★19.《ネタバレ》 「ドゥザライトシングス」の続きを観ているような感じを受けた。
今は、パワハラで訴えたりしてるニュースも見かけるが、 バブル破裂後の職場のいじめを思い出した。 職人さんのいびりは、これに感じが似てた。 (人手不足の今は、こんなことないと思いますが・・) あの警官を見てると、当時の職人さんの顔がダブった(笑)
まぁでも、差別主義者の黒人への仕打ちは、いったんタガが外れると、 ここまでエスカレートするのか・・ ラストが、苦虫つぶしたような、嫌~な結末。 面白くない話ですが、実話だもんね、うわ~~~(悲) 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-12-14 21:19:21) 《新規》 |
18.《ネタバレ》 また胸糞悪い映画を見てしまった・・・。 一見当時の差別意識からくる警官の横暴を描いているように見えます。 そしてそれは成功しています。サイコパスなデトロイト市警の三人組に、最大限の嫌悪感を抱かせる構成になっています。 裁判も、殺人どころか暴行まで無罪。実話だから仕方ありませんが、本当にイライラします。事実を知ることは大事ですが、こんな嫌な気分になるために映画を見ているわけではないので、点数は厳しめ。 さて、『一見当時の…』と前置きしましたが、当時の白人警官たちだけを悪者にするのであれば、オープニングの暴動をここまで念入りに描く必要もないわけです。 なのにあえて、ここまで暴動の様子を描いたのは、『責任の一端は黒人の側にもある』という製作サイドのメッセージなのかもしれません。実際に手を汚したのは白人警官ですが、何が白人警官たちをそこまで狂わせてしまったのか、そこにも目を向けてほしいのかもしれません。 なんにせよ、感情の赴くままに暴動を起こす人々。それに便乗して好き放題に略奪をする人々。そして過酷で劣悪で死と隣り合わせの環境のなか、狂っていく警官。そのすべての犠牲となるのは、善良なる一般市民。 ・・・・・まあ、外の様子を見ただけで、狙撃手と間違われて軍から砲撃される女の子のシーンを見て、嫌な予感はしていたのですが・・・。 正直見ていて気持ちの良い映画ではなかったので、映画の良し悪しではなく、個人的な好みから点数は辛めです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-06-10 08:59:00) |
17.モーテルのシーンは緊迫感あり。あそこで全員逮捕せず尋問、暴行するところに現代との違いがあるのかな。多少の誇張はあるにせよ、大変な時代でしたね。あと、やっぱり銃社会は怖いと感じた。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-03-22 16:02:40) |
16.《ネタバレ》 定番、と言っては言葉が悪いですが今までも山ほど描かれてきた米社会における人種差別モノといっしょだなあという感じです。 語られてきた事象を組み立てて、事件の発端から経過、隠蔽工作、裁判とその結果、とドキュメンタリーのように追っていきます。ドキュメント風といってもそこは映画なので制作サイドの恣意が入るのは当然で、白人警官が全く同情の余地無く描かれています。丸腰の黒人を後ろから撃つわ脅すわ、こういった表現はこれまで描かれてきた数多の差別をテーマにした作品となんら大きく変わらず、目新しい解釈のある一本というわけでもありません。 そんな中でも特に強い印象を残したのは、差別主義警官を演じたウィル・ポールター。”リトル・ランボーズ”の愛すべき少年から”レヴェナント”では隊長に殴られて雪の上で泣きべそをかいていた若者になり、今作ではこんなにふてぶてしく小狡い悪役をこなすようになったとは、まあ立派に成長しているなあと感無量になりました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-24 17:54:01) |
15.《ネタバレ》 デトロイトの暴動事件を描いた作品だと思いきや、物語の中心となっているのは、暴動の最中に発生した警官によるリンチ殺害事件。その恐怖の一夜が、これでもかとジワジワ描かれる、なかなかホラーな作品でした。 ただやっぱり、この、「ヘタクソ風に撮影された映像は、リアルなのである」という考え方は、ちょっと馴染めないものがあって。 まあ実際、確かに臨場感みたいなものはあって、しかもこの理不尽極まりない状況、目が離せないと言えば目が離せないのですが、でもこれって、「リンチにあっている人たちがどうなっちゃうのか、この先、心配だなあ」という意味の“目が離せない”であって、映画のシーン自体が我々の目を“離さない”ってのとは、ちょいと違う気がします。だから、最後まで観終わって顛末を把握しさえすれば、(その顛末がさらに理不尽なものであったとしても)ひとまずは、ある種の安心感に落ち着いてしまう。 後半の裁判シーンなんかも、「作品を観てる伝えておかないといけない事実なので、一応描いておかないと」といった感じで、何となく蛇足気味。せっかくの感動的なラストなのに、そこに至るまでが、ちょっと間延びしてしまう 結局、警官役のヒトがとてつもなく憎たらしくて、腹立つなあ、というその一点に収束してしまうのですが(笑)、その意味では、警官役を演じたウィル・ポールターさんに座布団一枚、いや、彼のこのあまりにもスバラシイ顔立ちに、座布団三枚を差し上げたいところです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-08 18:48:23) |
