10.夢見がちなSF作家とその奥さん。 夫婦の物語で、とてもステキな奥さんでした。 それを演じるのが竹内結子という、 これまた、ぐうの音も出ない配役。 いいお話でした。 SFだし作り話なのかと思いきや、 まさかの原作者本人の実話ベースに驚き 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-05 00:53:55) |
9.うん、泣いた。泣いたけど長い。旅行のあとは主人公の書く話数を1778話はまだかまだかと数える自分がいた(原作者の方ごめんなさい)。もう少し旅行後をまとめてもらえたら良かったかも。実話ベースは大袈裟にするので苦手ですが、アレンジがだいぶしてあるのでファンタジーとして受け入れられました。抗がん剤治療だけど毛は抜けないし。でも眉村卓さんの本に興味出ました。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-07-02 00:03:17) |
8.よくある辛気臭い死ぬ映画と違って、コミカルで楽しい空想世界の演出と現実世界での病状の悪化がうまくミックスされていて、その対比によって切なさや悲しさが増します。 序盤の退院シーンで既に泣いてしまってたのですが、終盤はちょっと間延びした印象です。 それでも、静かにゆっくり死を受け入れるには必要な時間だったのかも知れません。 最終回にちょっと期待してしまって肩透かしを食らったけど、あれ以外に上手く纏める方法はなかったんでしょうね。 1778話も書いたんだから1話くらい手を抜いても許されるでしょう。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-12-02 21:36:56) |
7.1778話の一部を映像化しており、クスリと笑える話もあり、ショートショートが好きな人にはたまらない造りになっている。 タイトルの付け方(1778÷365=4.87≒5年後には終わりになるのが目に見えてしまう)、後半部分の病院関係者の描き方(あれじゃ、ゾンビだよ)は今一だった。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-11 00:10:16) |
6.《ネタバレ》 ん~、微妙な映画だ。 泣ける映画と思って観に行っただけに、正直がっかり。 全く泣けませんでした。 やっぱり、演出がくどい感じがします。 また、上映時間も長すぎます。 不要なシーンが多すぎる感じがしました。 特に、病院内での患者や病院スタッフらが、ゾンビのごとく主人公を見守るシーンは要らないでしょ、かえって気持ち悪いです。 何と言っても映画タイトルが「1778の物語」でしょ、つまり、最終話の番号がわかっているだけに、『第○○話』と出ると、まだまだ死なない、とか、そろそろか、ってわかってしまいますから、興醒め。 草彅クンの一本調子な演技は、ちょっと疑問な感じでしたが、竹内結子のやせ細った腕や指を見ると、胸が詰まりました。 まあ、妻が竹内結子なら、何としてでも必死に救命しますけどねえ... 【ミスプロ】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-02-15 21:21:16) (良:1票) |
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5.《ネタバレ》 コインを入れたら答えてくれるロボットの話はおもしろかった。後半は長く感じられた。北海道旅行のあたりでおわってくれたらよかったのに。 【ホットチョコレート】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-13 12:50:09) |
★4.《ネタバレ》 2011.2.8鑑賞。泣けた。かなり泣けた。最初、新婚旅行をドタキャンしてしまうほど小説しか脳がない主人公をどうしてそこまで愛するのか理解に苦しんだが、ただ彼の傍にいたいという直球ど真ん中の愛情だったのね。完敗です。こんな人が病に臥す映画だもの、そりゃ大号泣でした。また劇中の「話を読む(だったと思う)」という短編がすばらしかった。 【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-02-09 17:34:00) |
3.良くも悪くも星監督の個性が出た作品。簡素な題材なのに、140分と長すぎるのが残念。もう少しカットして、シンプルにまとめれたのではないか。 主演の草なぎ剛の演技の評価が難しい。淡泊で一本調子気味。主人公の性格に合わせて子供っぽく演じていると言われればそれまでだが、怒鳴るシーンではその子供っぽさが出ていなかったので、演技に一貫性が無いのかも、と感じてしまった。 最近の邦画にありがちな“泣かせる”作りにしておらず、見た後に清々しい気分になれるのは良かった。 |
2.《ネタバレ》 個人的には好きです。 TVCMの様に別に泣くほどの物語ではありません。しかしながら、眉村卓の小説を読み続けていたあたしには少々感慨深いものがありました。眉村と悦子夫人の実話を元にしたフィクションとして構成されていますが、劇中で使われた小説は全部実際に書いた内容と同じものを使っていて、ここに非常にアジがあるとあたしは思います。SF小説に関して全く分からない人にはあそこに出てくる小説が本当にSFなのかと戸惑う方も多いと思いますが、あれこそがSFであり、SFに内包されるメッセージやテーマが全て朔の心情、節子への想いで重ねられているというのが分かると、この映画が泣かせたり感動を呼ばせるものではなく、死を迎える者に対しての家族のあり方、家族に対しての死を悟った者のあり方、そういうものをひとつの例として見せてくれたもの、それがこの映画では無いかと思います。 映画そのものは思ったほど長く感じなかったのは、全体的に締まった映画である為で、それは良かったと思いますが、草彅剛の演技は残念ながらあたしは評価が出来ません。彼の持ち味はあまり大きく表情を変えない演技で、それが朴念仁的な役として非常に合っているのですが、感情を剥き出しにする演技でそれをアップで捉えた時に、変に浮いて見えてしまうんだよね。声に感情の抑揚が出ないのも残念で、それがあるともっと物語を引き締めてくれるような気がします。それと後半の病院で朔が小説を書いている間に取り巻く患者や病院関係者のあたりのシーンはやっぱり不要じゃないかな?それを奇異な目で見るのは良いとして、それを延々と引っ張るのは、周囲の見方を変えるシーンだとしても本当に必要だったか疑問が残ります。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-01-31 12:50:16) (良:1票) |
1.主演の草なぎ剛の変人っぷりや、竹内結子も変人の妻として「しっかりしている」キャラクターが素敵。言葉は悪いけど、意外にツンデレな谷原章介も大好き。 妻に読ませる物語のいくつかを、映像化して魅せてくれるのですが、これも楽しい。 いわゆるショートショート形式なので、その名手「星新一」が好きな人にはたまらないものです。 しかし内容は非常にシンプルなのに、上映時間2時間19分はさすがに長すぎです。 難病ものにありがちな過度なセンチメタリズムもなく、どこぞのケータイ小説とは違いガンの苦しみもしっかり描かれていたのですが、いくらなんでも後半のテンポは悪すぎます。 全体的な雰囲気はとても良いので、もう少し整理したら傑作になっていたのかもしれないと感じた惜しい映画でした。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-01-16 17:43:10) |