360.このなさけないジョニーは最高ですね! イカボット・クレーンって名前も変、へっぴり腰がたまりません。 クリスティーナ・リッチもこの頃はけっして細くなかったおみ足をドレスで隠してるとお人形さんみたいなカトリーナ。 4人の長老たちも何気に豪華、エキセントリックな役はウォ~ケンにおまかせ! でも首なし死体の切断面をリアルに見せてくれなくてもいいのに! (血まみれ死体より腐敗しかかったホトケの方がイヤ) 19世紀の作家ワシントン・アーヴィングが伝説を元に書いた、「リップ・ヴァン・ウィンクル」とともに知られる短編を膨らませるべく加えられたミステリー要素はやや機能不全、最後は映画らしい結末に。 コミカルな雰囲気の中でもイカボットの悪夢の中で母が入れられた鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)から鮮血が怒涛のごとく溢れるシーンや、恐ろしげな口をもつ魔の樹、幽玄なる「まどろみの窪」の沈んだ空気がティム・バートンらしきダークネス。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-12 00:55:02) |
359.最後綺麗にまとまるしまずまず。オカルトなのは予想外だった。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-24 00:15:11) |
358.《ネタバレ》 ティム・バートン作品の中でも屈指のグロさ、心ゆくまで堪能させていただきました。科学と理性を信望するデップが幽霊騎士と死闘を繰り広げるわけですが、観終わって100分程度の上映時間とは思えない密度の高い展開でした。でもその分謎解き部分が駆け足で、オランダ名前の村人たちは誰が誰やら良く判らん。まあオカルト・アクションとして楽しむのが正解でしょうね。それにしても、C・ウォーケンさん劇中台詞一言もなし、ただ『ウガァー』とうなるだけ、まるでフランケンシュタインの怪物みたいでご苦労様でした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-23 21:31:51) |
357.《ネタバレ》 映画の序盤は、期待させるものがあったと思う。科学的捜査を通じて真実を追究しようとする警官と、拷問まがいの尋問で容疑者に自白させることを重視する市の上層部。ホロウ村へ行けば、こんどは幽霊などの非科学的なものに犯罪の原因を求めようとする村の長老たち。 これはどうやら、「良心的で先駆的な捜査官が、事件の真相を明らかにして頑迷な爺さんたちに一泡吹かせる話かな!」と期待しますわな。 全然ちがった。オカルトだった。 首無し騎士を操ってたのは一応生身の人間だったとしても、話自体が非現実的なことに変わりはない。結局、最初から幽霊の仕業だと思ってた長老たちが正しかったわけだ。あれじゃ科学捜査の全面的敗北じゃんよ。 いや別に、オカルトやファンタジーを全面否定しているわけじゃない。今さら「ハリーポッターなんぞいないよ」つっても何の意味もない。だがファンタジーはファンタジーの中で完結してりゃいいのよ。現実的・科学的なものと対立してファンタジーが勝った、なんて要素は無い方がいいと思うね俺は。 ティム・バートンの作る画面は基本的に好き。おどろおどろしいが、どこか上品。 だがこの映画については、気持ちの悪い映像が多すぎた。そこもあまり好きじゃない点。 ジョニー・デップはどうも大根役者に見えて仕方がないなあ。 【佐吉】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-08 13:26:12) |
356.特殊メイク界の大御所ケビン・イエーガーがなぜか脚本を担当し、「セブン」のアンドリュー・ケビン・ウォーカーがさらに手を加えたという極めつけの脚本だけあって、この映画の残酷ぶりはすさまじいものがあります。拷問で断末魔の母親と目が合うイカボッド少年(直後、大量の血を浴びるという徹底ぶり)、ご丁寧にも妊婦のおなかの胎児にまで剣を突き立てるホースマン、枝を折り、表皮をはがすと血を流す「死人の木」を掘っていくとゴロっと現れる生首、ホースマンに体を真っ二つに引き裂かれるキャスパー・ヴァン・ディーン等々、枚挙に暇がありません。この凶悪な脚本を得たことで、性根が残酷なティム・バートンの演出が水を得た魚のように冴え渡ります。残酷描写を包み隠さずバンバン見せてくるのです。残酷絵巻を明るい色調でやって顰蹙を買った「マーズ・アタック」の反省もあってか、本作は残銀処理により色調を抑え、芸術的なルックスにすることで残酷シーンに対する観客の抵抗感を軽減しています。