20.《ネタバレ》 独創的な世界観。やはりこれがすばらしいです。相変わらず色使いやデザインが独特でティム・バートンらしさがあります。不思議の国のアリスなんて、原作が有名だし映画もディズニーがアニメ化してるから完全に出来上がってるイメージがあるわけですが、独自の解釈を加えて再構築したことでそれらを飛び越えてます。そもそもティム・バートンの頭の中=ワンダー(アンダー)ランドなんでしょうね。その映像化の実現に欠かせないジョニー・デップやダニー・エルフマンといったいつもの面々も良い仕事してます。ジョニー・デップなんて完全にただのコスプレですが、キレっぷりがキャラクターの正当性を引き出してます。ストーリーはベタ中のベタで、ファンタジー映画としては0点なんですけど、この映画に関してはもうそこは関係なかったです。この世界観、好きです。 【Nerruc】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-04-25 14:18:51) (良:2票) |
19.《ネタバレ》 映画の3D化反対派の私として通常上映で観賞。子供も一緒ってこともあり泣く泣く吹き替え版で観賞。 ストーリーやキャラクターの面白さや世界観は及第点なんでしょうが、観ていて全然楽しくなかったのは何故なんだろう?? 画像を注意深く見てると3Dの為の演出だろうってとこが目に付き、2Dで観てる私にとってはとても無駄な映像に感じてしまう。あくまでも3D化は反対なんだけども、3Dの為の演出を多用するのならば、2Dでの上映は行なわないのがいいのではないかと思う。 まあ、いずれにせよ今の映画の3D化に早く歯止めがかかって欲しいと思う。あんな眼鏡を強制的にかけさせられて割増料金で観なくてはいけないのは好ましくないのである。 それといまいち物語にのめり込めなかったのは、アリスちゃんが”私にとっては”可愛く思えなかったからかなぁ。。。オメメぱっちりで大好きなアンハサウェイも何か変なメイクで可愛くないし。。。。 演技はしっかりしてるんでしょうが、字幕派の私としては吹き替えでの台詞回しはどうもレスポンスの切れ味の悪さを感じてしまう(だったら字幕で観れよって事だけど)。 【Pea Shan】さん [映画館(吹替)] 5点(2010-04-25 00:58:16) |
18.《ネタバレ》 まず3D映像については、従来の二次元撮影カメラで撮影しているせいで、ポスト・プロダクションでの不完全な3D映像。つまり写真を切り抜いて並べて動かしている感じで、違う人物間の前後の差は立体的に出ているけれど、同一人物内の立体感はまるでなし。店頭の等身大アイドルの看板が動いてる感じ。時代が経てば、この作品などは「初期の3D映画には情けないモノもあった」と云われるようになるでしょう。 内容はさすがディズニーで、ルイス・キャロルの原作から、映画版「ナルニア国物語」のような、浅い勧善懲悪ストーリーをよくぞ紡ぎ出したものだと感心する。元にあったナンセンスなロジックの遊びやチェスゲームは全滅で、この映画のタイトルは「アリス・キングスレーの冒険」と変えた方がいいと思う。ラスボスは「鏡の国のアリス」のなかで読まれる、有名な「ジャバーウォッキー」の詩から持って来ちゃっているけれど、このジャバーウォッキーのCG造型が、かなり情けなくて泣けます(原作の有名なイラスト、テニエル作の造型と比べてほしい)。 ティム・バートンらしい毒気はもうほとんどないのだけれども、芋虫の吐く煙、当時の阿片大陸中国への出発、ラストにむくむくと大きくなるキノコなど、ドラッグへのほのめかしはあるのかも。しかし、バンダースナッチの住処の中で、どーしてアリスは突然眠ってしまうの??? 【keiji】さん [映画館(字幕)] 2点(2010-04-24 22:42:26) |
17.《ネタバレ》 こういうファンタジー系はあまり好きではないのですが見る機会がありました。 3Dの良さもわからなく、この後どうなるのかなんて感情も持てないまま過ごしました。 色使いが折角きれいなのに、3Dの眼鏡を掛けると暗く見えるので、何度か取ったり掛けたりしてみました。 消える猫が、ジョニーデップの帽子を手でフミフミした可愛さにプラス1点。 【まさかど】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-04-22 20:24:47) |
