314.《ネタバレ》 先に原作を読んで、手足の末端が冷たくなるような怖さを感じた。レンタル店にビデオが並んでいるのを見てもこれを手に取る人々の気が知れないと思っていたが、その後にTV放映されたので、ビデオでないからまあいいかと思って見たのが初見である。 一応は身構えて見たわけだが、しかし冒頭の場面を乗り切ってしまえばあとは淡々としたものであり、せいぜい夜中に子どもが見てしまった場面が衝撃的だったのと、終盤の「眼」にギョッとさせられた程度で、TVから這い出す様子自体は当時としても間抜けに見えた。また基本的には原作を簡略化したストーリーのため既読者にとってはラストに意外性もなく、逆に主演女優の表情に悲壮感が今一つと感じられたくらいだった。 この映画で本当に革新的と思ったのはやはり映像面であり、問題のビデオは見返してみると物足りないところもなくはないが、基本的には ぞわぞわ感が満載になっている。特に個人的には指差し男が嫌な感じで、こういうものがどこかその辺に映り込んでいるのではないかと怯える日々がその後に若干続いた。ほか歪んだ写真や髪の毛で覆われた顔も別の様々な場所で流用されているようで、とりあえずこういった点だけでも邦画ホラーの名作とされる資格はある気がする。 なお貞子に関しては、実際に使われる人名としてはこの映画でとどめを刺されてしまった形だが、その後に国民的に愛されるキャラクターになった発端がこれだと思うと感慨深いものがある。また冒頭で惨殺される女子高生が竹内結子だった(ほくろの位置が今と同じ)のを見ると、若い頃にこんなことをやっていてもその後はちゃんとした女優さんになるのだなあという別の感慨を催す。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-20 19:28:35) |
313.《ネタバレ》 まあ、これは、すべて最後のあのシーンを観るために作られた映画なんですよね。ストーリーに面白さはさほどなく、話題先行型の作品。ただ、あのシーンは初見ではかなり恐怖だった。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-14 00:46:15) |
【K】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-12-31 10:16:33) |
311.《ネタバレ》 小説を読んでから再鑑賞してみました、上手く映像化しているかと思いますが、大きく変わっていたんですね。にじり寄ってくるビデオは、ぞぞっとしますね。直前の電話もびくっとなります^^; 【追記】今どき井戸とか無いよねとか思ったんだけど、実家の近所は井戸だらけでした。。。映画風の井戸もありますね。はす向かいの家にも井戸があり、事故か身投げかは知らないが人が死んでるとの話を聞きました。何か出るわけじゃ無いけどね。意外と身近にあったのを割と最近知った。実家にも井戸があったようだけど上水道が完備されて塞いでしまったようですね。 【ないとれいん】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-09-24 08:56:52) |
310.友人が彼女と2人で我が家に「リング」のビデオ持って遊びに来ました。 友人カップルと、かみさんの4人で鑑賞。(部屋は真っ暗) いや~~怖かった~。 しばらく雑談し友人達はお帰り。 友人がコッソリ部屋に置いていったビデオを見つけ、 かみさん絶叫!!! 「ギャーーーー!!!」って。 いや~爆笑しちまった♪ 【しんしん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2013-05-23 16:25:02) |
309.ストーリーがない。なぜ?どうして?なのかというのは全て後付けで描かれている。これほどご都合主義の映画も珍しいです。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-01-07 22:25:41) |
308.貞子が怖い。 でも、さんざんパロディにされた後ではキャラクター化してきたような…。 ストーリーはよくできている。 苦手なビックリ系のお化け屋敷ホラーとは一線を画する出来栄え。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-04 00:32:23) |
【キリン】さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-12-27 02:51:30) |
