215.《ネタバレ》 前半はSF映画として非常に面白く、後半はスピリチュアル映画で終わった。 そこが良いです。 科学から精神の世界へ・・・といった感じだった。 SFから精神の世界は2001年宇宙の旅を思い出します。 また未知との遭遇みたいでもあります。 ただただ幻想的な風景が美しく、宇宙の大きさよりも精神世界の壮大さを感じる。 そこに神のような大きな存在を描いているのだと思います。 宇宙とは人の無意識に存在するという考え方がありますが、 この映画もまた内面世界のようでした。 人間の固体を超えた感覚です。 「言葉ではとても説明できない これは詩よ」といった台詞では、 その表現に凄みを感じる。 それとは別に我先にと勢力争いの醜さがあった。 上司の出しゃばりもだいぶイラついたけど、神を語る狂信者が攻撃の手段にでるのは許せない。 エリー・アロウェイが遭遇した美しい光景とは真逆だ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-02-27 00:13:29) |
214.《ネタバレ》 数年ぶりにブルーレイで鑑賞しました。この映画は私の中では5本の指に入りますが、今まではSF映画としての面白さだけを見ていたことに気が付きました。これはエリーの贖罪の物語でもあるんですね。今回初めて気が付いたのですが、異星人が砂浜の砂をすくった後に掌で輝く砂粒の配列、エンディングの前にエリーが地球で砂をすくった後に掌にのこる砂粒の輝きが、エリーの父親が倒れた時に周りに散らばる錠剤の配列と同じなんですね。つまり、エリーにとっては地球外生命の探索=お父さんを探す旅でもあり、ようやくその重荷からか解放された、という非常に内面的なお話ともとらえることがもできる。本当によく練られた演出だと思います。しかし、落下シーケンスの開始のシーンは何度みても感動します。あのドキドキ・ワクワキ感は凄いです。 【けごや】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-01-29 14:34:26) (良:3票) |
213.《ネタバレ》 後半からがイマイチ。ヴェガに着いてからの話の流れが一切掴めない。贔屓目に見てあれは錯覚なんじゃない?って考えるのが当然だし、ホワイトハウスから出てきた人々が主人公を支持してる?っぽいのもわからないし、彼氏の返答も歯切れ悪い。審査するものと審査したものが手つないで帰るってスキャンダルすぎる。発射台やワームストーム等のCGの趣味もダサい。俳優陣の演技がイイだけに残念。 【reitengo】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-08-27 15:48:25) (良:1票) |
212.親子愛、恋愛、科学、宗教的なものを織りまぜつつ、 一応ヒロインの心の成長がテーマになっている作品。シナリオも悪くないし、 宇宙という壮大なスケールに見合った作りで、SF好きな人でなくても楽しめると思う。 仕事に没頭する主役のジョディーも、いかにも科学者らしい偏屈そうな感じが良かった。 終盤の見せ場は、もっと違った形で見せてほしかったかな。ちょっと演出が好きくない。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-03 05:51:30) |
211.1ヶ月後には見たことを忘れていました。惜しい映画という印象。 【akila】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-20 02:58:48) |
210.《ネタバレ》 地球代表はどんなジャンルのトップがふさわしいか、という問いは面白いが、後は結局B級SF。いきなり北海道にシャトル台ができましたって桃鉄かよ!ジョディフォスターの映画にはそろそろ距離を置きたくなってくる 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-01 07:52:13) |
209.《ネタバレ》 オープニングシーンやワームホールの描写など、さすがカール・セーガン監修だけあって説得力ある映像は見事です。クリントン大統領の実写映像を巧みに取り入れているのも『フォレストガンプ』のゼメキスらしさが出ています。だけど、宗教色が強くなっている脚本はセーガン原作らしくなく、セーガンとはひと悶着あったのではと思います。進化論すら学校で教えることを禁止する州があるアメリカのことですから、神をある程度前面に持ってこないと興行的に難しい面があったのでしょうか。「人類の95%が何らかの神を信じている」というセリフがありましたが、そんな話は初耳です。「アメリカ人の95%」の間違いじゃないですかね。ガンの進行を抑えるためロシアの宇宙ステーション・ミールに乗る謎の大富豪は、本作完成後にやはりガンで亡くなったセーガンの姿が投影されている様に感じました。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-09 23:25:51) |
