264.現実にあったら、放送できない場面がいっぱいあるはず。気味悪いお話でした。海の果ての場面も興ざめでした。悪趣味で下らない。こういうテーマなら、安易なオチに頼らず、もっとどっしりした語り口でシリアスなものを観てみたいと思いました。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-05-20 13:40:39) |
263.題材はものすごく重いのに、軽い仕上がり。 この題材でもっとサスペンス色を強めた作品がみたくなった。 【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-05-17 21:39:09) |
262.公開から10年時は経ち、インターネット上では自分自身の一日を敢えて見せる(配信)人間が増えてきている。この物語のように理不尽な配信のされかたをされたのら、誰もが嫌がるが、配信部屋などを見ていると結局のとこ、人間は自己顕示欲を発散させなければ生きれない生き物であって。もしトゥルーマンではなく、他の自己顕示欲が高い人間を選んでいたらその人物はカメラの存在を知った時点で嘘をつきながら生活するのかもしれない。そして実はトゥルーマン自身も・・ 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-07 07:17:44) |
261.《ネタバレ》 このテーマなら重く、そして恐く作る事も可能だが、リアリティが足りないためにコメディにしたと見える。そうなるとジム・キャリーはやはりハマリ役、面白かったな~。でも最後は、あーー、そこで終わらないで…ってな感じで、続編を作ってほしいとは思わないが、外に出た後の反応や暮らしが気になって仕方なかった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-27 21:08:15) |
260.最後まで楽しめたのはジム・キャリーのおかげだと思います。 他の俳優だともう少し湿っぽい印象になったのではないかと。 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-23 20:52:27) |
259.《ネタバレ》 このアイディアを、よく映画化したなと思った。 途中、クライマックスがどんな楽しいものになるか期待してたが、案外ハートフルな展開だったのでびっくりした。 まあこれはこれでありかと思えたかな。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-24 01:20:06) |
258.まず、このストーリーに行き着いた発想が凄すぎるのが、今ひとつ点数を伸ばせない結果なのかもしれない。 あらすじ見ただけで「絶対面白いだろ、これ」と見る前に見るもののハードルを上げてしまうその設定と世界観。 イメージだけがとても印象深く残っただけで全体的に無難な話になってしまったのは何が原因だろう。かなりブラックユーモアの漂う世界観で無理やりハートフルに持ち込んだことなのかな? 【バニーボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-14 23:30:09) |
★257.《ネタバレ》 この番組を罪の意識無く演じてるエキストラ、面白がって観ている世界の視聴者に恐怖を感じた。しかも外の世界に出るシーンは応援し感動までしている(制作会社の中にも涙流してる奴までいて、そいつの神経が解らん!)、そして番組が終ったとたん「次、別の番組ないの?」とTVガイドを探す(そこで「ブツッ」と終わってしまったラストが印象深い)。コメディといいつつ、かなりブラックな印象でした。これからは唯一マトモだった初恋の彼女と再会して幸せに暮らして欲しいと思いました。 【より】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-14 11:33:28) |
256.メディアに対する皮肉も効いてるし、プライバシーとは自由とはとの提案もあって良い映画である。その生涯をモニターするアイデアが素晴らしい。もしも神がいるなら我々も同じようにウォッチされているのかしらと見るたび思っちゃう。もう少し、ジムキャリーが自分の状況に気付く過程でひねりとかサプライズとかユーモアがもっと欲しかった気がする。し出来ただろう、容易に。ちょっと残念。でもだとしても作品としては良くできてる。ジムキャリーは相変わらず芸達者で表現も巧い。エドハリスも存在感発揮。秀作です。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-26 21:18:36) |
