21.この手の作品は上手いと思わせる脚本かどうかの勝負で、結論としては下手糞。 それぞれのエピソードの繋ぎ方が強引で、そんな無理矢理に繋ぐくらいなら、独立した物語でもよかったと思うよ。 個々の役者はよく頑張ってたので、それなりに見られる作品になってるけど、モッタイナイ作品になっちゃってる。 戸田恵梨香の犯行をもう少し納得できる理由で肯定させてくれたらスッキリしたかも知れないけど、相手がどんな人であれ怪我させちゃったらモヤモヤしたものが残る。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 4点(2019-05-23 17:36:18) |
20.《ネタバレ》 ホモのカップルのとこだけ面白いんですよね。さくっと一瞬でオチを見せるっていう、あそこはセンスを感じますが…しかしいいところはそれだけ。 いろんな話を絡めていく技巧的なタイプの映画や小説の類はすでに多々あるわけで、過去のそういう作品群と比べてこの映画にどんないいところがあるかというと…特に何もありません。 しかも「え、ここそんなに尺取る?」ってとこに無駄に尺を取ったり全体の構成バランスがよろしくありません。 こういうものを作りたいんだ!という製作者の意思は伝わるんですが、しかしそれを成すには力不足でした…ってとこかな、と思います。 【あばれて万歳】さん [地上波(邦画)] 5点(2019-05-17 15:46:18) |
19.《ネタバレ》 昨年かな、最初の15分くらいで、見るのやめました。 先日テレビで放送してたので丁度その続きを見てしまい・・ラストまで笑い転げました。 メチャクチャな誘拐の件、リュックが交換されたのに気が付かない点、納得困難な箇所は 少なくないのですが、それを挽回するギャグが良い。 見所は、松坂君のクズ男っぷり。戸田恵梨香ちゃんのキレ女。子役時代の浜辺美波ちゃん。 それぞれの俳優の普段と違うキャラも楽しめました。 ドラマ・リーガルハイのサブキャラの小池栄子さんが、「井出君」を呼んだシーンも爆笑。 その井出君は、久保田正孝君とゲイのカップルで出演・・。 全てのエピソードが爆笑というわけでも無いんですが、なにしろ皆関係者なので我慢です。 冗長なのは、皇室のフリしてた年配夫婦の歌と、宇宙人勘違い少年のラストシーン。 その辺は、テンポがガタ落ちで間延びなので、もっとアッサリ編集して欲しい。 笑えて、感動もありで、全部繋がって行く面白さがあるバランスのいい映画。 豪華な多数の俳優陣の無駄使いに見えますが、それぞれの持ち味が充分に出てます。 怪しい占い師の予言に絡む、高嶋政伸と岡田将生も面白いキャラになってます。 どうして前回見るのやめたのか・・今頃後悔してます。 ちなみに録画してもう一度見たら、1回目より2回目の方が笑えました。自分にはツボかも。 【グルコサミンS】さん [地上波(邦画)] 8点(2019-05-07 15:58:57) |
18.最初の10数分は観るのやめるか悩んでいたが、終盤から急に面白くなって感動すらした。 個々のエピソードも悪くなくそれぞれの物語が無理に結びつく必要は無いが、それはそれで頑張っている感じ。 自分にとっては掘り出し物だった。 【simple】さん [地上波(邦画)] 7点(2019-05-06 20:04:16) |
17. 最後にわかる話のつながりが強引。つなげればよいというわけではない。脚本の失敗だと思います。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-12-03 11:56:06) |
16.しょうもない作品。 見る価値ゼロ。時間の無駄。 【へまち】さん [地上波(邦画)] 1点(2017-11-04 20:47:49) |
15.《ネタバレ》 エピソード数を減らしてもうちょっと深く掘り下げて、エピソードの絡みを上手に演出すればもっと面白くなる映画。ゲイカップルと救急隊員と宇宙人エピソードは不要ですね。刑事は宇宙人じゃないのかね?? 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-01-14 22:27:57) |
14.つまらないエピソードが一つの大きな話にまとまっても結局つまらないままでした。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-01-02 17:24:33) |
13.《ネタバレ》 まぁ日本の映画らしいといえばらしい内容すね。うまく考えてるけどなーんか無理やりな感じも否めないかな~。やたら人がいっぱい出てくるけど、何かこういう作風が多いのは日本独特ですよね~。まぁボチボチな感じでした 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-06-18 11:31:58) |
12.《ネタバレ》 う~ん、面白くない・・・ことはなかったのですが・・・。全般的に、何でもかんでもセリフで説明しようとし過ぎなのでは?「ここは言葉よりも、映像だけで表現すればいいのに・・・」と思えるシーン、たくさんあったと思います。それに、各エピソードの掘り下げ方が浅過ぎて、感動系のエピソードも安っぽく感じられました。 よくある、群像劇を最後ひとつにまとめるという手法も効果的に機能していないし、ラストシーンのUFO登場、あれはもう完全にダメでしょ!(笑) 最後に「ウソのようなホントの話」みたいなオチにしたかったのでしょうが、だったらせめて少年の「・・・えっ!? えぇぇっっっ!?」の表情だけで終わってほしかったですね。つい「ほんとにUFO見せてどうするの?」ってツッコミ入れちゃいました(笑) でも寺島親子のエピソードだけは良かったです。現在の父親に土下座するシーンは泣けましたね。それに「女なら誰でもできる仕事」の社会見学シーンは印象的でした。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-09 00:58:16) |