14.だいぶ淡々としてるなーと思ったら、ビグローさんが監督だった。納得。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-07-13 12:58:23) |
13.《ネタバレ》 あのホテルでの警官たちと黒人たちのシーン、長いなぁって思いながら観てましたがこのシーンがこの映画のハイライトの一つだったんですね。あの白人眉毛警官、もう観ててめっちゃイラついて、天罰が下ればいいって思いながら観てました。映画自体はすっきりしないものでしたが、この警官への感情、観終わった後にこの俳優は観ている人にそう思わせるだけのすごい演技だったのかなって思いました。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-03-18 22:14:40) |
12.モーテルでの事件の緊迫感は凄まじい。こんなふざけた行為が平然と行われていたことに、問題の深さを感じる。 ただ、被害者側の視点に偏り過ぎているような印象も受ける。 【アクアマリン】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-02-17 17:19:25) |
11.《ネタバレ》 1950年代、デトロイトで実際に起こった暴動を背景に黒人と白人との埋めがたい溝を描いた社会派ドラマ。いかにもキャスリン・ビグローらしい全編を貫く緊張感は確かに凄いとは思うのですが、いかんせんストーリーが弱い。実話と言ってもこれは一方の側の意見のみを全面的に取り上げた内容なわけで、実際どうだったのかは正直藪の中なわけじゃないですか?もう少しそこら辺の事情を汲めるような取り上げ方は出来なかったものか。例えば、もっと白人の側に立った人間の視点を取り入れてみるとか?じゃないとこのラストはかなり救いがなさ過ぎて、なんかモヤモヤした後味の悪さが残るのでちょっとしんどいです。迫力のある映像や分かりやすいストーリーテリングなどはさすがの安定感だっただけに惜しい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-11-02 22:41:31) (良:1票) |
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10.《ネタバレ》 たしかに白人の黒人に対する差別は酷い。モーテルでの騒動もやりたい放題だ。だがしかし、悪いのは本当に白人側だけなのか?違法で酒の売買を行った黒人たちを逮捕。それを見ていた黒人たちが騒ぎ出し、暴れだし、巨大な暴動へとなっていく。目には目を歯には歯を!結局それが同じ黒人たちを苦しめる発端となってしまった。さらに言えば、黒人経営の店だろうがおかまいなく襲撃する。もうただのアホですよ。白人のせいだ白人が悪い!モーテル事件はたしかに悲惨だけど、そこに至るまでの過程を見ると、一概に白人ばかりを責めるのも違う気もする。まぁそれだけ遣る瀬無い気持ちにさせられたということです。感情のやり場に困る映画。そこにつきます。 あとカメラワーク、画角構成がずば抜けて素晴らしかった。特におもちゃの鉄砲を撃った奴が階段を駆け下りて裏口へと逃げていくところを、偶然見つけて警官が発泡するシーン。この物語が奈落の底へと落ちていく大事なシーンを、まるで日常シーンかのごとく当たり前のような見せられるから、逆にゾゾッてきましたね。すごい監督さんです。 おまけ:ウィル・ポールターのあの眉毛は反則だ!こっちの感情を逆なでするよでw |
9.ひたすら胸くそ悪い展開にイライラしつつも、緊迫感溢れる展開に引き込まれた。 街中を戦車が行き交い、軍隊が制圧する。 ここはベトナムか、いや、れっきとした米国内の出来事だ。 市民は暴徒と化し、略奪者は警察に逮捕又は容赦なく撃たれる。 それに対抗する為、市民も武装し、建物の至る所に狙撃者が現れた。 そんなカオスと化したデトロイトの街を、リアリティたっぷりに描いている。 凄く見応えがある作品だった。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-10 00:13:30) |
8.《ネタバレ》 ノンフィクション。 事件より50年を迎える節目の公開となったようだ。 さてアメリカのレイシズムはたくさんみてきたけど、本作もなかなかの見応え。 遣る瀬無い響くものがあった。 主人公が誰なのか途中までわからなかったが悲惨な時代背景とともにスポットライトは複数の登場人物に当たっていく。 特にアルジースミス。演技も歌声も素晴らしい。 アカデミー賞ではノミネート候補との評判もほぼ落選というか消えた。 政治的な介入が影響しているのか、単純な映画評価なのかわからないが 自由の国の傍らでアメリカの歴史の闇を感じる。 負の歴史に目を背けてはならない、そんな気持ちが湧いた。 |
