20.《ネタバレ》 リュック・ベンソン監督の得意ジャンルのようで、『レオン』と同じくらい、『ニキータ』よりは楽しめた。 KGBとCIAの男を両天秤にかけたアナの恋愛模様を入れながら、看板のアクションシーンはクールでスタイリッシュ。 サッシャ・ルスはモデル上がりとは思えないアクションで、スーパーできる女感を出しているが、それを引き立てているのが指南役のヘレン・ミレンの存在。 狸ババアの食わせもの感を存分に発揮して、作品全体を締めている。 【飛鳥】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-06-29 08:27:36) |
19.《ネタバレ》 前評判とか一切の情報なしで鑑賞しました。 時間を遡って種明かしをするのは定番ですが、これほど頻繁にひとつひとつのイベントを種明かししつつ終盤まで突き進むのは、あまりないように思います。登場人物も限られていて、それぞれキャラが立っているので、とても分かりやすい親切脚本ですね。アトミックブロンドのときには一度では分からなかった自分でも、よく理解できました。DVDだと前のシーンまで戻って、おおーとか楽しみながらの鑑賞もできます。 主役のサッシャ・ルスも、DV男の言いなりからトップモデルまで、いろんな表情を見せてくれますが、市場で売り子をしていた時が一番魅力的に感じてしまったのは、自分の好みなので仕方ない。 それにしてもヘレン・ミレンの貫禄がすごい。終始無表情ながらアナを一番かわいがるという超ツンデレおばさん。この映画はスパイ映画といいつつも任務や殺人はマクガフィンであって、実は師弟の愛情物語ですね。自分と同じ苦労を味あわせたくないというのが、足のケガのエピソードからも分かります。 最後もヘレン・ミレンがビシッと引き締めて、ニヤリとした感じの後味は良かったです。手玉に取られたイケメン2人や殺されまくった男どもは、いい面の皮ですけど。 【EOS】さん [DVD(吹替)] 7点(2022-08-22 23:02:12) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 痛快娯楽アクション映画という感じ。スピード感や迫力があって、ヒロインは終始クールで、けっこう楽しませてもらいました。ストーリーはやたら強引ながら、窮鼠猫を噛んでよかったんじゃないでしょうか。ラストは昔懐かしい「白昼の死角」みたい。ただヒロインと同棲していた同じくクールな女性、カラクリ満載の映画だけに何か裏があるのかと思っていたら、見事に何もなし。終盤の泣きじゃくるシーンは、ちょっと気の毒に見えました。いろんな意味でショックだったろうなあと。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-08-18 23:58:05) |
17.いかにもリュックベッソンな女暗殺者物。 自身が監督してないものも含めれば似たような映画は何本目なんでしょうか、と。 評判がいいから観たんですが、既視感バリバリで、正直たとえば「ニキータ」「コロンビアーナ」あたりと比べて本質的な差はほとんど感じませんでした。「さすがにワンパターなので今回恋愛要素減らしてみました」とかはありますが、でも本質的に一緒ですよね。 まぁ逆に言えば「こういうのが好き」という点で監督に全くブレがないという事なんでしょうが。 彼の映画をほとんど観た事がないような状態なら高評価してもいいのかもしれませんが、これだけ既視感バリバリだと「またこのパターンか」としか思えないです。安定はしてますけどね。ヒロインにあまり魅力を感じないのも個人的にはマイナスです。この監督とはほんとに女性の好みが合わないんですよねぇ笑 【あばれて万歳】さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-08-02 10:01:20) |
