アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

[アバターウェイオブウォーター]
Avatar: The Way of Water
2022年上映時間:192分
平均点:6.68 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-12-16)
アクションドラマSFアドベンチャーシリーズもの3D映画
新規登録(2022-11-28)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【Cinecdocke】さん
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監督ジェームズ・キャメロン
キャストサム・ワーシントン(男優)ジェイク・サリー
ゾーイ・サルダナ(女優)ネイティリ
シガニー・ウィーバー(女優)キリ/グレイス・オーガスティン博士
スティーヴン・ラング(男優)マイルズ・クオリッチ大佐
ケイト・ウィンスレット(女優)ロナル
ジョヴァンニ・リビシ(男優)パーカー・セルフリッジ
ジョエル・デヴィッド・ムーア(男優)ノーム・スペルマン博士
東地宏樹ジェイク・サリー(日本語吹き替え版)
小松由佳ネイティリ(日本語吹き替え版)
早見沙織キリ(日本語吹き替え版)
菅生隆之マイルズ・クオリッチ大佐(日本語吹き替え版)
楠大典トノワリ(日本語吹き替え版)
内田雄馬ハビエル・“スパイダー”・ソコロ(日本語吹き替え版)
内田真礼ツィレヤ “レヤ”(日本語吹き替え版)
高島雅羅グレイス・オーガスティン博士(日本語吹き替え版)
滝沢ロコモアト(日本語吹き替え版)
村治学マックス・パテル博士(日本語吹き替え版)
野沢由香里アードモア将軍(日本語吹き替え版)
楠見尚己ミック・スコーズビー船長(日本語吹き替え版)
難波圭一パーカー・セルフリッジ(日本語吹き替え版)
木村雅史(日本語吹き替え版)
畠中祐(日本語吹き替え版)
原作ジェームズ・キャメロン(原案)
脚本ジェームズ・キャメロン
撮影ラッセル・カーペンター
製作ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
編集ジェームズ・キャメロン
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12
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14.《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。シリーズ第2弾は190分を越える大作。海を舞台にしたアバターと人類の戦い。俳優にちょっぴり似せた表情のアバター。よくできすぎて、まっ青な肌に黄色い瞳をギョロつかせるそのお姿が残念ながら気色悪いぞ。映像は美しいけれどもストーリー性がない。あまり入り込めなかった。5作まで続くというシリーズ。先が長ぇな。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2022-12-25 02:00:48)
13.《ネタバレ》  良くも悪くも「アバター」という感じでしたね。でも、HFRってすごいね。なんかとっても映像が綺麗なゲーム画面を見ているようだった(言い方が下手だけど、褒めてます)。改めてキャメロン監督と「水」の組み合わせは最強なんだと思った。
 ただ、ストーリーはあっと驚くということもなく、なんとなくスターウォーズの「フォースの覚醒」みたいな、「前作を忘れちゃった人に復習してもらいます~」みたいな、感じでした。
 クライマックスはクジラさんが主役になってましたし。大佐はわざわざナビィ族に転生せずとも、もっとデカくて強い体にすれば良かったろうにね。別にDNAとかをごまかせば、星に拒絶されることもないんでしょうからね。
 でも、やっぱり、3時間超えは長かったなぁ…。
ノンさん [3D(吹替)] 6点(2022-12-24 22:12:09)
12.《ネタバレ》 まず、噂のハイ・フレームレートはかなり効果的に見えましたですね。動きの有るシーンのみ通常の倍(48fps)だってコトなのですが、先に『1』のリマスター版を全く同じスクリーンで(3Dで)鑑賞したのもあって、最初はそのヌルヌルとした異な質感には結構面喰らいましたです(やっぱどーしたってテレビゲーム or テレビドラマ風とゆーか少し「安っぽく」も見えるのですよね)。ただ、開始1時間ぐらい経過して多少慣れてきたトコロで肝心な「海」のシーンになってからは、モ~暫く鳥肌が止まらなかったですね。水がナチュラルに備える「滑らかさ」や「浮遊感」の中での動きを表現する技法としては、当然の如くCGの超クオリティも含めてやはり画期的だったと言って好いのではないかと思いました(⇒今作、兎にも角にもやりたかったのはコレだ!と)。