16.映像は楽しいけどね、話はつまらない。 アリスがマッドハッターと絡んで女王と戦う展開。でも女王の狂気がうまく描かれてないからか、戦う意味もよくわからん。ただ漠然と派手な映像が続く感じ。 3Dに関してはこんなもんかって感じ。初めて体験する人は、過剰の期待は禁物。 【テツコ】さん [映画館(吹替)] 3点(2010-04-21 12:50:55) |
15.《ネタバレ》 評価がいまいちみたいですが、すごくよかったです!世界観、完璧。 私の中では内容がどうかとかはもう別問題になってます。 アリスが死闘を繰り広げるなんて私の中では「なし!」でしたが 鎧がすっごく素敵で、あんな鎧があるならまあ闘ってもいいかな、なんて思っちゃいました。 アンハサウェイの白の女王役のキャラがすごく笑えて、みんなを虜にする女王をあんなキャラに 仕立て上げるのがバートンらしいと云うかなんと云うか。 フリークスも然りで、バートン流はちょっとしたところに見る事ができます。 それにコスチュームデザインがすばらしい。 アリスがお色直しするたびにため息がでました。 あんな服が欲しいです。 先に書いていた方がいますが、トランプの兵隊は紙がよかったな~~。 ドミノみたいに倒れて行く姿には思わず吹き出しちゃいましたけど。 主人公の女の子、あんまり目立ちませんが、私は好きです。 顔がユアンマクレガーに似てます。 それよりもジョニップ演じるマッドハッターの役が薄い感じがします。 あんなに派手なのにあんまり印象に残らない。 アリスその後ではなく、本物のアリスも撮って欲しいなと思いました。 |
14.《ネタバレ》 世界的に有名な原作のオリジナル続編ってどうなんだろう?と思いましたが、バートンだけあって美術は素晴らしかったし雰囲気は抜群だった。アリスを演じたミア・ワシコウスカは少女っぽさを残し、大人にもなりきれていない微妙なお年頃のアリスにぴったり。非道ながらも悲哀のある赤の女王、白いのに腹黒さを感じる白の女王(あの身のこなしは高貴で可憐さなどなんだろうけど、プロレスの武藤のラブ・ポーズを思い起こさせたなぁ。観ながら武藤バージョンの白の女王を想像したら笑ったけど。)、神出鬼没のチェシャ猫、イケイケのヤマネなど主役から脇までキャラは魅力的だった。 ただ思ったよりストーリーやキャラに毒がなく、デップが演じたマッドハッターもデップらしい挙動を見せるので悪くはないけど、もっと弾けてブっ飛んだキャラを期待してたのでイマイチ。最後のダンスはおそらくマイケル・ジャクソンへのレクイエムだと思うが、唐突すぎとセンスの無さで覚めたのも残念。幼年時のアリスを記憶として見せられてしまったので、そっちの方も観たくなりましたね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-20 21:41:10) |
13.《ネタバレ》 とってもフツーって印象。いや、個人的にはディズニーとティム・バートンでここまで刺激を受けない映画ってのはマズいだろコレ、って感じなんですけどねぇ。一応ティム・バートン風味ではあるのですが、世界を構成するデザイン達にちっとも魅力がない上に、CGが思いのほか雑なお仕事で。今時ハリウッド製映画でCMレベルの合成を見せられるとは思いませんでしたわ。そもそも、CGをハナから否定するつもりは毛頭ありませんが、今のCG屋さん達は大災害もロボットバトルも現代戦も他所の惑星も神話も魔法も、そして不思議の国も、ぜーんぶ同じタッチ、同じ動きで仕上げちゃうから、なんの興奮も生まれないんですよ。みんな同じ。ディズニー&ティム・バートンって言ったら、かつて『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』を送り出したワケじゃないですか。その監督、ヘンリー・セリックが映像を作ったらさぞかし刺激に満ちた『アリス』だったでしょうに。CGは映像をカタにハメてしまいがち。あんまり使い過ぎると大事なモノが消えちゃうぞ。チェシャのもふもふさ加減だけはステキでしたけど。もっともそれら以前に鎧着て剣振り回してドラゴン(ジャバウォッキー)と戦うアリスが見たいか?っていう根本的な部分に違和感があるんですけどさ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-04-20 16:33:45) (良:2票) |
