★142.《ネタバレ》 旧シリーズの世界観にイマイチ馴染めなかったけど、このバットマンは心安らかに楽しめました。何が違ったのかをよくよく考えてみると、旧シリーズは仮面ライダーと同じなんですね。悪役たちが荒唐無稽すぎる。だからバットマンが頑張っても所詮はライダーキックだし、正義や倫理も芯が定まらなかったんだと思います。今作では、舞台となるゴッサムシティは変わらないけど、街の見映えは普通の都市になり、主人公も修行からやり直したりして、随分と身近な人になりました。結果、お話が人間ドラマになって、安心して楽しめたんだと思います。まだ観ていないけど「ダークナイト」が楽しみです。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-17 19:39:36) (良:1票) |
141.『ダークナイト』の予習として鑑賞。バットマンシリーズは、バートン版の1作目とシュワちゃんが出てたヤツを冒頭だけ見ています。なので取り立ててよく知っている訳では無いのですが、いやぁ面白かった!!前作(シュワのヤツ)の子供騙し以外の何物でもないようなチンケな世界観からガラリと変わり、とてつもなく重厚になりました!ただの「バットマンが出来るまで」で終わらない、まさに大人のエンターテインメント!クリストファー・ノーランが撮ると事前に聞いたときは個人的に「大丈夫か?」と思いましたが、どうやら大正解だったようです。テンポが良く、アクションシーンもとにかくスケールがデカイので、140分の長尺でも妥当だったと思わせるほど。アメコミの域を超え、思う存分堪能させて頂きました!!キャストも良いですね。クリスチャン・ベールは今までバットマン/ブルース・ウェインを演じた俳優の中で最もハマり役だったと思います。最もイケメンだしね(笑)ゲイリー・オールドマンのゴードン警部補も好印象ですし(この人の悪役じゃない演技は好き)ヒロインのケイティ・ホームズも皆さんが言うほど俺は嫌いじゃないです(ダークナイトのマギー・ギレンホールよりよっぽどマシです)公開時にも気にはなっていたのですが、本作はやっぱり映画館で見たかったですねぇ。前作のイメージや、アメコミ映画に抱く固定概念でこのノーラン版『バットマン』シリーズも敬遠してる方、明らかに損してます。久々に大満足なエンターテインメントを見せて頂いたので9点を。 |
140.バットマン誕生に至るまでの過程が想像以上のハンドメードさ満点で、アメコミ感的なものが全然感じられなかったですね。それが逆にリアル感があって良かったな。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-07 20:49:37) |
139.《ネタバレ》 終わったあと、感動がこみ上げてきました。素晴らしい脚本と見事な演出、そして驚くほど豪華な出演者たち。あっという間に時間がすぎていく作品でした。ただひとつ、渡辺謙さんの役柄の最後がなんだかぼやかされたままのような・・・。気のせいでしょうか?そこだけが気になりました。今後の同じ監督、出演者で続けてほしいシリーズです。申し訳ないが、レベルが違いすぎる為、過去のシリーズは無かった事とします。 【いさいさ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-08-30 15:42:43) |
138.渡辺謙は、この映画に出るべきではなかった。 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-28 22:58:48) |
137.《ネタバレ》 公開当事に見たときの評価であれば、8点です。前シリーズよりも、マニアックではないと感じました。 今回、ダークナイトに備えて、何度も見直しました。 ここで気付いたことは、この映画はセリフが起点となり伏線が生まれているということ。 「人は何故落ちるのか?それは這い上がことを学ぶため」 「人は内面ではなく、いかに行動するかによって決まる」 「周囲に気をつけろ」 「メモを見なかったか?」 「要するに未来は安泰ということだ」 など、語り手と受け手が入れ替わったり、また別の人物が話すことによって、物語にアクセントやユーモアが生じます。このことに気付いて、該当シーンを英語字幕で繰り返し見ました。「噛めば噛むほど味が出る」とは、このことでしょうか?ということで、9点にUPしました。 【八幡浜ちゃんぽん】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-08-21 19:17:31) |
136.《ネタバレ》 あいかわらず、クリストファー・ノーランの作品にはハズレ無し。世界観や映像の見せ方が群を抜いてる。あと、会社の重役がルトガー・ハウアーだと知ってビックリした。 【キッド】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-08-19 19:57:23) |
