16.《ネタバレ》 オリジナル作品ははじめて映画館で見た洋画という個人的な思い入れもあったこの作品だけど、勝手にオリジナル版の「続編」(前作の事件があった後の世界を舞台にしている)だと思っていたので、前作の話はなかったものとしての1からのリブートだったことにちょっと戸惑った。4人の主要キャラはどれも個人的には好感度高いけど(個人的にはエリンが面白かった。ホルツマンは期待しすぎた)、それぞれの絡み合いが今ひとつ楽しくないのが残念。あと、前作キャストのカメオ出演もリブート作品としてはペースが乱れるだけで、あまり意味がなかったような。マシュマロマンの中途半端な登場やら、変にオリジナルを意識させるのに、話自体は関係ないというのは、なんというかちょっとしたストレスだった。最新技術で再現されたゴーストが、完全に現代風CGではなく、かつての「SFX風味」を残していたのはプラス。ただ、そのせいもあって新味はなく、オリジナルなファンにとっても、新しい観客にとっても、総じて「誰得?」な状態だったのが本当に残念。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2017-01-04 23:45:39) (良:2票) |
15.《ネタバレ》 ごちゃごちゃ感強し。登場人物のキャラが立っていない。ストーリー展開に不自然さがある。エンディングとそのBGMがうざい。 ※黒人女、でかい・・・ |
14.1作目の80年代の雰囲気がそのままでとっても良かった。主人公が全員女性になったが、揃いも揃ってお下品でグッド! そして周りを固める名優たちも良いです。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-12-22 23:55:18) |
13.よく出来てはいるけど、可もなく不可もなく。 ドラマ性は極力排除してドタバタやっているだけで、イイ意味で観た後何も残らない。 何も考えずに楽しめるよう意図的にやっているのであろう。 【ガブ:ポッシブル】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-12-21 19:43:45) |
12.《ネタバレ》 大変に気持ち良く見られた映画で。 女性が「女性らしい役割」を求められていない映画であり、だから(観客を含めた)男のために着飾ったキャラもいなければ、優雅さ優美さを求めてもおらず、カッコいいも面白いもお下品も、性差のボーダーを取り払った表現になっていて。 一方で徹底的に男を無能でダメな存在としておちょくっておりますが(旧作のメイン役者達ですらも!)、さんざん「そういう役割」を求められ続けた者の復讐の映画としての気持ち良さがあって。クリヘムはアレですね、昔の映画やドラマで向井真理子さんが吹替えを担当していたタイプのキャラの男版。その徹底した姿勢は旧作のビル・マーレーの役に対する贖罪というか価値観の変化の表明のようにも思えます。 これは単なる変種ではなく時代の要求であると思うのですよ。 旧作のリメイクとして様々な引用をしつつ、今の技術によっていっぱい(それこそ画面からハミ出すほどの)ゴーストを出して、その進化を楽しめるのもポイントでした。美術やVFXなんか旧作の色彩にちゃんと則ってましたしね。リチャード・エドランド風味。 あと、吹替え版と字幕版、両方見ましたが、吹替え版も悪くありません。メイン2人は喋れる芸人ですし、それをプロの声優が固めてる感じで。静ちゃんと鬼奴はアレですがちょいとしか出てきませんし。 今から32年前の3G対決のうち、期せずして『ゴジラ』と『ゴーストバスターズ』が再び対決する事になった訳ですが(『グレムリン』はどうした)、『ゴジラ』は実のところ32年前のアレとさして印象は変わらず、それに比べて『ゴーストバスターズ』はかなり成長したように感じるのは、単に当時期待してた旧作にガッカリしたせいで元々ハードルが低かったから、だけではないと思うんですよね。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 9点(2016-09-13 21:49:35) |