12.アリスはホームズと同じくフェイバリット英国アイテム。 アリスの決定版ということでなく、「ティム・バートンのアリス」としてならば。 バートンはルイス・キャロルの原作よりもそこから派生したサブカルチャーの方に愛着があるようで原作にお門違いなコメントしてるのがトホホだけど、アメリカらしく教訓入りの成長物語に変貌。 リデザインされた「不思議の国」と「鏡の国」の住人たちと19才のアリスのワ(ア)ンダーランドは、CGと3Dに支えられ一応見せますが、プロットに新鮮味がなくアリスも普通の子なのは女性の原案・脚本だからかな。 女たちの話になってて、マッドハッターなんて全然マッドじゃない。 アリスの映像化はシュヴァンクマイエルのものなど多々ありますが、一番有名なのはディズニーのアニメーションで子供が最初に接するのもこれですが、アリスというものを知れば知るほどこれから離れていくのはこれもアメリカのアリスだからで、本当はイギリスが教訓なしの遊び心だけのアリスを作るべき。 VFXを駆使した99年のホールマーク版もアメリカのテレビ作品なので教訓は入っているけれど、オリジナル・イラストレーターのジョン・テニエルの優れたデザインが生かされており、これに較べるとバートン版はややデザインが弱く、(赤の女王の巨顔も99年版のマッドハッターから)映像的にも何度も見たいという気にはならず。 それでも一人の少女アリス・リデルを喜ばせるためだけに大学教授が頭をひねって考え出した世界が、時を経てこんな巨大な映画になって彼の知らない未来の少女たちを楽しませるというのが、人の思いというものそれこそがワンダーなものという気はしましたけれど。 ジョニデ×バートン20周年ということで記念のオブジェもあり。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-20 06:00:05) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 もの足りなーいっ!いや、よかったですよ、おもしろかったですよ。映像はきれいだし、キャラクターももちろん素敵。世界観も最高。ただ、肝心のストーリーがない。。凄いと言えるほどの凄みがない。あ~、なんか、もっとやっちゃって欲しかったです。あと、トランプの兵隊は甲冑じゃダメなんだよ。やっぱ紙じゃなきゃね。 |
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10.《ネタバレ》 3Dで観ました。作品的にはいつものティム・バートン。可も不可もなくと言ったところ。 この人の画はいつみても絵本の世界のよう。今回は主演女優さんが自分の好みだったので、それも良し(笑)。 ただ、バートン夫人が悪い魔女であんなキャラ、対して良い魔女さんは割と綺麗目ってのはあまりにも図式として短絡的で、まんまな世界観だな。 そんなところが、悪い意味で子供向けって感じた。もっと裏をかいて欲しい。せっかく映像で見せる映画なんだから。 これはまったくの個人的感想だけど、この映画ってマイケル・ジャクソンになにかしら関係あるのかなって思った。トリビュートというか。監督、マイケルのこと好きだったのかなぁ? 「賢い人は変なんだ」とか、イノセントを信じ続けることとか、あの踊りとか。マッド・ハッターのキャラ造形がもうね。 まあ、バートンにしてもジョニーにしても、少なからず社会に適応できない人々をずっとリスペクトしてきた訳だからそう感じただけかもしれないけれど。 DVDが出たら今度はそういった視点で、もう一度鑑賞してみたいと思った。 【xxx】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-04-19 22:07:19) |
9.《ネタバレ》 「カールじいさんの空飛ぶ家」を観たときと同じような感想を抱く。映画自体はそれほどつまらなくはないが、物足りなさや味気なさを覚えてしまう仕上がりとなっている。 小さなお子さまから年配層までを楽しませることを使命とするディズニー作品としては、一般受けするように“ノーマルな仕上がり”を目指してしまうことは仕方のないことかもしれないが、スパイスの効いていない甘口のカレーライスみたいな作品であり、食しても満腹感が得られない。 それにしても、不可思議な世界にいるはずなのに、何もかも“普通”という印象を抱いてしまわざるを得ないのは何かが足りないはずだ。3D映画なので“映像”を重視すること自体は間違っていないが、キャラクターの“内面”を描けないと、せっかくの“映像”も活きてこないのではないか。 本作は、アリスが本物のアリスになるための冒険なので、やはりアリスの成長を感じさせるような作品にして欲しかったところだ。思いがけず求婚されて、周囲の期待に応えるべきか、それとも自分の夢や生き方を追うべきかを悩むものではないか。