7.《ネタバレ》 原作は、発売当時に読んでいます。
原作ではもう少し細かい心理描写や、行動についての補足があるんですが、それを映画ですべて表現するのは無理ですね。
映画だけ見ている人には、分かりにくい映画になっているかも知れません。
特に、原作では、ヴォルデモート(トム・リドル)の出生の秘密について深く迫っている話があるんですが、そこの描写がカットされているために闇のストーリーの緊迫感が少なくなっているかも知れません。
特に映画として考えると、盛り上がり箇所に欠けるままの2時間半な気がします。
「私がプリンスだ」というアノ人の言葉もあっけないというか、そっけないというか。
原作を読んでいる人間からすると、原作の6巻自体が、7巻の前振りのような巻なので、7巻まで待ってみてと言いたいですが、
映画の方はまた7巻が2本立てになるようで・・・。7作目はぜひ盛り上げ箇所をふんだんに入れて原作の良さ+映画的なおもしろさを見せてほしいです。