6.《ネタバレ》 あれれ?なかなか厳しい評価を受けていらっしゃいますね~。
個人的には好きなんですけど。わかりやすくて。オーソドックスで。
へー、実話をベースに…。いったいどの辺までが実話なんでしょう…。
相棒のケルシーがまさかの…これは奇をてらったどんでん返し。電話で連絡していた相手は警察ではなく犯人だったとはね。どうりで応援が全然来ないわけだ。
…確かにラストのネタばらしのやり方はまんまソウ…。でもソウのネタばらしのやり方好きなんですよね。
よくパクリだなんだと批判されがちな世の中。でも面白い映画の面白い手法を取り入れて、それで映画が面白くなるんだったらそれで良いじゃないかと思う今日この頃。
それより気になったのは捜査のもたもた感。
主人公のパパさん刑事マイクは、表彰もされたことがあるような優秀な刑事らしいですが、ちょっと優秀さが控えめでした。
容疑者が勤務する病院に頭から血を流している従業員がいます。
犯人は娘が誘拐される直前、娼婦から瓶で頭を殴られています。
・・・・・・いや、気付こうぜ。そこつっこまないのはあからさまに不自然でしょ。
気になったのはそこくらいかな~。
犯人宅でのやりとりは終始緊張感がありました。これで捜査のほうが手際よくテンポよく進んでいたら、相乗効果でもっと面白かったかも。
最後がバッドエンドすぎるので後味は悪い。
でもその過程は楽しめます。
エンタメとしては良質なサスペンス作品だと思いますけどねー。