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少年H

[ショウネンエッチ]
2013年上映時間:122分
平均点:5.92 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-08-10)
ドラマ戦争もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督降旗康男
助監督杉山泰一
キャスト水谷豊(男優)妹尾盛夫
伊藤蘭(女優)妹尾敏子
吉岡竜輝(男優)妹尾肇(H)
花田優里音(女優)妹尾好子
早乙女太一(男優)オトコ姉ちゃん
小栗旬(男優)うどん屋の兄ちゃん
佐々木蔵之介(男優)久角教官
原田泰造(男優)田森教官
國村隼(男優)吉村さん
岸部一徳(男優)柴田さん
でんでん(男優)校長
神保悟志(男優)
前野朋哉(男優)爆撃機を見つける青年
濱田岳(男優)看板屋
山谷初男(男優)うどん屋の主人
渡辺宜嗣(男優)
山中崇史(男優)
井上肇(男優)
原作妹尾河童「少年H」(講談社文庫刊)
脚本古沢良太
音楽池頼広
浅梨なおこ(音楽編集)
製作市川南〔製作〕
平城隆司
テレビ朝日(「少年H」製作委員会)
東宝(「少年H」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「少年H」製作委員会)
朝日放送(「少年H」製作委員会)
朝日新聞社(「少年H」製作委員会)
講談社(「少年H」製作委員会)
製作総指揮早河洋
配給東宝
作画橋爪謙始(画コンテ)
美術中澤克巳
尾関龍生(装飾)
編集阿部亙英
録音柿澤潔
柴崎憲治(音響効果)
その他NHK(協力)
東京現像所(協力)
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12
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4.模範的、って言葉は、言い得て妙って気がします。実際は戦争映画というよりも、妹尾少年を通して、冷ややかに見た激動の時代っていう作りにされていますね。その少年の視点を育てる根幹に父親のバランスの取れた思考、思想、信念がある、というところなんでしょうね。始まる前はもうちょっと家族全体から見た時代って感じになると思ってましたが、その辺りが整理されていたのは非常に良いと思います。こういうのって、フランス映画やドイツ映画には結構ある類の映画なんですが、そういうのを日本でもキチンと作れるようになったんだなぁ、と感心しています。残念なのは、やはり盛り上がりの波がかなり手前に置かれたというところでしょうか?構成上、この辺の作り方はもっとやりようがあった気がしますね。
最近のテレビ局出資の映画で、こうした質の高さを作るのは、テレビ朝日系列局ばかりで、その意味では汐留や赤坂、お台場の局はヒットはしてるものの、質の面では…ってのが多いので頑張って欲しいものです。
奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 7点(2013-09-04 03:03:40)
3.《ネタバレ》 きわめて模範的な戦争映画だと思います。戦争によるたくさんの理不尽さが少年Hの目を通して描かれます。
画もきれい。よくあの街並みを再現できたものです。

残念なのは、Hの周囲の人々が「まともな」人間ばかりというところ。両親も友人も彼を助けてくれた教官も。あれだけ声高に叫んでいたら、少年といえども凄まじい迫害や暴力を受けた時代なのではないか。
子供向けの戦争映画という印象を受けましたが、スクールカーストとやらにさらされている現代の子どもたちに、「この程度」のいじめでこの時代の不条理さが伝わるのか、若干疑問です。
denny-joさん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-25 14:42:35)
2.《ネタバレ》 原作未読。古くは『傷だらけの天使』『熱中時代』、後に結婚する伊藤蘭と共演した『あんちゃん』『事件記者チャボ!』『数々の2時間ドラマ』『刑事貴族』と各年代に常に主役として代表作を持つ、視聴率男の異名を持つ男、水谷豊。今では『相棒の杉下右京』が完全に定着してしまっていますが、今作では誰にでも公平に接し柔軟な考え方と強い信念を持ち家族を導く父親役。柔らかく抑えた演技で説得力のある理想的な父親像といえました。母親役を演じた国民的アイドルだった伊藤蘭。水谷豊との30年ぶりの共演が話題になっていますが、西洋かぶれ気味ながら(笑)、しっかり者で真っ直ぐで強い昭和の母ちゃんでした。その二人の愛情に包まれて育っていく子役の二人も凄く上手くて可愛くて頭を撫でたくなったな。 あの時代の国による情報操作、徐々に迫る戦争と空襲の恐ろしさ、軍国主義者が敗戦とともにあっさりとアメリカに迎合する民主主義者に転じる辺りなんかも家族の目線、少年Hの目線で綴られ分かりやすかった。小さな子からあの時代を生き抜いた方まで、多くの方々に観てもらいたい。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 8点(2013-08-16 23:17:01)
1.《ネタバレ》 2013.08.15鑑賞。原作既読。原作で気になっていた父親が戦争の舞台裏全て知っています的な描写は無かった。しかし、そのせいかHの戦争に対する危機感が無さすぎる。父親ですら、焼野が原になった神戸を見て無気力となるのに、Hは相変わらず口やかましい小生意気のまま。Hのスタンスが全編通してブレないので、最後もあれ終わり?という感じだった。個人的な一番のハイライトはスパイと机に落書きした友達との仲直りのシーンだった。
かんちゃんズッポシさん [映画館(邦画)] 5点(2013-08-15 22:18:11)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 5.92点
000.00%
100.00%
200.00%
314.17%
414.17%
5833.33%
6625.00%
7520.83%
8312.50%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 6.50点 Review2人
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