829.《ネタバレ》 自分の後ろの方に歩いていたと思っていた千尋が、いつの間にか自分の前の方で颯爽と歩いていました。千尋の成長っぷりが見事です。唯一無二で強烈な個性、理屈がぶっ飛んだストーリーがとにかく好きです。何度見てるか分かりませんが、見る度に世界に浸ってしまいます。そしてエンディング曲でいつも泣けてしまいます。何で泣いてるのか自分でも分からないんです。寂しい?悲しい?安堵感?不思議な映画です。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-07-23 20:23:13) (良:1票) |
828.善悪の区別がつきにくく、わけのわからない登場人物(もはや人物ではないか)がいっぱい出てきて、わけがわかりません。ある意味、行きつくところに到達した感のある作品かなと思いますが、もっとシンプルな作風へ転換してほしいと感じます。 【きーとん】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-07-20 21:48:39) (良:1票) |
827.この映画の素晴らしいポイントはたくさんあるがその中の一部分を語っておこうと思います。 まずデザインが秀逸なや八百万の神様の達や魅力的な背景、それだけでもこの映画を楽しませてくれます。 二つ目は濃すぎず薄過ぎずのキャラクターです。無駄に取ってつけようとせずその人のありのままの部分を深く掘り下げていて無理なく見れました。スタジオジブリの作品でここまでキャラ描写が良いアニメは他に無いと思いますね。 三つ目は見方によって怖かったりどこか優しかったり厳しかったりと一枚の映像の中に様々な感情が隠されています。このアニメを観終わった時もずっと自分は布団の中で考えてました。「あの時だったらどう思ったんだろうか」とか 他にもあえて曖昧にしたりと視聴者に考えさせる場面があってとても楽しめました。 スタジオ・ジブリのアニメ映画で一番面白いアニメ映画です。 【ヴォイジャー】さん [インターネット(字幕)] 10点(2010-07-13 22:12:56) |
826.自分の想像を超えた世界観、キャラクター造形に関し、とても楽しめた。 川の自然を守ろうとか、色々きなくさいテーマが裏にあるのは感じるが、画そのものが実に独創的で楽しいので、それほど気にならなかった。 これは間違いなく宮崎駿監督にしか創れない映画だろう。 その独創性に拍手を送りたい。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-03 00:47:31) |
825.《ネタバレ》 本来は、あまり好きでない要素が多くて、見る前は期待薄でした。(かなり前見たときもあまりいい印象はなかったし) まず、製作者自身が認めるあまり可愛くないヒロイン、それから設定がぬるいというかいい加減なファンタジー世界、両方とも自分があまり好まない要素なんで。 ところが一旦見始めると、面白くて面白くて、自分の想像の全く範囲外にある世界、キャラクターが実に新鮮で楽しめました。 世界の設定も、よく分からないけど、絶対決まったルールがあるに違いないと確信させてくれるだけの力強さを感じさせてくれたし。 平成22年9月2日追記 別のサイトで多くのレビューを読んで、ようやく「かおなし」が理解できたような気がします。 要は、アイディンティティを失って個性を持たず、匿名性という仮面をかぶった時だけ、 自由に振舞い、また自分の声は持たず、飲み込んだ他人の声(つまりは他人の意見の鵜呑み)で話す時だけ大声で主張できる そういった存在だと。 激しく鬱です。 平成26年7月14日 女性キャラが極めて平凡で男性キャラが美しいアニメってとことん好きにはなれないなあ、そういう趣味全くないんで 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-06-21 13:10:18) |
824.夏のあつーい夜に観るのが妙にシックリくる映画。 アニメーションで描かれる異形の者達は、妙に愛らしい。 主人公の声に未だにイライラさせられる点が嫌だ。 安定感のあるクオリティーに、妙に安心させられた記憶がある。 【タックスマン4】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-04-16 18:54:44) |
【シトロエン】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-04 23:11:08) |
