暗黒街の対決のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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暗黒街の対決

[アンコクガイノタイケツ]
1960年上映時間:95分
平均点:7.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
アクションドラマ犯罪もの刑事ものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2003-10-19)【_】さん
タイトル情報更新(2019-11-05)【イニシャルK】さん
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監督岡本喜八
助監督竹林進
キャスト三船敏郎(男優)藤丘三郎
鶴田浩二(男優)村山鉄雄
司葉子(女優)サリー
佐藤允(男優)弥太
天本英世(男優)市野
中丸忠雄(男優)柴田
平田昭彦(男優)天堂進(大岡組弁護士)
田崎潤(男優)小塚音吉
河津清三郎(男優)大岡久三郎
堺左千夫(男優)お不動吉
小杉義男(男優)大久保署長(荒神署)
夏木陽介(男優)三宅警官(荒神署)
中谷一郎(男優)望月次席(荒神署)
村上冬樹(男優)警視庁部長
山本廉(男優)岩井村記者(東朝新聞)
沢村いき雄(男優)矢田(芸能ブローカー)
ミッキー・カーチス(男優)杉野(殺し屋)
谷晃(男優)ボヤキ上戸
佐田豊(男優)みよし乃店主
堤康久(男優)警視庁課長
瀬良明(男優)泣き上戸
中島春雄(男優)大岡組の子分
北あけみ(女優)マリ(アルバイト売春婦)
加藤茂雄(男優)
橘正晃(男優)
中山豊(男優)ター公
向井淳一郎(男優)
小川安三(男優)
大前亘(男優)
榊田敬二(男優)
原作大藪春彦「血の罠」
脚本関沢新一
音楽佐藤勝
作詞関沢新一「月を消しちゃえ」
作曲佐藤勝「月を消しちゃえ」
撮影山田一夫
製作田中友幸
配給東宝
美術阿久根巌
編集黒岩義民
録音下永尚
渡会伸
照明西川鶴三
その他東京現像所(現像)
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5.《ネタバレ》 岡本喜八の作品としては『暗黒街の顔役』の方が有名ですが、どうしてどうして、本作の方が喜八らしさは濃厚で愉しめるかもしれない。お話し自体はハードボイルド刑事もの+任侠ものという感じです。三船敏郎の潜入刑事は、貫禄たっぷりの三船がストーリーラインはシビアなのにユーモア溢れる演技を見せてくれて、これが『用心棒』や『椿三十郎』より前の作品なのは興味深いところです。鶴田浩二はいつもの鶴田浩二で平常運転でしたが、お嬢様女優の司葉子がヤクザの情婦というキャラでヒロインというよりも汚れ役だったのは珍しかったです。この映画は脇役たちのキャラが立ちまくっていて、天本英世ら三人の殺し屋とミッキー・カーチスのコーラス・グループ、いわば元祖“キラーズ”みたいな連中が歌う“月を消しちゃえ”はもう抱腹絶倒間違いなしです。こういうところがいかにもな喜八節なんですよね。三船のトレンチコート姿は当時としては群を抜いたスタイリッシュだったと思いますが、残念だったところは彼は素手での殴り合いのようなアクションになると意外ともっさりしているんです。剣を握っての殺陣とは、やはり勝手が違ってくるんでしょうね。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-11-16 23:31:35)
4.《ネタバレ》 組長と妻の仇討を目論む鶴田浩二が示すウェットと暴力団撲滅の責を担う三船敏郎が醸し出すドライが適度に混ざり合い、その上にユーモアが加味されたテンポの良い対決模様が楽しい快作。安定の悪玉河津清三郎の手下である中丸忠雄、平田昭彦の小憎たらしさや、大笑いした ♪♪♪ 消しちゃえ、消しちゃえ、消しちゃえ ♪♪♪ ギャー!!! の四人組など忘れられない強烈さ。それにも増して特筆すべきは三船敏郎の白トレンチコート姿。アラン・ドロンにも勝る着こなしの男っぷりの良さに惚れ惚れし、左程齢が違わない鶴田浩二が若造に見えてしまいました。  
The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 8点(2016-12-21 15:55:48)
3.《ネタバレ》 西部劇のような街並みや鶴田浩二が営むバーの雰囲気は思いっきり岡本喜八監督の趣味性が出ているし、殺し屋たちが店でうたうシーンのユーモアや、ミッキー・カーチスのキャラの面白さなど「暗黒街の顔役」と比べれば喜八監督らしさがよく出た映画になっていて本作のほうが楽しかった。ストーリー的にはやや物足りない部分もあるのだが、三船演じる主人公の刑事の設定が翌年の黒澤明監督の「用心棒」を思わせる部分があるのが興味深いし、稲垣浩監督の「宮本武蔵」三部作で共演していた三船と鶴田浩二の現代劇での共演も見どころ。ただ、「暗黒街の顔役」でも思ったことなのだが、元ヤクザの男を演じる鶴田浩二の演技はやはり東映の任侠映画に出ているときとかぶって見え、多少気になる部分があるし、「宮本武蔵」と同じように三船と鶴田浩二の現代劇での「対決」を少し期待したが、そこはやや肩透かし気味でちょっと残念。敵対する二つのヤクザの親分役を、喜八監督が助監督をやっていたマキノ雅弘監督の「次郎長三国志」シリーズでお馴染みの田崎潤と河津清三郎が演じているのはなんだか嬉しいし、面白い。この二つのヤクザの描き分けがすごく分かりやすくて明快だった。喜八監督の映画の中では傑作とは言い難い映画だが、最初に書いたように「暗黒街の顔役」より楽しめたので、少し甘いかもしれないが7点。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-06 13:19:06)
2.岡本喜八監督らしいと言えば確かにその通りなんだろうけど、アクションシーンの切れ味の良さなど見所もあるし、つまらなくもない。ただ、何か物足りなさが残る。三船敏郎に絡む鶴田浩二が刑事もののアクションものなのに、まるで任侠映画の時とほとんど変わらないのが気になって仕方ない。岡本喜八監督の作品の常連さんがここでも見られるのは嬉しいが、岡本喜八作品としてはごく普通の感じにしか思えない。司葉子のあのママ役もちょっと違和感が残る。所々、笑えるものの、あと、一押し足りない。けして、つまらなくはないのでこの点数ですが、岡本喜八作品としてはやはり普通の感じがする。
青観さん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-04-28 15:57:14)
1.《ネタバレ》 これを見た日の日記を以下に再現する。『岡本喜八のリズムになりきってます。シーンの冒頭のカットでいつもハッとさせる。パッと踊り子に照明が当たったり、あるいはシーンの終わりを射撃場の“ダブル”で締めたり、キビキビしてる。それでいて殺し屋にコーラスさせる(やっちゃえやっちゃえ)なんてユーモアも忘れていない。ミッキー・カーチスが怪しげなライト浴びてギャーッと言うところまで。悪玉中丸忠雄が、あっさり手錠かけられちゃうなんてユーモアもなかなか。三船敏郎は、ちょっと「用心棒」を先取りしたような役柄で。』射撃場のダブルってのが何だったのかまったく思い出せないが、ミッキー・カーチスがギャーッと叫ぶってとこを再見したい気持ちが、いま激しく高まっている。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-07 12:20:28)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6120.00%
7360.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

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