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運び屋

[ハコビヤ]
The Mule
2018年上映時間:116分
平均点:6.99 / 10(Review 70人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-03-08)
公開終了日(2019-06-19)
アクションドラマサスペンス犯罪もの実話もの
新規登録(2019-01-06)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-03-02)【イニシャルK】さん
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監督クリント・イーストウッド
キャストクリント・イーストウッド(男優)アール・ストーン
ブラッドリー・クーパー(男優)コリン・ベイツ捜査官
ローレンス・フィッシュバーン(男優)特別捜査官責任者
マイケル・ペーニャ(男優)トレビノ捜査官
ダイアン・ウィースト(女優)メアリー
アンディ・ガルシア(男優)ラトン
アリソン・イーストウッド(女優)アイリス
タイッサ・ファーミガ(女優)ジニー
クリフトン・コリンズ・Jr(男優)グスタボ
多田野曜平アール・ストーン(日本語吹き替え版【ソフト】)
桐本拓哉コリン・ベイツ捜査官(日本語吹き替え版【ソフト】)
相沢まさき特別捜査官責任者(日本語吹き替え版【ソフト】)
鈴木れい子メアリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
北川里奈ジニー(日本語吹き替え版【ソフト】)
宮田浩徳(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊武雅刀アール・ストーン(日本語吹き替え版【BSテレビ東京】)
玄田哲章特別捜査官責任者(日本語吹き替え版【BSテレビ東京】)
安原義人ラトン(日本語吹き替え版【BSテレビ東京】)
三石琴乃アイリス(日本語吹き替え版【BSテレビ東京】)
楠大典フリオ(日本語吹き替え版【BSテレビ東京】)
魚建銀行家(日本語吹き替え版【BSテレビ東京】)
脚本ニック・シェンク
製作クリント・イーストウッド
配給ワーナー・ブラザース
美術ケヴィン・イシオカ
衣装デボラ・ホッパー
編集ジョエル・コックス〔編集〕
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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70.《ネタバレ》 クリント・イーストウッドが闇バイトに応募して麻薬の運び屋になる!いやはや、最初にこの衝撃のプロットを聞いた時には、あのハリウッド・レジェンドが演じるような役じゃないだろって思いましたよ。実話に(あくまで)ヒントを得た脚本なんだそうですが、実際に逮捕された老人とはデイリリー園芸家だったことぐらいが共通点、この老人は逮捕されるまで20年ぐらい麻薬組織のために働き、しかも自分から組織に売り込んで運び屋稼業を始めたらしいです。逮捕されたときは90歳で認知症が進行しており、受けた刑罰は懲役三年で高齢が考慮されて一年で仮釈放されたそうです。言ってみればかなりのワルだったみたいで、この映画のアール老人はかなりイーストウッドに合わせた感情移入できるキャラになっています、まあ“事実にヒントを得たフィクション”なんだから全然OKですけどね。 とはいえこのアール老人は運び屋として得た報酬でまず差し押さえられた農場を買戻し、それからバリバリの新車のピックアップ・トラックを購入して自分が通っていた火事で焼けた退役軍人クラブの再建に寄付、挙句の果てにはジジイのくせに若い女を引っ張りこんでワン・ナイト・ラブを愉しむ、けっこうやりたい放題です。確かに孫娘の学資を援助したりもしましたが、絶縁状態の元妻や娘と違って彼を慕っていたからで、けっこう自己中な生活をエンジョイしていた感があります。このアールという男には、かなり自由奔放な私生活を送ってきたイーストウッドの内省が込められているのかもしれません。しかし日本のトクリュウが運営する闇バイトとは違い相手はメキシコのカルテル、ヘンな動きをすれば見逃してくれるはずがありません。運送仕事をすっぽかして瀕死の元妻のもとに駆けつけたんですから、組織に見つけられた時点で抹殺されてしまうのが当然だと思いますが、そこから逮捕されるまでの展開はフィクションとは言えちょっと甘い脚本だったんじゃないかな。アールと接する組織の下っ端たちが戸惑いながらも彼に親近感を持つようになってゆくところは、イーストウッドの魅力を堪能できますね。 明らかにイーストウッドに残された時間は少なくなっているのは悲しい現実ですけど、アールが法廷で家族に言う「時間がすべてだった、何でも買えるのに時間だけは買えなかった」というセリフには、イーストウッドの心情が現れていたのではと思います。闇バイトに応募しようとしている若者には、本作を観るチャンスがあるといいよな…
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-10-07 22:54:18)(良:1票)
69.根っからのワルじゃないんですけど、悪い事してるんですよね。
家族との修復も金次第だし・・・イーストウッドはカッコイイですけどね。
東京ロッキーさん [インターネット(吹替)] 6点(2024-01-07 00:14:46)
68.《ネタバレ》 家族を選択した決断が素晴らしい。
TERUさん [地上波(吹替)] 7点(2023-10-18 20:47:59)
67.《ネタバレ》 イーストウッドのカッコいいおじいちゃんシリーズ大好きです!
ワルとおじいちゃんの会話が楽しい雰囲気を作っていて見ていても楽しくなってしまう。
最後のヘリコプター登場と追いかけあいは好きじゃないけど、それ以外はとても楽しめました。
おじいちゃんの過去への後悔がハッピーエンドをすんなり受け入れさせてくれたのか。それでも娘は急変しすぎな気もする笑
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-30 16:17:16)
66.《ネタバレ》 僕的にはハズレの少ない安心のクリントさん、これで最後かも?は何度目でしょうかね?
犯罪者感がまるでないけど、やることなす事が常時犯罪な人が居るわけもないってのを感じますね。
ないとれいんさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-03-27 10:46:33)
65.派手なアクションや盛り上がるストーリーではないけど、最後まで興味深く観させる良い映画だった。
misoさん [DVD(吹替)] 8点(2022-11-18 22:49:41)
64.クリントは、この作品でオスカーの演技賞に最後のチャレンジしたのかな。「許されざる者」がベストアクトだったと思うなー。
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-12 11:10:01)
63.どうしても、近い時期のイーストウッドをおもって
グラン・トリノと最期の生き様を考えてしまいます。

