1.《ネタバレ》 つまらなくはないんだけど、やってることは『青い春』と変わらない。
沖縄の自然をうつすことと、中村達也(ヒットマン役で出てる上に音楽にも携わっているようでだ)のドラムをドカドカ鳴らすことに執心しすぎて内容がそっちのけな気が…。意味ありげなメッセージは、独白で長々と語らせているため、全然頭に入ってこない。
クライマックスでの不意をついた発砲シーンは「おっ!?」と思ったのに、そのすぐ後、ダサダサなスロモーションの銃撃戦になってしまって台無し。何か色々もったいぶってカッコつけてる割には垢抜けないというか…。
印象に残ったのは、松田龍平が藤原竜也に「クサイ芝居嫌いなんだよ」って言い放つシーンかな。
確かに藤原君の舞台風演技は大げさすぎて苦手だけど、本作では、そんなことなかったです。
宗教をネタにドンパチやるバイオレンスを期待すると失敗します。
短さは○。