そのような葛藤がストーリーに反映されていないと思われる。 個人的に気に入らないところは、周囲の期待に応えて貴族との結婚という決められた道を歩まずに、父親が果たせなかった夢や自分の生き様を追うという決断をするということが本作の落としどころであるにも関わらず、予言書のようなものの通り、周囲に期待され決められた道を歩んでいるところだ。予言書というアイテムを活かすためには、それとは異なる方向に突っ走ることによってストーリーが豊かになるものではないか。 子ども達へのメッセージとしても、誰かによって決められて、誰かによって敷かれたレールの上を進むような生き方をして、自分の可能性を潰すのではなくて、自分の可能性を信じて、自分自身で道を切り開くような“夢”のある展開に持っていきたかったところだ。さらに、現実はツネれば覚めるような夢やリセット可能な仮想空間ではなくて、過酷なものでもあるというスパイスも必要だろう。また、本作は冒険心をくすぐられるわけでもなく、仲間を思う気持ちや自身の勇気が試されているわけでもない。やはり、残念ながら評価したい部分があまり見当たらない作品だ。 個性的なキャラクターが多数登場するものの、個性が全く感じられないことも致命的だ。カーターだけが孤軍奮闘というところか。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-19 21:55:40) (良:4票) |
8.《ネタバレ》 3D版を鑑賞しました。 つくづく思ってしまうのは、奇想天外なキャラクター達が登場する“だけ”な映画には退屈してしまうようになってしまったこと。 ライラの冒険然り、ナルニアの一作目然り。 奇想天外なキャラクターと言うのが、あまりにも世の中に氾濫している。 重要なのは、そのキャラクター達がいかにストーリー上生きてくるかだと思うのだが。 残念ながら、今作のストーリーは稚拙に感じてしまったし、高揚感を覚えるような場面も見受けられなかった。 子供向けの善悪ストーリーに魅力的なキャラクターを置いただけに思えた。 主人公の少女は美しいのだが魅力に欠けるし、アン・ハサウェイの演技力には疑問符が付くし、 ジョニー・デップはジョニー・デップのままで、 とてもじゃないが楽しめなかった。 もし通常版で観たと考えると、ぞっとしてしまう。 それくらい見所が無かった。 【タックスマン4】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-04-19 01:58:55) (良:1票) |
7.まず初めに言っておくと、私はティム・バートンの「こいつは良い奴、こいつは悪い奴」という紋切り型のキャラ設定が嫌いです。しかし今回はその点がある意味で逆に良い効果を作品に与えていたと思います。その理由はこの映画の原作が子ども向け、また映画もそれに準じた作品なので勧善懲悪なお話でも問題ないからです。 そしていつものティム・バートン通りのダークで気味が悪い映像は相変わらず魅力的でした。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-18 22:05:43) |
6.《ネタバレ》 予告編で流れている「アリスは何故戦うのか?」というフレーズが気になり劇場に足を運んだが、ただの少女の成長物語であり、それ以上でも以下でもない。「不思議の国」のビジュアルは流石のティム・バートンだが、ストーリー部分がかなり弱い。フリークスばかりを集める赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーター)は『バットマン・リターンズ』のペンギンの流れを汲む悪役だが、バートンお得意の「モンスターの哀しみ」を感じさせることなく、あっさりとヒロインに倒されてしまう。そこには何の悲哀もなく、ハリウッド的(ディズニー的?)な大団円で終わることにちょっとした居心地の悪さを感じてしまう。劇場を後にし、無性にジム・ヘンソンの『ラビリンス』を観たくなった。ヒロインの可憐さもモンスターの愛らしさも、20年以上も前の着ぐるみのファンタジー映画の方がダントツに良いのだから! 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-18 22:03:01) |
5.《ネタバレ》 ルイス・キャロルのあの摩訶不思議な世界観に輪をかけらるのはティム・バートンしかいないだろうと期待を膨らませて観ましたが、残念ながら、既存の枠を飛び出すような突飛で非論理的な部分っていうのはなかったかな。ただ、キャラ、背景の造形は非常に素晴らしく、あの不思議な世界を十分に現していると思いました。私の好きなキャラの、ハンプティ・ダンプティが登場しなかったのが、残念。 |