他方、特にお話の中身とゆーのは種々の側面で前作ほどにも完成度は高くなかった…と(やはり)感じましたね(⇒まあ前作もお話に見ドコロが在る…という映画とは全く違うと思いますが)。特に、人間=スカイピープル側の状況・事情とゆーのは説明が雑で全般的に好く分かりませんし、中でもクオリッチ大佐がナニをしたいのか(or スカイピープルが彼にナニをさせたいのか)は好く考えると全く繋がってないとすら思います。あと、前作はそれでも終わり方が実に派手&爽快でごく快感だったのに比して、今作はソコがちょっと展開的にも地味で、また爽快・痛快とゆーよりは美しくて幻想的な映像とゆーのをメインに据えていた様にも思えて、ソコはアクション映画としてはやや大人しい終わり方かな…とも思いましたです(個人的な好みの範疇ではありますが)。

まあでも重ねて、この監督はこの手の「映像的にやりたいコト」を「シンプルで手堅いストーリーで語る」という人だとは思ってるのです(『1』にせよ『タイタニック』とかにせよ)。その意味では今作も(コレも個人的には)ごく十二分に「手堅い」お話ではあったかな…とも思います(実は、ごく個人的にこの内容がちょっと「タイムリー」だった…という事情もあるのだろうとは思ってますケド)。予定される『3』もこんな感じだと流石にチョイ苦しくなってくるかな…とも思ったりはするのですが、結論的には全体として前作にも決してソコまで劣らない作品だ…という評価として、この点数にさせて頂こうと思います。十分に傑作の範疇ではあるかなと(重ね重ね、特に映像的にはとにかくも)。
Yuki2Invyさん [3D(字幕)] 9点(2022-12-24 00:20:43)
11.昨日の夜から全然寝れんで、仕方なく掃除。
気が付きゃ朝8時という素晴らしい体たらくさ。

なら映画でも行こうと………行ったのは。

――アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年)

IMAXレーザー3Dで観たが…結論から言えば、ストーリーやらネタバレやら関係ない!
これは「体験する映画」なので観なきゃ意味がないのだ。

作品の「好き、嫌い」は人それぞれだと思う。
ただ、俺にとっては最高の画があった。
懐かしくも素晴らしい中学1年時の体験が(アバターのキャラだけど)劇中に飾られていた。
誰もが普通に観てる中で俺は、込み上げてきて泣いちゃったんだ…マジで。

     *     *     *

昔…実家近くにあった甲子園浜。
自転車で飛ばして30分くらいの距離にある場所。
次第に潮が満ちて来たのを知る。
登った岩の上では足に波が掛かりつつ水平線を観たら…景色が異常に素晴らしく、ただただ見入った!
まるで金曜ロードショーのような夕陽…黄金の光に向かって気分が超高揚した。

大声で歌ったのは西城秀樹のヤングマン…そして、ホップ・ステップ・ジャンプ!
一緒に居た小4の「ナオ君」と一緒に…岩の上に立ち、脚に波を受けながら熱唱した。
俺の中で、あれ程にテンションが上がったのは初めてだ。

アバターでは人間以上の知識を持ちながらも、自然と同化して徳を積む彼らを眺めて羨ましくも懐かしく…切ない思いになった。
俺は、海が好きで好きで仕方なかったのを想い出した。

想い出せば、色んな友達と仁川の渓流に行った。
ああ、そう言えば…学校が終わったら速攻で海に行ってた。
そして…夜になるまで泳いでた…楽しくて楽しくて仕方なかったんだよな…本当に。

今は――もう、あの時の砂浜は無くなってる。
だから、考えると悲しくなっちゃうんだよな、本当に。
最高の想い出の場所は自然災害じゃなく自らの手で壊すのも人間なんだな…。
     *     *     *
映画の時間は192分と長いのは最初から覚悟してた。
ただ、驚いたのは「映画が終わって欲しくなかった」んだ。
もう後半のバトルの箇所よりも、平和な自然融合のシーンが本当に素晴らしく懐かしく、ただ胸に来ていた。

しかし、192分か…凄い長さだな。
あ、そうそう!
ずーっと前からのマブダチと久しぶりに映画談義に花を咲かせていた。
そこで聞いた面白い話があったから書いておく。

彼さん曰く――「インド映画が何で3時間とか長時間なのか知ってますか?」と。

確定ではないらしいが、その理由が凄く納得!

