64.《ネタバレ》 特撮に対する愛情溢れる怪獣映画で、アクションシーンはミニチュアだとバレバレでもCGとは違って、本当に爆発させている分興奮してしまうところがありました。ガメラの火の玉がなんだか凄くかっこいいぞ。 ストーリーはと言えば、子供向けにしては小難しいし、大人が見るにはいい加減。出てくる人間が結局ストーリー上何の役割も持っていないのが残念。巫女になってしまった娘さんとかも、重要そうに見えて、何の説明もないまま結局何の役にも立っていないって雑すぎないかい? 【すべから】さん [インターネット(字幕)] 6点(2008-12-21 10:29:57) (良:3票) |
63.ガメラは作品はともかくガメラ自体がものすごく魅力的であったため人気があったのだ。おそらくこの平成ガメラを作ったスタッフもそんな魅力的なガメラを放ってはおけなかったのだろう。新しい世代によって作られた「ガメラ」はガメラの出自まで変更し、ハリウッドでも通用し得るような大人の辻褄合わせをすることによって、ハリウッド映画世代の大人にも通用する映画としている。そのことでガメラ第一作の『大怪獣ガメラ』同様に説明のためのセリフが使用されることになるのだが、ストーリーの面白さと本当はこんなのが見たかったのだと誰もが思っていたに違いない、おとぼけのない怪獣同士の真剣勝負や鳥の化け物でしかない人食い怪獣(つまり怪獣は怖いということ)に目を輝かせずにはおれないのである。人間のために戦う怪獣という不自然な行為もけしてガメラがそのことを擬人化された挙動で訴えるわけではなく、ここでこそ使われるべき必要最低限の説明セリフによって理解させている点がいい。ただ、子供向けを意識しているせいだろうが漫画チックな単純なキャラとしてしか描けない人間の描写は、もう少しなんとかならんのだろうか。あと、ガメラの顔が、目ん玉がいかにも作り物って感じなのがちょっと・・。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-02 13:44:07) (良:1票) |
62.怪獣に出会ったことがないので、リアルに作ってあるかどうかは不明だが、しかし怪獣映画というものをどこまで高められるか、それに対するスタッフの熱意が伝わってくる名作である事は間違いない。皆さん気付いただろうか。この怪獣映画の怪獣が動くシーンのほとんど(少なくとも地上のシーン)において、怪獣は人間の目線から撮影されているのだ。さらに東京タワーや福岡ドームといった名所を使いながらも、戦いのシーンはほとんど僕らの見慣れた風景で戦われている。まさに日常の中に怪獣が飛び込んできたような、そういう衝撃を観客に与えるためにどうすればいいのか、それを染色体とか古代文明とかだけではなく、怪獣映画の魂の部分において追求してくれたおかげで、僕は街を歩くたびに怪獣の夢を見る事が出来ている。 【はち-ご=】さん [レーザーディスク(邦画)] 10点(2008-05-02 00:05:47) (良:1票) |
★61.《ネタバレ》 結局プルトニウムは関係なしか。 それにしてもガメラは動きがスローモーだな。回転して飛ぶときだけ速い、速い。 あのギャップはなんだろう。 回転して飛ぶのと、二足を噴射させて飛ぶのとどう使い分けているのか。 それにガメラって弱いかも。 ミサイル攻撃で墜落するくらいだから。 合計三度も墜落したし。 えっと、あの少女は何か役に立ったっけ? 巫女の役目をさせられているという説明だけど、 ガメラを見に行くだけだで、何の説明もしないし。 ガメラの助けになってる? ギャオスは超音波という必殺技をもっているのだからもっと活用しないと。 超音波で町を破壊するシーンはワンカットだけ。 もったいない。キングギドラなみに派手にやらないと迫力がでません。 卵産むのならもっと目だたないところに産もうよ。 人を食べるギャオスを保護して、ガメラを倒そうとする自衛隊はどうなっているのか? 福岡ドームの屋根が締まってからギャオスに麻酔を打とうよ。基本だからね。 それに、もっと動物の専門家を出して対策をたてようよ。 いつまであの女一人に頼ってるの。 総理大臣が出てこないのも不自然だし。(まあ、低予算てことですね) それから勾玉とアトランティスを結びつけるのは強引すぎるなあ。 勾玉いっぱいでてきたけど、使ったのは一つだけかい。 それも勝手にもってきて、少女にあげるなんて。 最後にガメラが登場する場面、地中から出てきたのには驚きました。 播磨灘から地中を通ってきたんだろうけど、どうやってギャオスの位置がわかったのかな。 すごいスピードでトンネルを掘ってきたわけだけど、そのシーンが観たかった。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-19 05:24:16) |
