★5.《ネタバレ》 ラスト、一人でブラブラ歩いている浅丘ルリ子を渡哲也が見つける場面。 さすがに偶然が過ぎるだろ!と言いたい。 もう少しどうにかならなかったのかな?
マニラなんかに行きたくないのは分かるけど、好きな男を警察に通報する女の気持ちは分からない。 ベッドの上で恥をかかされたお返し? いや、やっぱり分からない。
最初から最後までノンストップのストーリーで飽きずに見ることができた。 ヤンチャな渡哲也、浅丘ルリ子の綺麗な髪とスタイルが印象深い。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-04-21 00:35:21) |
4.渡哲也は華がなくて演技もヘタで、主役はかなり厳しいな。ルリ子が色っぽくて中々よいのと、昔の神戸の町並みが見られるのが貴重ではあるけど。 |
3.どこかで一度、見てるぞ!何かの映画にそっくりであると思ったら雰囲気から何まで「勝手にしやがれ」に似ている。渡哲也と浅丘ルリ子の会話、一人勝手にしゃべりまくる渡哲也に対してほとんど表情を変えない浅丘ルリ子、やたらかっこつけて、キザな台詞きり言う渡哲也の五郎、日活映画的な要素とフランス映画、ゴタールの映画的な要素とがちりばめられ、音楽の使い方、映像的にも日本映画でありながら違う国の映画を観ているような感覚さえ起こさせる。派手なアクションシーンはそれほどないのでそういうものを求める人にはつまらないと感じてしまうかもしれない作品ではあるが、雰囲気を楽しみたい人にとってはこの映画の醸し出す雰囲気が良い感じで見られる映画にはなっていると思います。 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-09-18 09:37:56) |
2.「最後の日活映画スター」渡哲也の作暦上、ベストの一本であるだけでなく日活アクション映画至上最高の一本ではないかとも思う。「やりたい事が出来ずにもんもんとしている自由人」を非常に軽妙な雰囲気で演じておりある意味「勝手にしやがれ」のベルモンドの域も超えてしまっているのではないか(ちなみにベルモンドの方は「やりたい事がわからずにのらくらしている自由人」ね)彼自身も名作「仁義の墓場」と合わせてお気に入りの一本として挙げている。彼も含めて浅丘ルリ子、子分杉良そしてエースのジョーらはまさにボヘミアン、無国籍人なのだ。でも当時は当たらなかったというのも納得かな。 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-02-03 13:22:09) |
1.日本映画独特のジットリ湿った風土性を拭い去ろうとした努力の跡が伺える、当時の日活独壇場の無国籍(←考えたら俺もこの意味よう解らず使ってる)アクション映画。若い頃の渡哲也って殆ど観た事なかったけど、裕次郎や小林旭よりも線がずっと細かったんですね。二番手の弟キャラ(今なら加藤晴彦か?)が似合うって感じだけどこの映画ではふてぶてしくも魅力的な悪党ヒーローを嬉々として演じていてカッコいいです。全体的に流れてる雰囲気も好き。元ネタと言われている「勝手にしやがれ」とは別の映画として観た方がいいかも。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-10 14:40:35) |