52.《ネタバレ》 私は劇中ずっと「カラスはぁ?」と言っていました。
メリンもそりゃあえらいひとですが、カラスは泣くよ~♪
カラス神父に最期に近寄った神父と今回の神父は同一俳優ではないだろうし。
どうもリチャード・バートンが苦手かもしれないです。
この人「聖衣」の主役でした。
カラス神父は3で出てくるようなので3を楽しみにします。
監督も1の監督が3をやっているので・・
と、評価になっていませんね!
まずはこの作品は「エクソシスト」とは別な作品と思って観たほうがいい。
話の進め方は似ているのですが内容は違う。
「インディジョーンズ魔宮の伝説」みたいになっちゃってる。
心臓わしづかみを見せられても怖くもキモクもないんだなぁ・・
コクモとかいう鍵を握る悪魔に憑かれなかった男を捜すあたり、
もろレイダースですから・・
脳波を調べてる途中で神父とリンダの世界に入るんだけど、
わからないような神秘的にはしているんだけれども、
私にはその怪しさは伝わってきませんでした・・
悪魔の世界に引きずりこまれそうなシーンでは、SWのフォースへの誘いを思い出した(笑)
特殊メイクをしたゾンビ顔が少ないとかの問題でもなく、
遺跡をたどるシーンが「オーメン」なみにチャチでセットだとわかるのです。
1では砂漠はセットじゃあなかったですよ~!
それと人間ドラマが感情移入しにくい悪魔ドラマになっている。
リンダの母はどうしちゃったんだろう・・1シーンでもゲスト出演していないし。
イナゴの大群を悪霊に例えたのはインパクトはありましたが・・
「三国志」の最初の方の黄巾族の乱のあたりを思い出しましたよ。
キリスト教も仏教も同じなのかなぁ??
三国志でもイナゴの大群のことにふれていました。
このイナゴのアップがレイ・ハリーハウゼンの特撮を思い出し、
リンダの部屋のドアから吹き出る大群はもう「鳥」そっくりでした。
もしかしたらあのイナゴの大群は当事者たちしか見えていないのかも・・
という設定の方が説得力ありますね。
まあ2というタイトルがついたものではやはり失敗作でしょう。
例外は「ターミネーター2」「エイリアン2」「サスペリア2」ですね。1を超えてしまったのは・・