16.《ネタバレ》 タイトルを見てもわかるように、いわば現代風の時代劇なんですよね。ベタな展開を抑えつつも、若い人たちにも楽しくわかりやすく時代劇を楽しんでもらいたい、ていう意図が伝わってくる。それでいて、画作りはしっかりしてるんですよね。江戸時代の風景がしっかりと再現されていたと思います。ただ、それほど笑えるってほどでもなかったし、福島から東京まで歩いていくってかなりの距離だと思うけど、その大変さもいまいち伝わってこなかったなって思う。深キョンはいい女に育ちましたね。なかなか魅力出てて良かったと思います。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-01-11 23:54:25) |
15.《ネタバレ》 あ~、なんだか気持ちいい映画ですね。信頼し合うこととか、誠実であることの美しさをみせてもらいました。作中の湯長谷藩がそうであったように、作った皆さんもいたってマジメに作っています。まるで奇をてらわないハッピーエンド。正月休みにちょうどいい一作です。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-01-03 17:15:23) |
14.《ネタバレ》 こういったバカバカしさは好みなんだが、パロディを含む笑いの部分をもうちょっと丁寧に入れ込んだ方がいいような気がします。 |
13.《ネタバレ》 常識では考えられないタイムリミットのサスペンス。奇想天外な方法で、数々のピンチを切り抜ける面白さ。コメディ要員と思っていた人たちの見事な戦い。主人公の親しみやすい性格と、そこから想像できない気品あふれる殺陣。最後に正しいものが勝つカタルシス。 面白い要素がテンコ盛りである。 最近の時代劇は、刀での戦いでは無い方面の面白さがいいなぁ、と思っていたら、終盤にちゃんとそういうシーンも用意されていて、それはそれで爽快である。特に今まで竹光のために戦えなかった一同が真剣を持った時の、水を得た魚のような活躍ぶりや、聞くのが二度目という口上も楽しい。欲を言うと、ちょっと乱戦気味すぎるので、個々の活躍をしっかり見たかった。 また、お約束でベタすぎるが、裏切ろうとしていた助っ人の気持ちを変えるための表現「小銭での十両」には、ちょっと泣かされそうになった。あまりに汚すぎて銭に見えなかったので、堪えられたけど。 そしてなんといっても、高速参勤のためのアイデアには笑わせられる。予告編ですでに見ていたにも関わらず、町並みの裏側を通って行列を長く見せるシーンは、構図・カメラアングルの見事さも相まって、大笑いさせられる。早く走れないから竹光、というのが後に効いてくるのも見事。最後の大名行列による障害は、それを横切れる数少ない例外を、映像を見た瞬間に思い出したが、その前に出てこなかった自分がちょっと悔しい。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-12-10 08:41:06) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 タイトルからもっとふざけた作品を想像してたけど、思ってたほどには突き抜けてなかった。 基本的にはコメディなんだろうけど、時代劇としての体裁も整ってるし、シリアスな話もぶっ込んでくるので、何を目指してるのかよくわからない中途半端な印象を受けた。 特に深キョンの身の上話はちょっと引く。 子役まで用意してリアルに描写されてしまうと、深キョンは可愛いなぁって呑気に見てられなくなる。 それでも、ちょっといい話を絡めてきたり、ラストもすっきり纏まったので、どちらかと言えば好きな感じの作品でしたけどね。 あと、どうでもいいことだけど、やっぱり側室なんだね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-08 16:37:47) (良:1票) |
11.コメディ時代劇だと思えば、楽しめる。 しかし、深きょんは時代劇に合わないと思う・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-11-30 23:38:42) |
10.ここ最近、若者をターゲットとしたスタイリッシュな時代劇が増えてきた。それはとてもいいことで、日本映画全体の底上げにも繋がっていると思う。そんな中登場した本作品。タイトルや予告などから、コミカルで痛快なものを連想する。確かにそこかしこにその要素を感じはするものの、どうにも時代劇のセオリーから逸脱することが出来ずにいる。歯痒いです。あとね、回想シーン使い過ぎ。監督の手腕が問われます。まあでもそうは言ってもつまらない、と一言で片付けるには勿体無い。なぜなら参勤交代というなんの変哲もない題材を起用したことと、随所に見受けられたアイデア。そこは評価したい!今後も日本映画に、新しい風を吹き込んでいってほしいです。 |
9.ないない尽くしの中でパワハラに知恵を使って対抗する、っていうのはある意味よくあるプロットだし、予定調和って言われてもも「そりゃねぇだろ」って思わせる映画がしばしばある中、この映画はよく考えられた、きちっとした映画です。伏線がきちんと予想を裏切らない形で回収されるし、笑いどころはあるし、ハラハラさせておいて救いがあるし、いいものはみんな活躍の場があるし。 下手にお金とCGをかける映画よりは、こういう考えられている勧善懲悪映画の方がよっぽど楽しめるような気がします。 ただ、現在の福島の状況を絡めて批判するようなセリフは蛇足のような気もするのでちょっと減点。 【修某】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2014-11-05 02:03:28) |
