507.《ネタバレ》 僕は幼少の頃、夕暮れ時、近所のモータープルで動物の死骸を発見し、その体内を動き回る無数のウジ虫を、数人の友人と一緒にずっと見ていた記憶がある。その動物が何であったかさえ思い出せないが、その状況だけは憶えている。今では思い出すだけで虫唾が走るが、そこに好奇心以外の理屈は見いだせない。今はもう湧き上がってこない剥き出しの好奇心だ。遠い記憶を手繰り寄せるような感覚でスクリーンに釘付けになったので、鑑賞後の余韻には、もうどうにもならなかった。ゴーディ少年の挿話、デブのゲロまみれの仕返しは、その状況の面白さがテーマだ。その後のオチや、デブがどうなったかを真面目に問われることに感じる違和感こそ、大人の世界へ通じていく困惑かもしれない。 【よし坊】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-05-23 07:32:38) |
506.人生で最も好きな映画の一つ。古びた線路を見るといつも思い出す映画”スタンド・バイ・ミー”。 【ピンフ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-03-08 14:30:34) |
505.昔、観た時に良い映画だったと印象が強かったので再度鑑賞。初めて観た時の印象とは、かなり違う感じ。これは観た時点での人生の経験値によるものか?また何年かして観てみると違った印象を味わえるのかもしれない。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-03-03 23:22:00) |
504.この映画は、初見が小学生の時か否かで、点数が5点分くらい変わってくると思う。 【カップリ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-25 23:43:04) |
503.確かに少年期ならではの甘酸っぱい思い出が蘇ったりするという意味で高い評価なんだと思いますが、公開当時わたしは18歳でしたので、そういうノスタルジックな感情が沸き起こらなかった分、このくらいの評価です。ただし、少年期に似たような冒険をしたこともあるし、当時大のキングファンだったわたしはサントラを買うほど好きな映画でした。キング原作の中では、かなりよい映画だと思います。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-09 15:27:36) |
502.感想としては、映画より歌のほうが印象強いです。 【シトロエン】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-29 17:33:47) |
501.今から20年以上前の小学校の卒業式を思い出した。あの時は親も交えて最も仲が良かった親友達と桜の木の下で卒業証書を見せ合いながら、なんともいえない気持ちになっていた。既に別々の中学校に進む事が決まっていたが、もうこの友達とも頻繁に会う事はないだろうなと12歳の自分でもどこか寂しい気持ちで分かっていた。今思い返すと、楽しかった出来事だけでなく、ケンカした事や泣かせてしまった事、大人になったらやる事すら憚られる悪戯を一緒にしたことなども大切な思い出として一緒に脳裏に甦る。中学高校で知り合った友人の中には、一生の親友になる人もいるが、小学校までで離れ離れになった友人というのもまた違う形として心の中で大事な存在である。疎遠になった友人の大人になった姿は想像すらできないが、そんな昔の思い出と今を重ねて不思議な気持ちで思い出す事ができた。強がって、悪さして、ふと2人きりになった時に本当の自分を出して泣いてみたり、あの感覚は大人になってからはやろうと思ってももう出来ない。人生の中において、ある意味しがらみ等を考えずに好き勝手遊べる最後の自由な時間を切り取った名作だと思う。死体探しの冒険や4人の友情だけの映画というより、鑑賞した側が当時の自分の思い出と重ね合わせる事で、更にこの作品が宝物のように感じられるのではないかとも思った。大人になってから観返すのもまたいいものだ。パイのゲロまみれだけは厳しいが…。 |
500.《ネタバレ》 スティーブン・キングの言わずと知れた名作。少年時代のある夏の日のはかない思い出を活き活きと描いていました。若くして命を落としたリバー・フェニックス、まだあどけない姿だがひしひしと感じられるそのカリスマ性からは将来を予感させるものを感じました。友への率直な想いを綴ったベン・E・キングの主題歌はいつまでも耳に残るでしょう。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-17 21:04:32) |
499.失った少年の心を懐かしく眺め・・キングはこれだからやめられない! 【わさび】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-08-19 16:00:59) |
498.《ネタバレ》 よく少年時代の佳き思い出の映画みたいな紹介がされているけどとんでもない! だいたい宝探しでなく死体探しでっせ。 冒険のワクワク感よりもどこか負の雰囲気をメンバー全員が持っていたことのほうが印象深い。 少年時代の悪夢、不満、純粋さゆえの汚すぎる会話・・・たいていの人が少年時代を思いだすとき避けてしまう部分が主役の映画やと思う(この点は原作のほうがより顕著に描かれていた) その上で「あのような友を持つことは二度とない・・・二度と・・・」なんよ。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-08-02 18:53:49) (良:1票) |