答えは「インドって暑い場所だからエアコンの効く場所に入ったら客は、すぐに出たくないから」らしい。

いや、凄いなー…超納得!
よくよく想い出せば俺もそうだった!
夏休みとか尼崎のダイエーとかニチイとかで涼んでたもんなぁー…何も買わんクソガキの俺が。
更には、エアコンの利いた本屋だったら、店から出たく無かったし。

その話が、ずっと頭にあって考えてたんだが…アバターを観た時に、その想い出も含めて頭にフラッシュバックした。

うん、人間ってのは幸せ過ぎるんだろう…きっと。
病気や体調なら仕方ないけど…「映画の3時間はちょっとなぁ~…」とか、そんな意見をよく聞く。

SNS、ゲーム、映画、アニメ、ホビー…いやいや、本当に娯楽が氾濫しきった時代だ。
だからこそ、趣味はリスペクトして欲しいし愛して欲しい。
ガキの頃…
スター・ウォーズの新作を待ってた時のように。

渇望してた俺らは、その想いを忘れないままオッサンになった。

――アバター:ウェイ・オブ・ウォーター。

素晴らしき映画を観終わった後の余韻よ。
勿論、クリエイター目線だったら色々とある。

けど、個人的な想いで目線だと素晴らしい作品。

俺だけの大切な想い出だ。

.
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 9点(2022-12-21 00:25:33)(良:1票)
10.《ネタバレ》  IMAX・HFR・3Dって色々盛ってるバージョンで見たので映像的にはそれなりに見どころはあったわ。
 青い人たちはみ~んなCGなワケだけれども、彼ら彼女らが裸で人工の硬そうなデコボコしたメカの上を駆け巡ってる状態を見ていて「いてて、いててて」ってこっちがムズムズしちゃったわよ。それだけナマの肉体感覚を表現できてた、ってコトね。
 3Dの海中を泳ぐ架空の生物たちもフワフワと癒されたしね、一方でバキバキと壊されまくるメカたちのデザインもワクワクしたわ。

 んで、褒められるところはその程度かしらねぇ・・・
 前作のレビューでは新しいのではなくて到達点でしかないって評したのだけど、今回は映画としてはむしろ後退したと言っていいかしら。話はありがちでまるで新鮮味がなくて。っていうか古臭い考えに立っちゃってるのよね。家族こそ大切、家父長制ガチガチ状態。そこからの脱却のハナシかと思ったらそうじゃないし。
 シリーズ重ねて家系、血統の物語になってゆくの、『スター・ウォーズ』とか『ハリー・ポッター』みたいであんまり楽しくないわ。
 反捕鯨団体のPRビデオみたいな展開になって以降は視点がボヤけた、ブレた感じになっていって、あらまあ、その程度でクライマックス突入?くらいにはアガらないまま流れちゃったカンジしたわ。
 大体、おとーちゃんの言うこと聞かないでマズいコトになっちゃいました、ってパターンを一体何回繰り返すのよ? あんたたち、学習能力ゼロ?みたいな状態よね。ただでさえシンドい3時間12分をそんなコトで埋めないでよ。トムクルのお馴染みムチャ映像がセットになってたので3時間35分もあったわよ。

 最終的に広げた大風呂敷をちっとも畳まないで一家族の物語に収束させちゃったあたり、ローランド・エメリッヒ臭がしたわ。尻すぼみもいいところ。もちろん、続編あります、って前提に立ってるワケだけども萎えるわね。

