60.《ネタバレ》 昔の(JR東海のクリスマスバージョンCM)深津絵里に会いたくてこの映画を観た。 実に若くて、美しい絶頂期の23歳の深津絵里だった。 そして、そんな美人とメールで恋愛するという男のロマンのような話だ。 こんなうまい話があるだろうか? いや、うまい話が現実にはないからみんな映画を観るのです。 これでいいのです。最後の駅のホームの二人の表情が鑑賞後の余韻に浸らせてくれます。 あーーときめきたい!!!!マッチングでもするかな。 やめとこ。現実は違うから面白いのだから。 【キャメル】さん [DVD(邦画)] 10点(2023-04-24 23:51:28) |
59.《ネタバレ》 深津絵里さん、いままでなぜこの方がテレビや映画界で長く御活躍されているのだろうかと不思議に思っていましたが、ここで謎が解けました。この時、23歳ですか。 かわいらしい。 ラストショット一歩手前でフロッピーディスクを片手に持ちながらチラチラと手を振ってみせる瞬間が最高にかわいらしい。 深津絵里さん、現在、48。今後もテレビ・映画のほうで頑張ってほしいものです。 こちら謎が解けて大変スッキリしています。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2021-10-12 23:55:52) |
58.《ネタバレ》 パソコン通信を題材にしたラブストーリー。当時としては新鮮な題材を用い、パソコンのメール・チャット画面(テロップ)の多用など表面的な目新しさが注目されがちだが、むしろラスト・シーンに至るまで顔を合わせない男女の恋愛を描き切った、純粋な恋物語としての完成度に魅了される。 余談だが、同じく互いの顔を知らない男女のネット交流を描いたヒット作『ユー・ガット・メール』(ノーラ・エフロン監督)が公開されるのは、本作の2年後だそうで。 【野良猫】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:43:36) |
57.《ネタバレ》 パソコン通信が一般に広がり始めた頃の話で、今見ると古さを感じる。 チャットやメールを映画の中で字幕で流していくのはおもしろい手法だけど、読むのが面倒になってくる。 それでも、メールだけのプラトニックなやり取りが爽やか。 深津絵里も内向的で純粋な役柄に合って魅力的。 ただ、メールの相手が姉妹だったというのは天文学的偶然でありえないこと。 それに加えて、実際出会って美男美女というのも確率悪そうだけど。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2014-04-19 02:21:32) |
★56.《ネタバレ》 パソコン通信や電子メールという言葉が出てきた頃で、これから、人と人との出会い方やコミュニケーションが大きく変わるだろうという時代の予感をうまく表現した映画だと思いました。当時のシチュエーション等の古臭さや滑稽さが目につきますが、それなりに面白いと思いながら観ていました。つながりのない人々の日常を映像で見せて、コミュニケーション部分はパソコン内=文字のみで表現する、という手法、途中までは面白かっただけに、これを最後まで貫いてほしかったです・・・。新幹線に乗ったハルとそれを見るほしが互いにビデオで撮影し合う、くらいまではいいとしても、ほしとローズが実は姉妹だったという、悪い意味でのドラマ的展開にガッカリ・・・。最後はハルとほしが実際に会っちゃって、あ~あ、これじゃあもう、ただの「トレンディドラマ」ですねぇ(笑)。ハルとほしは最後まで会わない(パソコンでつながっている人同士も日常ではつながりがない)という設定で作れば、もっと質の高い作品になったかも。もし「最後に2人が会う」にしても、「新幹線に乗って東京に向かうほし・ホームで待つハル」あたりで終わってくれれば映画っぽくなったのに・・・。顔を合わせるところまで映すなんてシラけるなぁ・・・。でもそうしないと一般ウケ・特に女性ウケしないので、当時の大人の事情でこうなっちゃったのかなぁ・・・残念。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-01-11 11:10:13) |