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11.《ネタバレ》 失礼な言い方ですが、思いのほか良くてビックリ!近年邦画特有の“さあ泣かせますよ”のパッケージだと感情にプロテクトをかけてしまう天邪鬼な性格ですが、コメディ看板だと素直に観られる自分が恥ずかしい(苦笑)。すんなり感動路線へのシフトチェンジを許してしまいました。とくに寺島進父ちゃんのエピソードは号泣クラスの破壊力。ひたすら馬鹿だけど愛がありました。娘を持つ親父にはタマラナイお話です。ただし、若干ズルイと思うのは、粗に対するツッコミを受け付けないこと。都会のレストランでお産なんて、いくらなんでも無理筋でしょう。でも、これだけ嘘満載で嘘バンザイな映画だと、嘘を指摘する方が無粋というか…いやーそんなところも含めてテクニカルな、そして素敵な『四月バカたち』を楽しませていただきました。しかしオチは完全にいらんコトしましたね。ある意味一番“想定内”の結末でした。どうせUFOを寄越すのなら、高貴なマダムを連れて行って欲しかったなあ。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-04-15 00:28:52) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 つまらなくはないが面白くない、って感じ。 登場人物達の絡みはかなり浅めで、たぶん無くても全く問題無いエピソード(ゲイ友達)もあって 気軽に観れて、でもすぐに忘れちゃう、って感じかな・・・ 【虎王】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-04-08 17:50:21) |
9.《ネタバレ》 楽しめました! この手のコメディに詳細なリアリティを求めようとは思わないので、突っ込みどころもオーバーなところも、ほとんど気にする事なくノリよく話に乗っていけました。「女なら誰でもできる仕事」みたいなことを言う小娘に、その現実を見せる誘拐男の男気と哀愁もいいし、チャラくて卑怯な松坂桃李にも、弱い人の気持ちを応援したい気持ちがあったり、芋ケンピに支えられてた彼女の気持ちとか、ジンときちゃうところ結構あります。千葉真一には全く興味なかったけど、下手に台詞や演技させずに自然体でどっしりそこにいるだけですごい引き立つオーラに感心。子分のチンピラもいい味してました。ツボだったのは宇宙からの迎えを待つ中学生。その嘘をネットに投じた奴が誰かわかった時も拍手もんでした。いい具合にみんなリンクして、楽しかったです。高嶋政伸も今回のキャラはいい遊び感があって兄の方がやりそうなキャラをうまく演じてたと思います。中学生に訪れる最後の最後だけ、ちょっとついていけなかった。スカッと吹っ切れて明日の現実に爽やかに対峙しようとする彼の姿が見たかった。 【だみお】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-04-06 02:08:29) |
8.《ネタバレ》 いろんな嘘がありましたね。 これだけやりつくされた感のある題材でも新しい視点があるのはさすが古沢良太さん脚本かな。 ただ、『キサラギ』までの濃密な絡みつきはなく、群像劇の各エピソードの橋渡しは弱かったかなぁ。 とはいえ生命誕生、最期の嘘あたりはわかっててもグッときますね。 寺島進さんのエピソードはわかっちゃいるけどやめられないかっぱえびせんで、大変美味しゅうございました。 もう少し練り込まれてたら傑作と呼べる作品になったかなぁって印象でした。 【ろにまさ】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-04-05 19:22:46) |
7.思い出してみて、そのエピソードいったかなっていうのがありますが、まあまあ、まとまっていたほうでしょうか。くさいけど、泣き所もあったもので。 【HRM36】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-04-04 11:25:45) |
6.《ネタバレ》 世の中には、深刻ぶって、もったいつけて、いかにも高級そうな顔をしながら、実に薄っぺらい「名画」がたくさんありますが、 この映画は、それとはちょうど対極。 薄っぺらい顔をしていながら、とっても深い。 それに、構成も、よくできています。 古沢良太という脚本家は、駄作も多いですが、時々こういう傑作を作ってくれるから目が離せません。 エイプリルフールの日を舞台にした群像劇ということで、いろいろな角度から、徹底的に「ウソ」というものを描いていきますが、その視点の複雑さと深遠さは古沢脚本ならでは。 日本には「嘘から出たまこと」という慣用句がありますが、この「まこと」とは何でしょう? そもそも「ウソ」とは何でしょう? 僕たちは「ウソ」と「ウソでないもの」を、どのように区別しているのでしょう? そういうことをたくさん考えさせられました。 「泣かせよう」としているシーンが目白押しで、まんまと大号泣してしまうのですが、 単なるお涙ちょうだいのように見えて、その裏に多層的なテーマが隠れています。だからこそ、これだけ泣けるんですね。 こういう映画って、「どことどこがつながるか」ということが、途中でおおよそ読めてしまうものですが、これは読めなかったです。 「そういうことか!」と、最後までうならされました。 何がウソで、何が本当かなんて、その事柄に真剣に向き合えば向き合うほど、実はわからなくなる。 だったら「幸福」につながるものを「本当」だとしてしまえばいい。 そういうメッセージが、よく伝わってきて、感動しました。 「宮内庁」にビビる人たちの描写が大げさで、ここだけは良くなかったです。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 9点(2016-04-02 11:54:52) (良:1票) |
★5.久々の0点です。 古沢良太っていう、人気脚本家が好き勝手に作ったシナリオです。 きっと、誰も文句を言えなかったのでしょう。 彼がヘラヘラ笑いながら、脚本書いてる姿が浮かんできます。 群像劇ですが、結びつきが無理やりだし、一番疑問だった、寺島進のピストルの部分も、頭にくるくらいイラつきました。 このレビュー読んだ人に私は敢えて言いたい。
絶対に見るなー!
