11.アル中(アル・パチーノ中毒)の私が、こういう役のパチーノは観たくないとスルーしてきた本作。五人の子供達(内、四人は妻の連れ子(内、父親が三人))の父親役として違和感はないものの、妻のキャラが犬畜生にも劣る産むだけ女だったのが致命的な平板な脚本のせいでパチーノならではの迸るような喜怒哀楽が観られず物足りない。特筆すべきは子供達。それぞれが情感豊かでとりわけ実子であるイーゴルにはホロリとさせられた。 若い頃に観ていたら「つまらん」と感じたに違いなくスルーして正解だった作品。 |
★10.《ネタバレ》 奥さんが家を出て行って、「自分」を見失ったお父さん。でも子供たちを守ろうと「自分」を取り戻して、その決意みたいのが、彼の創る作品にどう影響与えたか、というところが観たかった。そうすれば、この映画ももっと名作になったのではないかと思います。でも子供たちが魅力的だったので、これで良し、という感じもしますが。やはり劇作家というのは批評が気になるんでしょうね。そのプレッシャーは凄いんでしょう。あの劇が終わってから、劇場の外でソワソワしていたところなんか、大変だなぁと感じました。アルパチーノ扮する父ちゃん、過労で長生きできないよ。しかし、この家を出て行った母ちゃん、めずらしいくらい母性が欠けてますね。悪役に徹してます。当時はあのような生き方も支持を受けたんでしょうか? 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-04-08 22:00:34) |
9.《ネタバレ》 パチーノのいつもよりちょっとおさえた演技で見せるいいお父さんぶりが微笑ましい。「クレイマー、クレイマー」と比較される事が多い本作ですが、ダスティン・ホフマンのお父さんぶりと比べるとパチーノのお父さんぶりはやっぱり熱い(笑)。父親と子供達が互いに愛し合っているのがよく分かる。そんな仲良く明るく支えあって生きているパチーノと子供達の描写がとても微笑ましいし、この親子を素直に応援したくなる、素晴らしい家族の物語でした。「引き取る義務は無いが」としながらも子供達全員を引き取る決心をした時のパチーノがカッコ良かったですね。地味ですがとてもあたたかい良質のホームドラマです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-15 00:24:18) |
8.あまりにも当たり前すぎる感想になってしまうが..なんといっても子供が一番大切だ。あの母親は自分勝手だ。パチーノ演ずる父親は素晴らしい男だ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-30 23:50:22) |
【PAD】さん 6点(2004-10-13 15:13:09) |
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6.アルパチーノはこういう役もいけるなと思いました。 |
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4.好きな俳優だから。ま、ラストも好きだけど。確かにパパってかんじの人ではないために、ちょっと違和感あるかも。 【みんみん】さん 7点(2003-02-18 00:08:01) |
3.「クレイマー、クレイマー」を見てから、この映画のコメントをしようと前々から思っていました。でも結局、この映画も私好きなんですよねぇ。A・パチーノのどっか情けない親父役がみょ~にツボで。本当の息子君との交流がほほえましかったです。ところで、若い頃のA・パチーノと、ダスティン・ホフマンのふたり。似てると思うのは私だけですか? 【アルパチ夫】さん 8点(2002-09-09 22:11:28) |
2.確かにA・パチーノ版「クレイマー、クレイマー」といった感じですが、映画としては社会派だった「クレイマー、~」と比べればファミリー・ドラマに徹していて好き。劇作家のアーサー・ヒラーが撮った映画だけあって、映画自体も舞台劇みたいだし、主人公の職業も劇作家。ただ映画の組み立てはしっかりしているし、A・パチーノも好演。ですが...やっぱり映画の質は「クレイマー、~」の方が上。 【チャーリー】さん 8点(2002-04-10 16:37:28) |
1.よく言われるけどクレイマークレイマーと似たような設定。こっちのほうがファミリードラマっぽい感じ。でもパチーノにパパ役ってのはやっぱり合わないかなー。 【かるび】さん 6点(2002-02-24 02:31:04) |