どちらも、他人からみたら潔く逝っているように見えるかもしれません。
しかし、とてつもなく足掻いている。

人生というものを見つめて
穴というより足りない色を見つけて
喜び悲しみ色を塗り重ねているように見える。

その横に、ワルであるはずの運びスタート地点の若者たちとの
口の悪い会話がある。

何も捨ててない。
だから、一日だけ咲く花を大切にしてきたガンコ爺さんなのでしょう。
元祖さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-12 21:35:42)
62.イーストウッドの映画をあと何本見られるのだろう。そう考えると寂しくなる。
海牛大夫さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2022-01-04 22:30:55)
61.さすがに、イーストウッド。
よくできています。
単なる犯罪者でも、そうじゃない感じに、
実は悪い人じゃないのではと感じさせてしまう。
まあ、所詮は犯罪者なのだけど。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-17 21:00:02)
60.壊れた家族がこんなにも早く修復が可能か。全体的にはおもしろかったがご都合がだいぶよい。
アールが運び屋で稼いだ金で金のブレスレットや高級車、そして家族との絆を手にし犯罪を肯定しているようで皮肉である。
運んだ車はとにかくかっこいいのでピックアップトラックに無性に乗りたくなってきた。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-14 00:11:49)
59.実話ベースや実の父娘共演にしては無理やり感のある家族ストーリーでしたが、流石イーストウッド、老いぼれ演技はお見事。
88歳の制作・監督・主演作品に敬意を表します。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-03 15:47:48)
58.《ネタバレ》 じいさんのハチャメチャぶりは、実はダーティハリーからあまり変わっていない。
であれば悪い麻薬組織もついでにぶっつぶしてくれるとよかったのだが・・・
チェブ大王さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-08-07 23:12:46)
57.一筋縄ではいかない老人を演じさせたら、やっぱり上手い。でも家族との関係にいまいち必然性を感じられなかった。淡々と進むストーリーは悪くないけど。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-18 09:54:12)
56.流石のイーストウッドも老いぼれた自分をよく理解した上で、この作品を作ってるんだなーと節々で見て取れるのが少し寂しいが、まー元気いっぱいもおかしいので、抑え気味のイーストウッドも良いかと思います(頑固は譲れないが)。
家族とうまくいってないのも描かれているが、これはまずいヤマなんだと気付いても続けてしまうところに、金の魔力的な要素も描きたかったのかな?
SUPISUTAさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-26 09:43:55)
55.《ネタバレ》 「園芸家」というのと、「好き勝手やってきたもんで家族に愛想を尽かされてる」というのとが、イマイチ繋がりにくいのですが、いや、そんな園芸家さんだって、そりゃいるでしょうよ。
で、かつては自らの園芸の腕一本でブイブイ言わせてたけど、デジタル化の波には勝てず商売上がったりでついに家を差し押さえられるハメに。と言う訳で、ギャングどもの麻薬運びを引き受けちゃったジイサンの話。
