55.《ネタバレ》 自殺にむかう少女。 母子家庭の、その母親も自殺に向かっている。 最後の彼女の清純が奪われるまでの 唯一の彼女の幸せの時間を描く。 切ない・・ 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2020-02-20 09:11:44) |
54.私の前にレビューされた53人の採点分布を見ると、驚くことに0点から10点まで満遍なく得点しています。他にも探せばあるのかもしれないけど、ここまで綺麗に点数がばらけた映画を自分は初めて見ました。まあそれだけ観た人の評価が分かれたということなんですが、観ていただけると判ると思いますがそうなるのも無理はないです。 監督の塩田明彦は蓮實重彦の門下生の一人みたいですけど、いかにも蓮實教授が好きそうな作風です。デビューしたての十代の宮崎あおいを愛でる映画と言えなくもないが、その割には彼女の家庭環境とキャラ自体が痛すぎて観ててつらいものがあります。私は基本的にセリフでストーリー展開させる映画が嫌いですが、その真逆に位置する本作だけど監督の技量が拙いのでイライラが募るばかり。どの登場人物にも感情移入させたくない、という監督の意図だけは伝わってきましたけど。ずっと一時間あまり音楽を一切使わない流れで来たところで突然流れてきたのは、おお、懐かしのナンバーガールじゃないですか。田淵ひさ子のギターはやっぱこの映画にピッタシだな、ということでそこに一点プラスです。 【S&S】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2019-06-21 23:15:45) |
53.え!?これで終わり?って終わり方。90分すんなり見れたが、何が言いたいかまったくわからなかった。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 4点(2018-09-30 22:32:47) |
52.《ネタバレ》 NUMBER GIRLのI don’t know のPVを見てDVDを買ったんだが…。 ナンバガの鬼気迫る楽曲と、PVで見た宮崎あおいの表現力の素晴らしさに心躍らせて鑑賞したものの、映像表現はさておき、本来表現したかったであろうことに映画づくりが付いていけてない感じがした。土曜の昼頃に地上波で放映すると、もしかしたら途中から見てこそ得られるインスピレーションをもとに、次代の作り手を産むかもしれない、そういう雰囲気映画。歳をとってから見るのはキツイかも (正味なく感じるかも)。 鑑賞時は大学生だった気がするが、ゼロ年代の雰囲気ものとしてはやや弱めに感じた。 【よこやまゆうき】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-12-27 00:20:00) |
51.《ネタバレ》 ひとつひとつの映像とそのシーンの長さがすごく重く感じる。だが、じっと見ていられる そしてずっと見ていられる 憐れな少女の予測つかない行動。 そして最終的に害虫とは 何の事(誰の事?)を指していたのだろうかという事がやはり気になります。でも答えは分かりません。ただ、サチ子が最後に一緒にいた男 、つまり、最後 サチ子にすり寄ってきたあの男 ヤツは明らかに害虫。駆除が必要とされる危険な人物です。そんな害虫からさなぎを守る大人が身近にいないとこうなる 13歳の少女がこんな危なかしい世界を自分の思う方向に思うがままに舵取りしててよいのだろうか いや、よくない筈だが、致し方ないのでしょうね。。 とかいう感想にて締めくくりたかったのですがね のちに後からこの作品のタイトルの意味を調べてみてビックリ。〝タイトルの意味は監督自身が「サチ子こそが害虫であり、ゴジラである」とコメントしているように、図らずも周囲の人々を破滅させていくサチ子の比喩表現である。〟 なんですと。そうなると、まるで違ってた自分の解釈の仕方に只今呆然。映画同然とても痛く重たい気分になってしまったこと事実です。 宮崎あおいの素質と女優としての力量なくして成り立たなかったであろう綱渡り的な作品となってましたが、宮崎あおい、そこをちゃんと向こう岸まできちんと渡りきっていたかと思います。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-10-12 18:56:27) |
50.宮崎あおいフリークとして、観忘れていた本作品。 あおいちゃんはあいかわらずいい仕事してる。さすが! 問題は監督か脚本か。監督がもう少し宮崎あおいに頼った変態的な撮り方をしていたら。 脚本が、一人よがらず万人に伝わる構成にしていたら。 わかる人にはわかるかもしれんが、わかるか! という感想。 この、いま一つの映画の中で光って見えるあおいちゃんはやっぱりすごい。 ナンバーガールもすごい。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-08-19 01:12:24) |
49.印象薄いですが、とにかく主人公に感情移入できなかったのは覚えている。 【noji】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-05-26 23:49:30) |
48.《ネタバレ》 10年前の宮崎あおいもやっぱり可愛いが、ほとんどしゃべらない。最後まで受動的で、積極的に何かをする訳でもない。ひとつだけやったことが自宅への放火だけど、その唐突さには無理があった。彼女を含めて、社会生活に適応できていないような人が何人か出てくるが、特に社会問題を提起しているようにも見えず、ダラダラと時間が経過する。ツマラナイです。楽しくもないし、共感ポイントも無いのでこの点数。蒼井優も演技が下手な時期があったことを知りました。そう言えば、宮崎あおいの映画はたくさん見ているけど、これまで不思議と彼女のプロポーションを意識したことはありませんでした。本作のスラッとした脚線は印象に残りました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-11-04 00:48:43) |