55.《ネタバレ》 う~~~ん……しっくりこなかった。リアルじゃないというか。同じ森田監督なら「黒い家」のほうがリアルに怖くておもしろかった。設定は「黒い家」のほうがあり得ない度は高いはずなのに。この映画は全てに痛々しさを感じてしまってダメだった。なんで「ローズ」とエッチもなしに会ったの??なんでブームの人がお金持ちで愛のない結婚を求めてふかっちゃんにプロポーズするイケメン風な役なの??やっぱり進化し続けるであろう「ネット」がテーマなのが痛々しさの原因かも。「ポケベル」とかが出てくる歌なんかも空々しくて痛々しいもんね。流行りものって「このときはこうだったんだよ」っていう説得力を持たせないといけないんだけどそれは難しいことなのかも。時代劇くらいかけはなれていればいいんだろうけど。あと、図書館司書ってやっぱりこういうほっこり系だよね、とか、これをリメイクしたらやっぱり蒼井優だよね、とか、リメイクするならフジで毎回山場を作った連ドラにしたらいいんじゃない? とかずっとそういうことを考えながら見ていた。 【監督】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-12-31 15:04:29) |
54.《ネタバレ》 森田監督の突然の訃報にただただ驚いています。80年代初頭に台頭してきた若手監督の中でも森田監督の存在感は特に際立っていましたね。私は凡作「メイン・テーマ」で監督の名前を知ったクチですが(汗)メールという次世代的(?)機能がまだまだ目新しかった頃の当時の様子が非常に巧く捉えられていました。逢いたいけど逢えない、もどかしさみたいな感情が主役二人のごく繊細な日常的演技から充分伝わってきました。フカっちゃんも内野聖陽氏も瑞々しかったなぁ・・・。そっか、ずっ~と長いこと若い若いと思っていた森田監督も、実はもう還暦を迎えられてたんですね・・・。こっちも年を喰うわけです。森田監督作品では「家族ゲーム」「阿修羅のごとく」、そしてこの作品が私の中でのベストスリーです。ご冥福お祈りいたします。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-12-21 17:15:02) (良:2票) |
53.深津絵里が好きなので、期待して見ました。結果、思ったより退屈な映画でした。昔似たようなドラマがあったのですが、そっちのほうが面白かった。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-07-07 13:20:57) |
52.《ネタバレ》 森田芳光監督の映画を初めて見たのは「家族ゲーム」で、その次が「模倣犯」。以降、森田監督の映画を見る際には「家族ゲーム」を超えるような傑作ではないかもしれないが、「模倣犯」を超えるような駄作でもないだろうという感じであまり期待していない。本作「(ハル)」は、パソコン通信を通して知り合った男女の恋愛ものだが、セリフを抑え、パソコン画面上のメールを直接字幕として映画の画面上に表示し、登場人物たちのメールでのやりとりを映画を見ている者に「読ませる」ことで展開していく構成はかなり実験的。その分、映画としては非常に淡々としていて静かである。ひょっとしたらこの淡々とした雰囲気に退屈するのではと思って心配だったが、互いに惹かれあっていく(ハル)と(ほし)に見ていくうちに徐々に感情移入していく自分がいた。確かに今見るとやや時代を感じる部分が多いのだが、森田監督の映画の中では佳作の部類に入るのではと思う。これが初主演となった(ほし)役の深津絵里、「踊る大捜査線」以外の出演作をあまり見ていないので恩田すみれの印象が強く、ちゃきちゃきした男勝りなイメージがあるのだが、この映画では寡黙な女性を演じていて、すみれとは全く印象は異なるのだが、はっきり言って深津絵里の魅力をこんなに感じられる作品を今まで見たことがあるだろうかと思うくらいにすごく魅力的だった。(ハル)役の内野聖陽も「黒い家」での異様にオドオドした主人公とは違ってとても誠実な印象で良かった。二人が初めてお互いの姿を確認する新幹線のシーンも印象的だったが、やはり二人が初めて出会うラストシーンの余韻の残し方が素晴らしく、今まで見た森田監督の映画の中では後味もよく最高のラストシーンだと思う。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-01 19:00:42) (良:3票) |