11.《ネタバレ》 IMAX3Dにて鑑賞しました。久しぶりに観た3Dは新鮮で、最初のゴーストのブシャー攻撃には思わず、体をのけぞってしまいまして、あんなに真っ向から飛び出してくるなんて、うれしーです。捕獲ビームも画面からはみ出し、飛んでる幽霊も画面からはみ出し、前の客席の間に消えていくように見えたりして、はみ出してるなーってテンションが上がります。ただ、正直、ドラマ部分は僕にはダメでした。4人の女性キャラはいい味していていいんですけど、彼女たちが繰り出すユルユルコミカルドラマを観てると、なぜか、頭がボーッとしだして、瞼が閉じそうになって、やばい、やばい、ゴースト早く出てきてくれーって感じになっちゃいまして、ドラマ→しんどくなってくる→ゴーストが出てテンションがあがるの繰り返しでした。ストーリーの大まかな流れが旧作と同じで、旧作を何度も観た身としては展開自体に飽きちゃったってのもあるかもしれません。後半なんて、早く街が大参事になってくれーってそればっか祈っちゃって。もちろん、最後の大参事は楽しかったです。ゴーストがわんさか飛び回り、3Dではみ出して、飛び出し、客席の上を飛び回り、こっちにむかって飛んで来たり、ゴースト達のドタバタ感を旧作以上に堪能できました。亜空間のシーンなんて、自分もほんまに飲み込まれた浮遊感で、不思議な気分。ちなみに、エンドクレジットも3Dでゴーストが飛んだり、おバカなマッチョキャラがクレジットを横にずらしたりして、楽しませてくれました。クレジット後にもドラマありです。そんな感じで、僕的には退屈半分面白さ半分の映画でしたが、恐らく、女性はドラマ部分も楽しめるじゃないかと、そんな気がします。 【なにわ君】さん [映画館(字幕)] 5点(2016-09-08 23:12:04) (良:1票) |
10.オリジナル作のキャストを無理やり出演させたりして、無駄な役を作らなければ、普通に楽しい映画だと思います。幽霊退治を始めるきっかけだとか、物事に対する理由や原因がしっかりしていて、ストーリーに無理がありません。笑えるはずの場面で笑えなかったりだとか、コメディにつきものの英語がわからなくて損をするタイプの映画であります。それでも、物語に工夫があり、次の展開が気になる映画でした。オリジナル作が好きな人には、不満が残るかもしれませんね。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-08-30 19:53:30) |
9.《ネタバレ》 オリジナルを見たのは子供の頃、本作を見るためにDVDで復習してからの視聴です。男女逆転か、どうなることやら…と思っていたのですが、意外に良かった。確かに「科学者だけどオカルト好き」という相反した要素を持つのは男性より女性のほうがしっくりくる感じ。個人的に一番のお気に入りはマッド・サイエンティストのホルツマン。他のレビュワーさんが「BTTFのドクを女性にした感じ」とおっしゃっていましたが、まさにソレ!ブッ飛んだ性格なのにかなり有能なところがものすごく好み。エリンは「イケメン好き」という設定があるのにあまり意味がない。アビーは存在感バッチリなのに中途半端。唯一科学者でないパティのほうが、エリンやアビーより役に立っている状態。イケメンマッチョおバカな男性秘書ケヴィンは出演シーンのカットが非常に惜しい。トレイラーにあった「そうだ!この武器を使ってゴーストの捕獲をする仕事をしよう!」「あの…私たち今それをやってるんですけど」のシーンがなかった。勿体無い。このメインキャラ陣の良さを出すには2時間だと難しいのかも。是非ともテレビドラマにして欲しいところ。 ・せっかくのカメオ出演であるアニー・ポッツが芸人さんの吹き替えで台無しに。他のカメオ出演者はオリジナル版の声優なのに。 藤田淑子さんへの出演交渉がダメだったとしても似た声質の方にして欲しかった。(-1点) ・ラストはやはり、NY市民に囲まれての「ゴーストバスターズ!!」コールにして欲しかった。(-1点) ・上にも書きましたが、キャラ設定はいいのに生かしきれていなかったと思う。(-1点) 宣伝では「リケジョ」をやたら推してましたが、内容はそこまでリケジョではなく、オリジナル作品に描かれている程度の科学。 キーパーソンのローワンがムロツヨシさんに見えて個人的ツボにはまっていましたが、それを抜いてものんびり見れてオマージュにくすっと笑える安牌コメディだと思います。 【なな9】さん [映画館(吹替)] 7点(2016-08-29 20:39:45) (良:2票) |