208.《ネタバレ》 ヴェガに着いて?からが期待はずれでした。もっとクリエイティブな面が欲しかった。それまでのフリを奇麗に繋げるための展開に感じてしまい、それまで長く引っ張っただけに少しがっかりしました。しかしこういう若干バカバカしく思えてしまうテーマで期待を持って見させられたのは琴線に触れる何かがあったんだろうなと思うし、演出も良かったのかもしれません。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-09 17:06:34) (良:1票) |
207.賽銭で神頼みして叶った試し無し。神なんておらんって。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2010-11-24 22:26:19) |
206.《ネタバレ》 <原作未読>夢のある話でワクワク。近未来的な巨大マシンは映えてました。「地球外知的生命体とのコンタクト」のシミュレーションとも取れるような現実的な作りに引き込まれていく。一度落胆させ、もう一度希望を与える。このパターンを何回か使い、ハードルは高いところまで上がっていたのだが、たどり着いた星の美しさたるや・・・ 短い時間ではあったが幻想的というか神秘的というか、とにかく綺麗な世界で高くなったハードルも軽々超えていった。真相は灰色でも希望に包まれているので後味がとても良い。ウィリアム・フィクトナーの見せ場がもう少し欲しかったかな。9点で。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-15 17:35:34) |
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205.《ネタバレ》 「宇宙に知的生命体が地球にしかいなかったらスペースがもったいない。」なんていうかっこいいセリフでしょう。テレビで放映されるたびに観てしまいますが毎回ワクワクします。ジョディーフォスターをはじめ出演者の演技もとても良いです。SFつながりのインターステラーのマシューマコノヒーが出てたんですね!どっちの映画も大好きですがクーパーと同一人物だったとは!素晴らしい! 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-08-25 12:28:06) |
【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-03-10 23:16:35) |
203.《ネタバレ》 昨日久しぶりに再鑑賞しました。観ている最中からあまりのおもしろさに感動して号泣。改めて、、なんて面白い映画なんだ! 神を信じない人間を全人類の代表には選べない。まあこれは神を信じないから代表にしないのではなく、代表とは最も優れている人物であると同時に(良識ある)人類の平均値でもなければならないからですが、それってなんてリアルなんだろう。まるで、2010年の日本で言うところの国母バッシングによく似ていませんか? そして人々は証拠があるから物事を認めているのではなく、自分自身がそう思うから認める。神の存在を感じる時があるから神の存在を認める。エリーの言葉に嘘偽りを感じないからヴェガ人と接触したのを大衆は認めたんですよね。調査委員会は(公には)認めなくても。 さらにヴェガ人は言います。このワームホールは自分たちが作ったのではない。別の誰かが過去に作ったものだと。そんな大いなる存在を場合によっては「神」と称してもいいような気がします。 言ってしまえば、宗教も科学ももしかしたら同じようなものなのかもしれませんね。 【HAMEO】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-02-03 20:23:05) (良:1票) |
202.《ネタバレ》 もう何度見たか分かりません。ゼメキス映画の得意技、名台詞の使い方の絶妙さは泣かせます。エリーの科学者としてのカッコ良さとパーマーの宗教家としての存在感が最後まで生きてます。緻密に計算されたストーリーもテンポ良くて、憎まれ役のドラムリン、宗教過激派との盛り上がりも全く飽きさせない展開を作っています。なんと言ってもクライマックスシーンの美しさが最高です。 【おすし】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-11-07 01:58:08) |