 ジェームズ・キャメロンもエメリッヒ、マイケル・ベイあたりと並んですっかりトンデモ超大作の人に仲間入りね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2022-12-20 14:10:05)
9.《ネタバレ》 神は死んだ。私はキャメロンの信者だ。私の映画への情熱はスピルバーグでもルーカスでもなく、彼が形成した。1作目公開前、予告編を見て「キャメロン、さすがにこれは厳しいよ」と思った。しかし度肝を抜かれた。開始数秒で。あの時の気持ちを覚えている。「キャメロンよ、私はあなたの事を疑ってしまった…。しかしあなたはやってのけた。やはりあなたは神なんだ」と思った。安堵。それを上回る程の衝撃。2作目の予告編を見て「うーん…やっぱりきついな…」と思った。しかし今回も彼を信じていた。でももうだめだ。擁護できない。神よ、これは明らかに失敗作だ。ではなぜ失敗作と断言できるのか。まず、この映画の世界の中に応援できるキャラクターがいない。主人公、全く応援できない。というよりどういう人なのかよくわからない。リーダーシップを持つ人なのかどうか、優れた戦闘能力を持つ人なのかどうかわからない。語られてないから。で、この人は殺人者なんですよ。人を、しかも軍の仲間を殺してます。罪人です。で、クオリッチ大佐。この人の復活を望んだ人、いるんでしょうか。例えばね、「ハンス•グルーバーがナヴィの姿になって復活!」ならめちゃくちゃ盛り上がります。つまり復活するにしても元々は冷酷で残虐で頭が切れて強い必要があるんです。そうでないキャラクターを「あのクオリッチ大佐が復活!?」みたいにされてもピンとこないんです。それならその上長のリンダ•ハミルトンみたいなおばちゃんを超極悪人として大暴れさせてほしかった。エイリアンクイーン対リプリーをおばちゃん対ネイティリで再現させてほしかった。それなら爆盛り上がりしたかも。そう、とにかくアツい展開が無いんですよ。だから熱狂的なファンがいない。やってる事は①家族は大事②海は綺麗③海を舐めてたら痛い目にあった④クオリッチ大佐の一味に捕まった⑤助けた、だけ。これを5回繰り返してます(体感です)。で、キャメロンの言いたい事はよく伝わりました。「捕鯨反対」でしょう。でもね、長くてくどい。捕鯨には反対するけどあんたらが描くナヴィは触手を繋いで動物を好きな様にコントロールしてその結果死なせてるやんけ。で、人間の事は嫌いだけど英語を使うし無線を使うし武器を強奪してるやんけ。呪術に頼って病気を治そうとしたり、「オホホホホホーッ!!!」みたいに叫んだり、アフリカの奥地にいる人達みたい(現地の皆さん、すみません)。で、もったいぶってるキリの秘密には何の興味も持てず、スパイダーには少しだけ面白くなりそうな要素(クオリッチ大佐への葛藤•ネイティリとの軋轢)があったのに生かされず。唐突にお兄ちゃんが死んだとて何の思い入れも無いので「?」という感想。これはダメでしょう。誰かが本人にはっきり言わなきゃいけない。「普通につまらないですよ」って。でもね、キャメロンは歴代最高のVFXと予算を使って自分の言いたい事を全て伝える権利を持ってる。それはこの地球で唯一彼にしかできない事。その結果、彼は賭けに勝ち続けてきた。だから彼は神になった。今作ばかりは失敗するかもしれない。はっきり言ってダメな映画だと思う。でもキャメロンのやりたい事ははっきりわかった。きっと彼が本当にやりたかった事はこれなんだ。自分の言いたい事をビビらずに真っ正面から全世界規模で表現するなんて素晴らしい事じゃないか。それもまた、彼が神たる所以。これは普通にダメな映画です。しかしそれは彼が挑戦した結果。だから彼は僕の中で神であり続けます。
HIRABAYASHIさん [3D(字幕)] 3点(2022-12-20 08:07:48)
