映時間:148分
平均点:5.00 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-12-17)
公開終了日(2022-04-20)
アクションサスペンスSFカンフーシリーズものネットもの
新規登録(2021-10-22)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
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監督ラナ・ウォシャウスキー
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版)
キャストキアヌ・リーヴス(男優)ネオ(トーマス・アンダーソン)
キャリー=アン・モス(女優)トリニティー
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(男優)モーフィアス
ジョナサン・グロフ〔男優〕(男優)エージェント・スミス
ジェイダ・ピンケット・スミス(女優)ナイオビ
プリヤンカー・チョープラ(女優)サティー
ニール・パトリック・ハリス(男優)アナリスト
クリスティーナ・リッチ(女優)グウィン・デ・ビア
ランベール・ウィルソン(男優)メロヴィンジアン
ダニエル・バーンハード(男優)エージェント・ジョンソン
ジェームズ・マクティーグ(男優)
トム・ハーディ〔男優〕(男優)(ノンクレジット)
小山力也ネオ(トーマス・アンダーソン)(日本語吹き替え版)
日野由利加トリニティー(日本語吹き替え版)
諏訪部順一モーフィアス(日本語吹き替え版)
中村悠一エージェント・スミス(日本語吹き替え版)
本田貴子ナイオビ(日本語吹き替え版)
内田真礼バッグス(日本語吹き替え版)
津田健次郎アナリスト(日本語吹き替え版)
水樹奈々サティー(日本語吹き替え版)
小野大輔セコイア(日本語吹き替え版)
江原正士メロヴィンジアン(日本語吹き替え版)
武内駿輔バーグ(日本語吹き替え版)
柴咲コウグウィン・デ・ビア(日本語吹き替え版)
間宮康弘ジュード・ギャラガー(日本語吹き替え版)
小原雅人(日本語吹き替え版)
原作ラナ・ウォシャウスキー(キャラクター創造)
リリー・ウォシャウスキー(キャラクター創造)
脚本ラナ・ウォシャウスキー
音楽トム・ティクヴァ
ジョニー・クリメック
撮影ジョン・トール
製作ラナ・ウォシャウスキー
ジェームズ・マクティーグ
グラント・ヒル〔製作〕
製作総指揮ブルース・バーマン
テリー・ニーダム
配給ワーナー・ブラザース
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
日本語翻訳松崎広幸
スタントダグ・コールマン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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24.マルガリータのネオ君とトリニティが歓喜の抱擁中、突然みんなバタバタと倒れ、場面変わって別の世界のネオたちがプラグを抜かれるシーンから始まる続編ができたらどうしよう。
ソフィーの洗濯物さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-02 13:29:28)(笑:1票)
23.第1作目の「マトリックス」の大ファンなので続編はすごく嬉しいです。当然1作目を超えることはないし、ストーリーもかなり強引で、よく分らんところも多いけど、同窓会的な気分もあって、なんとなく楽しかったです。ただ、続編はこれで最後にして欲しいかな。さすがに限界です。
ぽじっこさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-02-01 19:28:27)
22.《ネタバレ》 同窓会的というかコメディに寄せた感じの本作。むしろ往年のファンに向けたサービス映画といった感じでした。このノリでやるならキャストはCGで若い姿を完全再現させるか、思い切って一新すべきでした。モーフィアスは別人なのにネオはご本人っていうのはやっぱりオカシイです。そもそもマトリックス=仮想空間=デジタルの記憶の中では年齢という概念は無視されるべきで、そういった意味では現実世界ではヨボヨボの本人たちが大活躍(笑)、マトリックス世界では昔のままの若々しい本人たちが大暴れ!が正解で、これがデジタルの本来あるべき姿です。それが出来ないのであれば、正規の監督が正規の続編として新キャストでパート1をなぞった”リブート”のほうがよほどファンは喜んだかもしれません。

内容はハッキリいって判り難いの一言。旧用語の新定義や新用語の数々、新旧キャラや新旧映像も入り乱れてストーリー的には取っ散らかった印象しかありませんでした。機械が味方についてくれているので緊張感もゼロだし、「これいる?」みたいなシーンも結構多いです。極めつけは壮大なようで実は主役二人のOLD LOVEの再現というショボさもお寒いというかなんというか。。

