46.《ネタバレ》 “The Money Pit”『お金が吸い込まれる底なしの穴=金食い虫』。実は私が小学生の時、人生で初めて劇場で観た字幕洋画が、このマネー・ピットです。トム・ハンクスはまだ若く、お客を呼べるほどの知名度でもない、若手のコメディ俳優という印象でした。となると当時のこの映画のウリは“スティーブン・スピルバーグ製作総指揮”の一点でした。 近所の同級生たちと、土曜の学校のあと観に行った、思い出深い映画です。本命はこの映画の同時上映作品でしたから、マネー・ピットの事前情報は映画館のポスターだけ。どんな映画かもよく知らず、退屈な映画だったら寝てようかな…位の感覚でしたが、でもスピルバーグって書いてあるし、きっと面白いんだろう。なんて感じに観始めました。途中で『あ、コメディ映画なんだ』って気がついたくらい。階段が壊れ、風呂は落下し、主人公はカーペットに飲み込まれる。一つ一つのトラブルがお金の掛かったドリフみたいで、小学生の私達にも、とてもわかり易く、みんなで大笑いしてました。 でも当時の目的はコレでなく同時上映の方でした。検索すると当時のチラシが出てくると思いますが、面積比率が7:3くらいでマネー・ピットは3の側。それだけ、同時上映の方に力が入っていたって事でしょう。 大人になって改めて観ると、観どころが“家が壊れていく様”くらいなんですね。夫婦間のトラブルも、なんか後半有耶無耶に解決された印象です。でもロックバンドとオーケストラの大団円だし、なんかハッピーな最後だったなって感想です。 こういう映画ってなんて言うんでしょうね?B級ってほど安っぽくもなく、単独上映じゃお客が入るとも思えない、同時上映専用映画…とでも言うんでしょうか。この映画の役割は、同時上映を見る前の、場のあたため役。お笑いで言う『前説』や『前座』のように思えます。 同時上映の宿命で、本命映画よりも目立ってはいけない。面白くてはいけない。インパクトを残してもいけない。当然、上映時間が長すぎてはいけないし、退屈させてもいけない。観終わったらスーっと忘れるくらいのさじ加減の映画。 …なんか最初からそう考えると、創るのとっても難しそう。でもこういう脇役の映画が、案外、劇場に足を運ぶ満足度を上げてくれてたりしました。また復活しないかな同時上映。 さぁ、トイレにも行ったし、本命が始まるぞ! ~同時上映『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』につづく~~ 【K&K】さん [映画館(字幕)] 6点(2024-07-07 10:08:46) |
45.《ネタバレ》 階段が崩れるスローシーンは声を出して笑いましたがそこが絶頂でしたかね。あんなでかい家に住みたいものです。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-10-21 10:36:51) |
44.徹底してコメディだと思って観る映画。思ったより長く感じるが、後味は悪くない。 たまにはいいか、こういうのも、と。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-08 16:49:38) |
43.《ネタバレ》 派手に階段が落ちたり、床が抜けたり、足場が崩れたりしながら、よくぞ皆さんご無事で。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-31 02:02:20) |
42.《ネタバレ》 こういうのは、人物側があれこれ頭をひねろうとして、それにもかかわらずさらに上を行くトラブルが起こる、からこそ面白いのであって、ただ単に順々に家が壊れていくだけでは、主人公が無策のマヌケに見えてしまうだけなのです。したがって、笑いになりません。●で、そんなことよりも大事なのは、途中でちらっと出てくるメタルバンド、クレジットによれば、ホワイト・ライオンではないですか!思わず戻して確認しましたが、あー確かに、ヴォーカルはマイク・トランプだし、ギターはヴィト・ブラッタですなー。時期的に、1st発表直後、2ndでのブレイク前ですよね。しかもこの"Web Of Desire"という曲、一部しか披露されませんが、割と格好良い上に、どのアルバムにも入ってないんじゃない?ということは、ものすごく貴重ですよね。この偉業に3点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-28 00:36:53) |
41.《ネタバレ》 詐欺まがいでつかまされた家がとんでもない欠陥住宅だった、ってネタで90分やろうっていうのはやっぱちょっと無茶でした。家が次々壊れていく、てのは繰り返すと飽きるもん。ドリフ荘だって崩壊すんのはラストだよ。 話の流れの中で夫婦げんかはほんのおつまみみたいな機能しかしてないし、「我が家が壊れる」ってこと自体がそもそもワタシにとっては笑える題材ではなかったです。 それよりも、指揮者役のA・ゴドノフ。ダイ・ハードのテロリストイメージがばーんと張り付いていたのですが、意外やボケにも応用できる柔和な表情もできるんだなあと今さら発見。ボリショイのバレエダンサーだったのですね。亡くなったとは・・悲しいです。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-12 23:47:48) |
★40.《ネタバレ》 正直なところ、とっても若いトム・ハンクスぐらいしかないかもと思わせちゃう感じな一作。アメリカ的悪ふざけもちょいと後半飽き気味になってきちゃうのは、今一つ脚本構成上の経験の少なさか?とも思ったり。何かやっぱり極端な印象が残るものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 4点(2015-01-11 22:22:34) |
【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-12-04 21:06:54) |
