108.先ほど観終わりました。
まーケレン味タップリに作ってある典型的なアメリカンムービーです。
ストーリーは突っ込み所満載で雑だし、主人公はお気楽野郎で好きに成れない。
ですが他の人も書いてますが
SF小説を具現化した様な機械化歩兵の先駆的なメカデザインと
そのアクションの見せ方には本当に脱帽しました。。。
7点はその部分だけに付けた点数です。
大まかにはスパイダーマン的な味付けと、ロボコップをコミカルにした感じですが
細部に渡るロボアクションや、メカギミックなどには一切の手抜きが無い。
特に試作機から最後には完璧に仕上がったメカを装着して行くシーンなどは鳥肌モノで
これだけのモノを映像で見せた作品はアニメーションでも皆無でしょう。
トランスフォーマーがメカ星人で圧倒的な力感と強さの元にしたアクションとするなら
このアイアンマンは中に人が入っている分、色々壊れちゃったりと面倒な事も多い。
それもキチンと描いています。
但し、総体的には勧善懲悪のハッピーエンドと底浅ですし
兵器会社の闇もスターク社(笑)などと何処かで聞いた名前を付けてしまって
国家なんとかウンヌン省とか、有名な某ドラマ作品のオマージュが随所に散りばめられていて
この辺りはどうにもイライラします。
もし、絶品のメカギミックとアクションが無ければ3点を付けたい作品ですね。
ただ、ロボメカ物が好きな人にはたまらない作品に仕上がってますので
難しい(笑)