822.《ネタバレ》 なんとなく気になった横道に入り込んじゃって、とんでもない世界に迷い込んじゃう導入は大好きです。でも、カオナシはインターネットのことぽくて「なるほどね」な感じもしたけど、千尋につきまとう理由がよく分からないし、しつこく付いて来たあげくに徹子の部屋に残る理由も分からなかった。双子の黒柳徹子はいつ何がどうして価値観や立ち居値がちがうのだろう? キャラのいろんな行動に理解できない事柄が多すぎます。最後に千尋はどうしてあのブタたちの中に両親がいないと確信もって答えられたのかな? ちゃんと答えがあるのかもしれないけど、とくに知りたくも思わない謎だ。つまり話しが上手じゃない。点数は導入部分と雰囲気に対して。 【だみお】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-12-15 21:36:25) |
821.宮崎監督の価値観が前面に押し出てて単なる娯楽アニメじゃなくなってきてる。好き好きによりますが、僕は昔の痛快なジブリ作品が好きなので、こんな押井映画のような宮崎映画は好きになれません。 【アフロ】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-12-15 05:09:03) |
820.正直よくわかりませんでした・・(最初は自分の理解力のなさかと思いましたが)宮崎アニメの真骨頂は子供から、大人まで、分かり易く理解できながらも、そこに色々なメッセージが含められているところではないでしょうか。自分的には当作品からはそれが感じられなかったです。 【zack】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-12-03 10:29:18) |
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819.《ネタバレ》 妻投稿■■この映画はよく「千尋の成長物語」と紹介されることが多いが、もしそうだとしたらこの映画は最悪だ。両親がブタにされ、両親の命を人質に名前を番号にされて働かされる。これが成長の礎だと思える日本はどんだけ平和なんだと叫びたくなる。では何で欧米でこれが評価されたんだろう■■私が思うにこの映画は、起承転結の「起」で全てが帰結する状況探検映画。主人公の女の子の視点で見た不思議世界を提示し、クレヨンしんちゃんのような明確な感動やカリオストロのようなエンターテイメント性ではなく、主体の視点で全てを語る「静」の映画だと思う。その証拠にこの映画、主体である日本の10歳の女の子千尋を徹底的に分析し、その行動、内面をリアルに描くにはどうすればいいかについて半端じゃない追い込みをかけている。ひとえに彼女がいなければ、宮崎十八番の上下空間描写の冴える不思議な銭湯だってアニメ史上美しいシーンと言われる電車の風景だってハクやカオナシなどの八百万の化けものだって絵的に死んでいたんじゃないだろうか■■「成長物語」というとダメな主人公が新たな世界観に一方的に啓蒙されるという印象が強い。そうではなく「夜と霧」にあるように主体である千尋が「能動的」に様々な物を見て、感じ、やがて勝利していくシークエンスは、千尋という女の子の魅力に引っ張られる形で見事に描かれており、ある意味ロリータの匂いさえする。7点なのはどうしても宮崎のおじさまが「今時の家族」に対し上から目線で見ている気がするから(その証拠に両親の冷血動物みたいな人間描写はかなり醜悪だと思う)。ロリコンと蔑まれようが主人公の女の子に本気で恋するつもりで(野郎向けの萌えという意味ではない)描いてくれたら、私は間違いなく10点をつけたと思う。 【はち-ご=】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-04 08:51:14) (良:2票) |
818.何度も見る機会はあったけど、後回し後回ししてて・・・やっと見ましたよ!あまりにも、他に見るものが無かったので。うん。すげー普通。ってか、何コレ。なんであんなに大ヒット大絶賛されてたのかが不思議です。当時。まぁ、世界観はたしかに独特で良かったけど。。。ちなみに宮崎アニメは嫌いではないですよ。トトロとかナウシカとか・・・ 【Junker】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-07-27 23:39:56) |
