★246.《ネタバレ》 ひっさびさに再鑑賞。 中身全然覚えてなかったからアブルッチが出てたのも忘れてました。 やっぱ悪い奴ですねこいつは。 加えてレザボアドッグスのピンクも。 行く先々で「変な顔の男」呼ばわりされててこれは笑うしかない。 最後は捕まるんだけど、あれ逆上して警官襲わんのだけは意味が分からん。 最初がっつり警官殺しといて最後はそれかい。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-10-08 13:21:24) |
245.《ネタバレ》 最初は狂言誘拐で舅からお金をせしめるだけだったはずが、ちょっとした歯車のズレから大量殺人事件になってしまうという、いかにも実話っぽい話。 人間の中の醜さがリアルに表現されていたと思う。 しかしながら面白かったか・・・と言われると、 全体的に淡泊な展開で、それほどでもなかった。 あと、気になった点を2点。 精神を患った日系人の登場は必要だったのだろうか。 あと、妊娠している警察官が殺人事件の調査をバリバリやって、 終いには単独で犯人と対峙してしまっているのが、何ともまあ。 被害者は全員銃殺されているのだから、確保時に相手に銃で撃たれる可能性は考えなかったのだろうか。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-05-15 09:50:25) |
244.《ネタバレ》 割りと有名なこちらの映画を初めて鑑賞。見やすくたいくつしませんでした。 しかし先日、「カットバンク」という少し似た雰囲気および内容の映画をみたのですが、こちらの方が内容がこっていて面白かったので、ファーゴに対しては既視感がありました。 カットバンクを観ていなければもっとおもしろく感じたかもしれません。 (点数は同じですが、カットバンクは6.5、ファーゴは6.0といった感じです) さらに、冒頭メッセージで実話だと思い込んでみていたのが、本当は実話ではないというのもマイナスポイントです。 でも、ぱっと観るには良い映画ではないでしょうか、時間も長くありません。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-15 08:18:06) |
243.《ネタバレ》 今さらながら初見ですが、これは傑作。冒頭に「変な顔」のスティーブ・ブシェミがいかにも胡散臭く現れた時点で、否応なく物語に引き込まれました。 で、2つの「breaking bad」が同時進行しつつ延焼していく展開には説得力があります。1つは殺人。最初の偶発的な殺人を隠蔽するために、次々と人を殺さざるを得なくなるのはありがちな話。2人目以降は無感覚になる様子もなかなかブラックでした。もう1つは嘘。いわゆる「嘘の上塗り」をせざるを得ない状況は、なかなか辛いものがあります(自業自得ですが)。途中、唐突に「ヤナギタ」が登場して「?」だったのですが、これが嘘&殺人の世界と、真っ当に生きる女性署長を交差させる結節点だったのかなと。 話自体は単純ながら、いろいろ重層的に意味を持たせる(と見る側が勝手に解釈したくなる)あたりは、さすがだなと思うばかりです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-05-02 02:41:21) |
242.婦警さんの淡々とした演技には見入ってしまったし、主犯のランディガードの頭の弱そうな演技は迫真もので、チンピラ2人のそれぞれ異なる狂気にもぞっとさせられ、俳優さんたちは素晴らしかった。だけど物語の前提となる設定、あの知的障碍の夫が何故社長令嬢と結婚できたのか全く理解できない。あの社長だよ、有り得ない。だから物語の進展に全く共感も理解もできず、不思議な成り行きに身を任せていただけでした。繰り返すけど俳優さんたちはよかった。演技と雪の映像に6点。 【秋山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-16 22:53:09) |
241.《ネタバレ》 二人とも「変顔」な凸凹コンビに妻を偽装誘拐させて、誰も血を流さずに無血で金をせしめようという算段だったけど、多くの血が流れちまう。淡々とした雰囲気と雪の銀世界が印象的。若きフランシス・マクドーマンド、気丈なる婦警を好演して米アカデミー主演女優賞受賞。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-10-19 23:51:12) |
240.コーエン兄弟の代表作にして、ちょいちょい映画ベスト100なんかにも顔を出す本映画ですが、確かにこれ面白いんですよ。 いかにも賞を取りそうな名画っぽい雰囲気がプンプンとしてて、一言で言えば映画の「格」ですね、観ていると自然に名画としての格を感じてしまう、そんなたたずまいの映画だと思います。 ただ、この映画に限らずコーエン兄弟の映画を観てて私が勝手に思うんですが、「こんな感じだの映画ってイケてるだろ?」という製作者の想いがなんとなく画面から伝わってきて、諸手をあげて「いい映画だ!」というのをためらわせるんですよね。 こういうのを肌が合わないっていうのかもしれません。 映画としてはよくできてて面白いんですが、でも自分には肌があわない。 そういうのって誰しもありますよね。 ただ彼らの映画でそういう「いい映画だろ感」ば嫌味感がない「バーンアフターリーディング」だけは素直に面白いと思います、はい。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-09-04 13:20:42) |
239.《ネタバレ》 いいね、これ。現実にまとわりつく狂気。外国映画だからこそいい。日本映画だと目撃者が殺されると可哀想になるけど 外国映画だと、なんて運のない奴だ、で済んじゃう、済ませちゃう自分がいるし、それはそれで面白いんだけど。 こういう、いわゆるDQN連中が一番厄介だし、面倒だし、だけどそこが面白いんだよな、ここから見てるだけならさ。 映画に何を望むかにもよるけれど、感動とか共感とかじゃなく、こういった気持ちの共有も必要なことだと思う。 もう一度、色々想像して見てみたい。 【がらんどう】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2019-08-04 09:49:24) |