おい! 日本の映画会社。 俺が考えたシナリオを是非映画化してくれ。 本当に糞だけど、この作品よりはマシだから。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 0点(2016-02-14 21:59:42) |
4.《ネタバレ》 エイプリルフールってイベント自体、もう古いものになってるんじゃないでしょうか。なので、そこはあえてなのだと思いますが、出てくるエピソードが何となく古くさい、というかなんか懐かしい。昭和の雑誌に載っていそうなネタが多い。でも、それがイヤじゃないんだ。おそらく年がいった人にも楽しめる(里見浩太朗、大和田伸也の起用もそう)ようになっている親切設計。穏やかにコメディを楽しみたいときにはよい映画だと思います。「不器用な誘拐犯」が好き。「おとなしくしていたら、無茶苦茶うめえラーメン、連れてってやる」って言ったとき、どんなにワクワクしていたか。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-11-09 07:42:19) |
3.《ネタバレ》 この映画そのものが嘘!ヤクザの親分に近付く男に何もしない子分たち。いとも簡単に銃を扱ってしまう一般女性。素人のコーラスをステージに上げて自分らは何もしないプロの歌い手たち。指名手配で逃走中な男が堂々とレストランで食事。プロのハイヤードライバーなくせに思いっきり後ろを振り返っての運転。絶対にありえない報道番組の嘘報道。とにかくあれもこれもがバカバカしい。最後にUFOを登場させた真意が全くわかりませんでした。でもまあ、バカバカしいなりの楽しみ方は出来たので5点にしました。あと、ゲイのエピソードは一番シンプルで結構好き。 |
2.《ネタバレ》 決してつまらない訳ではなかった、長所と言えばそれくらいでしょうかねぇ。 ポスターの絵柄にモロに表れているように、『ラブ・アクチュアリー』とか『ニューイヤーズ・イブ』とか『バレンタインデー』の邦画版をやりたかったんでしょうね。幾つものドラマが同時進行で描かれ、それぞれが繋がってゆく、っていう。 だけどこの映画には、構成や繋がり方にそれらの映画ほどの感心させる技巧は感じられません。元々の基本となる各ドラマに無理があるために、繋がりもまた無理を重ねているだけのように思えて。 タイトルを挙げた映画達と違って、この映画は最初に現実的ではないバカ映画ノリ、どちらかと言えば『ハングオーバー!』だとか『メリーに首ったけ』だとかに近い感覚のドタバタ演技、エピソードを重ねてゆきます。そこからシリアスなドラマを生み出そうとしているのがおかしな気がして。登場人物の誰もが「お笑い用に作られたキャラ」に見え、言動に全く説得力が無いので、そこで感情移入して泣いて下さいと言われても、心を重ねてゆける部分がなかなか見当たらないという。 それでも散らばったエピソードをどんどん畳み掛けてサッと〆てみせれば、面白いモノを見たって感覚も生まれたかもしれません。ところがこの映画、大体のエピソードの繋がりが見えてからが長い長い。実質的にはエピローグな部分に延々30分くらい。何度も何度もクドクドと各エピソードの行く末を念押ししまくって、ここで映画の流れが崩壊してしまいます。感動させよう、盛り上げようとタメまくって無駄なカットと時間を重ねて映画の価値を下げるという、日本映画の悪いクセがここで存分に発揮されちゃっててゲンナリ。10分以内で描きましょうよ。 あと、水商売、風俗を差別的に、人間の中でも下位のものとして描いているのが気になりました。そこで働く人々にも心はあるのです。 次々繰り出されるバカな小ネタを楽しむ映画としての価値はあったので、下手に感動ノリに走らない方が良かったんじゃないかと思います。大体、ここで描かれる感動ネタそのものはどれも古典的過ぎちゃってて。 大勢のスターが演じるバカキャラ、この映画の価値はそこにだけあったんじゃないかと。つーか、この映画、みんなそんなに嘘ついてなくない? 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-04-07 22:53:14) |