34.題材が茶道で雰囲気もストーリーも落ち着いていて地味。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 5点(2024-06-26 11:01:59) |
33.扱う題材からいって、これみよがしとかにわかっぽくならないようにまず気をつけると思うんだけど まずこの作品名から嫌な予感して、オープニングのタイトルバックのタイミングで確信した。 映画もセンスなんじゃないの。 【michell】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-04-30 03:50:29) |
32.《ネタバレ》 終始落ちついた雰囲気で、茶道が好きな人ならきっと共感できるところがたくさんあると思う。 日本の茶道ってまず形から入る、頭でなく身体で覚えていくという過程が描かれるのは良い。 樹木希林先生はもちろん、和風美人の黒木華も適任。 が、多部未華子は後半ほとんど登場しないので、ファンはガッカリするだろう。 ストーリーも主人公の成長物語と思いきや、淡々と終わっていくので物足りない。 父親のエピソードはいらないんじゃないかと。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-04-29 18:07:42) |
31.普通に生きようとしてもいろいろある・・。 加えて、災害・疫病・不景気。普通に生きるのは難しいものですね。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-07-02 20:49:38) |
30.茶道の奥の深さに圧倒されます。素敵ですが敷居が高くてガサツな私には手が出ません。ただ、ガタガタゴチャゴチャ理屈こね回してマウント取り合い吠えたててヘンな湿疹が出てしまう身も心もカサカサに荒れた時にこそ、「考えずに感じる」ひとときを過ごすのが有効だと思わされた樹木希林さんの姿でした。この国が持つ潤いにも考えが及んだ秀作です。 |
29.《ネタバレ》 映画の作りとしては、典子による一人称ナレーションとか、「音」(の良さ) に対する徹底したこだわりが印象的ですが、そこはお年寄りの方でも観やすいことを最優先したのかな、と。 本作の面白いところは、茶道を通して日本の古風な文化や様式を称賛しつつも、色々と堅苦しい作法や決まり事が多くて疲れるね、、そういうアンチテーゼの意味合いも含んでいること。そして、武田先生は茶道の先生という立場でありながら、そこを理解しているように思えます。実に難しい役どころですね、樹木希林さんをおいて他にいなかったのでは? 彼女 (のキャラ) のおかげで、そこは角が立たたないように笑いを交えた絶妙なさじ加減になっているし。 「道」の件。日本で公開された1957年と典子の年齢 (1993年に20歳くらい) が合いません。あの映画は、1983年頃に日本国内で一度再上映されたのでしょうか? 実はあまり考えることなく、茶道のお話だから、「道」、本当はそれだけなんでしょうけど。 【タケノコ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-25 12:25:37) |
28.《ネタバレ》 取り立てて特徴の無い(と自分で思っている)女子大生が母親のふとした一言からお茶を習い始めるというお話。序盤は茶道に慣れていない若い女性がお茶に対して面白みを感じたり難しさや苛立ちを覚えたりの繰り返し。その繰り返しの中で形にはなっていない何かを感じるようになっていきます。 二十四節気を表しながら、劇中の時間も刻一刻と刻まれていくのが印象的。季節の移り変わりとともに人の時間や環境の移り変わりも同じように進んでいきます。 「立春が一年で一番寒い日なのは、昔の人がもう春はすぐそこだと厳しい冬を乗り越えようとしていたから」 という言葉も心に残る。人間の環境も、季節のように必ず春が訪れてくれればいいのですが、現実はなかなかそうはいかないよね、とも思いながら複雑な気持ちで鑑賞。さらに、 「人生で起きることはいつも突然。昔も今も。心の準備なんかできない。」 これも刺さる。分かってるつもりではいるんですが、当然のように毎日が訪れること、周囲の人がいてくれることが当たり前じゃ無いって気付くのはいつも突然。分かっているはずが、それを大事にできていない自分にも気付かされます。 今はコロナということもあり、余計に最後のメッセージが刺さりますね。お茶会で茶室に大人数で詰めて座ったり、毎年変わらない日々を過ごせることがたまらなく大切に思います。 『日日是好日』 この言葉を作った人もコロナ禍の今のような「日日」は想像してなかったでしょうね、、、 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-04-29 17:09:27) |
27.お茶・・・とても面倒くさそーですが確かに安らぎます。 傷心を克服するには居場所のような「道」が必要なんでしょうね。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-02-04 23:22:44) |
26.画面内でやろうとしていることについて、そのまま一人称ナレーションで「解説」がついて回っているのであるが、この脚本家兼監督は、役者やスタッフをよほど信用していないのだろうか。そのような環境下で仕事をさせられる方が可哀想だ。●主人公についても、周辺の人たちについても、背景もなければ変化もないので、「ただそこにいるだけ」なのです。つまり、茶道のシーンを撮った時点で、制作側の力が尽きてしまっています。●それから、最後の部分を除いても、作中で15年くらいは時間が経過しているはずなんだけど、それが何も表現されていないのは、逆に意図的なんでしょうか?それに何か意味があるの? 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2021-01-07 01:01:23) |
25.特にこれといったドラマがあるわけでもなく、ただひたすら茶道のつまんない作法を見続けるだけの作品。 でも、不思議と心が安らぐ。 つまんない作品を見てると苦痛で、早く終われと思うことが多いけど、この作品にそんな嫌悪感は抱かなかった。 24年後に見返してみたら、この作品の良さに気付くことが出来るのかも知れない。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 5点(2020-12-04 14:25:32) |