旧作のファンとしては観て損したという感じはありませんが、ちょっと笑わせてもらったという程度の評価が妥当でしょうか。哲学映画として旧トリロジーで言いたかったことを反故にするのであれば、パート1の時のような圧倒的説得力で押し切って頂きたかったところですが、どうにも本作は弱い、無理がある。他の方もおっしゃっているように「偉大なるウォシャウスキー監督がお遊びで作ってみた同窓会映画」という位置づけが一番シックリきます。
正規の関係者らによる正規の続編が見られたという歴史的な意味、そして旧トリロジーの世界観を残しつつ続編を作ってくれたということも踏まえ少々甘い評価といたしました。(画100インチ、音2.1)※ちなみに本作鑑賞後にパート1を再鑑賞しましたが、やはりパート1は古さを感じさせない名作でした。。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-30 11:42:49)
21.《ネタバレ》 本作は金を掛けたマトリックス公式同人誌、同窓会、ファン限定感謝祭みたいなものである。
マトリックス作品を少なくとも劇場版は全てみたうえで、その上思い入れが無いと厳しいかと思う。
自分は初代だけ物凄く好きで、リローデットは物足りないなぁ、レボリューションズは求めていたものと違うなぁという感じで終わったものの、初代への思い入れはまあまああるので、ある程度最初に書いたものなんだろうなという認識のもと鑑賞。
感想を書くのは遅くなってるけど、見に行ったのは初週だったと思う。
せっかくなのでパンフレットも両方購入。

作品としてはやはり前半のメタ的なシーンを楽しめるかどうかが肝となる。
ここが楽しくなかったらほぼ満足度は少ない状態での帰宅となるだろう。
逆にここが楽しければ、後の展開が楽しくなくても「まあこれが本当に監督がやりたかったことなんだろうな」とか思って満足が行くかは置いといて、納得がいく帰宅になっただろう。
正直観客が求めている物と全く違う物を見せ続ける監督の胆力はまあまあすごいなと思うし、よくこんな内容で撮らせてOKが出たなと。監督が好きにやらないと降りると言ってたんかな。
個人的にはここのシーンは実は結構好き。ゆえに点数は高めとした。

後半からはマトリックスという感じのアクションシーン連続展開になるが、まあこれがまた緊張感がない。
初代とリローデットでも大分アクションに爽快感が違いすぎたなと思ってたが、それは緊張感の有無かなと思ってる。初代は負けたら終わり、助かるには電話から脱出するしかないという緊張感があったからこそ、一般兵には無双する爽快感、そしてエージェントが出てきた時の緊迫感が生まれていたのだが、リローデット以降は「まあなんかスタイリッシュなアクションをして勝つんでしょ」という感じで見てしまってて、高速道路でバトルに爽快感が足りない。
その緊迫感を生み出す要因として、僕は「電話からの脱出」を挙げる。リローデットって、電話から現実世界に逃げ戻るというシーンがほぼ無いのよね。唯一あるのがスミスに追い込まれた人間がスミスに取り込まれ、現実にスミスがやってくる場面。
それ以外はとりあえず戦って、凌いだらネオが助けて終わりという。
この「ゴールがはっきりしているかどうか」が緊張感に結びついていると思う。

本作はどうしても固定電話という概念が無い為、それの代用品に選んだのが鑑。初代でも鑑は印象的なシーンで使われたが、それを出入り口として使うとは。鑑から出てくるシーンは印象的ではあるが、入り口としては良いが出口としてはいまいちな設定。
そして緊張感がない最大のポイントとして、ほぼセリフで語られるトリニティと接続するための機械都市への侵入劇。「ここが一番難しい」と語っている侵入劇を全て語りながらサクサクっとトラブルもなく見せてしまう。一番難しいところじゃないんかい。
まあ人間VS機械で機械のフィールドで戦うため人間側が超不利というのが緊張感のポイントでもあったが、機械側が味方に付くとほんと緊張感が薄れてしまうね。
その後のアクションもカンフーや銃撃戦よりも、ほぼ救世主能力の弾止めATフィールドばかりで面白みがない。ボットの墜落演出も、SFというよりゾンビ物だなという印象。求めていたものと違う感が半端ない。