817.今更ながら鑑賞。 ところが、物語の2/3くらいまで進んだところであまりにも気分が悪くなり、鑑賞を一時中断する事態に。 あれ?私はこんなに繊細な感受性の持ち主だったっけ? 最後まで観て事後分析するに、作品全編にこれでもかと詰め込まれている「悪夢感」が鑑賞中断の事態を引き起こしたのだと思われる。 ところどころに設置されている背の低い引き戸の脈絡のなさ、花園を駆け抜ける描写の異常な艶かしさ、札を投入したらお湯が帰ってくるというシステムの妙な緻密さなど、現実とは違う理屈(しかもやけにディテールに凝っている)が幅を利かせている世界というのはまさに悪夢の典型で、まさかジブリ作品でそんなデヴィッドリンチ的な感覚に陥らされるとは想定していなかった。 ストーリーなどはあってないようなもので、もののけ姫のときには感じた説教くささなどは微塵も感じなかったのが好印象。 【ナナゴー】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-19 11:51:15) (良:1票) |
816.難解な雰囲気を装っての押し付けがましいお説教とかもううんざりです。こっちだってそれなりにいろいろ経験してるんで、あなたに言われなくてもわかってます!っていう感じ(笑)。 【HAMEO】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-07-13 21:08:28) |
815.《ネタバレ》 ジブリの中であまり好きでない作品。すごく説教臭い。見ていると、何か怒りをぶちまけられているように感じる。 河の神を千尋が救おうとして自転車が出てきたシーンは、あまりにあからさま過ぎてゲンナリした。 映像は精細でとても頑張っている感じがする。浅い海を走る列車が印象的だった。でも千尋が牡丹(?)の花の間をすり抜けていく所などは、CGが浮いてるのに何度も出てきて違和感を感じた。問題になっている色のことはよく分からない。 【moca】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-06-25 03:20:06) |
814.《ネタバレ》 全く先の読めないストーリーに、一癖も二癖もあるキャラクターたち。次から次に繰り広げられる意外性のある展開がいちいち面白くて仕方ない。特に両親が唐突に豚と化す展開とカオナシが本性を現す場面は凄い。こんな作品世界で宮崎駿意外に誰が撮れるだろう。これだけの才能があるからこそ『となりのトトロ』なんて化け物みたいな作品が出来上がるわけだ。疑いようのない傑作だと思う。 |
★813.《ネタバレ》 映像はすばらしい。しかしストーリーが???ダブル婆、坊、ハク、カオナシ、よくわからんダンゴはなにを伝えたいのか・・・。色んなサイトで解説を見るとそういう意味なのって多少理解できる部分もあるけど、子供がみたらさっぱりなんだろうなぁ。個人的にはジブリにはやっぱりラピュタ、ナウシカのように一目で子供でもわかるような作品を作ってほしい。 【とむ】さん [地上波(邦画)] 3点(2009-06-12 01:02:14) |
812.昔の宮崎駿は、道徳教育性とエンターテイメント性を両立した映画作りをしてたけど、 この作品は、ただの道徳教育アニメ。 |
811.《ネタバレ》 宮崎アニメのブランドと当時の大ヒットを思い出し、相性が悪い監督なのに懲りずに鑑賞してしまいました。結果は残念なものに終わりました。おそらく環境破壊のことを訴えているであろう暗示的で説教臭いメッセージは誰をターゲットにしているのか理解できませんでした。 舞台はノスタルジックなテーマパーク巡りであり大人の子供心に訴えているんでしょうけど、奇麗事を並べられて「お前らいい加減にしろ」と一方的に怒られて納得いかずに憮然として帰ってきた気分。問題は解決していない。でも主人公はなぜか清清しそう。そこも分からない。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-06-10 22:44:52) |
810.いやあ、これは1回見た位ではなんのこっちゃ訳わからんけど、この世界観は嫌いやないな。とにかく画面に引き付けられるね。独特の動きや色彩だけやなくなんとも言えんシュールさや全体的な雰囲気がね。これだけ引っ張っといてなんともあっさり終わるしね。見終わった後は「はぁ?」って感じなんやけど、決してナウシカで感じたような「もう見たくない」って言うのとは違うし、うーん、こりゃもっかい見なあかんな・・・それにしても舞台が「風呂屋」っていう発想がもうイッちゃってるね。 【チョッパー】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-06-07 17:17:33) (良:1票) |