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24.《ネタバレ》 ただただ淡々と進んでゆくだけなのに、なぜか引き込まれるように見入ってしまった。暮らしがどんどん豊かになり、様々な情報が行き交う現代社会。同じ日々の生活を憂い、新しい刺激を求めたがる。それはそれでいいのかもしれないけれど、長い人生、日々の暮らし、大方の人たちは同じことの繰り返しかもしれないけれど、それが出来ることのありがたさをこの映画は、お茶を通して語りかけてくれる。なんだかとっても、ホッとできる映画でした。 黒木華ちゃんの七変化がとにかく素晴らしい。お茶を習い始めの頃のなんだか野暮ったい感じの女性が、段々と凛とした女性へと変貌していく様はお見事としか言いようがない。てか華ちゃんてめっちゃいい女優さんだったのね。ごめんなさい。今頃気がついて。 樹木希林先生がコーヒー入れてるシーンが、何気にホッコリできて好きでした。 ちょっと見方を変えてみると、樹木希林さんと黒木華ちゃんの、女優対決として捉えてみるのも一興かも。 |
23.《ネタバレ》 わびさびみたいな空気感を映像にするのって難しい。 この映画はそれに挑戦しようとして玉砕したように思う。 演出がチンケで伝わり様がない。 やはりこういう感覚は見るのではなく体験し感じるものだろうと思う。 親父の死はフラグがデカすぎて逆に大丈夫じゃないかと思ったらマジで死んでしもた。 自伝を元にしてるとのことなのでこんなもんかもしれないけど 映画として観るなら駄作かな。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 3点(2020-10-04 02:20:30) |
★22.《ネタバレ》 あざとさと押し付けがましさが目につく。 多部未華子を目当てに見た場合、出番が少なく、完全に騙される。 見る前は茶道に興味が無かったが、見た後は嫌いになった。
同じように感じる毎日を、一期一会の気持ちで過ごしましょう。 そんなメッセージを受け止めた。
黒木華は日本映画界には欠くことのできない女優さんだ。 内面や佇まいから発せられるオーラがとても個性的かつ魅力的だ。
ちなみにフェリーニなら『道』より『崖』の方が断然おすすめ。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-10-03 00:51:55) |
21.劇的な展開は起きず、それすら台詞だけで済ませる。映画のほとんどを茶道を通して登場人物の機敏な心情を代弁するストイックな演出が却って効果的だ。ゆったりとした流れの中でどこか緊張感があり、凛とした美しさが漂う、日本でしかできない繊細な表現を久々に見た。若々しい娘から精神的に成熟していく黒木華は好演だが、場の空気を一気に自分のものにする樹木希林の自然体溢れる存在感が圧倒的。 【Cinecdocke】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-09-25 22:10:29) (良:1票) |
20.女子(向け?)、の映画だが、好感が持てる。 幸福と思える多くの人生は似ているが、そうでない時はそれぞれ違う。そういうことだ、でも後から分かるだけ。生きている時は精一杯なだけ。 【simple】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-09-21 20:55:29) |
19.就職難や男の裏切りや親の死といった、傍から見ればありきたりではあるが当人にとっては重大な「苦難」を、茶道を極めていく事で乗り越えて成長していくというロスジェネ世代の女性の物語なんだが、基本的には映像・音声中心の「頭で考えてはいけない」感じる作品になっているので、こうやって「どういう意味があるのか」を解釈して文章化する事を拒否する作品なのかもしれない。ただし、心情表現は独白形式になっているので、逆に説明臭いというアンバランスを感じるのだが、この辺は脚本化に失敗したのだろうか。 ちなみに原作はかなり有名なようであるが恥ずかしながら未読なので、映画の『道』は茶「道」にかけているのかどうかはわからないのだが、茶「道」の方は「伝統」を表すので「意味」は全く異なる。女の生きる<道>とでも考えれば両者を媒介可能なのかもしれないが、それにしてもここまで男不在な作品というのも違和感がある。 尚、調べてみると原作者は1956年生まれのようで映画の設定よりも15年程度上であり、これを映画化するに伴いロスジェネ世代に置き換えた事によるズレが色々と生じているように思える。従兄弟の商社就職も実際には雇用機会均等法前の話だろうし、地元に帰って医者と見合い結婚して寿退社というというのもいつの時代の話だよとツッコミたくなる。そもそも少女時代に映画の『道』を劇場鑑賞したという設定に違和感があるのだが、家族で名画座に行ったという事なんだろうか。ロスジェネ世代ではありえない設定ではあるが。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 4点(2020-09-21 17:24:47) (良:1票) |
18.茶道ってよく分からなかったので、そういった意味でも勉強になりました。なんの盛り上がりもない映画の中での樹木希林の存在感。本当にすごい女優さんだったなと改めて認識しました。頭で考えない、ただ「形」にはめ込む繰り返しの先に突然、超えていく瞬間が訪れる。うーん、自分に言われているような気がしました。 【木村一号】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-07-05 17:34:44) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 毎週土曜はキリンせんせのお茶教室でひとときを過ごすアタシ。実話に基づいたドラマ。せっかちなアタシにはお茶の世界はちょっと窮屈で難しい。だけどキリンせんせの茶室に入ると、世知辛い世の中から解き放たれ、美しい自然のせせらぎを耳にして何だか心洗わるるアタシ。魂の浄化効果やな。40を過ぎたオバサンになったアタシ、黒木華の髪形が一番似合ってるよな。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-05-22 22:13:51) |
16.「茶道教室VTR」この一言に尽きる。 高尚すぎて私には良さがわかりませんでした。 良かったのは「映像」と「音」の芸術性だけ。 映画としてのストーリーはおそろしくスローテンポ。 話はぶつ切りで断片的、脈絡ない、抑揚ないし、メリハリもない。 ここまで話の密度が薄いのはさすがに厳しいものがある。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2020-05-10 21:33:24) |
15.主人公の典子のことが理解できなかった。仕事人間だからかな? まぁ、そんな仕事してないですけどねw 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2020-04-19 21:20:57) |