85.《ネタバレ》 わー、サム・ライミ楽しそうだなあ。○○マンってタイトルからして無邪気だし話が小学生男子の書いた脚本みたい。 悪者は極限まで凶暴で一切の酌量の余地なしレベル。ラリー・ドレイクの面構えが大変良いし、”指を折るためのオリジナル器具”を携帯しているという細かい描写も良いです。 「相手の顔を手に入れることができる」というのは攻撃において非常に有用性が高いですから観てる方のわくわくも高まるわけで、そんな中ニーソンは敵顔で防犯カメラに名乗るとか小技を繰り出して楽しいのでした。 強すぎてもツマラナイので人工皮膚の保持時間を制限して主人公にもハンデ付け。ダークマン、腕力は超人的でも高所鉄筋上でのバランス取りは常人レベルなのでむしろ敵の方が上手、とラストの対決場面にも力を均衡させているのが微笑ましい。 キャリア序盤のリーアム・ニーソンが初々しいです。それに今や硬派な演技派女優イメージのF・マクドーマンドもこんなにベタな悲劇のヒロインをやってたんですね。何か強めのしっぺ返しをするものだと勝手に期待してしまった。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-12-20 16:29:42) |
84.《ネタバレ》 B級の鏡! 他の監督が創ったら、普通の娯楽作品で終わるんだろうけど、このサムライミらしさって何だろう? スピルバーグやデパルマと違って、アクションやサスペンスに演出の才を見せないんだけど、 彼独特の美意識のアメコミ風映像やメイクが味があるんだよね。 やはり「死霊のはらわた」で認められたので、好きにやらせてもらったんだろうね。 伸び伸びとB級らしさを謳歌してる。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2018-03-04 23:22:09) |
83.《ネタバレ》 まだ「死霊のはらわた」っぽさの残るB級感漂うコミカルな演出がてんこ盛りで楽しい。しかし願わくばもう少し設定を活かして欲しかった。タイムリミットは99分、以降光に当たったらアウト…これらが全て弱点にしかなってないのが残念。これらを逆手に取って暗闇に引きずり込んで無双するとかそれくらいの活躍は見たかったなぁ。看護婦の解説では痛みを感じなくなって超人の様になるとの事だったのに、そんな痛快に強くなった様にも見えなかったし。ほとんどピンチばっかりでとことん悲劇になってしまった。アメリカのヒーロー像には悲劇的でなきゃいけないという縛りがある様でどうにも窮屈だ。ブルース・キャンベルのチラ見せはファンサービスでしょうか。 【にしきの】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-01-30 20:22:15) |
82.サム・ライミのスパイダーマンの原点とも言える本作。 リーアム・ニーソンが若い!! 敵のロン毛が銃をぶっ放してるあたりが、80年代のロックギタリストみたいに見えるのは時代を感じますが、ロボコップなどの80年代のアクション映画が好きな人は楽しめると思います。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-07-02 00:25:43) |
81.やっぱりサム・ライミはこうでないと。『死霊のはらわた』を見て、恐怖しながらゲラゲラ笑った日のことを思い出しました。哀愁ただようダークマンを元々悲しげな表情をしているリーアム・ニーソンに演じさせたというのが良いですね。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-20 23:37:26) |
80.本格的B級映画でとりわけ後半はB級ならではの軽快感を楽しめました。ヘリコプターからぶら下がったダークマンがトラックの上をチョコチョコ走りするとこなんかいい。B級にとって安っぽい感傷性ってのも大事で、夫婦の絆が絡むといいの。妻への愛と醜い己れとの葛藤。仮面が99時間しかもたないという制約も一応ある。悪人は残虐で、指をコレクションしてる。ヘンな名前の日本人も出てきて、ヤキチトだったっけ? ヤキトリから適当に発想したんだろう。空気はやや「オペラ座の怪人」めく。廃工場での活躍からヘリコプターのあたりが一番Bの味みなぎっていた。ハラハラドキドキに完全には飲まれないんだけど、ヨウヤルワというレベルで満足する感じね。悪玉が自分からわざわざ建築現場へ行ってぴょんぴょん跳ぶのもおかしい。叩き上げの悪漢。「私は創造のために人を殺してるが、君はただの復讐じゃないか」。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-11-10 09:39:24) |
79.アメコミの映画化だとてっきり思っていましたがオリジナルでした。他のヒーローがマスクを被る変わりに、ダークマンは人間の皮を被るという発想は面白いと思います。手術の副作用で永久に感情をコントロール出来なくなるという設定は怖い・・・監督の悪意を感じます・・・ヒーローの中でもとりわけ悲惨な部類の存在として記憶に残りました 【よいしょ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-10-06 09:42:09) |
78.《ネタバレ》 チープだけど何とも言えない独特の雰囲気が、この作品の世界観にピッタリ。で、リーアムの寂しげな顔がこれまたよく合っているね。多少(かなり?)ムチャクチャだけどもとがアメコミだから仕方ないか。でも雑踏に紛れて消えていくラストはとってもカッコいいね! そんなラストにプラス1点でゴザイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-22 08:12:37) |
77.《ネタバレ》 サム・ライミの作家性が強くておもしろい。人が所々で現れる笑えるシーンも楽しい。暴力描写が大げさじゃなく淡々と積み重ねられるとこに誠実さを感じる。 【reitengo】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-03 22:50:50) |