135.《ネタバレ》 テレビ版しか見ていなかったことと、メメントを見たこともあったのでDVDで再鑑賞しました(2時間半もあったのか!)。それでも「忍術だから」の一言でパッと消えてしまったり、ありえない、笑ってしまうようなアクションを卒なくこなすバットマンには違和感ありあり。内容も正直ありきたりで普通でした。それでも盤石なバランスを感じるのはやはり脇を固める名優たちのお陰だと思います(アルフレッドが超オシャレ!)。ジョーカーへの布石は良かったですね。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-18 19:28:49) |
134.東洋の神秘の元、修行したからバットマンは非人間的に強いなどと、西洋人の定型的イメージが鼻につくところも多々ありますが、そんなところは薄目を開けて見とけばよいのです。この映画の真骨頂は、死ぬほど金もってる変人が蕩尽しまくる姿を見て楽しむことです。しかし、ゴッサムシティって独立国家なんですかね? 【チビすけ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-17 12:11:38) (笑:1票) |
133.《ネタバレ》 おもしろかったです。 初見ではアメコミだし、と特に気にしていなかった忍者軍団ですが、もうちょっと考えようがありますね、今なら。アメリカ人が考える忍者っていうものの様式って、おそらく日本人が考える西洋騎士くらいブッ飛んでいるんだと思いますが、作っている側はそのブッ飛び具合がどれほどの物かは気にしていないんでしょう。 日本人からすると変的極まりないんですけど、日本人だけが観るわけじゃないですから市場的にはちょうど良いキャラ作りなのかもしれませんが、欲を言えば脚本をノーラン兄弟で練り直してリメイクもしくは差し替えエディションを、と望んでしまう着想ですよ本作は。 今なら普通に忍者軍団じゃなくてテロ組織に入ってしまったという流れでも良いような気がしますし、忍者なら忍者なりに作り込んでも良かったのかもしれません。 それにしても監督のシリアス路線の撮り方、職人芸です。もったいないなぁ、今の脚本技術ならものすごい話に化けそうなんですよね。 【黒猫クック】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 7点(2008-08-17 00:54:13) |
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132.《ネタバレ》 渡辺謙が絡む冒頭のシーンは必要なかったかと思います。バットモービルは非常にカッコイイ。 アクションシーンやゴッサムシティのビジュアルはリアルで良かったが、少々説明的すぎると感じました。悪役のリーアム・ニーソンも存在感があまりなかったですね。 ケイティ・ホームズは綺麗だし、脇役のキリアン・マーフィは良い演技でした。「ダークナイト」への序章と思えば、見る価値大です。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-08-16 14:34:40) |
131.《ネタバレ》 誕生秘話ということで、どことなく『スパイダーマン』っぽい。自分なりの正義を問うところや、ヒロインとの距離の取り方といったそこかしこが似ている。敵キャラクターが主人公が成長するための踏み石的な存在である分、魅力に欠けているという点も、『スパイダーマン』に似ている。わかるけどやっぱりちょっと、バットマンシリーズとしては寂しい。 キリアン・マーフィのDrクレインが嵌まり役だったのだからもう少し活躍させてもいいんじゃないかと思った。せっかく恐怖心を呼び起こす幻覚剤を使う敵なのだから、今回のテーマにも沿うネタだったはず(たとえばバットマンが解毒剤ではなく精神力で幻覚をねじ伏せる、みたいな場面を取り入れればよかったんじゃないかと)。 バットマンシリーズにしてはちょっと“健康的”な雰囲気だった。ドラマとしては悪くないけど、アメコミらしい美学には乏しいので、従来のファンから非難されているのは理解できなくもない。クライマックスの列車の下りなんか、どこかの平凡なアクション映画で観たような気がした。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-14 16:58:25) |
130.前半のバットマンになるまでのストーリーが、後付けした感があって、後半の盛り上がりとリンクしなかった様な気がする。 【Yoshi】さん [地上波(吹替)] 5点(2008-08-13 15:49:01) |
129.《ネタバレ》 かつて両親を目の前で殺されたブルースは、諸国を放浪中、 忍者テロ組織にスカウトされ、そこで修行を受けるが、 組織のやり方に反発し、組織のアジトを破壊して、去る。 ゴッサムシティに戻ったブルースは、修行の成果と 幼少時の経験、ウェイン社の技術を生かし、バットマンとなる。 ゴッサムシティの悪と戦っているうちに、 水道水に薬物を混ぜ、蒸散させることでゴッサムシティを 壊滅させようとする、忍者テロ組織の企みを知り、 かつての仲間でもある忍者テロ組織と対決していく、という話。 バットマンは抜け忍だったんですね。 ストーリーはいいと思うし、アクションもそれなりで、よくまとまってたけど、 インパクトには欠けてる気がする。 【且】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-08-10 15:44:09) |