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497.飽きずに見れたけど、ここまで評価の高い理由はわからん。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-02 17:24:41) |
496.《ネタバレ》 23年前に映画館で観たときには、少年たちのこころの痛みに、痛いほど共感できた。23年たってDVDでみると、表現されていることはよく理解できたが、こころの痛みを思い出すことすら難しくなっていた。長く生きるということは、そういうことらしい、とこの映画に教わった。 【みんな嫌い】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-07-24 12:21:14) |
495.大人になってから観たので残念でした。ただ、雰囲気は伝わってきました。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-16 15:01:36) |
494.《ネタバレ》 非常にストレートなロードムービー。「男子三日会わざれば活目して見よ」といった内容で、旅を通じて主人公が成長する過程を丁寧に描いている。兄の死を乗り越える主人公はとても魅力的ですが、他の仲間の三人もそれぞれにキレイにキャラ付けがされてあって飽きさせません。特に戦争で戦った父親を誇りに思っているテディが、スクラップ屋のオヤジに激昂する場面では少し目頭が熱くなりました。 彼等はお互いに譲れない何かを持っている、だからこそ本気で笑いあったり、慰め合ったりすることが出来る。凄く良い関係ですよね。 男子なら一度はこういう時期があるのではないでしょうか?私は凄くノスタルジィに浸ることができました。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-09 17:29:17) |
493.《ネタバレ》 リバー・フェニックスのとコリー・フェルドマンの演技力。そして、若かりしキーファー・サザーランドの馬鹿具合が良い。主人公のウィル・ウィートンはというと、まったく魅力がなかったですね。この作品にはそぐわない描写が気になります。ヒルで減点、ゲロで大幅に減点です。キャラとしてはクリスよりもテディの方が子供らしくて好き。「あの12歳の時のような友だちはもうできない、もう二度と・・」は名言ですが、若い私にはしっくりこない。 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-06-06 08:13:31) |
492.《ネタバレ》 二十歳そこそこのころ、映画館にて一人で見ました。 全編通じて私的な美しさを持つよい作品だけに あの’ゲロ’シーンは場違いでそぐわなかった。 それだけが残念です。 確かその年のGWに向けての公開でした、 当時の予想は、『入らない』映画として映画館からも冷眼視されていたようですが ふたを開けてみるとロングランの嵐だったのを覚えています。 【バッハバッハバッハ】さん [試写会(字幕)] 8点(2009-05-06 16:46:35) |
491.観終わった後、「あいつはどうしているだろう?」と子供の頃の友人を懐かしく思う。ノスタルジックな名作ですね。 【東京ロッキー】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-05-05 16:45:54) (良:1票) |
490.《ネタバレ》 子供が死体探しの旅に出るため、家を抜け出して冒険をする。 言葉にしてしまえばとても陳腐で、面白みもなさそうな映画ですが、 映画の世界の雰囲気に一度触れてしまえば、その世界にずっぽり入ってしまう。 友達と夜中に家を抜け出して線路の上を歩いたなー。 今みたいに監視カメラづくしだと大問題で怒られてたんだろうけど。 小学生ー中学生の間に観ておかないと本当に駄目な作品だと思います。 リバー・フェニックスよりコリー・フェルドマンの方が好きだった。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 10点(2009-04-09 00:20:41) |
489.クリスの言葉の数々は、大人になった今だからこそ、意味のあるものに思える。「かけがえのない日々」を送った12歳の少年たち。あの頃のような友達をもつことはもう二度とできないかもしれないけれど、いまを生きているこの一日一日もまた「かけがえのない日々」のひとつなのだと気づかされた。もうちょっと背筋を伸ばして生きてみよう。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-04-06 22:55:52) (良:1票) |
★488.《ネタバレ》 妻投稿。図書館で見た作品です。私はこの映画に「青春の懐かしい冒険」「もう二度と帰れない日々」というのとは違うものを感じました。この映画は汽車に轢き殺される恐怖、虐待や大人の裏切りというものが描かれています。それらを乗り越えてやっと手にしたものは死体・・・。まさに人生そのものです。人間は人生において恐怖と裏切りと絶望を経験し、その果てにあるものは死なんです。なのにどうしてこんなにすがすがしい気持ちになれるのか・・・。それは愛する仲間がいるからではないでしょうか。私はそれがこの映画が名作である理由なんだと思います。 【はち-ご=】さん [レーザーディスク(字幕)] 9点(2009-03-31 17:30:45) |