76.さすがに今観るとチープなところもあるけれど、見応えたっぷりの楽しい映画でした。ヘリに宙釣りになるアクションシーンは今観ても迫力満点でしたよ。突き詰めれば深いテーマになりそうな題材ですが、暗すぎない暗さの内容で、いい塩梅に楽しめます。普通だったら悪役になりそうなキャラクターで、復讐に燃える主人公の姿にモヤモヤするところもありました。けど、ヒーローなんてみんな自分のダークサイドと向き合って葛藤するもの。ダークマンは「仮面」を剥ぎ取られたからこそ他のヒーローよりダークサイドが強かったんだろうな。リーアム・ニーソンの、善にもなれば悪にもなりそうなルックスも良かったと思います。ラストの展開も意味深でゾクゾクさせられました。内容は全然違うけど、邦画の「他人の顔」という作品を思い出しました。 難点を挙げると、ダニーエルフマンの音楽。「バットマン」にイメージが良くも悪くも強過ぎて、曲自体は悪くないのだけれど、「ダークマン」の個性は弱まってしまっているかなー。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-23 03:50:53) |
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75.《ネタバレ》 懐かしい! 私この作品大好きです。 手が焦げる描写は正直引いたけど、ギャグをやりたいのかシリアスなアクションをやりたいのか、この中途半端な所がサム・ライミのいい所。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-11-15 18:11:27) |
74.非常に悲劇的なヒーローによる復讐劇であるこのB級映画、私的にはスパイダーマンより数段面白かった! 悲惨な設定の割にどこか軽い演出、CGでは決して味わえない重量感あるアクション、予算の代わりに思いっきりアイディアがつぎ込まれた撮影、どれも素晴らしい。 ヘリコプターのシーンなんて、思わず腰が浮くくらい良かったし、ラストシーンで別人(これがなんと!)になって去っていくダークマンの哀愁漂う姿にも思いっきり萌えてしまう。 これぞB級、アメコミの真骨頂である。 【poppo】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-27 09:03:11) |
73.お話自体は結構シビアで悪くないんだけど、全体の作りがやや子供向け。 "顔"という実体のない主人公という事もあり、ストーリー重視でいくか、 それとも万人向けのカラーでいくか考え所だろうが、制作者側は後者を選んだようだ。 結果、総体的にコミック調の仕上がりで、地味なヒーローものになってしまった。 と思ったらこの監督さん、アメコミ好きだという話を最近知って、妙に納得。 【MAHITO】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-07-25 01:25:22) |
72.主人公の怒りに歯止めが効かなくなるという設定がおもしろいですね。20年前の映画にしては、古さを感じませんでした。主人公の彼女はとても良い人ですね。でももう少しかわいい人のほうが良いかな。ある意味リアリティはありますが。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-05 22:57:24) |
71.《ネタバレ》 サム・ライミのダークヒロー物。一言で言ってしまうと、上手い!と思いました。上映時間は95分とコンパクトだし、アクションシーンやサスペンスシーンではきっちりハラハラさせてくれる。復讐劇ということで敵がトコトン屑として描かれているのもグッド。サム・ライミらしい若干とぼけたシーンも個人的には、まぁ嫌いじゃないです。B級映画の枠で最高のパフォーマンスをしていると思いましたね。何よりキモはダークマンの設定でしょう。スパイダーマンといいサム・ライミは心に陰りがあるヒーローを描くのが抜群に上手いと思う。 お互い愛し合っているのに一緒になれない抒情的なラストも良いですねぇ、マントを翻して去っていくダークマンが格好良かった。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-26 01:09:31) (良:2票) |
【トムワサビーニ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-10 02:16:19) |
69.《ネタバレ》 可もなく不可もなくなB級アメコミ映画だなと思って見てたけど、ラストの去っていく姿が鳥肌モノのカッコよさだったので+1。 【Trunk】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-28 19:04:33) |
★68.まるっきり面白くなかった。当時は面白かったのかな? どうでも良い設定、チープな展開、演出も古く(これはしょうがないか)、見所が全くない。 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-11-08 02:51:52) |
67.《ネタバレ》 初めて観たが、監督が同じなだけあってスパイダーマンに似てるシーンが多数。 むしろダークマンが好きで、のちにスパイダーマンを作る時に こっちと似たシーンわざといっぱい入れたんだろうな。作ってて楽しいんだろう。 ダークマンはめっちゃ強いわけでもなく、ヒーローって感じでもない。 あっちもヒーローなんて思われたくもないだろうけどさ。 個人的にはスパイダーマンのほうが好きですが、ダークマンも面白い。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-14 16:53:40) |
66.「オペラ座の怪人」型ヒーローはおかしくも哀しき研究者ペイトン。 人工皮膚のタイムリミットがあるから常にハラハラ、崩壊が始まると恋人ジュリーからも逃げなきゃならないのがかわいそう。 顔に包帯してるからヘリ・スタントも本物っぽく見えます。 「だーくまん」ってつけるセンスも◎だけど、↓チープなジャケットの絵もいい感じ。 リーアム・ニーソン主演&ヒロインがフランシス・マクドーマンドなのも今考えるとスゴイね。 サム・ライミのB級パワー充満の異色作。 ぴんく・えれふぁんと・ぷりーず! 【レイン】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-07-24 00:00:00) |