16.《ネタバレ》 リュック・ベッソンお得意のネタ?のようでいて、近年のノリと勢いだけの感じを受ける作品よりは幾分かストーリーも複雑になっていて、二転三転する展開に最後まで楽しめる作品でした。 まあ、KGBのスカウト理由がそれ?とか、3年で超一流の超一流の諜報員になるとか半年でトップモデルになるとか、「ウソ~ん?!」なことも多いですが、それは主人公の美貌と、士官学校に通っていた(+親も軍人)という設定で強引に納得。 過去と現在を行ったり来たりしてちょっとテンポが悪いな~と始めのうちは思うのですが、作戦の導入部やその後の展開を描写するスパイものの作品には半ば仕方ないことですし、後半からは気になりませんでした。 何よりも、強くて美人で格好いいおねぃさんが男どもをバッタバッタと葬り去るレストランでの大立ち回りや、華麗にヘッドショットを決めてスマートに暗殺を遂行していく描写などがひたすら格好いいです。 ラストに関しても、男どもは無駄に翻弄され、女が求めるものを手に入れて去っていく「勝ち逃げ」感があってよかったですし、某南画のセリフ「裏切りは、女のアクセサリー」ともいうべき感じでm手玉に取られてる感があって、バカな男の一人としてはとても良かったです。 【クリムゾン・キング】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-31 15:51:39) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 常に死と隣り合わせの危険な任務を颯爽とこなす凄腕女スパイの活躍を、スピード感あふれる展開で見せるエンタメ・アクション。監督は、この手のジャンルを得意とするリュック・ベッソン。まあ面白いっちゃ面白いですけど、良くも悪くも薄味作品でしたね、これ。時間軸を行ったり来たりする脚本も手堅く纏められていて、終始キレのいいアクションシーンも見応えありますし、主役をはじめとする役者陣もみな華があって、最後までそこそこ楽しんで観ることは出来ました。でも……、心に残るものはほぼありません(笑)。そういうもんだと割り切って観るのが正解なんでしょうけど、自分はもう少し内容のある方が好みかも。暇つぶしで観る分には全然オッケーなんですけどね。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-06-24 03:32:42) |
14.《ネタバレ》 美しくて超強い無双のヒロインのアクションもの。ベッソンの十八番だけあって、ベテランならではのこなれた脚本とカメラが流石です。 なにしろ勢いがあるので、3年で無双スパイに仕上がる逸材がヤク中バカ男のところでDVにさらされてたのは不自然に感じるとか、KGBにスカウト(!)されるきっかけが海軍応募フォームだという雑な処理等、細部はほとんど気になりません。まあいいか、という感じです。 時間軸を戻してネタバレしながら展開する話はその都度驚かされて楽しかった。マッチョなKGBとインテリCIAを手玉に取る女殺し屋という構図も小気味よいですが、三者のさらに上を行く御大ヘレン・ミレンがラストをびしっと締めたのにはシビれました。角縁メガネで旧ソ連な髪形。しょっちゅう風邪気味のKGB女上官。この造形がすごく巧い。ルーク・Eが書類を指す手を一々払いのけるんですよね。鼻をすすりながら。酷薄に見えて実は、というのが話の肝です。ああしびれる。 新星サッシャ・ルスはアクションを吹き替えなしで、との志も高く頑張り屋さんのようです。現役モデルだけあって作中の衣装の着こなしやポージングは完全にプロです。この人の顔は角度や動きや服装で別人のように変わるのですね。演技はまだ固いですけどこの顔変化の特性を女優としてどう活かすかが楽しみです。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-06-09 16:33:52) |
13.ヘレン・ミレン目当ての鑑賞。綿入れはんてん着て火鉢にあたっているのが似合いそうなヘアメイクに苦笑ですが、有り余る貫禄で美味しいところを全部持っていったのは流石! キリアン・マーフィ、ルーク・エヴァンス共にいい面の皮だったのを初めとして筋立てが既視感満載だったなぁと思っていたら、エンドロールでの監督名に「やっぱりねぇ、さもありなん」 ご親切な作りで話が分かりやすく、「あれだけ人殺しといて自由に暮らしたいって、ド厚かましいクソ女」を封印して観るぶんには楽しめた作品です。 |