あと過去作と今作の違いとして、マトリックス内に侵入した人間の表情がめちゃくちゃ豊になってるんだよね。ここは大きな違和感を感じるポイントかなと。過去作は基本的に能面だからこそ、ここぞというときに勘定が強く出るととても感情的に、印象深くなるんだよね。それが常に他の映画、通常の世界と変わらないので、感情的な奴はただの変な奴になってしまう。
その弊害が、モーフィアスかな。まあこのモーフィアスもキャラは良いんだけど・・・ちょっとウザいよねw

とまあ辛口批評をしてきましたが、後半はほぼCMで流れていたシーンばかりなものの見どころはきちんとあって決してつまらない映画でない。
あとは前半が楽しめれば5点は超えると思います。前半のメタシーンが楽しめなければ5点以下になるかな。
でもまあ過去作の出演者が元気そうにやってるのを見ると、ほっこりしましたね。出演したがっていたローレンスフィッシュバーン、なんで出してあげなかったんや・・・
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 7点(2022-01-11 08:54:55)(良:1票)
20.《ネタバレ》 評判悪い事を折込済で鑑賞しました。

まぁ、期待せず行ったことで
個人的にはそれなりに楽しめてしまったのですが
平日レイトショーとはいえ、お客さんが自分以外一人という
ほぼ貸切状態なのが地味に快適でした(笑)

で、よくよく考えると3作目がよくわからず終わったなぁって感じではありましたが
色々混乱した要因の一つが
ITとかでは一般的な単語が別の意味で使われてるせいだったりします。

マトリックスも網羅しているかどうかの表で使われますし
オラクルもDBを作ってる会社ですし
モーダルって同期表示されるダイアログで使いがちですし(背景をクリックできない)
バレットタイムとかマトリックスが有名にした撮影技法なのに
なんか違う事になってましたねぇ

結果的には過去三部作は実はゲームだけど
やっぱり仮想世界で電池代わりにされてるってことですので
ぜんぜん違う世界線のように鑑賞してました。

映像的にはやっぱり1作目が強烈すぎたので
そこを期待してしまいますが
今回バレットタイムすら使われなかったので

その辺りやっぱり物足りないです。

ただ、仮想世界で現実ではありえない描写だったり(終盤某ゾンビ映画ぽい流れとか)
高速移動の描写とかは個人的には結構好きだったりしましたし

なんやかんやで、やっぱり好きなんだなぁって思いました。
なんとなく評価は6.5ぐらいな気分ですが、
7にしました。

ちなみにPS5とかでやれるマトリックスの無料のゲームがリアルすぎるのでおすすめです。
シネマレビュー管理人さん [映画館(字幕)] 7点(2022-01-07 11:28:20)
19.《ネタバレ》 評判悪いですねぇ~(笑)。
「駄作」「失敗作」との巷の評価を気にしつつ鑑賞した本作、私は楽しく観る事が出来ました。

本題と逸れますが、キアヌ・リーヴスは無類のMotorcycleマニアとして有名です。
本作前半でキャリー・アン・モスが颯爽と乗り回しガレージでメンテナンスしているバイクは
「ARCH MOTORCYCLE」と言うキアヌ・リーヴスが手掛けたブランドのモデル。
数年前の鈴鹿8耐にてキアヌ本人と併せて実機を見る機会が有りました。
猛暑のサーキットで革ツナギを着込んで汗だくになりながらバイクに付いて熱く・楽しそうに語り、
自ら手掛けたバイクを操りながら楽しそうに来場者に手を振る彼の様子を見て、心の底からバイクが好きなんだなぁ...
と言う彼の人となりが良く判り、以前にも増して彼のファンになった事、
そして私自身もバイク乗りで有る事を誇りに思った事を思い出しました。
本作で自らのブランドを宣伝しちゃう所も、彼のあの時の様子を見るとそれは「商売有りき」では無く、
「どうだ、俺の作ったバイクってカッコいいだろ!?」と言っている様に思えて何とも微笑ましい感じがします。