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8.《ネタバレ》 えーと、どこから書きますかね。まず吹き替えはひどいです。いわゆるタレント棒読み吹き替えに加えて、吹き替え脚本もひどいです。なぜか日本の時事ネタが出てくる。気が付いただけで2ヶ所も。それも面白いならともかく滑りまくっています。字幕は観ていないので分かりませんが、吹き替えは観てはいけません。 それはそれとして映画としての出来ですが、なんとも中途半端です。タメが無く平坦なストーリーだからなのか、高揚感がまるでありません。ゴーストバスターズと言えばあのテーマ曲と、満を持して登場するときの、あのキタキタキタ-といった高揚感なくして語れないでしょう(ちょっと記憶美化が入ってます)。随所に旧作へのオマージュがあって、しかも旧作の俳優まで友情出演しているのに、肝心なところを置き忘れてきてしまったようです。エンドクレジットの後を見ると続編がありそうな感じですが、どうでしょうね。作られたとしても、今のままでは苦しいかも。もう少しカッコいいヒロインにしてあげてください。 追記:映画全体の感想は3点で変わらないですが、思い返してみてホルツマン補正で+1点することにしました。 【EOS】さん [映画館(吹替)] 4点(2016-08-29 12:27:49) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 リメイクは難しい。リメイクするということは、オリジナルが大ヒットしていてなおかつ、話題をさらうため人々にオリジナルの記憶があるうちに作らなければならないからだ。そうでなきゃリメイクだとは言わずにタイトルを変えてしれっと公開するはず。だから、オリジナルの思い出があるが故に大抵のリメイク作品はオリジナルを見たときの衝撃や感激を越えさせることができないのだ。そのため最近は設定を変えて完全なリメイクとせずに公開することが流行っているようだ。このゴーストバスターズもそうで、ゴーストバスターズのメンバーが男性から女性に変更されている。オリジナルのメンバーも個性的な面々だったが今作の女性陣もそれを上回る個性の持ち主ばかりだ。それを見ているだけで楽しい。また、ストーリーがテンポ良く進むのもいい。頭を空っぽにして何も考えずに気楽に見れる映画として良くできている。オリジナルのメンバーもチョイ役で出演するが、私はダン・エイクロイドを見つけることができなかった(ラスボスのゴーストの顔がそうだと思っていた)。惜しむらくは、あのテーマソングが流れる時間が意外と少ないということ。レイ・パーカーJr.のオリジナルも2016バージョンももっと流して欲しかった。あと、エンド・クレジットは面白い試みだけど長すぎ! 【MASS】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-08-24 22:50:51) (良:1票) |
★6.《ネタバレ》 かわいいおばちゃん達のど下ネタラッシュは嫌いじゃありませんでしたが、終始同じ感じ(テンション)なのでくだらなさが勝ってしまった印象に。クスッと笑えたのが数カ所くらい。もう少しマイルドにして欲しかったですね。旧バスターズは完全に無かったものとしてリブートされていますが、ファンとしては困った時に手を差し伸べる先輩バスターズなんて見られたら最高でしたけど。1作目と言う事でスケールが小さく、ゴーストもそんなに活躍しません。 イゴンが出てこない!と思ったら亡くなられていたんですね。ご冥福をお祈り致します。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 5点(2016-08-21 10:44:09) |
5.《ネタバレ》 清々しいくらいの「女尊男卑」映画で、学部長だか市長だかを始め、まとも(?)な男性はほとんど登場しない。 クライマックスで、あわや三人のメンバーが押しつぶされそうなところでクリステン・ウィグの登場によって勢ぞろいとなるのだが、 彼女は単なる遅刻でしかない訳だから、そこには再結束のケレンというものがない。 普通は事前にメンバー間の確執だとかを配置しておくのが定石なのだけれど。 メリッサ・マッカーシーとの過去のわだかまりもいま一つ判然としないので、ラストの救出もエモーショナルな起伏に欠けてしまう。 というわけで、ドラマの抑揚のつけ方がまるで拙いのである。 政治的に配慮されたキャスティングバランスと、先端のVFXでありながら陳腐なバカ騒ぎ。それだけでは戦略的に厳しいのは当然である。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2016-08-21 07:16:18) |