128.なかなか面白かったです。今までのバットマンとはテイストが違っていましたね。バットマンの車が格好良かった~!続編のダークナイトが楽しみです。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-09 15:16:56) |
127.《ネタバレ》 ヒーロ映画の多くは、まずヒーロを見せ、それからヒーローになるまでの過程を描く。そして前半のうちにボスキャラが顔を出し、それにたどり着くまでにヒーローは幾人かの敵と対決する。例外は「スーパーマン」だが、あれはコスチュームを着る前からすでに超人であるので、同じことだ。だが本作でバットマンが登場するのは、上映から1時間が過ぎて、ようやく。 バットマンを知らない観客が、人間ブルース・ウェインの物語や、忍者だの、無法地帯のゴッサムだのに興味を持つことができるかどうかは、難しいところだ。バットマンになるまでの過程はコミックをベースにしているため、リアルに描写しようとすればするほど雑な印象を受ける。退屈に感じる人もいることだろう。 つまり、本作はバットマンファンにターゲットをしぼった(居直った)作品であると考えて鑑賞するのが良い。 本作でのバットマンの目的は、悪人退治ではない。無法地帯となったゴッサムシティに、司法を取り戻すことだ。だからこそ彼のパートナーは検事であり、警察官だった。ただその過程において、ゴッサムと人間を見限るラーズ・アル・グールの登場は、少々はやいように感じた。 本作でのバットマンには、精神的な弱さと甘さがある。ヒロイン・レイチェルを女性として扱ってしまったことで、さらにバットマンを俗物にしてしまった。そもそもバットマンのキャラクターの魅力は、個人としては決して報われない戦いに挑むそのストイックさにあるのではいだろうか。このあたり、賛否両論がありそうだ。 ともあれ、本作は続編「ダークナイト」の重要な複線となっている。 またリスチャン・ベールの出世作でもあるので、押させておいても良いだろう。 【DONG】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-04 04:48:05) (良:1票) |
126.《ネタバレ》 今までのバットマンとは少しテイストの違う、謂わば大人のバットマンといった感じでしょうか。完璧に勧善懲悪ではなく、悪を殺してしまうのかどうか迷うブルースの葛藤なんかは今までに無い新要素でよかったです。 それにしてもシリーズ毎にコスチュームがかっこよくなってますね。今回に至ってはシンボルマークまで全身黒ずくめで、スタイリッシュでした。 次回作が非常に楽しみな一本でした。ジョーカー役はヒース・レジャーだとか。これは期待せずにはいられません! 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-03 23:15:42) |
125.来週からの「ダーク・ナイト」に出ているヒース・レジャー見たさに映画館に足を運ぶつもりですが、まずはこのシリーズを全く知らないため、取り急ぎ前作のこの作品を予習も兼ねて観てみました。アメコミ原作と聞いていたので、けっこう軽く見ていましたが、重厚なクライムアクションそしてサスペンスという感じで驚きました。ストーリーも良くできており、なぜバットマンが生まれたかよくわかります。また、ヒマラヤや腐敗しきったゴッサム・シティの映像は巧いなぁと感心しました。今までアメコミ原作だと思って敬遠していた女性にもぜひ薦めたい良作。まず、主役のクリスチャン・ベイルがハンサムです。どことなくトム・クルーズ似に見えました。また、脇役も豪華で贅沢なんですね。更にびっくりです。このシリーズの他の作品は見たことがありませんが、少なくとも「バットマンビギンズ」は見て損は無いでしょう。ラストは続編「ダークナイト」へ続く布石もありましたので、楽しみです。 |
124.《ネタバレ》 バットマンシリーズでは、フォーエバーの悪ノリがお気に入りなので、いかにも地味すぎです。でも、手裏剣を磨く場面とか、屋根から無様に落ちた後「今度は飛びたいんだけど」と相談する場面とか、スパイディとは違う手作りヒーローぶりには泣けました。前半、善と悪がなんちゃら、と禅問答が続いて辟易しましたが、今になって思うと、次作のダークナイトも既に頭にあっての脚本ではと勘ぐったりしています。 【ぱふ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-02 16:51:39) |
123.コスチュームはシリーズを重ねるごとに格好良くなっている。気になったのが最初の特訓のシーン。世の中をよくしようとしている組織が明らかに悪者軍団でそこに一時でもバットマン(ブルース)が賛同しそうになるのは不自然。 【MS】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-27 01:49:54) |