306.《ネタバレ》 内容を超えて“その映画の持つ意味”で語られる作品が存在するワケですが、間違いなく『リング』もソレですね。“貞子”というビュジュアルの発明(正確に言えば日本古来の「幽霊」のスーパーバージョンアップ)、“不吉”という感覚を見事に映像化した「呪いのビデオ」の完成度など、まさに後にハリウッドにまで殴り込みをかけた“Jホラームーブメント”の起爆剤と言ってイイでしょう。 個人的に最高にイヤな場面(イイ意味で)は、ビデオを見た後にかかってきた電話の“受話器の向こう側に感じる凄くヤバい空気”の表現。ハリウッド版が「セブンデ~イ」なんてコトをやっちまってるのを見るにつけ「やっぱアメリカ人には、ソコんトコが分かンねえのかなぁ~」と思うのですよ…。 ちなみに…俺はテレビから出てくるシーンは実は全然怖いと思わなかったンです。“怖さ”が急にハッキリ&クッキリしちゃったカンジで。それまでの“よく分かんないけど怖い”感覚の方が「恐怖の心霊写真集世代」の俺には怖かったなぁ… 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-08-16 09:19:43) (良:4票) |
305.正統なホラー映画で良作だと思います。自分はホラー映画が怖くて見れないとかいうのは全然ないのですが、それでも夜寝る前に明かりを消して観てたら少しゾッとして「続きは明日観るか」と思いました。 【珈琲時間】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-19 10:04:26) |
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304.《ネタバレ》 このテのカテゴリーのものは苦手なんだけど、思っていたほどはコワクない かな? 展開的に 真田さんまで死んじゃうのには ちょっとビックリした 怨念という いかにも日本的なこの恐怖感は たぶん外国の方々には理解がむずかしそう だね まぁなんだかんだ言って 貞子は相当怖い(苦笑) 当時のインパクトはすごかっただろうなとオモイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-06-05 06:06:06) |
303.他の皆さんの評価は、どうしてこんなに低いんだろう。 自分は最初に見た時、あまりに怖いんで、怖さ紛らわすために、もう一度連続して全部見ちゃったほど。 見た後は、原作も読んだし、この後に公開されたスピンオフ作品も、基本、全部見たと思う。 それだけの衝撃度があった。 しかも、一度見て終わりのホラー映画がほとんどの中、この映画だけはしばらくするとまた見たくなる。 この作品の怖さ、話の広がりのワクワク感、テンポの良さ、真に怖くなるラスト、どれを取っても素晴らしいと思う。 さて、今回はビデオじゃなくてDVDで見直したから、当時の怖さや楽しさ(友人に「絶対見たほうがいい」って話したくなること)が残っているか、ちょっと不安だった。 でも、それは杞憂だった。 映画全編に漂う、あのジメっとした嫌な感じは、今もしっかり受け取れた。 今見ると、車やファッション、電話やテレビも古くさくて最初のうちは気になったけど、話がしっかりしているから、途中で気にならなくなる。 ちゃんと、今見ても怖かった。 これって結構、凄いことだ。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-05-27 06:19:01) |
302.ちょっとあっさり終わったね。テンポが非常にいいのでだれることなく観ることができた。でも、原作とかリアルタイムで見てないので、中谷美紀の意味合いがあまりに不明。らせんがらみではあるんだろうけど。らせんも見なきゃいけないの?真田松嶋が上手いので安心感がある。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-05-09 11:35:10) |
301.《ネタバレ》 今まで見た中で、テレビを使ったホラーで見たことがあるのは「デモンズ2」と「ポルターガイスト」と「リング」と「ヴィデオドローム」。その中でも、ダイレクトにクリーチャーがテレビの中から出てくるのは「デモンズ2」と「リング」だけです。(探せば他にもあるかもしれませんが・・・) 「ヴィデオドローム」を除く3作品はどれも好きなので、無機質なものと有機的なものの組み合わせが結構自分の好みに合っているのかもしれないです。(まあゾンビや幽霊を有機的と言っていいのかどうかわかりませんが・・・) 特に邦画ホラーはミステリーをからめてくることが多いので面白い。ただ、中途半端にできない日本人の気質なのか、ミステリーに力を入れすぎてホラーの恐怖感が半減してしまっている作品が多いのも事実。そんな中この「リング」はすばらしいバランスと言っていいのではないでしょうか。 実際貞子さんがテレビから出てきてしまうとそんなに恐怖は感じないのですが、それまでが怖いですね。最初から最後までずーと「何かが起こるぞー」という緊張感がつきまといます。 個人的に怖かった3つのポイントは、「写真」と、「幻覚のような中で子供の貞子が手をつかんでくるシーン」と、「浅川玲子がラスト、父と母を子供の身代わりにさせようと電話するシーン」です。ラストは浅川玲子が怖かったですね。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-07 17:00:00) |