4.良くも悪くもゴーストバスターズ。それ以上でもそれ以下でもない。ゴーストが街に現れてそれを退治する。ほんとうにただそれだけ。2016版ということの真新しさはなにもない。主人公たちが女性に変わり、映像がちょっと進化しただけ。3Dで観たけど、そんなにブッたまげるほどのこともない。ゴーストアトラクションって宣伝文句に期待した私がバカでした。(笑) ただなんと言いましょうか、へんに冒険していないぶん、安心感はあります。安心して楽しめます。寅さん映画の安心感みたいな。それだけですから本来なら5点が妥当かな~、とも思いましたが、やっぱりゴーストバスターズ好きなんで、贔屓目で6点にしました。 続編もし作るなら、今度は全く違うゴーストバスターズを見せて欲しいな。 |
3.《ネタバレ》 単純で面白かった。前半からテンポよく進んでいたが後半になるにつれて話がでかくなりすぎな気がした。ライブ会場のゴーストぐらいが丁度よかった。4人のメンバーは各々いい味を出していた。 【ぷるとっぷ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-08-20 23:12:08) |
2.《ネタバレ》 OPのオルドリッジ邸で現れるゴーストからいつものテーマ曲が流れる辺りは良い感じなものの、ほんの触りだけであっという間にフェードアウト。「え~、あの曲をそんな使い方?」と思っているとその後は面白みも魅力もないキャラたちが続々と出て大騒ぎしてグダグダ話を繰り返すばかり。ボケだらけの出来の悪い身内コントを延々と見せられてるだけな感じでテンポも悪く、編集も雑すぎるので会話がここまで面白くないと全く楽しめないですね。女性に一新してどうのこうの言われてましたがそれ以前の問題。おバカキャラでヘムズ・クリスワースが唯一の男として受付役で出てるけど、可愛げのあるおバカとは次元の違う馬鹿っぷりで笑えないし可哀想だった。エンドロールでずーっとダンスシーンが流れてたけど本編用をカットしたんだろうな。アレも本編で流れてたらさらに酷かった気がする。こういうギャグ主体の作品は作り手のセンスが問われるだけに大失敗だなとしか思えませんでしたね。訳の問題もあるのかもしれないけど本国でも大コケだしね(「けったいな」はあのお方へのリスペクトかと思って笑ったけど)。予告編は良く出来ているし、オリジナルのプロットを踏襲しつつ映画好き向きな小ネタを織り込み、アイテムのギミックやゴーストの映像なんか良く出来てるのにもったいなかったな。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 3点(2016-08-20 18:42:38) |
1.《ネタバレ》 祝・復活!単純に楽しめる映画です(笑) ご存知「ゴーストバスターズ」がリブートされて帰って来た。 ただ、かなり早い時期に海外での低評価を聞いていたので不安でしたが、笑い所も多いし、テンポもよく案外楽しめました。 当然、1984年の旧作と比較して見てしまうのですが、ゴーストバスターズ達の性別を女性にしたことが良く、観ているうちに段々と〝似て非なるもの〟として受け入れられるようになりました。女性ゴーストバスターズ達の会話は下ネタギャグも多い(配給側の配慮なのか字幕ではソフトな表現にされている)。ドタバタの多さは海外テレビのよくしゃべるホームコメディの豪華版といった様相。旧チームのトボケタ味わいとは正反対。 ただ、その個性が〝嫌味にならない程度な派手さ〟で白けないところ。 ゴーストバスターズはこうでなくちゃダメ!という先入観さえ無ければ、十分楽しめる。 シリーズ化されたら各キャラにも愛着がわきそう…とも思える。特に、見た目がパンクな科学者兼エンジニアのジリアン・ホルツマンは言動が理解不能で 笑、いい味を出している。私見ですが、BTTFのドク・ブラウンを美人にしたらこんな感じだろうかと思いながら見ました。 ストーリー展開は旧作をほぼトレースしているため、物語的に新鮮味は正直ありませんが、ビジュアルは今風にリフレッシュされて派手にスケールアップ。マーベルではマイティ・ソー役クリス・ヘムズワースの馬鹿っぷりも微笑ましい。旧キャストのサプライズ出演もあり、エンドロールのラストメッセージには思わず…涙。旧作への愛も十分感じる映画でした。 旧ゴーストバスタースを〝サイエンティスツ・ミーツ・ゴースト・イン・NY〟と呼ぶとすれば、本作は〝アンチゴーストウイメン・ストライクス・バック・NY〟とでも呼ぶべきか。 私は、素直に「今度のゴーストバスターズも面白いじゃん!」と言いたい。少なくともゴーストバスターズ2よりは・・・ 【墨石亜乱】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-08-19 19:37:19) (良:1票) |