1.先行上映、2D字幕で鑑賞。
タイムループものという点と『これは単なるSFアクションではない極限状態下のラブストーリーだ!』というキャッチコピー位しか事前情報を知らずに観に行きました。うーん、ラブストーリーを期待しちゃうとちょっと物足りないし、設定にもツッコミ所満載なので、単純に娯楽SFアクション大作として観るのが正解。
この映画最大の肝はタイムループするという点なのだが、これは一言で言うと機数を無限に増やしたマリオ状態である。何回も同じ所で死んではまた最初からやり直すので、最近のいつでも何処でもセーブできるヌルゲーに比べると、ファミコン時代のソフトに近いかもしれない。せっかくいい所まで行ったのにまたここからかよ!と発狂した経験のある方は共感できるのでは?最初どうやって倒すんだよと絶望するような敵、例えば魔界村のレッドアリーマーでも何回も死んで戦うことでパターンがわかり余裕で倒せるようになりますよね。そういう達成感もあります。ただ、このゲーム(映画)の主人公はあまりに下手。まるで友達の家でアクションゲームが苦手な奴のプレーを延々と見せられる状態に似てる。