51.《ネタバレ》 犯行そのものは、机上の空論っぽい内容でしたが、それでも推理モノの映画として充分楽しめます。オリビア・ハッセー演じるオッターボーンの娘、自分のオカンが殺されたばかりだというのに、婚約してウキウキ気分というのはどうなんだ?と、つまらないツッコミを入れてしまいました。 【ramo】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-08 23:17:39) |
50.監督はジョン・ギラーミン、スペクタクルならオイラにお任せ。クリスティ『ナイルに死す』の映画化とくりゃあ、これはもうゼヒとも、あの雄大な遺跡群を豪快に撮り上げてやるぜ。いや実際、ピラミッドを登るシーンなんて、どうやって撮ったんでしょうねえ。しかし・・・ごめん。実はあんまし楽しめなかったのよ。大味過ぎて。原作は確かに長いけど、それでもこの映画はチト長過ぎないかしらん。エジプトの光景を映画に織り込んで盛り上げてくれているのでしょうが、あまりメリハリが無く、意外に気分が乗りませんでしたスミマセン。ポアロが誰かを疑い問い詰めるたびにいちいち“犯行再現ダミー映像”が流れるのも食傷気味(これ、やり過ぎると、ラストの真相解明シーンまでもが並列的になり、どうでもよくなってくる)。ま、原作はクリスティ自身がお気に入りの一本だったものでもあり、プロット自体は楽しめるものに違いないんですけど・・・。ところで、前半の「落石事件」って、映画の中で“きちんと正式に”解明されてたっけか?(こういうのも、“犯行再現ダミー映像”の副作用ですよねえ)。もしかして、○○○の役を、あまりイメージに合わない△△△なんていう役者にやらせるから、この辺りの収拾がつけられなくなっちゃったの? 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-28 16:56:39) |
49.このシリーズの中で一番面白かったし衝撃的な最後だった。エジプトもいいところだった。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-23 17:59:16) |
48.原作も読んだけど、映画もなかなかおもしろかった。アガサ・クリスティの推理小説で映画として一番評価が高いのは「情婦」だが、それには及ばずとも「オリエント急行殺人事件」と同等あるいはそれ以上の映画だと思う。 この映画の良さは、何と言っても豪華なキャストとエジプトロケだろう。映画だからなせる技で、謎解きもまた鮮やか。ポアロ役のP・ユスティノフもはまっていたと思う。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-02 19:00:24) |
【akila】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-28 03:29:22) |
46.《ネタバレ》 トリックが無茶すぎる上に、死体は3人もいらなかったんじゃないだろうか。また、密閉空間の限られた中での動きに面白みがあるのに、船と関係しない導入部が長いと思う。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-25 23:23:32) |
45.おもしろいねぇ、よく練られてるねぇ、出演者もいい味だしてるねぇ、ポアロは相変わらずデブッチョで親しみやすいキャラだねぇ。 【珈琲時間】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-25 10:27:33) |
44.《ネタバレ》 良かったのは、エジプト観光気分を満喫できた点。気になったのは、エジプト人に対するリスペクトが無い点。エジプトでは上映不可だろう。◆終始一貫のんびりムード。遊覧船の乗客ほぼ全員に犯行動機があるというのに。殺人が起きて誰も警戒しない、鍵もかけないし、部屋に閉じこもらない。その割に死体がゴロゴロ。アンバランスだね。◆捜査は至って楽。なにせ犯人が、わずか数名の乗客の中にいるのだから。とりあえず容疑者の手を観察し、匂いを嗅いで、硝煙反応を確認すれば良いね。◆この手の作品の良し悪しは、犯行計画が見事かどうか。サイモンは妻を殺したいのなら、事故にみせかけてピラミッドから突き落すとか、コブラ使うとか、いくらでも機会はあった。わざわざ元恋人ジャッキーと手の込んだ芝居をする必然性が無い。彼女がサイモンをフェイクで撃ったとき、目撃者一人の他に駆け付けたのが一人だけだったから成功したが、他の人も駆け付ければ計画は破綻。それが医者だったら負傷して無い事がばれるし、妻ルイーズが来ればどうするつもりだったのか。