193.この作品は原作を見ているのと見ていないのとでは物凄く意見が分かれるだろうな。
例えば冒頭の仲間同士の殺し合い。
多分このシーンは事前知識がないと恐らく『何これ?( ゚д゚)ポカーン』と8割くらいの人が思う事だろう。
原作も唐突だったが爺の淡々としたキャラ演出がより一層悲愴感を漂わせていたんだけど、本作の演出は単にチャラけた大人キャラがガチンコのプロレス張りな殺し合いを始めるワケだ。
こりゃあ、お初の方々には置いてけぼり感と安直な演出しか見出せないのは無理もない。
またムダに小栗旬や瑛太やりょうといった現在では名の売れている俳優がこの作品ではカメオ出演かと言いたくなるくらい呆気なく死ぬ。
小栗ファンな嫁は小栗が死んだらソッコーで映画見ないで違う事始めましたわwwww
また原作の10巻辺りまでのキャラを総出演させ時間軸をごちゃ混ぜにして割りとそれなりに纏めてる努力は認めるんだけど如何せん時代背景やあずみ達が度々口にする『使命』とやらの説明が勢いだけで語られるから益々理解出来ない事しきり。
彩ちゃんの殺陣が何とも形容し難いほど酷いし単調で立ち回りも子供が追いかけっこしてるかの如く鈍重でスピード感が全くない。
唯一、あまぎが負傷するシーンの殺陣で映像の早送り等がそれなりに見れた感はあるが全体的に女の子し過ぎちゃってるので動きにキレがない。
まぁ彼女のファンは逆に楽しめる事この上ない作品なんだろうと思うけど(^^♪
ちなみに他のレビュワーが彩ちゃんのキメ台詞『き~さ~まぁ~!!』をコテンパンに貶していましたが、この言葉一つ取ってもファンは萌える作品ですわwwww
それと要らぬ知識として原作では『爺(じじ)』であり『爺(じい)』とは呼んでないんですわ。
まぁどうでもいい事ですが、セリフを聞いてると妙な違和感があります(^_-)-☆