12.《ネタバレ》 レストランの格闘シーンは史上トップクラス【9点】 アナ役のサッシャ・ルスはロシア出身の女優さんで長身で手足も長く本職もモデルである。 内容はどん底の生活からモデル-スパイ兼業からの自由を求めるサクセスストーリーでもある。元彼のクズレベルは最凶。 この映画の見所はなんと言ってもアナの超人的な格闘シーンだと思う。女優の格闘シーンも最近はたくさんありますが、 スタントやワイヤーアクションを使用しない格闘シーンの中でも実にハードに、見る者を飽きさせないように、随所に 工夫をちりばめていた。殴り合いばかりや銃でただ撃ってゆくばかりを何分も見てるとダレてくるがコレはよく考えられ た演出になってて秀逸。最近ベッソンにはルーシーで一杯食わされたので見直したよ。最高傑作では無いかな。 主演のサッシャ・ルスはこの映画のために1年間のマーシャルアーツの訓練と、撮影はたった5分足らずで40人を殺傷する レストランの格闘シーンだけで4ヶ月のリハーサルを行い撮影は7日かけてやったそうです。訓練とカメラワークとアイデア の勝利でしょうね。この5分というのも映画の中での時間制限ともほぼ一致してることにもこだわりを感じました。 sexシーンは諜報部員同士と言うことで時間と場所が限られて何かがっついた印象にも見えましたが、実はたいしてディープ なシーンは一切ありません。 それとこの映画の特徴は所謂巻き戻しによる種明かしが行われることです。この巻き戻し具合が理解力のとろい私に丁度良い 案配で迷子にならなくて助かりました。 そして最後は2段落ちにになってます。 オーラスの「クソ女!」の後にジェイソンボーンの「ウィーン ウィーン」の音楽と共にエンドロールでも良かったかもしれません。 それくらい小気味よく終わってくれます。 【hibari_21st】さん [インターネット(吹替)] 9点(2022-05-13 19:25:45) (良:1票) |
11.エンドロールで初めて監督名を見ました。この名前を見たらなるほど納得ですよね(笑)ある意味、誰が監督をやっているのか知らずに見たのが功を奏したようで、おかげで非常に楽しめました。(ベッソンだと判って見始めていたらきっと変な色眼鏡で見てしまったかもしれません) 他の方もおっしゃるようにニキータのセルフリメイク風ですねこれ。ご丁寧に活動拠点はフランス、指南役のおばさんや子守役のナイスガイまでいます。ファーストジョブも定番ネタなのに陳腐にならずアクションや表現もキレッキレで、見ていて気持ちが良いくらいの流れ(流儀?)が出来上がっていました。二転三転する謎もよく考えられていて、実は裏ではこうなっていたという種明かしも実にスマートで見ていて楽しかったです。モデル事務所に所属しているという体も大正解で、表向きの日常が非常に美しく目の保養ヨロシク、見ていて飽きません。ただ、作中でも言及されますが、若く美しい女性=ハニートラップやそれに準じた仕事しかできないのは仕方がない部分でしょうか。結局身体の関係ばかりなのはやはりゲンナリしてしまいました。 見たら忘れる巷の駄作ほどの軽さは無いものの、重厚な雰囲気も特になく、そういった意味でもベッソンらしかったかもしれません。ベッソン監督の集大成として考えれば大変素晴らしい作品でしたが、手元に置いておきたいというほどの作品でもなかったです。とても楽しめたので少し甘めの点数ですが、ある意味どうでもいい映画=ベッソンらしい作品でした。(皆さんおっしゃるように主演女優も素敵ですが、それよりも周りを固めている大物俳優陣の雰囲気がなかなかの見所) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-04-21 13:20:56) |
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10.映画が始まって最初、主演女優がそれほど美人にも見えなくて、この女優さんで大丈夫なのか?て変な心配をしてしまいました。ところがモデルをやりだしてから急に綺麗に見えて、めっちゃ魅力度がアップ!一気に引き込まれ・・・出したと思ったら殺し!いやなんとなく来るな~とは思ってたけど、なんかこれって監督の計算なのか? 薄汚いメイクや表情で魅力的にわざと見せないでおいて、観客が彼女の魅力に吸い寄せられた瞬間に殺しを見せる!まるで疑似体験でもさせられてるかのようでした。そこからはもうね、一体この映画はどこへ向かっていくんだろうかって、結末への期待値がうなぎ上りで、こんなにもワクワクドキドキさせられた映画は久し振りでした。 二点三転する展開は、まさにスパイ映画の本懐そのもの。これだよこれ!スパイ映画ってこうでなくっちゃ。アクションシーンもスタントなしでこなしてて凄かった。後半でのアクションよりもやっぱりレストランでのシーンが圧巻だった。嵌められたせいもあって必死さがあったから。ただこの映画はアクションが売りではないので、そんなにアクションのオンパレードではないんですよね。そこがまた良い。そこがまた他の有名なスパイ映画とは違っていて良かった。 本当に久々に良い映画を観た。 ありがとうリュック・ベッソン監督。 |