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8.《ネタバレ》 勧善懲悪もので、コメディかと思いきや戦闘シーンもしっかりしていて面白かったです。亀山(寺脇康文)は江戸時代でも亀山なんだなと思いました。佐々木蔵之介の居合が綺麗でした。琴姫役の舞羽美海(まいはね・みみ)さんが武家の娘を堂々と演じており、とても素敵でした。深田恭子が陣内にじゃなくて石橋蓮司に啖呵を切るのがスッキリせず、引っ掛かりました。くノ一の「死して屍拾う者無し」は使い方を間違えているような気がします。段蔵の最後のバトルも端折り過ぎていて、細かい所が雑だったのが残念です。 【DAIMETAL】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-08-12 08:32:00) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 タイトルに偽りなし!題名そのまんま直球勝負なんだけど素直に楽しめた。他の方々がコメントしてるとおり、中盤ですでに公儀隠密の連中と直接対決しちゃってるんで、ラストの大チャンバラは少々長すぎるように感じる。佐々木蔵之介演じるお殿様は庶民的で飄々としつつ居合い術も様になっている。7点と8点どっちにしようか迷ったがポスターのインパクトも入れて8点献上。 【時計仕掛けの俺んち】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-08-05 04:19:37) |
6. 楽しい映画でした。この監督に期待しています。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-08-02 14:21:28) |
★5.《ネタバレ》 タイトルが全てって感じの作品になってしまった。この手のアイデア勝負の作品にチャンバラはいらないと思います。忍びも余計。よって伊原さん出過ぎ、忍び使うなら要所要所ほんの少しの手助け程度にした方が良かったかな。せっかく個性的な役者さんたちが個性的なキャラで登場しているのだから西村さん一人に頼らず乗り切ってほしかった。あとあるシーンで40年前に見たドリフのコントを思い出してしまったのは私だけでしょうか? 【ハチロク】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-07-02 16:06:22) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 長い距離を歩いたんだろうけど、その距離の長さが感じられない。体力トレーニングは積んでいたんだろうけども、それまでジョギングしてて、次のシーンで息が切れていないとかって雑だ。せりふで出来事やストーリーを説明しすぎており退屈になる。 なんか福島の土地を政治で汚すなとかそういうこと最後に言ってたけどさ、あれはつまり現在の福島の大根は食べるなっていうことなのか?これは日本人怒るべきだろう。いまだに放射能のなんちゃらを心配している人がいるのか。 結局、大根のおいしさに着地点を持っていくのはあまりにも安っぽい。 【no_the_war】さん [映画館(邦画)] 4点(2014-06-27 00:20:30) (良:1票) |
3.チャンバラが多い感じがするのと、笑える場面がもう少し欲しかった気がするのと欲を言えばきりがありませんが、家老の西村は良かった。 【東京ロッキー】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-06-26 13:14:39) |
2.昭和の頃はよく見られたものの最近はめっきり減ってしまった、チャンバラあり、笑いありの痛快娯楽時代劇の系譜を継ぐ作品? 軽演劇にも通ずるこの手の作品に対して、時代劇の作法が口調がどうの、史実がストーリーがどうの言うのは、野暮天というものでして、とにかく笑いの量とラストの爽快感(キレ)がすべてだと思います。ラストの落とし方はまずまずとして、笑いに関しては、少し物足りなかった感じ。クスリとするシーンはそこそこあり、劇場でも場面場面で笑いが起きてはいたものの、欲を言えば『釣りバカ日誌』並のボリュームが欲しかったところ。役者も監督もどこか、時代劇の正統から逸脱することへの躊躇があったのか、笑いに徹し切れていないようにも感じました。そんな中でも、西村雅彦と陣内孝則のハジケっぷりはさすが。ともあれ、あまり難しく考えずに、楽しむ映画でしょう。5点と6点で迷いましたが、こういう娯楽時代劇、もっと増えて欲しいという希望を込めて6点。 【蛇蟇斎狐狸窟】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-06-22 14:18:24) (良:2票) |
1.《ネタバレ》 知恵と根気で頑張る参勤交代。コミカルにまとまっていて話もだれることなく進んでいくので観ていて飽きなかった。西村雅彦が演じる相馬のキャラはとてもよくこの映画のキーマンだった気がする。ただせっかくコミカルに描いていたのに隠密との戦闘シーンだけ真面目に戦うのはなんだかなぁ。少しは軽い感じの敵がいてもよかったと思う。ただ、声を出して走っているだけの引きの画にはなぜか笑いが止まらなかった。 【ぷるとっぷ】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-06-22 00:20:54) |