一流スタッフを動員して残酷描写を芸術的に見せるのはスピルバーグのお家芸ですが、本作においては「トゥモロー・ワールド」も担当した撮影監督のエマニュエル・ルベッキ、及び美術監督のリック・ハインリックスがバートンの共犯者でしょう。とにかく本作のルックスは美しく、世界中でバートンにしか作れない映像をたっぷりと堪能できます。しかしここぞという時は真っ赤な血の飛び散る地獄絵図。無名スタッフが低予算で作るのが相場の残酷映画を、メジャー監督が潤沢な資金と優秀なスタッフを率いて作るとどんなことになるかという興味深い見本市となっています。また、剣と斧の二刀流で暴れ回るホースマンの殺陣のかっこよさにも(相手にとどめを刺す際の一瞬の決めポーズは最高)、良い意味で子供っぽいバートン演出の良さが出ています。首なし状態よりも首のある時の方が怖いクリストファー・ウォーケンの怪演もあり(オスカー俳優なのにセリフなし!)、ホースマンはキャラ立ちした素晴らしい悪役となっています。ただし本作で残念なのは、ビジュアルに集中しすぎたためか、謎解きやロマンス部分がまったく面白くないことです。村の秘密や陰謀などは大して難しい話でもないのになぜか頭に入って来ず、「で、今は誰の話をしてるんだっけ?」と何度も話を見失いそうになります。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-07 21:17:10) |
355.好き。ティムバートンのつくる世界観にクリスティーナ・リッチの妖艶な雰囲気はぴったりだし、ジョニー・デップともほんとに相性がいい。それだけでいいですこの映画は。好みです。でも正直5点(笑) 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-01 23:15:58) |
354.いろいろな要素を詰め込みすぎて全てが中途半端になってしまっている。ファンタジーもティム・バートンも苦手なので自分には合わないだろうとは思っていたけど。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-04-27 19:57:13) |
353.クリスティーナ・リッチを堪能できただけで満足です。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-04-22 01:34:05) |
352.ファンタジーに妙なミステリー要素を組み込んだ感じ。作ってる側もたぶんポイントがわかってないから話も盛り上がらない。最後に無理矢理アクションと謎解きを詰め込んでもなんだかなあと思う。 【とと】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-04 20:27:04) |
351.ジョニー・デップの映画は「チャーリーとチョコレート工場」「シザーハンズ」「カリビアン・パイレーツ」しか見ていなかったので、ようやく素顔が見れました(笑)。いや、評判どおり男前ですね。なんだけど、この映画ではほんとにヘタレぶりが冴えてます。ヒロインのクリスティーナ・リッチもすごくかわいいし、作品に合ってる。この頃まだ十代かな?首なし騎士というのは元々古い都市伝説だそうですが、雰囲気満点で楽しめました。首なし騎士を演じているウォーケンは本当に達者です(首があるほうがコワイ)。彼と少女2人との邂逅シーンがなんかきれいで印象的。って結局音出されて殺されちゃうんだけど。基本はファンタジーホラーなのに生きた犯人、というか亡霊の黒幕?がいるというミステリー要素を入れたことには賛否両論あるようですが、この美しい邂逅シーンが伏線となってたので、ほう、と感心しました。樹に飲まれる最後も迫力あり。 【あっかっか】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-01-13 13:58:29) |
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350.B級な雰囲気漂いまくりな映画です。でも単純に楽しめます!ジョニーデップがかわいいし、映像が奇麗です。 【まりんこ】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-12-13 23:22:15) |
349.怖いというより美しさの方が際立っていますね。ダークカラーでもティム・バートンからはファンタジーを感じます。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-19 07:27:50) |