9.エログロ要素はそれなりにありますが、恋愛要素は弱め。ただのバイオレンス・アクションに留まらず、視聴者を楽しませるちょっとした仕掛けが盛り込まれているので、頭を空っぽにしても見れるけど、少し考えながら見てもまた楽しい。 見どころはなんと言っても、ANNA役のロシアン・スーパーモデル、サッシャ・ルス!美しくてかっこよくて強すぎるANNAに終始魅了されっぱなしです。キリアン・マーフィーの抑えた演技にも注目。萌えます。リュック・ベッソン監督作品の好きな映画がまた一つ増えました。おもしろかった! 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-13 14:45:06) |
★8.《ネタバレ》 スパイアクション映画だけど、サスペンス要素あり、ミッションクリアが主題ではないヒューマンドラマという感じ。
アナが自由を手に入れるまでの葛藤が描かれている。
一度足を入れたら、解放されるには「死」しかない・・・そんな設定で任務を遂行し、自由を手に入れていく。
一つ一つのシーンの意味が、回想的に描かれ、謎が解明していく描き方はとてもワクワクさせてくれました。
それと、意外とグロイ。
バンバン容赦なく殺していく、冷酷さが描かれています。 でもどこかリアリティがあります。 実際、スパイの世界ってあんな感じなのかなぁ、と思わせる現実味もあります。
このぶっ飛んでるけど、リアリティがあるというのが、この映画の魅力でもあるのでは。 また見たくもなるけど、ちょっと重いかなぁ。
ラストシーンは、とっても緊張感があります。 そして、助けた人はやっぱりこの人なんだ・・・とちょっと想像できました。
いやぁー、あんな世界ほんと頭良くないとつとまらんですね。 頭がいいというよの、賢いというか、駆け引きというかそういう頭が使えないとダメですね。
絶えず、「命の危機」という状況の中で生活するってすごいストレスだろうな。 普通じゃ無理だね。
同棲してた彼女は、アナにとってどんな存在だったんだろう。 休暇をとってモードとレストランで話すシーンがありますが、その時のアナは素のアナだったのだろうか。
スパイとして、絶えず自分の素性を出せない中で、モードと一緒の時は、素でいられた唯一の存在だったと思う。 食事中に、モードが話しかけるが、アナは上の空でいる。 でもモードはそれに対して、怒ることはしない。 アナの素性は知らないが、唯一の理解者であって欲しい、そんな思いにさせるシーンでしたね。
表向きは、モデルという華やかでキレイな世界、そしてその素性はスパイというとってもダークな世界。 このコントラストが、ドロドロしたものではなく、スタイリッシュな描写に変わります。
おしゃれなスパイアクション、そしてサスペンスもの、ヒューマンでラマものとして男女問わず楽しめますね。 こんな要素を見事に盛り込んだ、脚本がすごいです。
スパイ映画好きの私でも、見応えがあり、テンポもよく飽きさせない展開があります。 この映画の評価の良さを考えた時、スタイリッシュ、サスペンス、ヒューマンドラマ、スパイ要素を見事に盛り込めたところにありますね。
映像にもの言わせてる映画が増えてるなか、やはり脚本が最重要であるということを再確認させられました。 【レスポーラー】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-13 11:27:44) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 リュック・ベッソンしてる映画。 ANNA 逆に描いたタイトルから少し察してしまった。 美しさに拘った描き方がとても好みで 主役のアナ役はハマっている。 それだけに、説明的な(SAW的な)ラストの説明描写は 不要だと思ってしまった。 ラストの云々の影響で 「騙された男二人が大勢の前で晒されてpgr」 みたいな鑑賞感を拭えず。。。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-12 22:15:21) |
6.《ネタバレ》 KGBに所属する美人スパイの話 テンポが良く、展開も良い アクションは悪くないが、音楽は印象に残らなかった。 アナが強すぎる・半数以上の相手が銃を持たず殴り掛かってくるというマイナス点はあるが、アクション自体に関してはかなりの高評価です。私の嫌いなカーチェイスも少なくて好印象 恋愛シーンも適度で、全てにおいて無駄なシーンが少ない。 展開も素晴らしい!が、ラスト読めてしまうのだけは残念 期待せずに観たということもあり、ヒロインも美人でかなり楽しめました。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-02 17:50:38) |