51.インターネットの匿名世界は、トイレの落書き化したり誹謗中傷が渦巻きスラム化する、ってところに興味があったんだけど、これは本人同士が出会うまでの恋愛もの。映画の大半は字幕を読むことになるわけだが、サイレント映画とは違って、字の部分と映像の部分が拮抗してるわけ。心の部分と社会の部分と。どちらかというと写真や図表入りの小説の裏返しに近い。相手の姿かたちがないということの気安さが、しだいに手応えをほしくなる・見たくなる、って経過。そして『天国と地獄』的シーンを経て、抽象的だった会話の相手が「現実に存在してるんだ」という不思議な気分を味わうことになる。電光掲示の文字もしばしば挿入され、文字情報がしだいに表情を持つことの面白さを映像で見せようとした作品でもある。ラストで白黒になったのは、これから文字だけではすまない生身のヤヤコシイ世界に入っていかなければならないんだよ、ってことを言っているのだろうか。…と、これはまだ私がパソコンに触れてもいないころに観た映画の、当時の感想。こうして自分自身が匿名広場に参加することになるとは思ってもいなかった。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-10-28 11:59:48) (良:1票) |
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【承太郎】さん [インターネット(字幕)] 4点(2009-05-04 11:09:38) |
49.森田芳光監督って脚本さえしっかりしていれば良い映画を撮れるんだということを証明する上で最適な監督であるように思うわけで、この映画の主人公、言葉というものの意味合い、コミニュケーション、時代の一歩先を既に感じ取っていたかのようなそんな内容のこの映画を観ると言葉って大切なんだなあ!気持ちというものの表し方、相手に対する優しさやそういう人として最も大切なものをこの映画では見せてくれているようで色々と考えさせられる。この映画を観るまでは深津絵里って特に意識したことなかったけどこの映画を観てからというものすっかりファンになってしまった。顔の知らない何処の誰とも分らないメールだけの会話、やりとりなんて凄く不安だし、もし、その相手が自分の思い描いている人とはまるで別人のような感じだとしたら私にはなかなか会おうなんて勇気が湧かないけれど、でもそれが深津絵里みたいな彼女だとしたらなんて想像するという楽しみもこの映画の魅力なのかもしれない。いずれにしてもこの映画の深津絵里はとにかく文句なく可愛い。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-17 22:37:18) (良:3票) |
48.相手の顔も素性もわからないままにコミュニケーションをする主人公たち同様に文字からその文字を書き込んだ状況を我々も想像するという楽しみを与えられる。パソコンに映し出される文字だけを映画が映し出すことで。『電車男』がやるべきはこういう演出だったのだ。ヒロイン深津絵里がほとんどしゃべらないのでより効果的に「文字」の力が発揮されている。ストーリーは正直寒いものがあるし、なされる会話はもっと寒いし、バーでデートとか実に寒いのだけどそれらはまだ許せる範疇にある。でも宮沢和史演じる死んだ女を愛し続けるためにカタチだけの結婚をしようとする御曹司というキャラの登場は遭難しそうなくらいに寒かった。この古臭いというか青臭いというか、いちいちこういうのが顔を出すから見てるこっちが小っ恥ずかしくなる。あそこを削ると深津絵里の和服姿も見れなくなってしまうので削れないのだが・・。春樹の本も1回ならこの子ハルキストなんだとか本棚が美しいとかまあいろいろ思考もめぐるもんだが、何回も何回も映し出されるとクドイとしか思えなくなる。ストーカー男も要らんと言えば要らんのだが、アイツがいるから深津絵里のコスプレが拝めるからやっぱり要る。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-11-21 13:03:56) (笑:1票) |