238.《ネタバレ》 婦警さんは淡々と仕事を進めていく。 悪人はどんどんドツボにはまっていく。 真面目に平凡に生きるのが、いかに大切かというメッセージを感じた。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 5点(2019-07-27 22:30:23) |
237.《ネタバレ》 片田舎で起こった殺人事件。 署長のマージが淡々と仕事をこなし、事件の真相に迫る。 対する悪党どもは、仕事に対する情熱もプライドもなく、当然用意周到さもない。 悪事を働いて手にする数万ドルと、真っ当に働いて事件を解決し、切手のデザインに採用されること。 マージが終始熱くならず、仕事に徹する姿がつまらぬ悪事に手を染めることの虚しさを教えてくれる。 残された主犯の息子が可哀想でならない。 |
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236.《ネタバレ》 偽装誘拐が思ったようにいかない滑稽さを表現するドラマ性と、世間話をしながら淡々と仕事をする警察官の日常性がうまく絡み合った良作だと思います。特に最後の、アホ男たちの末路に対して、夫の3セント切手のデザインで心から喜べる様子、これがこの映画のメッセージの肝なのかなと思いました。 「変な顔」や「ヤー、ヤー」の連呼、「ハンバーガーとミミズ」などのユーモアは好きですが、全体としては、ちょっと苦手な映画かも・・・。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-14 15:02:51) |
235.小心者なもので、怖そうな映画だと決めて見るのを避けていました。しかし、なぜかドラマのファーゴシリーズを先に踏破してしまったのでこちらに出戻りました!(怖いもの見たさからだったのかも)映画公開後現地に宝探しをしに行ってなくなった日本人女性がいたのではということもあり冒頭の「事実に基づく」という記述はやはり重かったです。内容は雪だるま式にいろんなことが重なっていくのでいつでもあの要素が書けるとうまくいかないのでしょうね、脚本はさすがです。淡々と捜査する身重な署長、流れる静かで不気味な音楽、癖になりそうです。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 9点(2018-09-06 11:12:29) |
234.《ネタバレ》 些末な動機で始まった犯罪があれよあれよという間に大惨劇に。これは仕事がうまくいってないときに見てはいけないヤツだったかもしれない(笑)。状況の悪化は底なしなのだ。ウィリアム・H・メイシーが演じきってみせるつまらない男の「器」の小ささ、プロっぽいのにいつも最悪の方向に向かってしまう悪人2人組+同僚、そんな狂った歯車を一人で飄々と解いてみせるフランシス・マクドーマンド、みんな素晴らしい。コーエン兄弟の作風は好みが分かれるとは思うが、90分という時間に悲劇と喜劇を圧縮して見せたという点ではやっぱり最高傑作だと思う。ラストにマクドーマンドがどうやって「あいつ」をパトカーに乗せたのか、ってことだけは謎だったのだけれど、案外マクドーマンドのあのペースには悪人たちもかなわないということなのかもしれない。あと、今年見た『ブレードランナー2049』を思わせるロジャー・ディーキンスの雪の遠景や、同じくド田舎を舞台にした『スリー・ビルボード』でマクドーマンドが見せた本作とは全く違ったアプローチなど、20年後の現代映画につながるあれこれを再発見できるのも楽しい。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-18 17:20:27) (良:1票) |
233.淡々と進んでいくストーリーの中で、フランシス・マクドーマンド演じる婦人警官が上手く絡み合っていきます。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-24 08:48:58) |
232.《ネタバレ》 アマゾンプライムビデオで無料だったので鑑賞。 これといった印象はなく、翌年には忘れていると思う。 本作はフィクション。 ラストのテロップに「これはフィクションです」の文字。 でも、冒頭の「事実を忠実に描写」のテロップで、本作は昨今流行りのラストがウヤムヤという感じにはならないという安心感が生まれる。 これでオスカー獲ったんだから驚き。 因みに、本作のドラマ版が存在するが、そちらはもっと面白い。 ドラマ版の点数をつけると、参考「ブレイキング・バッド」が10点として、正直7、5くらい。 【クロエ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2017-08-27 23:33:33) (笑:1票) |
231.コメディとしては笑えもせず、サスペンスとしては緊迫感がなくて、どうしたいのか分かりませんでした。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 2点(2017-07-20 16:38:08) |
【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-04-02 20:32:58) |
229.淡々とストーリーが流れていく。コメディらしいけど、いまいち笑えないなー。淡々としすぎじゃないかね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-01-09 18:29:47) |
228.混ざり気のない純度が高い脚本で短い上映時間でもシンプルに分かり易く、それで都合の良い展開にはならない。 と思ったらフィクションかい!演出にだまされた。 それにしても女性署長マージのやり手具合は印象的だった。妊婦なのにせっせとひとりで卓抜な直感とセンスで事件を追う。あまり類を見ないキャラだったな。 |
227.目撃者から特徴は変な顔、とにかく変な顔としか言われないスティーブ・ブシェミがコーエン作品では珍しく準主役級を演じているので好きな作品。悪役ながら妙に憎めないとぼけっぷりが最高。最後はやっぱりトホホな感じになる所もお約束で笑えます。 サスペンスとユーモアの絶妙なバランスが最高だが、ちょっと都合良すぎる展開も目立つ。 悪役たちに焦点を当てているせいか、女性警官の捜査の過程があまり描かれないので、いきなり事件を解決しちゃってる感じがするので、そこはもう少しじっくり描いて欲しかった所。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-11-13 19:51:24) |