300.《ネタバレ》 なんだかお化けと言えば白っぽい服に黒髪の長髪って印象があったけど、この映画で決定的になりましたね。それほどに貞子のインパクトは当時凄かった!たぶんジェイソンと張れるくらい、フレディは軽く凌駕しましたね。ジャパニーズホラーというジャンルを創ったくらいの怪作ですから面白さ(怖さ)は言わずもがな。また呪いのビデオってのが不気味で、内容も抽象的な感じ。鏡で髪をとく女性の怖さったらないですよ。。。 ちなみにこの前テレビでみたんですが主題歌の『くーる、きっとくる、きっとくる』はホントは『ウ――、きっとくる、きっとくる』って言うんですってね。思いこみってのは怖いですね、こーゆーところにお化けのつけいる隙があるんだろうなぁ。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-07 08:59:46) |
★299.《ネタバレ》 終始、その演技どうなの?って思う中、井戸の中で髑髏の目の部分から井戸水が流れ出し(これが貞子の悲しみの涙に見えて好きなシーン)、それを愛おしげに抱きしめるシーンが好き・・・この女優さん喋らない方が良い。
貞子ってキャラとラストのテレビから這い出て来るシーンは、やっぱり凄いし強烈なインパクトを残す名シーンだと思う。
個人的には、顔が歪んだ写真が怖いというか不気味でした。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-28 02:59:28) (良:1票) |
298.日本の俗な怪奇伝説を寄せ集め盛り込んだジャパニーズホラーの金字塔的作品。子供時代、男女が集まると怪奇話をしたように、くだらないが楽しい。どこかで聴いたことのある怪談で構成されているのは正解で、今となってはユーレイなんてくだらないという人間でも、幼少期、得体の知れないものは何でも恐れていた頃を呼び覚まされるかのように何故か鳥肌がたつ。JPOP、ポケモン、FF、たまごっち…90年代後半全盛を迎えていた日本のポップカルチャー、これもその中のひとつと言えるだろう。本当にこういう世界的に見ても独自性が合って、興味が無い人ですら知ってるような、皆で共有できるようなものが無くなったなあ・・・ 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-21 06:19:58) |
297.呪いの連鎖を描いたジャパニーズ・ホラー。 この作品のモデルとなっているのが、明治時代に実在した超能力者の女性で、 いんちきだとマスコミに散々叩かれ、哀れな末路を辿ったという事実が、 どろどろした内容のストーリーにいっそうのリアル感を与えていたのではないかと思う。 恐怖心を与える映像や音楽などの演出は秀逸な出来映えだが、キャスティングはちょっと・・・。 ラストのオチはあまりにも後味が悪くて笑ってしまった。 それでもジャパニーズホラーの中では、良く出来た作品だと思う。 【MAHITO】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-12-26 12:52:24) |
296.《ネタバレ》 そこそこ良かったと思う。 ホラー嫌いだからこれを見たときはマジで背筋が凍った。貞子とかマジで勘弁してくださいって言う勢いで引いた。これを見た当時、まだビデオが主流だった。学校のすぐ脇にあったツタヤで借りたこいつにはションベンちびり装になったぞなもし。 で、しばらくしてからまた見たとき、結構冷静に見れた。その時はスキー旅行かなんかのバスの中で流れていて、ボーッと見るとあんまり怖くなくてすむ。周りに人がいっぱい居て昼間で、中谷美紀が綺麗で、落ち着いてみると意外とSFチックで。VHSっていうのがすごく懐かしい。ネットとかもケーブルテレビで電話で時間気にしながらとか256kbpsとかだった気がする。懐かしい、ネットとかがあんまり設定の中心に入ってこない時代なんだよな。この頃のホラー映画の劇中閉塞感みたいなモノはいまより強烈だった。 それとなんか、あの時代を思い出すと心が切なくなるな。この映画と全然関係ないけど切ないぞ。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-09-19 03:06:44) (良:1票) |
295.《ネタバレ》 怖くない。BGMとか演出とかビデオとか不気味で怖いところはあるけど肝心の貞子が怖くない。ストーリーは良い感じだったけどラストでそれまでの謎ときやお話が全部意味無くなっちゃった。結局貞子は何をしたいのさ。ダビングすればおっけーだよーってなにその貞子ルール。殺戮を楽しむのが貞子の目的だったの?って感じのED。それじゃあ洋画のホラーとなんら変わらないじゃん。 【ケ66軍曹】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-23 05:51:48) |