★4.《ネタバレ》 私はティム・バートン作品が大好きだ!ヘンテコな木や奇妙な登場人物、多少無理矢理なストーリー展開も全然許せるしダニー・エルフマンの音楽も最高だ!!!←てな人は迷わず映画館に!つまりそういう映画です。(私はそういう人なので十分楽しめました)とはいえ、ディズニー映画なので、さすがにおどろおどろしさはほとんどありません。「スリーピー・ホロウ」から暗さとグロさを取り除いて、女の子向けのファンタジーにしたような感じ(アリスが木の穴に落ちた時、一瞬生首がわんさか出るのかとワクワクしました)ストーリーも単純なのでお子様でも楽しめそうです。(個人的には、これの思いっきりグロくてダークな、大人向けバージョンがあったらかなり嬉しい)3Dで鑑賞したのですが、それほど疲れませんでした。安心して楽しめて、終わった後もすっきり。カップルで観て、終わったら「楽しかったね~」って語りながらお茶にするのがお薦めの鑑賞方法です。H.B.カーターはさすがの存在感。アラン・リックマンの声はセクシーですね。 【ピースラムネ05】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-04-18 02:33:50) |
3.《ネタバレ》 昔のストーリーやキャラをお借りして色付けただけという感じ 子供向けには面白いと思うが、大人にはちょっと物足りないかな 3Dもテーマパークのものと違い違和感なく感じたが、一番効果が表れたのはエンドクレジットじゃないかな しかし、最後の船の場面でジョニーディップが壊れたコンパス持って「帆を張れーーー、出航ーーー」ぐらいのサービスが欲しかったな。 【ウルフィー】さん [映画館(吹替)] 5点(2010-04-17 18:29:50) |
2.《ネタバレ》 予告編観る限りだと相当、ティム・バートン世界が炸裂してるんだろうなぁと思って楽しみにしていました。そして実際に観てると・・『悪くはないんだけど・・う~ん』という感じてした。まず主役のアリスがなぁ・・終始、怪訝そうな顔付きで睨みつける感じに見え、主役なのに大して可愛らしさが見えてきませんでした。あとワンダーランドではアリスは戸惑いながらも、徐々に変化、もしくは成長する過程を描くべきだと思いますが本編でアリスにそういう変化があまり見えてこないので、あの世界に彼女が行く必然が薄く感じられます。最後に現実に戻りますけどそこも演出の問題なのか冒頭より少し自分の主張が言えてる程度で大して成長も見えてきませんでした。ワンダーランドのストーリーに関してはキャラクターはズバ抜けて奇抜で変なのにストーリーは至って普通で決着もまぁ普通・・キャラの見た目とストーリーのバランスがあまり釣り合っているようには見えない感じです。よってキャラだけが前面に出るので、それだけでは映画の興味を最後まで持たせるのは厳しいのではないかと・・私は後半は少し退屈してしまいました。しかしワンダーランドの病的すら感じさせる異常な空間へ疑似体験出来たり、あの魅力的なキャラ達が飛び出て実在感を得られる感覚は3Dならではだと思うので、そこに関しては間違いなく一見の価値はある映画だと思います。 【まりん】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-04-17 15:44:53) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 永遠の名作、「不思議の国のアリス」のアリスが穴に落ちてから10年、アリスが純粋無垢で想像力豊かな子供から、常識とリアリティを重んじる大人に変わる直前の物語。ジョニー・デップ演じるマッド・ハッターは大人のくせに不思議の国に生き、故に「マッド」、狂っていると呼ばれてしまう。デップが時折見せる愛嬌は狂人というよりかは幼い子供が見せるそれのような印象を受けた。 児童文学の映画化でありながらあまり子供向けではない内容はまさにこれが大人のための児童文学だからだ。常識にとらわれがちな世の中だが、3Dメガネをかけて、これがフィクションであることをひと時忘れて、白ウサギを追いかけてみよう。 【Akiralor】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-03-15 15:35:52) |