★5. 国際規模に拡大された『赤ひげ』って感じ。インドから見れば「いい気なもんだ」ってなとこもありましょうが、「逃げ出すか、傍観するか、飛び込むか」という「とにかく行動せよ」いう姿勢、「そのことが悪いはずはない」という確信の強さ、には一目置きます。そういった信念が歴史上多くの悲惨も生んでいるんだけど、歴史を動かしてもいるわけで、たとえ人の職を奪うようなことになっても正義を貫く、根本的に悪に立ち向かおうとする、という一途さをヨシとするのが、西洋の原理なんでしょう。青臭い青年と二人で分担させたっていうのも手ですな。でもやっぱときどき小声で「いい気なもんだ」とは思っちゃうんですが、こちらもアジア人なもので。マックス君の心の傷がちょっと弱いんじゃないか。説明が少女を死なせたってだけでは。だから施療院手伝わないとこなんか、ただのダダッコに見えちゃう。ま実際そうなのか。人力車は「リキシャ」って言うんだよね。馬のようにいななけ、なんて言うの。モリコーネの音楽、ラストに合唱が入るのは『ミッション』のタッチ。こういう弱者が圧制者に立ち上がるって話に弱いもんで、点は甘くなる。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-31 09:44:36) |
4.インド映画は熱量が半端じゃなくて、この映画でもインド熱にあてられて倒れそうになった。いかにも西欧的に自己の内面に悩む主人公も、圧倒的なインド人の生のパワーに押し流された格好。娘に美しいサリーを買ってやるためにチンピラ相手に血を流す父親。愚かだけど泣けてくる。良い台詞も多かった。「地面に這いつくばっていると、立てなくなるぞ」 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-12-12 00:22:12) |
3.インドの街、人々の暮らしが観ていてキツイ。あのお父さん感動させるし。現実感があって結構良かった。 【★ピカリン★】さん 7点(2004-06-07 23:42:01) |
2.結構感動しました。 【ボバン】さん 8点(2003-12-05 00:12:52) |
1.インド・アメリカ合作映画。パトリック・スウェイジが大好きで見たけど、中途半端に終わってしまった。過去の失敗からメスをにぎれなくなったパリック・スウェイジが、インドに来て立ち直ってゆくまでを描いた話だと思うが、心情の変化がイマイチ伝わってこなかった。立ち直るきっかけも曖昧なままで、応援したり、感情移入したりできず、もったいないなーって思った。パトリック・スウェイジの魅力が上手く引き出されて無いように感じた。 【もちもちば】さん 5点(2003-11-04 12:52:23) |