348.全体がダークな色調に統一されていて、雰囲気でてました。ただのホラー作品とは違うところは主人公の臆病さでしょう(笑)。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-24 00:37:13) |
347.ジョニーデップはいいんだけど、ストーリーが面白くないね。クビの「切り口」見せるのもチトやりすぎかと。 |
★346.《ネタバレ》 この作品は雰囲気が物凄く良い。 ティムバートン作品の中でも、かなりゴシック色が強い作品であり、とても好きな作品だ。 彼の監督作品の中では一番雰囲気が良いと、個人的に思っている。
ストーリーは後半がダレるが、雰囲気が良いために何度も観てしまう。
全体のくすんだ色合いがとても奇麗だ(冒頭の景色など)。 人の肌がとても白くて、それがとても奇麗。 全てがくたびれて退廃的で、村の人たちが何かに怯えている不安な感じがとても良い。 館の入り口に入ろうとしたとき、男女二人がベタベタしていて、それが影になってよく見えないのがカッコいい。あの場面はなんか異様な雰囲気だった。 「影絵」とか、そういう幻想的でメルヘンチックなオブジェがまた、とても良い雰囲気をだしている。 イカボッドクレーンの見る夢はとても怪しくて不気味であり、 教会の奥にある拷問室はとても怖い(「教会の奥の拷問室」っていうシチュエーションが好き)。 (拷問室は潜在的に怖いと感じるが、しかしどこかエロティックでゾクゾクする) この監督は「かかし」とか好きなんですね。僕も好きです。
生前の、騎士の形相や雄叫びが凄く人間離れしていて、それがとてもカッコ良い。 騎士の剣のこなし方、振り回し方もとても見事だ。
クリスティーナリッチの美貌と豊かな胸が物語を盛り上げる。
※一箇所だけ「心臓に悪い」場面があり、心臓の弱い方は注意です!
僕は潜在的にこういう風景に憧れるので、何度観てもその雰囲気を楽しむことのできる作品です。 「首無し騎士」とか、枯れた大木とか、カッコ良過ぎるよぉ~! こういう雰囲気が好きじゃない人にも、まあ、良く作られている作品だと思うので一回観る分にはそれなりに楽しんでいただけるかもしれない。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:34:55) |
【フッと猿死体】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-09 09:43:34) |
344.《ネタバレ》 DVD発売の頃、バートン大好きの友人に借りて観た。 なかなか巧みなミステリーながら、初見の感想は「あの風車小屋のアクションは何の意味があったんだ…」。今回観直して、単に33年版『フランケン・シュタイ (詳細はブログにて) 【エスねこ】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-02-20 01:03:12) |
343.《ネタバレ》 今日スィーニー・トッドを観に行って、「そういえば、スリーピー・ホロウ、点数つけてなかったわ」と思いだしました。首がごろごろ転がっているところなど、よく似ていたからでしょうか。(この映画のコメントになっていませんね。スミマセン)怖いんだか、おかしいんだかよくわからないところが、とってもティム・バートンでした。 |
342.《ネタバレ》 全く情報無しで見たんで、主人公がジョニー・デップであることさえしばらくしてから気づいたと言う駄目な鑑賞ップリだったんですが、私は結構面白かったです★ ファンタジーだったり、ホラーだったり、ミステリーだったり、ラブロマンスだったり似てるようで微妙に違う空気で少しずつ進んでいくストーリーに飽きずに楽しめました。 首無し騎士がためらうことなくガン②首を狩っていくので怖いというよりは逆にあまりのさっぱりさにギャグなんじゃないかと途中で錯覚しそうになりました。 イカボッドのへたれっぷりもツボだったし、最後のベタ②なラストもバッドエンド嫌いな私は良かったです。 【ハリ。】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-19 17:03:19) |
341.バートンのゴシック趣味がいかんなく発揮された作品。まるで金田一シリーズのような猟奇ミステリーでありながら、本物の首なし騎士を絡めてくるあたりが面白い(そこが賛否の分かれ目なんだろうけど)。全編セット撮影ということで、美術さん頑張りました。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-30 06:09:28) |