47.森田芳光の監督作品を観るのはこれで3本目。 『家族ゲーム』は最高に面白かったが、『の・ようなもの』はそれほどでもなかった。 果てして、本作『(ハル)』はいかがなものか?! 本作の評価によって、私の森田芳光に対する評価が固まる気がする・・・ そんな予感あり。 主演は深津絵里と内野聖陽。 深津絵里は今とそれほど変わらない感じ。 それとも、ファンでないからその違いに気付かないだけなのか?! それに対し、内野聖陽は若い!の一言。 内野聖陽と言えば、フジテレビのいわゆる“月9”ドラマ『不機嫌なジーン』が印象的。 竹内結子と共演し、独特でいて不自然な演技をみせた、あの内野聖陽だ。 本作『(ハル)』における内野聖陽は、髪も短く、セリフ回しもごく自然。 自然すぎて、面白味に欠けてしまったほどだ。 でも、待てよ? そもそも彼に面白味を要求するのは間違っているのかな? 彼は一応、二枚目俳優なんだし。 だけど、『不機嫌なジーン』の彼の印象が強過ぎるので、それはある意味仕方ないのかも。 ということで、内野ファンの方、どうかお許し下さい。 深津絵里の妹役で登場した戸田菜穂。 深津絵里の方が若く見え、彼女の妹役というのが何とも不自然に感じた。 というか違和感ありまくり。 というか姉妹にしては似てない。 でも、この頃の戸田菜穂より、今の戸田菜穂の方が綺麗だな。 本作は、いわゆる“ネット恋愛モノ”のハシリで、当時の時代背景を考えれば、その独創性は高く評価すべき。 しかし、時代背景そのものを、決して洗練されているとは言い難い映像と音楽で見せるばかりに、今観るとあまりに古臭くなってしまっている。 “1980年代から90年代にかけての邦画の古臭さ”が異常に臭うのだ。 だが白眉なシーンもあるにはある。 それはラストシーン。 カラーからセピア色に変わるあのシーン。 あれは意外と好き。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-08-24 07:00:18) |
46.正直メール全般の今みるのがつらい。服装のセンスもやはり古いし メールのやりとりなど古さばかり目につく。若い世代はあんまりピンと こないんじゃないかなぁ? 【とま】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-06-19 13:55:43) |
45.ハルとほし、お互いが惹かれあっていく過程が丁寧に描かれていて素直に感情移入ができました。それにしてもこの映画の深津絵里は非常に魅力的だ。ラストシーンで初めて会った二人の表情に、明るい二人の未来が暗示されているような気がします。この作品を偶然にチョイスしてよかった(こんなにいい映画なのに全く知らなかった)。森田監督に感謝。 【kainy】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-19 14:51:10) |
44.あなたは会った事もない、メールをする相手に嘘を書くだろうか?それとも本当(本音)の事を書くだろうか?どちらのタイプかによってこの映画の受け取り方も違うと思う。深津絵里もいいのだが、私は内野聖陽の方の誠実さに妙な安心感を覚え、「普通の男」ってこういうのを言うんじゃないだろうか?という気がした。メル友映画なので主演男女の絡みが、最後の東京駅のみで、撮影で会うのも1-2日だったのでは?と考えると、非常に異色の作品ではある。 【東京50km圏道路地図】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-28 05:02:07) (良:2票) |
43.最近の日本映画の中では相当いい。メールを読むのが厄介だったため、途中からはお互いの声を入れてもよかったかね。声を入れればメールの背景も工夫できたかも。自分の経験上、こんな出会いが意外とざらにあることにちょっと驚いた。相手の姿は分からなかったが、メール上のプロフィールの姿かたちが深津絵里と重なってたのは偶然か!? 後半の展開が面白かった。そこでつながったのかぁ~ってね。新幹線からお互いに姿を確認するところも、ナイスジラシだったような気がする。 【joumonn】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-05-12 06:01:17) |
【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-15 23:39:54) |
41.どうもメールやチャットのシーンが文字だけってのが手抜きに感じられて仕方なかった。もちろ、あの雰囲気が良いという意見も分かるんだけどね…。それと最初の方のストーカー男とナルシスト(?)の二人。この二人はいらないんじゃない?見てて気持ち悪いし。(ほし)が昔の彼氏を忘れられなくてって感じが余り出ていない印象を受けたのも前述の二人のせいだと思う。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-01-14 20:34:54) |