8.《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞、3か月前に再上映された前作リマスタ版?で予習済み。。。のはずだったんだけどちょっと置いてけぼりでした、自分の脳みそ劣化を感じます、そんなわけでなるべく直前予習をお勧めします、元々大味(普遍的?)ですから結構忘れてると思いますよ。3時間越えなんだけど飽きさせないのはさすがですね。アバターとか言いつつ殆どアバター出てこない気がします。幻想的な設定だったんだと思うんだけど、星や部族への融合だったのが小さく家族愛ものになって何となくスケールダウン、ベタな軍人さん悪者設定は相変わらずですね、悲しいけど侵略者気質も普遍的なものなのかなぁ?
あ、なんか悪い所ばかり書いてて普段なら5点とかつけそうだけど気持ち的には7点なので不思議です。長尺耐性は強い方ですが年のせいかおしっこ行きたくなるよね。アバター2をレイトショー鑑賞後に帰宅してから2022年サッカーワールドカップ決勝を観戦と長丁場でしたが濃い時間でした。
アバタークジラの脳内麻薬搾り取る理不尽な設定ですけど既視感を覚えました、別の作品だと思うんだけど思い出せない。。。コミックとかかな?
ないとれいんさん [3D(字幕)] 7点(2022-12-19 11:07:08)
7.《ネタバレ》 3D/MX4Dで鑑賞。前作は当時見ていたが、あえて復習なしで映画館直行。従い、なんで五本指のナヴィがいて、なんでクオリッチ大佐が復讐に燃えていて、なんでエイリアンのリプリーが登場するんだっけ?といったことは不問。
圧倒的な映像美と、MX4Dの非日常的な臨場感。ストーリーそのものよりも、この世界観を見に来た、って感じ。
案の定、ストーリー自体は大したことはない。家族を大事に、環境を大事に、クジラを守ろう、といった陳腐なスローガン。(日本人は、捕鯨は金のためだけではないし、獲ったクジラは余すところなく利用させてもらってますから!)
最後はナウシカへのオマージュ?青き皮膚の者が、金色の触手に包まれる。「ラン、ランララランランラン♪」と聞こえてきそうだが、まぁよい。
さて、MX4Dは前方から水しぶきが飛んでくる、と聞いていたのだが、冬場で忖度したのか、それっぽい場面では「ぷしゅぅ」という音だけで、水を感じなかったのはちょっと残念。遠慮なくかけて頂いてよいのだが・・・
アトラクションとして楽しみに行ったわけで、3時間という長尺も、ちょっとお尻が痛くなっただけで、苦にはならなかった。この体験に感謝。
チェブ大王さん [映画館(字幕)] 7点(2022-12-18 22:45:16)(良:1票)
6.《ネタバレ》 私は『アバター』シリーズは映像の進化を鑑賞する映画だと思っている。なので、ストーリーは及第点に達していれば良いとも思っている。このアバター:ウェイ・オブ・ウォーターを見る少し前に前作のアバターのジェームズ・キャメロン3Dリマスター版を劇場で見たのだが、改めて3D映像の美しさやリアリティを感じることができた。しかし、現在のCGレベルからするとテクスチャに粗さも見えたことは確か。それを踏まえつつ今作を見たが、素晴らしい映像だった。特に海中のシーンはHFR(ハイフレームレート:48fps)上映で見たこともあり、非常に滑らかで驚異的なものだった。その他のシーンは通常の映画と同じ24fpsとのことだが、そちらも特にフリッカーなどを感じることもなく、問題なく鑑賞できた。3Dに違和感は全くなく、前作同様、きちんと奥行きのある空間が広がっていた。IMAXではない劇場だったので明るさがもう一歩なのは残念だったが、大きく気になるほどではなかった。あと今回は吹替で鑑賞した。本当は3D字幕で鑑賞したかったが、近くには3D吹替しかなかった。だが声優陣の演技は素晴らしく、開始早々吹替版にある違和感は感じなくなった。冒頭で述べたように映像面で評価すると、前作は9点を付けたので今作も9点になるのは間違いない。最後に、いろいろな評価はあると思うが劇場の大スクリーンで見ないと本当の良さは分からないというのは確かだと思う。

