2.《ネタバレ》 タブーと言えるようなテーマに踏み込んでなく、ドラマの時より圧倒的につまらなくなっている。
これじゃ、何の変哲もない学園ドラマではないか…。
エキサイティングさの欠片もないダラダラとしたストーリー運びで、それを打破するのが「犯罪者の登場」という安易さ。しかも、打破できていないのが問題だ。
その犯罪者が鈴木先生と熱い討論してくれればいいんだけど、犯行の動機に全然説得力がないし、それに対して鈴木先生は華麗な切り返しができていない。上っ面なトーク(同調)なのだ。
これは、このドラマにおいて致命的だ。ドラマを楽しんだ人ほど失望するんじゃなかろうか。
しかも、相手が暴力を振るうので、それをされてしまうと鈴木先生はどうしようもないのである。
そもそも「第11話」ってつけてるところから志が低すぎする。
今後、ますますドラマの映画版は見なくなるだろう。