妻は寝ていて射殺されたけど、ついさっきまでカードしてたよね。起きて他へ行っていたらどうする?そもそも撃った弾が足元の床にめり込んでいるんだから、ばればれ。その場はごまかせても現場検証で確実に発見される。空砲を使いなさい!そして妻射殺の際の爆音に誰も気づかないのはどうして?このとき誰かが駆け付ければ計画は破綻。目撃されるだろうし、少なくともサイモンは自傷する機会を失う。◆拳銃だが、ジャッキーが床に捨てたのに、みんなが現場に戻って来たら無くなっていた。その拳銃が殺人に使用されたわけだが、現場に残っていたのはサイモンだけなのだから、彼が知らないはずが無い。第三者が持ち出せた可能性はあるが、誰も拳銃のことに言及しないのが不思議。凶器が床に落ちたのに、拾おうともしない。◆目撃した小間使いは犯人にお金を要求して刺殺。でも紙幣の破片が指に残ることは無い。死後硬直して無いのだから。◆目撃した女流小説家は2メートルくらいの距離で射殺されたんだから、逃げる姿くらいは目撃できたでしょ。◆即死なのにダイイング・メッセージ。肩掛けにハンカチと拳銃を包んで捨てればいいのに、わざわざ灰皿を重しに使用。真珠を盗んでも返したらおとがめ無し。母親を殺された翌日に婚約。睡眠薬を飲まされ、毒蛇を部屋に放たれる愚鈍な名探偵。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-08 17:14:05) (良:3票) |
43.《ネタバレ》 ポワロは初めてだったので、期待してみたモノです。しかし、期待はずれ。これだけ物証のない中、犯人はなんで自白してしまったのでしょう。東野圭吾氏の「名探偵の掟」を読んでしまったモノとしては、もう天下一大五郎の目線で見てしまいます。エンドクレジットでは、子供の頃に流行っていた「ミステリーナイル」が流れるもんだとばっかり思ってたもんだから、そこでもガッカリ。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-01-03 00:17:49) |
★42.《ネタバレ》 残念ながらジャッキーがサイモンの足を撃った時点で「グルなんだろな~」と思ってしまった・・・やっぱり「オリエント」の方がインパクトは大。 【より】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-09 16:53:48) |
|
【ホットチョコレート】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-09-22 05:18:35) |
40.《ネタバレ》 金田一少年の事件簿なんかと同じで頭の中で考えたちょっと無理のある話。 ミステリーなんてどれもこれも作り話です、と言ってしまえばそれまでなのだが… 事件が起こるまで1時間は長すぎるが ストーリーを盛り上げる為に次から次へと色々とおこる。 名探偵ポアロって名前だけは聞いたことあったが見たのは初めて。 コロンボなんかよりも断然性格が悪い!捜査が相手に失礼すぎる(笑) 火曜サスペンスでこの内容だったら良く出来てるとは思えるレベル。 けどこれだけ古くてこれだけの内容なら素晴らしいと思う。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-16 18:58:34) |
39.《ネタバレ》 久々に見ましたが、伏線の用意周到ぶりはお見事。たとえば、ジャッキーがリネットにサイモンを紹介するとき「私と同じで貧乏」と言ったりとか。トリックも大胆で素晴らしいし、船上の殺人というのも、ある程度必然性が感じられます。ただ、狭い船の上とはいえ、2度とも殺人を目撃されるのは、できすぎという感じ。アンジェラ・ランズベリーがエキセントリックな役を演じていますが、全然笑えない。ベティ・デイヴィスとマギー・スミスの有閑コンビがかなりおかしかった。他の容疑者はおおむね印象が薄く、健闘していたのはオリビア・ハッセーくらいでしょうか。あと、ピーター・ユスチノフはポワロにしては恰幅がよすぎます。そんなこんなで、悪くはないけど『オリエント急行』よりは数段落ちます。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-15 19:17:37) |
