9.《ネタバレ》 でたでた!!男装で!(好きな人・あこがれの人に近づくために)アイドルに!このベタなお話なんか日本の少女漫画で散々見たけど、やっぱおもしろい~。 アニタ・ユンがかわいい。しかも男の子(公開当時はこんなかわいい男の子いるわけないけどとおもってたけど、最近は女の子顔負けの男子いるなあ)に見えないけど見えるような・・・。不思議な魅力があります。 ストーリーも笑わせたりしみじみさせたり展開が早くて、そしていつ女ってばれるのかはらはらさせられます。 しかしこれもお約束で、なんで男がこんなに気になるのか・・・じつは女の子だったから(はあと)あーゲイじゃなくてよかったって、話としてはまとまってるけど、ゲイの人が見たらムッとするかもね…。なんてことは公開当時考えず、素直に笑って楽しみました。20年もたってみたら、振られるカリーナ・ラウに同情…。別にやな女でもなく特に悪い点もなく、主人公の恋のライバルってだけなんですが、要は飽きちゃったから振られるんだよね・・・。涙。 【ぺーこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-07-20 17:36:48) |
★8.《ネタバレ》 徐々に忘れられつつある作品だけど、好きな人は好きな作品だけあって、素晴らしいラブストーリーだった。
ゲイを毛嫌いするサム(レスリー・チャン)が、ウィン(アニタ・ユン)のことを男と信じきっている。 だが、同居しているうちにやがて惹かれていく。 自分はゲイなんかでは決してないのに、男に惹かれてしまうレスリー・チャンの悩み。 燃える恋心とは別に、「男だから」と一歩ひいてしまう切ない心の迷いを描いた設定が秀逸である。
俳優であるレスリー・チャン自身が、ゲイであったことは周知の事実だが、その点を踏まえると、そのレスリー・チャンがこの様な複雑で難しい役柄を難なく演じきったことには合点がいく。 その、直接映画とは関係のない、俳優としてのレスリー・チャンを意識して観てみると、更に味わい深さも増してくる。
結果としては、悩みきった末に、「男でも女でもいいから、君を愛してる」と告白するレスリー・チャン。 これはとても解釈が難しくて、性別とは関係なく「人間として」君を愛してる、ということだから、平たく解釈してしまうと、まるで「友達として」みたいな気持ちなのではないかと思ってしまうが、そこには明確に「愛」というものが生まれており、やはり、同性愛的なものを肯定している気がする。
だけど、同性愛とは文字通り同性を愛することであって、「男でも女でもいいから愛してる」とは、また異なるわけで、よくよく考えていくと、やっぱりとても解釈の難しい作品だと思う。
「相手が男だから」という先入観を超えて、男と思い込んでいる相手に対して、はたして恋心のようなものが生まれるのだろうか? とても興味深いテーマだった。
あの時代の香港ファッションのダサさが出ていて、今観ると決してファッショナブルなラブストーリーには感じない。 しかし、それはうわべだけの問題であって、時代を超えて感動できるラブストーリーの傑作であることは間違いない。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-11-03 08:52:49) |
7.《ネタバレ》 ラブコメはそんなに好きではなかったが、評価が高いので観てみた。これは良かった。何よりアニタ・ユンの魅力がたまらない。ボーイッシュだけど、誰よりも女の子らしい。ドタバタも彼女がやると楽しさがこっちに伝わってくる。本当にいい女性なんだろうな、と思ってしまう。ローズも悪くないけど、どこにでもいそうな女性。この続編も、この監督の作品も一通り観てみたくなった。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-02-18 21:28:41) |