38.《ネタバレ》 古き良き時代のコメディ。 演出もリアクションも古臭いですが、全然楽しめます。 よくわからない登場人物が多すぎたのは少し気になりましたが、基本的に皆人が良くて、見ていてほのぼのしますね。 一番良かったのは、二人がとても仲が良いこと。 夫婦喧嘩も愛のある夫婦喧嘩だったので、見ていて嫌になるような感じではありませんでした。最後はハッピーエンドになってよかったです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-17 00:35:33) |
37.《ネタバレ》 ?なんの目的かもわかんないまま話がすすみドリフ的コントが勝手にはじまり 終了。いったい何がいいたいのかさっぱりな映画でした。 【とま】さん [地上波(吹替)] 5点(2008-10-03 01:17:01) |
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36.家とともに壊れていくトム・ハンクスが笑えます。シェリー・ロングが可愛いですが、あまり人気は高くないようですね。もっと観ていたい女優さんです。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-02 17:45:28) |
35.《ネタバレ》 ウケを狙い過ぎで、ほとんどスベッていたと思う。それに、奥行きのないスカスカの作品。ラストの「君が誰と寝たとしてもかまわない。」「本当に?」「うん。」「実は寝てないのよ。」のやり取りは意味不明で、感動もへったくれもない。唯一面白かったのは、トム・ハンクスが爆笑するシーン。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-11-16 19:19:58) |
34.最初、映画館で観た時は大笑いしてしまった。今でもコメディの中では、好きな作品。トム・ハンクスは笑いの間を心得ていると感心してしまう。シェリー・ロングもチャーミング。エンディングは少しゆるゆるなのと、音楽が少々個人的に趣味でないですね。わざとらしくて。でも好きです。 【プライベートTT】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-24 20:24:11) |
33.コメディをキチンと出来る人って、本当に芸達者が多いと思う。 【Junker】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-12-30 22:52:07) |
32.最初はよかったんだけど、だ~んだ~んとマンネリ化と。夫婦喧嘩しまくりでイライラしてきた。いかにもアメリカ人らしいドタバタコメディなんですが、トム・ハンクスが今じゃ考えられないぐらい汚れキャラで頑張ってたところはよかったです。スピルバーグはやっぱりコメディ映画にかかわらない方がいいようだ。。。 |
31.笑える所も少しあったけど爆笑するまではいかなかった。家が次々壊れていくわけだけど、あまりにもめちゃくちゃな家過ぎるように思えた。どうやったら、あんな欠陥だらけの家になるのかが不思議に思えてしまった。でも、こういう映画はそういう事考えないで見なくちゃならんのだけど。それと、全体的にあっさりしすぎているように思えた。嫌味がないので見やすいのはいいけど、もう少しなにか深みとか捻りを入れてほしかった気がした。2人の主役は良かった。 【スワローマン】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-11-08 17:48:57) |
30.《ネタバレ》 まあ、ほのぼのとしたどたばたコメディです。 空飛ぶチキンの焼き上がりマークがピコっと出てくるとこ と 「お風呂の水が生きてる~」 が、笑えた。 あと、奥さんがキュートで好きでしたなぁ♪ 面白いかって? んー。。。ヘラヘラ笑いながら、上手に時間潰しはできます(笑) 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-13 17:23:21) |
29.普通すぎるなあ。ドリフを見てきた日本人は家が壊れるの見たって今更笑わないんですよ。そんなのは使い古されてますから。もっとストーリーラインで笑わせて欲しかった。なんせ主演トム・ハンクス、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグですぜ。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-22 17:41:53) |
28.あまりにも見事なぶっ壊れぶりに、「いくらなんでも、そこまで壊れねえだろ!」とツッコミ入れながら観てました。トム・ハンクスはこの頃からでもさすがに巧いですね。バスタブで床が抜けるシーンとか。それにしても、あんなんでもたったの20万ドルなら安い。改修のために幾ら払ったのかは知らないけど、20万ドルなら買うなぁ。 |
27.これ本当に傑作ですね!トム・ハンクスの体を張った名演技もさる事ながら、一癖ある脇役勢も本当に楽しいです。家が崩れていく様子は本当に昔見たドリフのコントそのものという感じですし、床にはまって泣き笑いのトムや、バスタブが抜け落ちた後のやるせないバカ笑いのトム、庭で虫にたかられて追い払う滑稽なトムや、骨組みをまるでピンボールのように白ペンキをかぶりながら滑り落ちてゆくシーンで、最後は小便小僧にオシッコひっかけられていたり(笑)首を外に出した瞬間、上からもの落ちてきてぶつかったり。その全てがコメディアン、トム・ハンクスの見せ場です。最近はちょっとしか見せない彼のこういった笑える部分が顕著に表れた快作だと思います。「パンチライン」のような話術の妙も魅力ですが、こういうのが出来ちゃうのも彼の魅力だと思うのです。 |