38.《ネタバレ》 なんといってもエジプトロケが圧巻です。今では登れないピラミッドを、一段一段登っていくシーンが印象的。原作を先に読んでいたのでこの映画ではもっぱら、豪華スターの競演を楽しみました。オリビア・ハッセーの可憐さ・マギー・スミスの知的な美貌・ ジェーン・バーキンの危なっかしいところ等々。母親は「まぁ!P・ユスチノフ、D・ニブン、B・デイビス!」と驚いていましたっけ。レイス大佐の、D・ニブンの、古き良き英国紳士、というたたずまい、めちゃめちゃかっこよかった。この国にもあんな紳士がいてくれたら…と思いました。 【バッハバッハバッハ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-13 17:00:46) |
37.《ネタバレ》 何度か観ているけど確認したくてビデオで再見しました。 こんなに前振りが長かったことは忘れてました、ゆったりしたミステリーですね。 「オリエント急行」とどことなく似ているシチュエーション、遊覧船の支配人も共犯だったかしら、なんて思ってしまいました。寝台列車では寝かせてもらえず、遊覧船では強制的に眠らされたポアロ、なんかすごく面白い。 「壁に耳あり障子に目あり」みたいな神出鬼没なポアロが可笑しい、ポアロという人はほんとに人間観察が好きですね。 「オリエント」と決定的に違うところは殺人の動機で、この違いが余韻の違いにもなるような気がします。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-09-12 19:47:48) |
36.何度見てもハラハラします、違った視点からみても面白いです。キャストも豪華!でもオリエンタルの方がすきかな。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-11 12:53:55) |
35.《ネタバレ》 数多のミステリー作品のもはや「礎」とも言えるものが、アガサ・クリスティのミステリーだと思う。それは「王道」であり、ありきたりに感じようが、展開が強引で腑に落ちないと感じようが、否定出来る術は無い。 ただその「王道」に対して、敢えてというか、改めて苦言を呈することができるのならば、一つだけ言いたい。 現場となる遊覧船に同乗しながら、3度の殺人を繰り広げられ、挙げ句犯人の死も食い止められずにいて、よくも「いい推理だった」なんて言えたものだ……。 これまで他の作家の作品でも大いに感じてきたことだが、物語を冷静に振り返ると、その違和感はいつもつきまとう。 ただし、そういう違和感を感じたからと言って、この映画が面白くないなんてことは断じてない。 それは、アガサ・クリスティーのミステリーにおける「王道」ぶりは、その違和感さえも含むからだ。 一見すると、ミステリーの主人公は「謎」を解き明かす“名探偵”のように思える。 でもそれは間違いで、ミステリーの主人公は事件の発生によって巻き起こる「謎」そのものであり、そもそも「謎」が生まれそれが解き明かされない限り、主人公は登場すらしないことになる。 エルキュール・ポワロをはじめとする名探偵は、物語の狂言回しに過ぎないのだ。 入り組んだ「謎」を物語の中で優雅なまでに繰り広げ、狂言回しの名探偵がその正体を浮かび上がらせ、犯人の死によって締める。 そのすべてが、ミステリーに許された「美学」であり、それを如実に反映したこの映画もその優雅な美意識に溢れている。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-09 14:53:27) |
34.'10.9/8 3回目鑑賞。オリエンタル急行列車がナイル河遊覧船に変わったような作品。豪華俳優陣を楽しみ、エジプト観光を楽しみ満足。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-08 19:26:54) (良:1票) |
33.エジプトの情景をバックに美しい作品になっています。 結末はサプライズなのでしょうけど、なぜか感銘を受けませんでした。 なぜだろうと考えたのですが・・・真犯人以外の人物が容疑者としての強弱がなく同じようなレベルで描かれており、かつ、それらの容疑者のうち特定の誰かが犯人であるとミスリードする展開もない・・・ことにその原因があると思いました。 このため、「仮に真犯人以外の人物が犯人ならば全く面白くない」・・・という風に話の途中で感じてしまったのです。 とはいえ、ポアロと大佐のコンビはいい味出してました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-04 13:56:36) |
32.何といっても豪華キャストが素晴らしい。いろんな国からよく集めたものです。アガサ・クリスティ原作なら当然でしょうか。個人的にはジェシカおばさんの大げさ演技がツボでした。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-08-14 19:29:20) |