255.《ネタバレ》 モニターに映るトゥルーマンの頭を撫でながら、我が子をいとおしむように、年老いたプロデューサーは言う。「君をずっと見てきた。君が生まれた時、最初のヨチヨチ歩き、学校に上がった日、最初の歯が抜けた時。」彼はトゥルーマンにとって創造主でもあり、また父でもあるのだろう。町は大掛かりなベビーサークルだ。その箱庭の中、意のままに息子を操ってきた父にとってたった一つの誤算は、従順な駒として動かし得た息子にもけれどいつしか一個の人間として自発的な恋という感情が芽ばえてしまうということだ。父が選びあらかじめ用意した娘とではなく、父の思惑ではエキストラに過ぎなかったはずの娘とアクシデントのような恋におちるトゥルーマン。それは予定調和の庇護の下、安全に飼い殺されるばかりだった彼に芽ばえるはじめての自我だ。情報はすべてパブリックに管理・操作され、一片のプライベートな秘密すら許されぬ筒抜けのその世界で、それでも彼が胸にひた隠し貫く恋。全てが監視下に置かれているとも知らずこっそりとファッション雑誌を切り抜き、初恋の記憶を辿るままに遥かフィジー島を目指すトゥルーマンの姿が感動的なのは、絶対なる父の手をもってしても決して届かぬ私的なその感情だけが、盤石でありながらすべてが作り物の彼の人生において、ただ一つの、ウソ偽りない「本物」だからなんだろう。そうしてトゥルーマンは絶対的な神の手を、つまりは強大な父の支配を、かいくぐり突き進む。まるで永遠のモラトリアムから脱出を図るように。一方の父は、かつて神が人間にそうしたように、自我を持ち意に背く恩知らずな息子に、罰を下す。巻き起こす天変地異により愛する息子を死の危険に曝してでも、その巣立ちを阻害しようとする。そんなすさまじい父と子の姿から浮かび上がるのは、自立とは決死の闘いであるということ。この一人のいい年をした男の遅咲きの成長譚は、だからこそ意外性に富み、実に感動的だ。ついに遂行されるトゥルーマンの力強い羽ばたき。彼の勇敢なその突破に我々は快哉を叫ぶだろう。だがそんな私たちもまた結局は見世物としてトゥルーマン・ショーを消費しているに過ぎないという痛烈な皮肉が、安直なカタルシスを頑なに拒む。扉の向こうからやってきたトゥルーマンが辿り着くのはハッピーエンドなのか、それとも次なる関門なのか。それを決めるのは、まさに私たち次第なのだ。 【BOWWOW】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-27 11:18:25) (良:1票) |
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254.アイデアが面白い。奥さんや母親、友人たちの笑顔が怖いです。けど、この題材ならもっと面白く料理できそうな人って他にいそうですよね。あのドームもちょっと荒唐無稽すぎたような気も。しかしラストシーンはルネ・マグリッドの絵のようで不思議な絵だなーと思いました。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-08 12:41:38) |
253.《ネタバレ》 前半では、シチュエーション・コメディの様相を保ちつつ、主人公を画面上で見る観衆の姿を入れるメタ構造をさりげなく挿入することによって、この作品を見る側もいつの間にか作品世界の一部に取り込んでいる。この辺では、愛想の良い中にも作り物っぽさ満載の演技を絶妙に繰り広げるローラ・リニーの貢献が大きい。そして後半では、その世界が一気に崩壊するのだが、最後に主人公が外に出て行く扉は、別に何の装飾もガードも施されていない、ただの扉。つまり、そこから一歩を踏み出す意思があるかないかがすべてである、ということ。こうやって後からじわじわと見る側の視座のありようまで浸食していく、実は結構恐ろしい作品。●再見してさらに鳥肌。この全体の構成は何のメタファーなのか、いろんな解釈が可能です。コメディっぽい体裁をとっていながら、これは一流のホラーであり、サスペンス作品です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-26 00:42:32) (良:1票) |
252.《ネタバレ》 土台無理な設定で、面白みは感じませんでした。視聴率を取るためなら何でもするTV業界ですが、人権を無視しては視聴率は取れません。TV会社との養子縁組、覗かれるための作られた人生、30年間も幼友達や母親を演じ続けること、愛情がないのに仕事と割り切って結婚、所詮成立しません。又、保険会社に勤めるサラリーマンの生活を24時間放映しても視聴率はあがらないでしょう。隠しカメラを5000台もあるのに、どうして家を抜け出して、ヨットに乗ったトゥルーマンの姿を映せなかったのか?人の命をもてあそび、金儲けの道具にしたクリエーターに何の罰もないのも不可解です。ジム・キャリーはコメディ出身で、シリアスドラマには向いてないでしょう。「バニラ・スカイ」のトム・クルーズと比較すればわかります。トムなら、恐ろしいと感じる映画になったかもしれません。意図はわかりますが、舞台を広げすぎて失敗しています。リアリティがないので何の風刺にもなっていません。ショーというより、残虐物語です。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-10 20:11:59) (良:1票) |
