8.《ネタバレ》 この映画好き。山崎豊子の中で一番好き。庶民のエネルギー。そして、森繁のエネルギーに満ちた作品。佳作。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 8点(2019-01-04 22:53:25) |
7.乙羽信子様目当てに観た僕には、ちょっと物足りないものがありました・・。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-06 22:05:13) |
★6.《ネタバレ》 川島雄三にぞっこんである。飽きさせない話のテンポ、きれいな絵作り、人情の機微をきれいに織り込んだセリフの妙。そして観終わった後には、何やら人に優しくなってしまう、そんな映画である。最近、何本か続けて観たが、こんな監督が日本にいたのか!という気持ちである。もっともっと観たい。どんどんDVD化してほしい。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-03 08:32:33) |
5.「何事も堪忍」の辛抱と大阪商人のど根性、なにわを舞台にした見応えのある人生劇だ。暖簾分けに頂いた女房千代との夫婦愛もすばらしく、年老いた吾平と若い孝平の二役を森繁がこなす。同じ画面に二人の森繁が登場しかけあう場面は見ものだし、子どもの頃見たときは大変驚いたものだ。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-01-31 06:23:54) |
4.森繁のはちきれんほど油ののりきった元気にあふれた大阪の商人の演技はこちらにも元気が伝わってきて感心しました。山田五十鈴の堂々とした女房役も良かった。 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-11-06 15:53:00) |
3.なんだか分からないが最後まで集中できず。 体調が悪いせいか、精神状態が悪いせいか、それともただ単に作品との相性が悪かったのか・・・ 理由はさておき、とても苦痛に感じた2時間だった。 もしかすると、原作の山崎豊子が肌に合わなかったのかもしれない。 それと、山田五十鈴と乙羽信子という女優が苦手だったせいもあるかも。 この作品を豊田四郎あたりに撮らせたら、もっと良くなかったかもしれない・・・と個人的に勝手に思うのであった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-08-25 22:39:28) |
2.昆布屋を舞台にした川島雄三監督の年代記もの。原作は山崎豊子。シリアスめの作品かとも思っていたが、冒頭から雰囲気がコミカルで、物語のテンポも早く、とても気軽に楽しめた。川島監督の演出はこの作品でも冴え渡っていて上手い。しかし、やはりこの映画で特筆するべきは後半からの森繁久弥の一人二役による親子役だろう。戦争から帰ってきた息子を軽快に演じているかと思えば、前半でその父親の若い頃を演じていた森繁がそのまま後半の年老いた父親も味わい深く演じており、本当にすごい役者だと思う。妻役の山田五十鈴も若い前半と年老いた後半ではまるで違った演技を見せており、二人とも素晴らしかった。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-11-04 03:02:46) |
1.川島雄三監督としては比較的珍しいタイプの作品!こういう文芸作品でも川島雄三監督は上手い!森繁久彌という日本映画史に残る名優、喜劇俳優を見事に使いこなしている。少なくとも森繁久彌という俳優は私は喜劇俳優である。喜劇こそ森繁久彌という俳優の持っているものを思い存分、発揮されると思うわけで、そんな森繁久彌の持ち味を上手く引き出して、これまた味わい深く、それでもって人間味溢れる人情ものとして描いている川島雄三監督という監督の素晴らしさ、この作品を観て、川島雄三監督の上手さを改めて感じることが出来た。そして、やはりこの作品は森繁久彌に尽きる。一人二役の森繁久彌の演技が本当に素晴らしい。森繁久彌を観るだけでも十分価値のある作品だと思った。 【青観】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-09 21:39:11) |