[追記]
・前作を見ていない人にとっては「青い人」と「人間」の関係がわかりにくいだろうなとは思った。もうちょっとその辺(原住民であるナヴィ、ナヴィに見方するアバター(とそれを操作する人間がいること)、ナヴィやアバターを制圧しようとする人間が作ったリコンという3種類の青い人がいるということ)を冒頭に説明したほうがいいのではと思った。
・前作から15年経っているという設定だが、その間ずっとアバターのジェイク・サリーは人間のジェイク・サリーが操作しているのか、その辺の描写が欲しかった。
・パンフレットという名の百科事典は美麗で読み応え抜群!
MASSさん [映画館(吹替)] 9点(2022-12-17 19:31:31)
5.《ネタバレ》 まずはじめに一言。絶対に映画館で観るべき!家のテレビなんかじゃこの映画の素晴らしさは伝わりきれない!スマフォなんて論外!

圧倒的な映像美。ただただそれに酔いしれる3時間。3時間なが!なんてこれっぽちも感じません。逆にテンポ良すぎて、ん?て始まってしばらくそうなりました。そもそも養女にした子や人間の子が誰の子で、なにがどうしてどうなった?状態でしたから。というか前作でシガニー・ウィーバーと、主人公と死闘を繰り広げた大佐にいつの間に子供がいたのかが、前作をおさらいしてこなかったからチンプンカンプンでしたね。

それと主人公たちをサポートしている研究員たちはどこにいるんだろうて思った。だって何年か後に再びやってきた新たな地球の組織が、なぜ彼らのことを気にもとめないのか不思議だったし、復讐に燃える大佐もなんでそこに気付かないのかなって。養女のキリが意識不明になった時に研究者たちを呼んで原因究明しようとして、乗ってきた航空機が大佐たちに探知された訳だけど、その航空機の後をレーダーで補足し、研究者たちを捕まえて主人公の居場所を吐かせるとか、なんでそっちに頭が回らないのかな~...て冷静に考えるとそうなってしまった。まあ頭良ければもうちょっとマシな作戦立てますよねw 人質とっても毎度失敗してるしw

それとラストで海の部族と一緒に戦いが始まるんだけど、気がついたら主人公家族だけになってたのなんで?あそこが一番の謎でしたw

まあね、そうしないとテーマである「家族」を浮き立たせられなくなっちゃうかもしれないしね。

家族の中でなんとなくのけ者みたくなってしまってる弟のロアクが、群れから爪弾きにされたクジラみたいなパヤカンと友達になるのは、この映画における一番の見所で、とてもグッときます。それとパヤカンが宿敵のハンターどもをやっつけるシーンは爽快でした。

それにしても海の美しいこと美しいこと。現実を忘れさせてくれる美しさでした。

ただどうしても全体的にお話そのものは言うほど目新しさや驚きがあるわけでもなく普通、でした。このまま残り3作品製作されていっても、圧倒的な映像美も見飽きちゃうかもしれないから、脚本、がんばれー!です。
Dream kerokeroさん [3D(字幕)] 7点(2022-12-17 17:17:34)
4.《ネタバレ》 ネイティブアメリカンとポリネシアンが共闘して、ポリネシアンが神聖視するクジラを密漁する悪徳業者と戦うってだけの話。これに3時間は長いって。