本題に戻ります。
気が付けば前3部作から18年もの歳月が流れ、主役の二人もいい塩梅に年齢を重ねている模様。
本作での前3部作の位置付けが究極のセルフパロディとも言える設定でいわゆる「無かった事」にされているのが何とも痛快。
主要キャラが一部違う俳優になってしまったのは少々残念では有るものの、私的には違和感なく上手い具合に置き換えられていて思わず二ヤリ。
ご都合主義の設定はSFなんだし目くじら立てて批判するほどのものでは無いかと。

・これで次が有るのは興ざめ。本作でスッキリ終わる事に期待。
・新キャラの一人、アジア系のお姉ちゃんがどうしてもREBECCAのNOKKOに見えて仕方が無かった。
・日本に於ける本作の宣伝で「前3部作の1作目の正当な続編」と言うフレーズを見た気がするが、
 それを考えた宣伝担当者は恐らく本作を観ていない。「ふざけんな」と言いたい。
たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2022-01-06 17:25:49)
18.『マトリックス』。 それは「厨二病オタクの妄想も、斬新でスタイリッシュな映像に哲学的な雰囲気を纏わせることで、こんなにも我々を惹きつける映画になるのか!」と感じさせてくれた良い映画だった(リローデッドとレボリューションズはちょっと置いとく)。 そんな作品がどのように「復活」したのか? これは見届けない訳にはいかないじゃないか! ということで、観てきましたよ、ええ。 最大級の期待と共に! …?。 ム…?。 確かにコレ、『マトリックス』なんだけど…。 それ以上でも以下でもない…。 いや、あれから20年以上経った訳で…。 オタクの妄想はこんな焼き直しとかじゃなく、良い意味でもっとエスカレートしてなくちゃダメなんじゃないの? スタッフロール後の『キャトリックス』とかさぁ、そっちの方向じゃないってば。 期待値が高すぎたのなら申し訳ないが、今回は歳を重ねた主人公2人による同窓会での思い出話に延々付き合わされた感じしかしない、ちょっと残念な作品だった。
チャップリ君さん [映画館(字幕)] 5点(2022-01-06 09:25:04)
17.《ネタバレ》 実は評判が良くなかったのでスルー予定にしていたんだけど、正月の実家訪問の帰りに何か観に行こうとなって、呪術廻戦と天秤にかけて中国嫁に選ばせました。リローデッド、レボの事もあるし、過度な期待をせずに観たおかげもあって割と面白かった。斬新さ、中二病的かっこ良さや、意外性も無かったけどもまあアリかなと思います。

中国嫁の方はと言うと途中で寝てました。。。過去三部作を観ておくように言っていたんだけど、置いてけぼりを喰らってイマイチだったようです。過去作は一応観ておいた方が良いかと思いますが、本作は絶対観て欲しい!という事は全然ないので推して知るべし。

挿入曲としてホワイト・ラビット/ジェファーソン・エアプレインが使われていました、トレーラーでも使われてたやつね、何かそのままMTVに焼き直しされてそうなぐらい。この曲は僕の中では「プラトーン」のMTVサントラとのイメージ強すぎて何か複雑な気持ちでした。
歌詞の内容としてはプラトーンよりもネオの心情に合ってる気はします。僕が知らないだけでその他作品にも使われているんだと思いますけどね、僕が生まれる前の作品らしいですしヒット曲なのかどうかも知りませんw
ないとれいんさん [映画館(字幕)] 6点(2022-01-05 12:16:08)
16.《ネタバレ》 『マトリックス』って、設定や世界観は確かに斬新・秀逸だけども、その部分に関わる根本的なストーリーの方は率直にイマイチ(いやソレとて、実はごく精密につくり込まれてるのだろうケドも、残念ながら映画観ただけじゃまるで伝わらない or そもそも伝わるよーにつくってない)という作品だったかと思っていて、一方でソレをこれまた斬新でスタイリッシュ極まりない映像表現で纏め上げるコトで謎含みながらもオシャレで現代的な作品として成立させていた…というヤツかと思ってるのですね。その意味では、ほぼ同時代の『エヴァンゲリオン』とも通じるトコロが大いにあったかと思っていて、この2作品が最近になって(若干蛇足にも思われる様な)続編を次々に世に送り出してきた(=そしてその一方がある程度の称賛をもって迎えられた、けども、もう一方は…)という顛末自体が、ちょっと興味深い「偶然」として私の眼には映っていたのですよね。

