5.《ネタバレ》 駅前シリーズは初視聴です、森繁久弥といえば、社長シリーズが好きで、こちらも人気シリーズ物ということでテンポの良いコメディを期待していたのですが、そういったたぐいの者ではなく、コメディ感は弱くホームドラマ的な感じかな、嫌みの無い無難な映画に仕上がってます。しかし、ヒットシリーズと言われるとそうかなと考えてしまいます。 【min】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-10-10 23:09:47) |
★4.大型シリーズとして有名な『駅前シリーズ』の記念すべき第一作ということで、さぞかし面白いのだろう、と期待してからの鑑賞。 ハードルが高かったとかではなく、単純に面白くなかった。 なんというか、自分の好きな喜劇のリズムに合ってない。 しかも、ギャグもそのほとんどが、今の私の感覚からすればスベっていて、笑いたくても笑えないのだ。 エネルギッシュな流れで進行し、終始ハイテンションなのは良いのだが、ある程度メリハリをつけてくれないと、息切れしてしまう。 それでも爆笑できるシーンがいくつもあれば大丈夫なのだが、そんな爆笑シーンも見当たらず。
『駅前シリーズ』は大型で有名な喜劇シリーズだけに、ずっと前からこの第一作『駅前旅館』から観ようと心に決めていた。 そしてようやく今回レンタルに至り、鑑賞したのだが、正直とても残念な内容だった。 この一作目で感触が良ければ、あわよくば『駅前シリーズ』を全て観てやろう!くらいの気概があったんだが・・・ 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-08-02 02:20:10) |
3.駅前シリーズってどれか一本でも見たことあると思っていたけど、よく考えたら一つも見たことないことに気がついて第一作であるこの映画を見た。この一作目は井伏鱒二の小説を映画化した作品で文芸色が強いのかと思っていたが、全体的にかるーくゆるーい感じの喜劇映画で、森繁久弥、フランキー堺、伴淳三郎ら出ている俳優たちの演技、とくに喜劇俳優としての森繁久弥の魅力が全開で楽しめたし、この時点ではシリーズ化を考えてなかったのかもしれないけど、社長シリーズとの作風の違いもはっきりしていてその辺りも面白かった。しかし、純粋に一本の映画として見た場合、何か物足りなさを感じずにはいれない。豊田四郎監督といえばこの前年の「雪国」が傑作だったのだが、この映画はなんか雑な印象が強くてちょっと残念だ。でも久しぶりに森川信が見れたのは嬉しい。森繁久弥が番頭をやっている旅館の主人役なのだが、森繁久弥や奥さん役の草笛光子とのやりとりなど、どことなく「男はつらいよ」シリーズのおいちゃんを見ているようでもあり、それでいておいちゃんとはまた違った雰囲気もあり、とても良かった。森繁久弥もそうだがあらためてこの森川信も最高の喜劇役者の一人だと思う。やっぱり大好きな俳優の一人だ。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-18 18:53:34) |
2.「長寿シリーズ記念すべき第一作なのにこの程度かあ・・・」っていうのが偽らざる気持ちです。実は映画通の作家小林信彦氏があるエッセイで、このシリーズ末期の作品群を酷評されてるのを読んだ事があるんです。でもまあ「寅さん」しかり、この手の量産シリーズものって最後の方は勢いがなくなってつまらなくなるっていうのは常套だから、これは第一作って事でさぞ面白いかろうって期待してたんです。う~ん・・・なんだか思ってたのと違いましたね、これは残念ながら。日本が誇る三大喜劇役者森繁、フランキー、伴淳氏が丁々発止と火花を散らしあれこれ策を練って、駅前観光客一手集客を狙うっていうドタバタコメディーかと思いきや、展開がやけにのんびりしてるというか、間延びしてるといおうか、正直観ててかったるい。同じバカバカしさを味わうのなら、同時期製作日活の小林旭「渡り鳥」シリーズのが自分は断然好みです。「家政婦は見た!」のコンビ、市原悦子(女学生のおさげ髪!)&野村昭子の若かりし頃が見られるのが一興か。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-12-21 12:59:39) |
1.森繁久彌にフランキー堺、伴淳三郎に淡島千景、その他日本映画の良かった時代の本物の映画俳優達が画面の中で動き回る。一人、一人を見ているだけでも楽しいのだが、何か物足りない。なんでだろう?三木のり平の姿がいない。観られなかったのが不満であり、残念!そんな中で、森川信の寅さんシリーズでのおいちゃんとは一味、違った演技が観れたのは嬉しい。内容的にはかなり雑であり、滅茶苦茶であるけど、嫌いではないし、それなりに楽しむことは出来た。どうやらこの作品が「駅前シリーズ」最初の作品らしいけど、他のも観て、見比べて見たいと思う。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-06-25 20:59:34) |