60.「ガメラぁーガメラぁー、強いぞガメラ、強いぞガメラ、強いぞガ・メ・ラぁー」 思い出したくもないのに覚えているこの歌。 強くねーんだよ!ただつまんねーんだよ! たぶんガメラ映画を全部見ているが、今作より前の作品は、全部こうツッコんでいた。 父親にせがんで映画館に連れてってもらった帰り道は、こう言われたことがある。 「お前、こんなのが面白いのか?」 この時だけは、本当に父親に悪いことをした、と物凄く後悔した。 そんなわけで、この映画が公開されたと聞いてもただ不愉快なだけだった。 しかし、いくつかの映画評で激賞されているのを知り、ビデオで見てみることに。 まさか、映画館で見なかったことを後悔するとは思わなかった。 特に、東京タワーと怪獣があんなに美しく見えるなんて。 怪獣映画と聞いてワクワクしたことがある人なら、ぜひ見てほしい一作です。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-05 00:41:01) (良:1票) |
59.怪獣という存在を半ば不自然に出さねばならない怪獣映画という枠の中で、リアルさ・自然さを醸し出すことに成功していると思います。印象的な画面も多く、単純に楽しめました。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-24 15:15:15) |
58.昭和時代のくそつまらんガメラ映画をまた掘り起こすんか?と当時は思ったものだが、ここの評価があまりにも良いので鑑賞してみた。うん、確かによくできている。何よりも自衛隊の使い方がうまいわぁ。ただね、やっぱりガメラが空を飛べるっていうのが納得いかん。いや、飛ばしてもいいよ、いいけど足から火が噴いて、さらに回るなんて・・・こんなん採用するやつらの気がしれんわ。あと、ガメラと心が通じ合っている?女、終盤の戦いでガメラがガメラがっていってるわりに、おまえ傷浅すぎやろ!ぜんぜんシンクロできてないくせにうるさ過ぎ&演技ヘタすぎ。結論としては中盤までは見れた。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-02 03:19:19) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 平成ガメラの第1作。ガメラ復活に驚喜したことを覚えています。そして見て、感心しました。ガメラの顔がやや大人しいのが少し気に入りませんでしたが、回転飛行、火球の表現、ギャオスの凶暴さ(もっと強くても良かったが。最期があっけなかったので)、大気圏外での絡みなど時代相応のレベルであり、ゴジラ映画のような子供だましに終わっていなかったことに安心しました。これに続くべき第4作は無いんだろうな。 【プライベートTT】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-10-21 22:44:51) |
56.「こんなの、どこがガメラだよ~」と言うと、普通なら非難の言葉ですが、ここではまさしく喜びのあまり、そうつぶやいてしまう! 怪獣映画って、ホントはこうあるべきだったんだ、と正解を見せてもらったような。満を持して登場の平成ガメラ、敵は、あの、昭和ガメラが最も苦しめられた、そして昭和ガメラシリーズもっとも感動的な戦いを繰り広げた(笑)、ギャオスであります。ギャオスは首の骨が2本あり、これが音叉の役を果たして、口から殺傷能力の高い超音波を出す(音叉がこんなに大きくては、低周波しか出ない気もするが)。その代わり弱点として、構造上、首が回らないため、背面からの攻撃に弱いのだ・・・・・・って、アレ、だいぶ雰囲気が違いますね。そう、こんなアホな設定を削ぎ落とすことで、シリアスな怪獣映画が誕生したのです。まー、ここで例えば平成ギロンなんかが出てきてもらっては、シリアスさが台無しになりますよね、いくらギャオスより強いとは言え。という訳で、あの「崩壊した東京タワー上のギャオス」という名シーンが生まれ、「平成ガメラここにあり」と、我々の心に強烈なインパクトを残してくれたのであります。 【鱗歌】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-15 00:32:09) (良:2票) |
55.邦画の怪獣物のなかでは 出色の出来。 変な言い方だが まじめに怪獣映画を作っている と思った。 【しろタマネギ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-09 14:09:21) |