ただ、私は正直『エヴァ』の新劇場版には全く興味が無い(だから全部ナンにも観てない)のですね。あの作品も、背景部分の根本的なストーリーの方は(少なくとも)一回観ただけではてんで伝わらないモノではあったかと(やはり)思うのですが、少なくとも主人公の「人間」としてのお話は(極めて単純でオーソドックスながらも)非常に綺麗にカタが付いていた…と思っているのです(=だから私の中ではアレは完全に「終わった」作品なのですね)。一方で『マトリックス』の方は実はそーでもないかな…と感じてるのが正直なトコロで、ソレは多分(『エヴァ』以上に)結構みんなそー思ってるのではないかな…とも思ったりするのですよね。特に、あの作品の「人類を支配する『機械』」という要素を現代社会批判にハメ込んで悦に入っていた様な人々てのは、結局機械と人類の争いに決着が付いた様にはどーにも見えない…という『レボリューションズ』の結末に嘗て大いに拍子抜けしたコトは間違いないと言えるでしょうし…てかね(ドコが『レボリューション』やねん!と)。

だから今作、極々なんとなく観に行ってしまったのですが、おそらくその私のモチベーションは「もう少しお話の方を嚙み砕いて説明してほしい+その上で少し先に進んでほしい」というトコロにあったのではないか…と思うのです(実は)。個人的な感覚として、昨今ちょっとまた「一周回った」とゆーか、特に娯楽作品についてはワリと分かり易い・シンプルな作品の方がトレンドになってきてる様な気がしてたりして、その意味でも…という感じでもあり(=ソレはまた昨今の映像技術のチョイ飛躍的な進歩によって、内容よりも映像で勝負する方が費用対効果が高い状況になりつつある…というコトかとも思ってますケド)。そして結論的にはその観点からすると、残念ながら今作についてはその部分の期待とゆーのは完全に裏切られた…としか言い様がないのですね。細かいトコロでチョコチョコと設定のアップデートや旧作の要素・登場キャラの再構築も見て取れるのですケド、全体としてはこれまた何を言いたいのかほぼ分からん代物になってもーてますし、特に人類と機械の関係性とゆーのは(件の「シンシエント」という新規要素の所為もあって)旧作以上に掴みドコロの無いモノに成り果ててる…とすら思います。

ただよくよく考えてみると、それこそ『マトリックス』てこーいうよく分からないお話だったジャン…とも思うのですね(前述どおり)。だから、ソコはソレを期待した私が「勘違い」だったのであって…とも思うのですよ。なので、本レビューについてはその部分は評価対象外として評点には反映させないコトにしました。従って、この点数になってしまった理由は単純に映像面の出来の方も至極微妙だった…というもう一つのごく残念な事情によるもの、というコトになりますです。なんつーか、別に映像として決してクオリティがそこまで低いワケではない…とも思うのですが、惜しむらくまるで「斬新」ではないのですよね。特にアクション(中でもカンフー)は、旧作の独特な「異世界」「仮想現実」感とゆーのがまるで感じられない「フツーのモノ」に見えてしまったのが非常に口惜しかったです(逆にリアルな生々しさが感じ取れたり、そもそも例のソレが『マトリックス』風という意味で既に陳腐化しつつある…という影響力の高さ故なのかとも思うのですケドね)。