ヨボヨボのジイサンを取り囲む俳優陣は、その殆どが、若々しく、逞しく、ガラも悪かったりして。その中に澄ましたジイサンが、ひとり。もしかして撮影現場もこんな感じでイーストウッドだけが浮きまくっているのではないか、と思えてきます。
一応、悪いことをしているという認識を、知識としては持ってるらしいジイサン、しかし自覚がまるでない、というか、ヘンに世知に長けていて機転が効いちゃったりする分、たちが悪い。
という主人公を自分で演じていて、自分を主人公に重ねている部分もあるのですが、それにしては描き方が妙に客観的。ジイサンから周りがどう見えるか、よりも、周りからジイサンがどう見えるか、の方が中心的に描かれているように感じられます。これがちょっと不思議なところでもあったりして。主人公が追い詰められていくクライマックスなど、見ている我々は、主人公と一緒に追い詰められる、というよりも、あくまでそれを外部から見る立場であって、何だかジイサンがどんどん小さくなってしまう。
でも最後は一点、頑固なところを貫いて見せて。でも、ホントに反省しているのやら・・・という、微苦笑を誘うラスト。
ところでこの映画、同時録りの際の都合か何か?なのか、セリフの音声に一部、違和感があるんですけどね。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-09 12:56:08)
54.《ネタバレ》 戦争に行った俺に怖いもんはない、どけよ若造。
いや、さすがの迫力。
もう先も短いし、死んだってどうってことない。
ただ、後悔はある。
人生の最後に善行を重ねる主人公だけど、それは麻薬の運び屋をやって得たお金。
家族のために使わなかった時間は、いくら金があっても取り戻せない。
別れた妻を看取るために、命と引き換えにしても仕方がないと費やした時間。
これまで、映画を作るために家族と過ごす時間を犠牲にして来たクリント・イーストウッドの、贖罪のための映画のような気がしている。
ソンドラ・ロックはかなり以前にもう亡くなったんだよなあ。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-05 09:39:21)
53.《ネタバレ》 クリント・イーストウッドほど世界中の人にリアルで年齢を重ねるさまを目撃されている俳優はいないんじゃなかろうか。本作では御年90才!主演も監督も水準以上にこなして、じつに天晴れであります。
主人公のキャラは外殻いつものイーストウッド。へそ曲がりで家庭を顧みず、相変わらず女好き。さらに「年寄りだから」という武器も身に着けたからもう無敵。さらりと「ニグロのタイヤ交換」だの「シロばっかりの店にメキシコ人」だの悪気無く言い放って相手のタマを抜くという技も見せます。食えないジジイっぷり、ますます磨きがかかってる・・。
てなわけで、中盤まではジジイキャラの強さで大変面白いです。見張り役の男がじいさんの説得に感化されて何かアクションを起こすかと期待したのですが、その辺はスルーされたのは残念でした。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-26 23:58:28)
52.《ネタバレ》 ~The Mule~麻薬の運び屋。頑固者。運搬用のラバ。う~ん、どれも当てはまる。けど、トランスポーターみたいなカッコいいアレでは無い。
麻薬の運搬ってかなり重たい犯罪だろうけど、何かほのぼのした話。
ガレージの三人組は気さくな連中だし、フリオはピリピリしてるけど根は良いヤツ、殺す殺す言ってたコワモテのヒゲも、最後はボスに懇願してくれた。今まで蔑ろにしてきた家族との絆も回復して、罪を償いながら、大好きな花の飼育をしながら刑務所で余生を過ごす…悪くない老後。
わざわざ俳優復帰してまで、平凡なほのぼの爺さんの犯罪映画作るなんて、イーストウッド丸くなったなぁ…