47.途中に意味不明なシーンがいくつもあり、最後のシーンまで意味不明、 最後まで見ても、結局何が見せたい、伝えたいのかわからなくて、参った。 まるで好きなように想像してくれと言っているかのようだ。 一貫したテーマのようなものが感じられない。 タイトルも内容と無関係なようで、意味不明。 ある女子中学生の並ならぬ異性関係をのぞき見する映画? とはいってもいつ行為に及んだとか、直接的な描写は一切ないんだけど。 きっかけを与えるから想像しろというのか。 金が掛かっている所がまったくなく、低予算の極みみたいな映画。 セリフは最小限、音楽は基本的になしという、静寂感はなかなか悪くないが、 ストーリーをセリフを使わず絵だけで説明しようとしているのが、不親切に思える。 ストーリーがほとんどないようなものなので、結局宮崎あおい観賞用映画としか思えない。 それでいいと思えるかどうかで決まりそうな映画。 しかし宮崎あおいと蒼井優は似過ぎていて、なかなか見分けられなくて参った。 もしこの物語が描きたかったのが、家庭環境に恵まれず、やたらと男を惹き付け、 衝動的に行動する少女、だったのだとしたら、ミスキャストではないかと思う。 スタッフの間の意向の対立がこの物語を骨抜きにしたのではないかと勘繰りたくなる。 【且】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-03-01 04:08:39) |
★46.うーん、評価については【ワトソン君】さんと同じ気持ち。ちょっと期待した「ダブルあおい競演」だが、蒼井優の使われ方、残念。この監督の『カナリア』は、素直に心に残る作品でした。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-02-25 20:06:53) |
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45.《ネタバレ》 ナンバーガールの楽曲が使われてるんで観てみました。さてこの映画ですがこれでもかというほど会話が省かれてます。そのせいか宮崎あおいの細かな表情、彼女をとりまく空気を細かに感じることができたという変な体験をしてしまいました。そのなかでも黙らせるために机をひきずるシーンがお気に入りです。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-02-22 15:24:27) |
44.この手のひたすら穏やかな日本映画は僕には全く合わないようです。何ら感じるところもなく、ただつまらなかったです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-03-25 11:13:53) |
43.説明過多とか説明不足とかいうより「説明下手」という感じの映画でした。 正攻法で勝負するのが怖くてフォアボール連続して結局押し出しサヨナラ負けみたいな映画でした。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 0点(2008-01-25 21:53:37) |
42.《ネタバレ》 前半は間延びした映像で何がなにやらわからない。 我慢してみていると徐々に会話の断片をつなげて話の全体が見えてくる。 その頃にはもう映画は後半に入っているのでここでやめるわけにはいかない、最後まで見届けねば。 結末も知りたいし。 しかしその後半は崩れ行く少女を淡々と描くのみ。 何の助けも入らず、何の幸運も訪れず。 どうにも救いようがない結末。 いやこれは結末ですらない。 独りよがりな作品だなーという印象が強い。 観賞後、暗澹たる気持ちになる。 しかし考えてみればこの題名、主人公にそのまま当てはめるつもりで付けたのだとしたら、作品そのものだけではなく製作者も救いがない。 しかし他に意味があるのなら、知りたい。 【称えよ鉄兜】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-01-07 10:19:42) |
41.《ネタバレ》 よく言う「だから何なんだよ」って作品。 いくつかの不幸と思い通りにいかない現実によってぶっ壊れちゃった少女を追っただけ。これに何を感じろというのだろう・・・。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(邦画)] 0点(2007-12-04 21:34:46) |
40.不親切だとか説明不足だと言われがちだけど個人的には わかるひとには分かる作品だと思う。 分かる人っていうのは映画の観る目がある、とかではなくて この少女の生き方や考え方に共鳴してしまう人。 中学という多感なんだけどその感情をうまく処理できない不安定で不器用な時期を 宮崎あおいが演技をしていてもう、本当に素晴らしかったと思う。 彼女の演技や表情にドキッとすることが何度あったか。 【05】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-08-18 22:37:26) |
39.宮崎あおいと蒼井優を使ってこれではがっかりとしか言い様がない。 物語が無いし、盛り上がりもしない。 よくわからないままにエンディングテロップが流れ出す消化不良な作品。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 3点(2007-06-11 03:24:16) |
38.見終わって「なんだか勿体無いなぁ」と感じました。 話自体は面白く、飽きさせない展開もいいのですが説明不足で気が散りました。 べらべら状況説明台詞が入ったら白けるのでしょうが、もうちょっと何とかならなかったのかな? 【かっれ】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-04-28 23:10:34) |
37.《ネタバレ》 宮崎あおいと蒼井優の初々しい姿が見れただけでお得!?(笑)話は盛り上がりがなく、いつが山場か?と探っているうちに終わる感じ(・ω・A;) 害虫って誰を指してたのでしょうか・・・? 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-04-26 10:59:20) |
36.《ネタバレ》 まるで『どこまでもいこう』のプラモデル少年の家庭。母は全然母ではなく、それ以前に大人でもない。目の前の問題から常に目を背けている。それゆえに子供もまた成長を止めている。大人になることを拒んでいる。だから少女は無防備で浅はかな行動しか出来ない。堕ちるべくして堕ちてゆく。この作品、塩田監督の同年作品『黄泉がえり』や新作『どろろ』のその多用される「言葉による説明」がおもいっきり排除されている。しかし画そのものに説明を不要とするだけの説得力が無い。例えば、蒼井優の何度も繰り返される登校シーンはめげずに宮崎あおいを学校に誘っていることを意味しているわけですが、どのシーンも道が同じように濡れており、まるで夢か妄想のようなシーンになってしまっている。家を燃やすシーンも唐突で、どちらの家なのかも分かりづらい。主人公である宮崎あおいにほとんどしゃべらせなかったのはむしろ正解で、静けさの中の小さな闇のようなものがうまく表現されているようでもあったのですが、もう少し各シーンに丁寧さというか親切であっても良かったと思う。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-04-12 11:17:05) |