正直、ワザワザ観に行った価値はあまり感じられませんでしたし、続編があっても映画館では観ないかな…と(まあ、無さそうではありますが)。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 5点(2021-12-30 13:24:34)
15.《ネタバレ》 約1年4ヶ月ぶり2度目観賞。18年ぶりのシリーズ第4弾。すっかりおっさんとおばさんになったネオとトリニティ。仰向けになれるイスに横たわってアチラの世界へゴー。何者かに支配された仮想世界アイオで、トリちゃんを救うべく激しく戦うオイラ。独特の世界観を表現するのは良いんだけど、視聴者にもよく分かるようにしないとね。これはイカンぞ。駄作。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 5点(2021-12-26 02:05:55)
14.つまらなかったです。期待外れです。
それでもネットを見回すと割と褒めている人が多い印象ですね。
大多数の人があげている褒ポイントには大体同意は出来るのですがそれでも個人的にはこの点数です。
映画として、マトリックスとして、致命的につまらない作品だと思います。
マトリックスの新作だ!!と興奮出来たのは冒頭10~15分ぐらいでした。
南雲しのぶさん [映画館(字幕)] 4点(2021-12-24 23:48:59)
13.《ネタバレ》 完全にネタバレありありで。

先に評価は、最低7点。
お前ら厳しめなので8点付ける。

内容としては完全に「マトリックス3後」です。
ほぼ前情報なしで見たのでどう説明されているかですが、
「マトリックス1後の世界」ではなく、
「マトリックス3後から20年くらい経った世界」です。

一番残念な点は最初から出てくる青髪女が最後まで出てくる、
というより出番的にアンダーソン君の次に出てきます。
その上で、ラストのトリニティー救出シーン
(マトリックス内)では他モブ含め必要ないです。

次に残念な点はモーフィアスのキャラ。
前と違う人物なのは仕方ないにしても
最初の登場時がスミスとして出るのでちょっと理解しかねる。
また、いわゆる「ザイオン」(今回はアイオ)に戻ったあとは
人間ではない、端的に言ってロボットみたいなキャラとされ、
ネオ覚醒以降はほとんど登場シーンがなくなります。

邪魔シーンは、マトリックスの頃からザイオンシーンが
嫌いでしたが、今回もアイオ、特にババアのシーン要りません。

また、シーンで言うなら特に最初のほうのアクションシーンで
やたらスローモーションが用いられるのが気に入りません。
後半のモブ戦も要りません。
また、日本の電車内の映像は謎のジャパネスクはいいとして
小学生や中高生が全員布マスクをしてるのが気になります。
まるで「日本ではマスクが当たり前」みたいな書き方はやめましょう。
「マトリックス世界中でコロナ的なものが流行っている」か、
日本人もマスクをしない、かのどちらかにしないと白けます。

有線電話が少なくなったからか、今回の移動は鏡のようですが、
なんのドラマもなく、なんの必然性も感じられません。

また、エンディング曲がカバーになってるのも萎えた。
全然乗らない。
オリジナルこそ正義であり、そこにリザレクションは要らない。

はい、悪口はそこまでだ。
ここから良い点。

ネオとトリニティーは死にました。
だがなぜネオとトリニティーが生きているのか、
それが前半の謎です。

それと、最初からずっと引っ張っていた
「ネオは飛べるのか」というところ。

また、半分グダグダレベルですが、
最後のほうスミスが共闘するのもいいですね。

まぁ、一番のグダグダは、
管理者でもなさそうなセラピストが
時を止める、もしくは超高速に移動する能力をなぜ見つけたか
というところではありますが、
セラピストを今回のラスボスに据えたのは良かったと思います。

ここからの続編はあったとしても、
最強が二人になった状態でマトリックス世界と
戦うってのが、これ以上蛇足にしかならない感じがするので
やるとしてもこの話でやめておくのがいいレベルでしょうね。
興行的にもとても続編が見込めるレベルじゃないでしょうし。

てなわけで、上記の通り、7点を甘々にして8点です。
異論は認めます。
そもそもマトリックス自体を受け入れない人もたくさんいましたしね。
まぁ強いて言うと自分が女になったからって女要素がうるさいな、
というのが今回の話のなんかアレ、ですね。
トリニティーが強くなるのはいいとして
青髪とかジェネラルババアが前に出てくるのは邪魔。