アールは娘の結婚式の日さえもすっぽかし、仲間だけでなく他の結婚式の一団にも酒を奢るクソ野郎。
そんなクソ野郎が、死ぬ間際の歳に大金手に入れて、元妻の死に目を看取ったからって娘に許されるのか?
なんかモヤモヤする。
違和感を感じたのが、アールが捕まる時の顔の傷。たまたま転んだ?誰かに付けられた?何で説明が無いんだろ?
誰かに傷付けられたとしたら、やっぱコワモテのヒゲだろう。アールを気に入って命を救おうとボスに連絡してるっぽいのに、痛めつける必要があるか?何か違和感。コワモテのヒゲやフリオ、組織のその後が描かれないのもすげーモヤる。

(BDの特典映像とかで説明されてるのか?そうでないなら)…このクソ野郎、もしかして自分に都合悪い事は目を瞑ってるんじゃないか?
男で90歳は平均寿命より長い。普通なら死んでる年齢まで娘に嫌われたヤツが、今さら許されるだけの何かをしただろうか?
コイツは麻薬の輸送で手に入れた汚い金で、まず自分の新車買って、次に自分の農場を取り返す。外面良く見せたいから焼けた施設の修復。そして女遊び。優先するのは自分と外面…本当にクソ野郎。
アールのデイリリーは大人気で優勝。スピーチジョークで会場を大爆笑させ、女二人相手に朝まで喜ばせ、フリオは美味いバーガーに喜び、カタギになる話を真剣に受け止める…自己中って自分がやった事は、さも素晴らしい事したように大袈裟に言うんだよな。
娘の「感謝祭に来てね」も、単なる社交辞令をクソ野郎が都合良く解釈してるだけじゃないか?「ジェームズ・スチュワートに似てるね」なんて言われて嬉しいことは忘れないけど、都合の悪いことは目を瞑る。
『自己中クソ野郎は死ぬまでクソ野郎』って映画を、クソ野郎側の一方的な視点でサラッと作ってみたんだとしたら、イーストウッドってやっぱすげーわ。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-17 20:40:16)
51.《ネタバレ》 家庭を犠牲にして打ち込んできた事業が挫折。
家族にすっかり嫌われていた老人が、麻薬の運び屋に手を出して、何とか家族との関係を修復しようとする。
ただ、あれだけこじれた関係の割には、お金が入ったせいかあっさり修復できたようにも見えてしまう。
そのお金の出所を考えると、陰にドラッグによる悲惨なドラマが多数潜んでいることを連想できてしまうので、単純に修復を良かったねと受け止められない。

クライムものかと思ったら、ヒューマンなホームドラマ。主人公をそれほど好きになるわけでもなく、ストーリーにもそれほど惹かれなかった。
イーストウッドなら、もっとシリアスな作品のほうが好みに合う。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 5点(2020-12-27 10:52:33)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 70人
平均点数 6.99点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
545.71%
62028.57%
72332.86%
82028.57%
922.86%
1011.43%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review5人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 5.33点 Review3人
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