6.《ネタバレ》 話の筋、設定としてのベタベタさ、いくらでも作ろうと思えば作れるような話であるが、そのベタベタした展開も気にならない。むしろ微笑ましく思えるぐらいサム、ウィン、ローズの三人が良い。ローズというナイスバディを持ち、女の色気ムンムンの女としての魅力を持つ女を彼女に持ちながらもある日、出会った別の女、ウィンのこれまたローズとは対照的に女であることを隠し、男とてし、ゲイであるということを見せる別の女に次第に惹かれていくサム、この三人の人芸関係の気持ちの揺れを上手く描いていて感心させられる。トイレのくだり、最初に男達がトイレで用を足している時に便器の前に裸の女性のポスターが貼られているのを見て、何だか覗かれているようでちょっとドキドキしました。ドキドキしたと言えばアニタ・ユンのウィンがいつ女であることがバレるのか?結局は自分の方から私は女であるということをばらすのだけど、その後のアニタ・ユンともう一人、カリーナ・ラウ(ローズ)の二人の取る行動に女としての強さと弱さが見られて男としてはレスリー・チャンのアホ!て言いたくもなる。この映画、ストーリーよりも所々で出てくるドラえもんやセサミ・ストリートの人形とか、この監督さん、日本が好きなのかもしれないと思う場面が見られるのが嬉しい。レスリー・チャンとアニタ・ユンの二人のエレベーター内でのやりとり、最初の閉じ込められた中での二人の早口言葉をしながらの運動とラストの二人の後に最後に画面に流れる打ち上げ花火は二人の幸せ、その後の二人を祝っているようだ! 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-08-22 21:56:09) |
5.アニタ・ユン最高!。おもしろかったです。ただ、レスリー・チャンのピアノのシーン、苦悩する表情が後の実際の悲劇を匂わせて胸が痛いです。ご冥福を。 【代打、八木!!】さん 9点(2004-03-16 10:17:57) |
4.コメディで観客を取り込んでおいて、ロマンチックなラブストーリーに持っていくという王道恋愛映画。三角関係というのもオーソドックス。主人公が性別を偽っているという点がやや斬新なくらいだろうか。見てみると意外と面白くて笑わせてくれるし、後半のラブストーリーも感動できる。たぶん女性ならこういうの大好きで素直に楽しめるんだろうなと思いつつ、ちょっと引っ掛かる部分もある。僕の偏見なのかも知れないけど、ゲイを差別的に扱うことで、ゲイで無くて良かったという対比に繋げるのはどうなんだろう???まあ、面白いのは確かだから、これでいいのかなぁ。 【もとや】さん 7点(2004-03-10 13:49:36) |
3.《ネタバレ》 学生当時に映画雑誌を見て、この映画の存在は知っていた。アニタ・ユンの名前も知っていた。 とてもボーイッシュでカワイイ子だなあ、と思った。でも、レスリーの名前は知らなかった・・・。 今にして思えば、何故その時点で「この映画を見てみよう」と思わなかったのか、悔やまれてならない。そうすれば、もっと早くレスリーを知り、ファンになって、生のレスリーを見る事ができたかもしれないのに・・。過ぎてしまったことと思っても、そう感じずにはいられない。 本当にこの映画は、レスリーとアニタ・ユンの息がピッタリで、とても素晴らしくて、楽しい映画だ。レスリー(役名:サム)がアニタ・ユン(役名:ウィン)に、ピアノで「追」を弾き語りしているシーンは、特に私が好きなシーンの一つだ。 他のレスリーの作品ももちろんだけれど、この作品も「レスリー、とても素敵な作品だよ」と、天国にいる彼に伝えたい・・・。 【まるこ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-02-18 13:58:12) |
2.香港映画なら「花様年華」や「欲望の翼」の雰囲気が好きなので、私には今ひとつ合わなかったみたいです(涙)でも、アニタ・ユンの美形の男の子役がとても自然ですごいと思いました。カリーナ・ラウも綺麗です。美人ですね~ 【きょうか】さん 6点(2003-12-01 16:42:25) |
1.男装した女の子に恋をしてしまうというシチュエーションもベタだし、ありがちなストーリーなのに何故こんなに面白いのだろう。う~ん、まず演出が巧い。観る者を惹きつける絶妙な語り口の巧さがある。言うなれば観客の心を楽しませるコツをつかんでいるのだ。そしてなにより、アニタ・ユン、レスリー・チャン、カリーナ・ラウという夢の三大スターがそれぞれ役になりきって観客を大いに楽しませてくれたことだろう。これはほんと新鮮な明るさと笑いのいっぱい詰まった極上のラブ・コメディです。必見! 【きのすけ】さん 8点(2003-10-24 01:24:24) |