っと、続けると悪口オンパレードになりそうだから止める。
にんじんさん [映画館(字幕)] 8点(2021-12-23 22:16:50)
12.《ネタバレ》  ただの焼き直しだったり一作目に比べて極端に精彩を欠いてたりとかしてたらヤだなぁっていう不安と、新しいマトリックスの物語が見られるっていう期待と。見終っての感想としては、前者と後者の印象が4:6くらいの割合だったので6点ね。
 前者についてはきっと作ってる側もかなり意識したのよね、3部作をメタ化する事で作ってる側の心情の吐露とかホンネとか言い訳とかにも思わせて楽しませてくれたし、後者は結局なんだったのよ?ふざけてんの?って状態だった『レボリューション』を仕切り直してネオとトリニティの更なる物語を見せてくれたし。

 ただ、いくら言い訳しても茶化しても精彩の欠きっぷりは如何ともし難いわ。映像表現と美術と音楽、明らかにレベルダウンしてるわ。一作目の独特なフィルムノワール感は失われて最近のCGいっぱい使ってます系映画の中に埋もれてしまうようなフツーなカンジになって。アクションも一作目こそが元祖で以降多くの作品で真似されたけれど、本家ですらそこに及ばなくて残念ね。
 クライマックスなんてラナ監督ってばゾンビ映画やりたかったのねぇ、って。大したデキでもなかった『新感染半島 ファイナル・ステージ』のクライマックスの再現したかったのかしら?みたいな(カーチェイスとゾンビね)。
 モーフィアスはメタ発言ばっかりで軽過ぎだし、スミスは妙に人間臭くなって喋り過ぎだし。
 そうね、この映画、デキの悪いアニメみたいに設定をセリフで説明しまくりだわ。それだけ説明しなければならないほど、『レボリューション』で世界をややこしい事にしちゃってたっていうのもあるんでしょうけれど、仕切り直しに時間かけ過ぎね。押井守のウザいトコまで真似しなくていいのよ?

 でも一作目の映像表現の最大の見せ場だったバレットタイムをキーワードに時間を操られたサスペンスシーンは見ていて面白かったし、女性艦長の活躍やトリニティの覚醒等、ラナ監督の変遷を感じられて良かったわ。ネオとトリニティの関係はちょっと某古典SFを思わせたりもしたけれど。

 何かと不満はあるけれど、でも『リローデッド』以降そーんなには褒められたモンでもなかった気もするので、これもまあそんなモンよ、ってところ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2021-12-21 20:39:15)
11.《ネタバレ》 楽しみました!
やはりマトリックスはマトリックスでした!

伝説的な作品ですし、
18年待てばそりゃ期待が大きくなりますよ。
モーフィアス、スミスも役者が変わっているのはやはり悲しかったし、
皆さんが言うような、求めてたのはコレジャナイ感も正直わかります。

だがしかし!
たとえ期待を超えなかったとしても、
新しいマトリックスを見られる喜びや、
現代のスクリーンにネオが映る感動があるのは確かです。
ストーリーや映像技術ももちろん大切ですが、
何よりも、またマトリックスを映画館で体感できたことが嬉しい!
そう思わせてくれる稀有な作品です。

紆余曲折経て、続編を企画し作ってくれたことは、
めちゃくちゃありがたいなと思います。
この楽しみを与えてくれたスタッフ・キャストの皆さんに、
本当にありがとうと言いたい!
ゆにおさん [映画館(字幕)] 8点(2021-12-20 17:15:00)(良:1票)
10.前3作品まとめて見てからの視聴。
期待し過ぎないようにしていたつもりですが、残念感が上回りました。
キアヌ・リーブスとキャリー=アン・モスを外せなかった気持ちは分かりますが、中途半端に役者を入れ替えるなら、総入れ替えして欲しかったと思います。次回作あるのかな。
めたもんさん [映画館(字幕)] 5点(2021-12-20 00:22:37)
9.《ネタバレ》 マトリックス 1作目を何十回も見ているということもあり、
1作目を彷彿とさせるシーンの数々は皆さんの感想とは逆でかなり好印象でした。
が、同時にいつまで1作目にすがっているのかという印象も受けますね。

