6.ユニバーサルの重役のクビをとばし、ラズベリー賞に輝いた作品。
とくればさぞかしと思いきや、案外面白い作品だった。
全編にコメディが散りばめられており、ありがちなラストだけはまともなことを言って、
感動させようという事も無く、とにかくぬるい雰囲気が心地よく感じる。
カニが走ってきて急に茹でられたり、トカゲ人間が急に脱いだり、
不条理さが面白かったけれども怒る人もいるだろうな。コレ。お勧めできるかといわれれば、よほど心を許した友人でないとムリ。
70年代を意識しつつ技術は最新で、すき放題やっていて楽しいのですが、
このゆるさは人を選ぶというか世代を選ぶというか、やたらと低評価なのは致し方なし。
同世代の日本人には受けるのではと思います。