★201.《ネタバレ》 冒頭の「現代版パワーズ・オブ・テン」的な描写から引き付けられ、本作を映画館で鑑賞しなかった事を激しく後悔した。 今こうしている間にも様々な映像が半ば「垂れ流し」の様に製作者側の意思に関わらず世界中から宇宙へ発信されている事になるが、ヴェガ人の皆さんはどう感じてくれるのだろうか? 外交手段として本作の様に通信機を送るだけで済ませてくれるのだろうか? 等々、色々と考えるきっかけを与えてくれる良作だと思う。 又、難解だった原作本のエッセンスを上手く凝縮し、良質なSF映画とした製作陣に拍手を送りたい。 【たくわん】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-26 11:21:34) |
200.人物描写はかなりステレオタイプです。その一方、ちょっとレムっぽい展開はまあまあかなという気もします。しかしなんといってもアメリカらしいのは、科学と宗教との折り合いをどうつけるかのが最大の問題だ、という点にあります。宗教を信じる人の割合が非常に高いアメリカならではの展開で、他の国の映画でこういう筋書きになる可能性はほとんどないでしょうね。そういう意味ではアメリカ社会を理解する上でのよい教材でもあります。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-04 06:03:31) |
199.《ネタバレ》 ええ、北海道のシーンはなかなかよかったです(それか)一瞬ではありましたが外国人から見る日本が「いい感じ」で出てましたねー 鏡餅(!?)etc… 多少はこういうところが無いと面白くありませんよね(笑) 全体的にチョット長いなとは思いましたが、抽象的というんですか、ヴェガ星人(でしたっけ?)との出会いの場面も意味深な感じで、又観たくなる映画でアリマシタ 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-19 22:00:33) |
198.3時間弱かけて素数を学びました。あとはあまり印象が残りませんが、そこそこ観られます。中学一年生の数学のテキストとしてよいかも。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-05-12 01:26:39) |
197.冒頭は嬉しい。現代の騒音の地球から、しだいに遠くへ過去の音へと退いていく。そして無音の迫力。銀河へ島宇宙へと。純粋なSF映画かと期待する。ところが違って、人間ドラマで薄められた2時間半となった。純粋SFで2時間の映画は作れなかったか。もっと“接触”そのものの興奮だけで詰められなかったか。あの何ものかの巨大な心音のような電波信号音なんかよかったのに、そこまでだったなあ。アメリカで無神論を表明することの難しさはよくわかった。事業が北海道で実行されるってのが、無神論の国ってことで選ばれたのなら嬉しいんだけど、何となく東洋=精神性ってイメージが底にあったようで。ヘルメットのHは、北海道のHなの? シベリアのような北海道。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-21 11:55:22) |
196.原作を先に読んでしまうと、原作との違いにギャップを感じてしまうことが多いが、本作は原作を読んだ上でも高い評価ができる作品だと思う。 プロットは多少違うが、原作で重要と思われる箇所は余すことなく盛り込まれており、さすがロバート・ゼメキスと言いたい。 ワーム・ホールを通過するときの素晴らしい映像、エリーがエンディグで子供達に向かって「自分で考え、答えを見つけることが大事です」と言うセリフが特に印象的だった。 下記は、原作者であるカール・セーガンの「カール・セーガン 科学と悪霊を語る」からの引用です。 --- 懐疑する精神も、不思議さに驚嘆する感性も、鍛え上げなくては使えない技術である。この2つが児童生徒の心の中で仲良く結婚することこそ、公教育の主要な目標とされるべきだろう。そんな慶事が、メディア、とりわけテレビに描き出されるところを見たいものだ。 この2つを人々がうまく操ることができたなら―すなわち驚嘆する感性を大切にして、理由もなく捨て去ったりせず、あらゆる考えに心を開く一方で、証拠には厳しい水準を求めることが人々の第二の本性となったなら―どんなにすばらしいことだろう。 そして証拠に求める水準は大切に思うことだからといって甘くするのではなく、できれば拒否したいことに対するのと同じだけ、厳しくしてほしいものである。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-21 22:21:09) |