アクションに関しては1作目のような感動はなく・・・
正直、良いところはスミスとの戦闘シーン くらいでしたかねー・・・
覚醒した能力(見えないバリア的なやつ)を多用しすぎてイマイチでした
個人的にボットは余計でしたね 使うにしてもプログラムなんですからもっと論理的に使ってほしいところです。
大群戦・カーチェイスは好きじゃないのも伴って、さらに減点

結局二人が揃ったらなんでそんなに強いのか という謎はわからないままでしたが
そこが揺るがないのは良かったです。機械が二人を復活させた理由や過去の記憶を精神の病気にしている点も
大きな矛盾もなく、よく考えられた設定だと感じました。

序盤の流用や会議シーン 辺りは無駄に長くマイナス点ですねー
ラストは嫌いじゃないです
メメント66さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-19 21:20:31)
8.う~ん,微妙な出来です.
「マトリックス」は,あっと驚く映像技術が売りだったはずでしたが,何処かで観たようなシーンの連続でした.
この内容だったら,モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)もスミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)も出演させてあげてよ・・・
もしくは,キャスト総入れ替えしてほしかった.
あきぴー@武蔵国さん [映画館(字幕)] 4点(2021-12-19 17:53:48)
7.《ネタバレ》 1作目の続編という触れ込みでしたがしっかりと三部作の続編です。
マトリックスといえばストーリーで見せる、というよりは最先端の映像技術とスタイリッシュアクションが売りの作品、そう考えると本作は、非常に微妙、アクションも同様のものが氾濫している昨今においては、もはやこちらがパk、オマージュしてるのでは?というものになってしまっているのが悲しい所。
続編としてみても、全三部作を観ていること前提なので、1本の作品として非常に微妙な出来で、正直コレガ「マトリックスの続編じゃい!」と言われても、「そんなバカな(笑)」という印象です。
ですが、個人的には、学校の友達みんなして弾丸避けやカンフーの真似をしていたいわゆるド直球世代なので、同窓会映画としては「懐かしいな~」という妙な安心感があったり、ワーナーの名前を出して「望まない続編を無理やり作らされる気持ち」を皮肉っていたりと、そういう部分ではとても単染めたのも事実。
まどろっこしいですyが、1作目にあった「本当にこれは現実かどうか?」という演出や、冒頭がそのまんま1作目のシークエンスなので、そうしたところでもなつかしさが感じられました。
カンフーについても、以前はいまいちだなと思っていた部分はあったのですが、今回は「ジョン・ウィック」などの肉体アクション映画を撮ってきているせいか、以前よりも「ダメージがありそう」な殺陣が多かったように感じます。
大絶賛、とまではいきませんが、こういう続編もありなのか、という意味で、楽しい作品でした。
クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 6点(2021-12-19 14:45:49)
6.《ネタバレ》 ウォシャウスキー兄弟て性転換しているのね、監督の子供かと思えば兄弟のラリー・ウォシャウスキーがラナになり作ったのか。
アクションは派手なだけで斬新さキメがなく襲われるから対応している印象、退屈。ネオは覚醒イマイチだしトリニティの方が即キレキレの100%以上の動き。
脚本上復活となると初期マトリックスからの繰り返しとなる前任者ネオの、思い切って新しいマトリックス作れば良かったのに。まんまとタイトルとキアヌに釣られて観ましたが。主演となる二人の復活だけど歳考えるとラブもアクションもキツイ。頑張りは褒めるけど。エージェントスミス、キャラ変もその他大勢に埋もれる形容。3部作復習必要。
bonbaiさん [映画館(字幕)] 5点(2021-12-19 02:36:04)
5.《ネタバレ》 見る前からイヤな予感がバリバリしてたが、見始めて30分で既に後悔している自分がいた。しょせん単なるリブートだろうと思ってたが、リブート以下の出来。旧作の映像を流用しまくり劣化再生してるだけ。キアヌとキャリーの2人だけがご満悦の表情で出られても困るよ、見てる方は。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 3点(2021-12-18 18:05:34)
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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 5.00点
000.00%
112.27%
200.00%
3818.18%
4818.18%
51329.55%
6511.36%
749.09%
8511.36%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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