5.《ネタバレ》 久しぶりにエンターテイメント性重視の映画を見たので楽しめた。 ヤバイ状況に追い込まれると、数日前にさかのぼって実は,,,見たいなシチュエーションが多かったがそれが見ている人に疑心暗鬼にさせて良かった。 あとアナがメチャクチャ強過ぎるのも白けた。 ちょっとやり過ぎ感がある。 気になった点はあったが良い映画でした。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-12-01 07:38:51) |
4.《ネタバレ》 最悪だった「ヴァレリアン」の影響も有り、期待度極小で臨んだ本作。 ハードルを下げていた事など通り越し、なんとまぁ往年のベッソン監督らしい小気味よい作品、良い意味で裏切られました。 「ニキータの現代版セルフリメイク」と揶揄する評も有るものの、やっぱりこの監督さんは美人の女性、 しかも監督本人の好みの女性が主役で、世の男共を蹴散らす設定で無いと本領発揮出来ない様だ。 なんせ、公式サイトの宣伝文句が『またそれか!』ですから。(大爆笑) 「ニキータ(アンヌ・パリロー)」しかり、「フィフス・エレメント(ミラジョボ)」しかり、「ルーシー(スカヨハ)」しかり、 全くしょうもないオッサンだ(褒めている、気持ちは良~く判る!)。 さて、新進気鋭のモデルさん、サッシャ・ルス嬢を新たに主役に迎えた本作、観ていてニヤリとしてしまう位に物語の 構成は「ニキータ」と同じです。 でも、時系列を小刻み且つ巧みに入れ替えたストーリー構成と、「ニキータ」のそれとはテンポ・アクションのキレが格段に洗練された各種アクションシーンは「ニキータ」を遥かに凌駕しており、ラストまで一気に観させるその勢いも有り、この手の女性が主役のアクション映画では最高傑作と評価しても良いと私は思ってます。 無駄に豪華な出演陣も作品に厚みを増す事に上手く効果を発揮しているし、何は無くとも主演のサッシャ嬢は静止状態の写真ではその魅力は半分も伝わらない、動き出して初めてその真価が判る女優さん。 次回作は有るのだろうか、期待して待ってます。 最後にベッソン監督、この人まだ錆びてませんよ(限られた環境下で、と言う条件付きですが笑)。 そうそう、「アデル」も有りましたね・・・笑。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2021-09-22 13:17:46) |
3.今度はソ連(現ロシア)の殺し屋。 リュックベッソンて殺し屋ネタほんと好きだね。 諜報部員ということもあって常にスリリング。 二転三転する展開、意外性の連続でおもしろさ。 スピード感のあるカーチェイスや戦闘シーン、 アクション映画としてもおもしろかった。 ニキータ、レオンのように恋愛劇を主軸にもってこなかったのも好感。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-16 15:26:16) |
2.リュック・ベッソン監督にしては普通じゃない? 少し前にジョン・ウィックを観たからかもしれないけど,何処かで見たようなシーンが多いと思います. ただし,ストーリー展開は面白いです. 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2021-04-08 21:59:29) |
1.《ネタバレ》 3人の女性と結婚した彼ならではの、満足のいくエンタメ映画。 「レオン」のようなベッソンでもなく、練りに練られたラストは、 女性映画としても、面白い。 いや~、この女性上官は、ベッソンが話の落としどころに悩んで、生まれたような キャラだと思うよ。珍しいもんね、ベッソンにこのようなキャラは・・ 一度は引退したベッソン。実は結婚を何度もして、話がまとまらなくなってたことも あったのかなぁと思っちゃう。 でも、やはり私生活でも女性が上手だったか、このようなキャラが生まれたのでしょう。 面白い着眼点は、スパイはスパイとして、お互い認め合っていた時代が あったという点。ホント~!?? 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-04-03 22:45:07) |