7.これは期待が大きすぎたか 揺れるカメラのせいで、現場での臨場感や緊迫感は伝わる その場で誰かが必死で隠し撮りをしているかのように だが、全編その演出だと、おかしくないかい? ストーリーの説明や人物背景などの演出の時に不自然さ全開 この監督、調子に乗ってるのか、下手なのか デトロイト暴動の説明はOPアニメで良く解ったが そこで起きた事件の1つを掘り下げ、1人の悪徳警官に焦点を当てただけで 皆がおかしくなった訳ではなく、抑制機能や正しく理解している者も多いのに この件だけを切り取って「デトロイト」では ただのサスペンスホラーになっちゃっている こんな事もありました。みたいな終わり方だと 鑑賞後何も残らないのだが・・・ 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 5点(2018-02-14 11:13:36) |
6.《ネタバレ》 アメリカ怖い。アメリカの警察怖い。銃社会怖い。 人種差別云々より、銃が普通に存在する社会の怖さが際立った。銃社会では警察もそれなりに暴力的にならざるを得ない。 映画館で横に座っている人が銃を持っているかもしれない社会、怖すぎる。 【ピチクン】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-02-11 16:33:17) |
5.《ネタバレ》 「ハジキはどこだ??」、暴動の夜のデトロイト。響きわたる銃声が、ゲームの始まりの合図。白人警官による激しいゴーモン。余計にひねくれて見えるのは、ナルニア3に出てくる特異な顔つきの警官。結局、白人はみ~んなノンギルティ。これでは納得できまへん。人種差別の理不尽さを映す良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-02-07 22:23:53) |
4.《ネタバレ》 ドラマティクスの晴れ舞台となるはずの場。ステージでは『ドリームガールズ』を思わせる女性トリオが歌を披露している。 その舞台袖で、出番を待つアルギー・スミスらが緊張をほぐすため歌合せを始める。 格別な演出という訳ではないが、その短いコーラスのシーンによってこのあと彼らが何らかのトラブルで表舞台では歌えなくなってしまうだろうこと、 そしてもうグループが揃って歌唱を披露することはないだろうことを強く予感させる。 案の定、暴動の影響で公演は急遽中止されてしまうのだが、その無人となった舞台でスポットライトを浴びながら アルギー・スミスは一人熱唱する。 それは事件のPTSDによって歌を歌えなくなってしまった彼が歌声を取り戻すラストの教会のシーンの予告なのであった。 光を意識したシーンに仕上がっているが、やはり手持ちの揺れが邪魔に感じられてしまう。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2018-01-31 23:11:02) |
3.《ネタバレ》 「ハート・ロッカー」でオスカーを手にした時は、実績不足な印象だったキャスリン・ビグロー。しかしその後「ゼロ・ダーク・サーティ」では、緊張感を保ったままドラマを深く切り込むブレない手腕に驚嘆した。本作「デトロイト」でも、その演出は健在。これまで扱ってきた戦場とは異なり、舞台はモーテルという密室だ。尋問する側とされる側、10人ほどの登場人物の間に張りつめる緊張感は、人種差別、殺人、死、そして夢が複雑に入り組んだ感情を伴って、居心地が悪くとも目を背けるわけにはいかない。事件の後の裁判の描写がやや長く感じるが、登場人物それぞれの背景を描きながら人種差別の歴史の奥深さを語る上で避けられない部分か。 なお、賞レースではほぼ無視されている本作だが、人種差別が題材で賞レースを賑す「ゲット・アウト」より、確実に将来には大事にされるべき作品だと思うのだけど。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-01-30 21:17:07) |
2. 夢の国でも、自由の国でもない。こういう面もあるということを映画で知りました。警官が本当に憎らしいのは、演技がうまいからなんですね。いい役者だな。 【海牛大夫】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-01-28 21:29:09) |
1.《ネタバレ》 実話の50年後を期して作られた作品とのこと。自分はこの事件は知らなかったです。終始緊張感のある映像はこの監督ならでは。愛するモータウンミュージックと紐づけられて語られる物語は、なんとも虚しい。アメリカは現在でも白人警官による黒人迫害が社会問題となっているそうで、、、なんとも。。。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 9点(2018-01-28 02:54:47) |