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54.もし、ギャオスやガメラが今の日本に現れたら。それを大真面目に描いてみせた本作。その真摯な姿勢がたまらない。子供の心を忘れずに、それでいて大人の分別を持っていないとこうは行かない。大人である自分も童心に帰って楽しむことが出来ました。キャスティングも絶妙。こう言っては失礼ですが、人気俳優がいなかったのがよかった。日テレが協賛ゆえ、お馴染みの局アナが使えたのも大きい。こういう真剣な遊び心のある作品は支持したいです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-05-05 02:19:41) |
53.小さいころ、ガメラよりゴジラが大好きだった私は、この映画が広く評価されていることが理解できなかった。しかし、今になって見返すと、いやーなかなか良く出来てるなぁ。ゴジラがパラレルな世界を舞台にしているのに対し、こっちがリアル(厳密に言うと完全なリアルではないが)な世界を舞台にしていて上手く対比させているのがイイ。画作りも完璧で、夕陽をバックにして東京タワーに留るギャオスは名シーン。ただ予算が無かったのだろう。ラストのバトルシーンはミニチュアのチャチさが大いに目立つし、戦いも物足りなかった。この辺りをもう少し出来たら、完全な傑作になったのにね。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-24 23:46:57) (良:1票) |
52.《ネタバレ》 ギャオスがタワーにすを作るとこがきれいで好きです。 【甘口おすぎ】さん [映画館(邦画)] 3点(2007-01-08 15:26:03) |
51.《ネタバレ》 CGを使いすぎず、適度でいい感じ。巨大な炎の玉を発射するガメラは素敵過ぎです。子供を守るシーンとか見ていて嬉しくなりました。 【腰痛パッチン】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-12-27 13:33:17) |
50.子供の頃ゴジラで育った世代です。当時はガメラもみましたが、子供の味方という設定が 子供でありながら、ばかばかしくてガメラはあんまり好きではなかったです。久しぶりに 見てゴジラよりストーリーがしっかりしているし、特撮もよかったなー 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-07-09 22:47:18) |
49.《ネタバレ》 甥っ子のために録画しながら鑑賞。甲羅を掘られたらガメラも痛いだろうと導入部では思いましたが、最後まで飽きずに見れました。 【きいろくま】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-01 22:17:08) |
48.10年前、平成ゴジラしか知らなかった僕にはかなりの衝撃でした。当時のゴジラ映画の怪獣は出現したらいきなり100m級だったのであまり気にならなかったけど、姫神島のギャオスといい『ガメラ2』のソルジャーレギオンといい、人間に普通に襲いかかりうるサイズ(数m級)の怪獣というのは非常に新鮮だった。しかしその身近な恐怖感があだとなり、終盤のガメラとギャオスの対決シーンは思い切り陳腐に見えてしまった。「あ、ぬいぐるみ同士がどつきあっとる」って。ここがもう少し盛り上がったら間違いなく傑作だったと思う。 【とかげ12号】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-11-05 19:16:16) (良:1票) |
47.私みたいなオッサンでも「ガメラ頑張れー!!!負けるなーガメラ!!!」と思いっきり感情移入して手に汗握って観られる、非常に稀な特撮映画だと思います。2はさらに面白いです。 あと藤谷文子の素人くさい演技がアレですが、東京タワー近くにガメラが出てくる直前の「きたっ」だけはゾクッとします。 【ぷらむ少佐】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-30 02:16:51) |
46.《ネタバレ》 ゴジラシリーズよりこっちのほうが面白い。ゴジラの放射能よりガメラの火の玉のほうが威力があるように見えたのは俺だけだろうか…。 【湘爆特攻隊長】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-26 23:14:17) |
45.「 いにしえの 人が残せし 守り神 災い醒めて 共に還らん 」 詠み人 素来夢無人・朝 |