6.《ネタバレ》 冒頭でいきなり本題の「振り向き事件」をずばりと出して、返す刀で回想カットバック。と思っていたら、そこからさらに二重回想。で、進むごとにいろいろ時系列もいじっていたりして、単調さを避けようとしたのは分かるのですが、この作品ではあまり成功してないかな・・・。結局、話の軸がきちんと確立されていないので、ぶれたらぶれるだけになっているのです。それに、意味ありげに出てくる女子水泳選手とか金髪の2人組とかは何だったんだろう?●あと、単にひたすら走るだけでなく、そのためのトレーニングの詳細や戦術面についても、きちんとふれてほしいところでした。●などと文句も言いつつも、とにかく制作者の主人公ミルカを讃える姿勢は最初から最後まで一直線に貫かれており、その情熱は過剰なほど伝わってくるので、低い点はつけられない。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-01-25 01:36:11) |
5.冒頭を含め、レースのシーンは緊張感があっていい。 全体的には起伏があるような無いような、ということから多少長く感じることもある。 【simple】さん [地上波(字幕)] 6点(2019-12-07 12:41:32) |
4.印度映画好きなんですが・・・オリンピックのゴールで振り返ってしまう出だしにもそそられましたが・・・伝記に歌とダンスを入れてくるサービス精神も良かったですが・・・ちょっと期待値高過ぎてしまったかな? 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-22 18:00:40) |
★3.脈絡なくミュージカル風に踊りだすという典型的インド映画には 苦笑いしちゃうタチですが、この映画は一応まともな流れの中で踊るし 頻度も非常に低いので、普通に見られました。 内容的には、引き込まれるような展開はあまり無かったように思います。映画だけに 話・演出を盛ってるんだろうなと感じられちゃうところも、マイナスかなあと。 上記のミュージカル風ではあっても、その違和感をブッ飛ばす程のインパクトのあるインド映画の存在も知っているので、比較すると 西洋映画に寄っちゃって アクの強さが消えてしまい、非インド人鑑賞者にとって「観やすいけど、驚きはない」という結果になってしまったという印象でした。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-15 14:58:17) |
2.《ネタバレ》 アタマに花ヴィラを乗っけたインド人400mランナー、その名は…「ミルカ」。牛乳呑んでなぜか腕立て伏せオイッチ・ニッ、「ハリキリ・ミルカ」。ほたえてぶつかったお相手に思わず一目惚れ、「トキメキ・ミルカ」。豪州の合宿先でセンセーの孫娘としょっぱい恋、「オノロケ・ミルカ」。それが元でメルボルン五輪で大惨敗して自分のバカ面にビンタ、「ご自虐・ミルカ」。これじゃいかんと荒野で血へど吐くほど猛特訓、「ストイック・ミルカ」。それでも過去のトラウマに捉われて大事なローマ五輪ゴール目前でやっちまった、「アッチムイテホイ・ミルカ」。最後は厄国パキスタンで会心の走り、背中に羽生えたよう、「空翔ぶ・ミルカ」。何を成すにも喜怒哀楽フル稼働。キョーレツな個性を放ち少々アツ苦しくて濃ゆいけれど、愛すべきキャラ。安っぽさやテンポ、表現法に難あるものの長尺に関わらず退屈しなかった。ミルカを讃えるテーマ曲も宜しい。良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-04-12 21:49:27) |
1.《ネタバレ》 走ることに懸ける、主人公の強い思いが、スクリーンから感じられました。政治的な出来事に翻弄されてきた人生から、抜け出すがごとく一直線に走り去っていく。そんな映画です。レースシーンの臨場感はたまりません。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-02-13 23:59:33) |