251.《ネタバレ》 アイデアが素晴らしい。ラストの笑顔も良かった。これが現実だったら恐ろしいですが。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-15 14:59:00) |
250.《ネタバレ》 全世界の視聴者は彼の味方であり親代わりであり。旅立つトゥルーマンを喜んで見送るシーンは感動した。 【わさび】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-14 08:48:26) |
249.デカルト的懐疑やフッサールの方法的懐疑的な世界観として理解するのは、一歩手前の理解だろう。むしろ、安全安心な世界であれば、パターナリスティックで人工的であっても是か否かを問われているのだろう。そう考えると、いまの世の中が、トゥルーマン的自律性に欠けた人間を再生産しているような心持になり、剣呑となった 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 00:03:59) |
248.《ネタバレ》 設定とか着想は面白いんですが、主題が展開し始めるとその良さを崩しながら言いたいことに突っ走ってしまってるんですよね。だからせっかく「もしかしたらあるかも」的な導入部を放っておきながら、飛び道具的なシーンが支配的になってしまうのがもったいない。 こういう「もしかしたら自分たちは小説やゲームのキャラなのでは」「もしかしたら宇宙は1原子として宇宙を構成して、それも宇宙を構成するのでは」などという心配や好奇心。誰もが自分の存在感への疑いと言う物は古典的な物語をどこかで見聞きして知っているわけで、それを物語にして収束する手段を速度的に表現したためか、どこかツボを押さえ切れていない映画という印象をもってしまいました。ラストの表現も、ブラックユーモアのような形で逃げずに最後まで現実的に造るべきだったんじゃないかと思います。 フィクションであれば最終部を現実的にしてもハッピーエンドでもバッドエンドでも造れるはずですが、なんで煮詰めていない非現実的な含みにしてしまったのか、本当にもったいない。映像や脚本には金が掛かってて当たり前のグレードの映画だと思うんですが、いろんな都合があったんでしょうか。着想が良ければ、どんでん返しを思いつけば、カルト的な異常性があれば、というような評価基準のみで行けば年代を考えると高度なのかも知れませんが、高度であることより知的満足感をくすぐられることより、「ちゃんと最後まで面白いのかどうか」と言うことが重要じゃないかなと思うんですよ。 たとえ100円で借りても、鑑賞者は2時間も使うわけですから、表面的な着想や内面的な奇抜さとともに「出来る限り完成した物」を提供して欲しいな、などと思うわけです。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-07-25 15:08:26) |
247.《ネタバレ》 ○設定はなかなか面白い。ただ、話の展開自体は陳腐。○テレビにおける擬似現実よりも、テレビは視聴率のためなら何でもやるという方を風刺しているように見える。○クリストフの役柄がいつものハリウッドの如く極端に悪役過ぎる。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-25 09:24:49) |
246.いやぁ、ホラーですよこれ。周りのみんなに騙され操られ監視され生かされた30年、考えたらゾッとします。こんな趣味の悪いドラマやってても私なら絶対に見ません。人の人生をなんだと。まぁ、ナイスアイデアだし、主人公が自分の世界から脱出する場面は勇気をもらえる様な気もするが、よく考えたらそんな世界だと気づいたら誰でも逃げたくなるよね。 【雪駄】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-24 05:03:51) |
245.わかりやすい伏線が分かりませんでしたorz 設定はいいんだけどリアリティに欠ける。何よりあんなドーム作って維持したら黒字にできるわけないでしょ。 出来はよくて面白かったので6点 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-30 23:42:22) |