1.まず、この貴重なる成瀬監督の作品を観ることができたことに満足です。
まあ、それだけいいです。
話としては、村の中の血縁関係が複雑且つ入り組み過ぎていて、物語に入り込むのに時間を要します。
そして終盤近くで、どうにか大体の血縁関係が把握できました。
映画館を出た後、「あの二人(小林桂樹と司葉子)はどう考えても血がつながってませんか?種違いなんですよね??」と、見知らぬ方から質問を受けました。
結局、私もうまくその人に説明することはできませんでしたが、映画館を出た後のこうした見知らぬ映画好きの方との会話は、いいもんですね。