※技術的なイチャモン。意識と記憶を人口生命体に移すことができるなんて技術は、これはもはやアバターではないがな。これができるなら、大佐だって人間のクローンとして甦ることができるだろうに。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 4点(2022-12-17 17:16:04)
3.《ネタバレ》 池袋のIMAX(ハイ・フレームレート上映)で観てきました。
まずは画質の問題について。4Kテレビが出始めた頃、家電量販店で実写映画のUHDメディアを再生するデモを見て、私は「確かに綺麗だけど、クッキリしすぎなのと、フレームレートが高いせいで何だかゲームのプレイ画面を見ているようだ」と思い、4Kテレビには全く食指が動きませんでした。
本作品も、ハイ・フレームレート上映が売りになっていますが、まさに「綺麗すぎて違和感のある画面」でした。前作は「CGや3Dの効果を強調しすぎない、自然な絵づくり」が評価されたと理解しているのですが、本作は「いかにもCG」な画面の連続で、何故こうなってしまったんだろうと思いました。
あと、こういうアトラクション的映画で3時間超えはいくらなんでも長すぎるよ…
ebcdic_asciiさん [映画館(字幕)] 6点(2022-12-16 23:27:14)
2.《ネタバレ》 アバター計画により人工生命体に憑依した下半身不随の主人公ジェイクが巻き込まれていった人類VS先住民族の前作は、映像の凄さと斬新な設定で王道的な展開もあり満足度が高かったんですが、第2ラウンドの今回は長いだけで寝た子は起こさない方が良かったな、という印象ですね。続編を複数同時撮影したというだけあって続きありきの前哨戦みたいな話でしたが、侵略者の人類vs惑星先住民の大戦争だった前作と比べたら捕鯨してる連中との小競り合いをしてるだけで盛り上がりに欠けカタルシスが無かったです。映像は凄いとは思いますが海ばっかりだし断片的なシーンがやたら多いし、もっと描写すべきシーンを見せればいいのになと思いました。 ネイティリと結ばれ4人の子を持つ父親であり強いリーダーのジェイクは自分が狙われてることを知り、一家揃って逃亡することで家族を巻き込んだ上に逃亡先の海の部族メトケイナ族に災いを招いただけだし、ジェイク一家の子供たちと仲良しなスパイダーは前作でパンドラに残って育っていてジャングル・ブックのような存在で面白みがありましたが、娘キリを捕らえられたにしろ彼を簡単に傷つけフォローもしなかったネイティリは終始家族のことだけで頭がいっぱいで残念だったし、あの戦いの最中にメトケイナ族はどこでなにしてるの?ってくらい存在が消えてしまうしイロイロと大味だった。敵側で良い味を出していたクオリッチ大佐がまさかの復活でしたが、入った身体が若い頃の角刈りだった中畑清とか『将太の寿司』の頃の杉本哲太のようで笑いました。根っからの極悪ではなく戦況を観て的確な判断ができ部下に慕われ慈悲もある彼がスパイダーに救われナヴィに寝返るのか、それとも悪に染まるのかは気になりますね。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2022-12-16 22:30:32)
1.本作を見る前の予想は「おそらく水中の3D映像は物凄いのだろう。ここが良かっただけでも良しとしよう」でした。
で、その予想が寸分も外れてない事が分かりました。
水中の3D映像は確かに凄いです。こりゃ金も時間も滅茶苦茶かかっただろう。ここだけでも映画館に行く価値がある。
反面ストーリーは前作以上にスカスカです。ラストも引いてるんですぐに次作につながりそうです。
こりゃ3までは自動的に上映は決定でしょう。よっぽど売り上げが伸びなかったら話は別ですが。
映画ファンとして予想を裏切る展開を期待してたんですが、それが全く無かった事が返す返すも残念です。
「ターミネーター」「タイタニック」「アビス」と言った自作へのオマージュも数多くあるけど、オリジナルよりスケールダウンしたセルフパロディにしかなってなかったです。

本作は3Dビジュアルだけでも映画館で見るべき作品です。
そこを後押ししたかったので8点にするつもりだったのですが、どうしても7点以上は付けられないです。
まぁ、ここの読者はよもや配信で済まそうと言う方はいらっしゃらないと思いますが。
これは配信されないと思うよ。劇場上映に特化した3D映画です。
赤字覚悟のキャメロンの大放出と言う事でやっぱり8点にします。

2/1追記。
IMAX上映が復活してたんで2回目の鑑賞をしました。暇だったもんで。
2回目ではびっくりするくらい感銘を受けなかったです。
ビジュアル目当てではあるけど「えっ?こんなもんだったっけ?」と言う感じ。CGアニメだからか臨場感が全くない。
でもこないだネットで見た「ジュラシックパーク」はティラノザウルス出現シーンの迫力は全く変わってなかった。見せ方の差ですかね、これは。
1回は見るべきだが、2回は不要と言うのが結論です。
赤字にはならなかったようだし、点数はやはり7点に変更します。

2/9更に追記。
テレビで「アバター」やってたんで見ました。
見るとストーリーはつまらないと思っていた1作目も、この2作目よりは遥かに面白いと分かりました。
1作目の7点よりも評価は低いと感じたので、点数は更に6点に変更します。
どんどん下がってくるな。。。もっともファーストインプレッションでも「どうしても7点以上は付けられない」だったんで結局のところ6点が妥当かな。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2022-12-16 14:54:19)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.68点
000.00%
100.00%
212.94%
325.88%
412.94%
525.88%
6720.59%
71029.41%
8617.65%
9514.71%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review5人
4 音楽評価 6.50点 Review4人
5 感泣評価 4.50点 Review4人
chart

【アカデミー賞 情報】

2022年 95回
作品賞 候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2022年 80回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 

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