58.《ネタバレ》 こんなに切ない結末だったとは! お迎えでごんす、だったとは! ペリー先生は、クレアに、数名の乗客のトラウマを解消して成仏に導くという使命を提供するのと同時に、クレア自身を成仏させるために依頼したのね。 事故の救助シーンが一切なかったり、エリックが人の船に忍び込んでも平気なところなどで何か変だなーと思ったけれど、最後まですっかり騙されました。 先に亡くなっている大好きな人たち(犬含む)が迎えに来てくれて、それぞれ一応納得した後、穏やかに旅立てるというのは、とても良いなー実際そうだったらいいのになーと思いました。 【nina09】さん [インターネット(字幕)] 8点(2016-04-12 18:52:11) |
57.《ネタバレ》 死ぬならガンがいいらしい。ゆっくり死ねるのでいろんな事ができるから。死に際で後悔するのはやはり「家族との和解」なんだな。無念でない死などあるはずもないだろうが、特に事故死や突然死は何もできずにある日突然命が奪われるので無念極まりないのだろう。で、成仏できずに彷徨う。テーマは悪くないのに、変な恋愛要素を盛り込んだり、サスペンス系とかドンデン返し系にしてしまった事により、類似作品と比較され低評価されてしまう残念な作品ではある。 |
56.《ネタバレ》 死んでも恋ができるなんて、最高にすばらしいことではないか! 【JF】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-06-01 09:09:13) |
55.《ネタバレ》 航空サスペンスやと思いきや、ファンタジーやった。 こっちはサスペンスモードやったから、正直、少々、退屈でした。 オチもストンとこず、これはあの映画やなって感じで。 期待したものと違って、あんまり面白く感じないってこと映画でたまにあるんやけど、しゃーないよね。 恋愛要素がなんか多いなーってとこで、こっちのテンションはドンドン下がっていた。 てゆーか相手の男性のキャラがあんまり好感もてなかった。 なんか、軽くて。ニヤニヤしてるし。 いい物語とは思うねんけど、別の気分の時に観たら、感動できたかも。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-05-09 15:37:33) (良:1票) |
54.《ネタバレ》 「生存者は5人、皆一様に憔悴しきっている。クレア、すぐに来てくれ。君には全員のカウンセリングをお願いしたい」――。アメリカ郊外の浜辺で大規模な旅客機墜落事故が発生。100人近い“乗客たち(パッセンジャーズ)”のほとんどが死亡する中、奇跡的に数名の生存者が発見されるのだった。彼らの心のケアをして欲しいと、すぐに現場へと呼ばれる精神分析医の卵、クレア。自暴自棄に陥る人、絶望の淵へと追い詰められる人、そして極度の躁状態からクレアを口説こうとしてくる男……。彼らの話を聴くうちに、次第に墜落原因に疑問が浮かび上がってくる。「何かがおかしい…」と独自に墜落の真相を探り始めるクレア。すると、航空会社の人間と思しき謎の男に尾行されるようになり、カウンセリングを受けていた生存者たちも一人また一人と消えていくのだった……。果たして事件の真相とは?そして、生存者たちは無事に社会復帰出来るのか?悲劇的な航空機墜落事故の背後に隠された、そんな巨大な陰謀を巡って展開されるサスペンス・スリラー。と、思わせといて、ストーリーが進行していくうちに何だかどんどんと怪しい感じになっていって、途中から「あぁ、きっとこれはアレ系映画なんやろねんな~」と思わせながらも、そのいかにも謎が謎を呼ぶ展開にどんどんと不安感が増していって、さらにはこの監督らしい美しい映像や音楽、丁寧に創られた怪しげな雰囲気なども相俟って、なかなか惹き込まれていきました。こういう自分を取り巻く世界の根幹がどんどんと揺らいでいくような作品、もろ自分の好みなんすけど!!特にこの出てくる登場人物の誰も彼も信用出来ない感じ、なかなか良いですね~。「これでオチがしっかりしていれば傑作になるぞ!」とワクワクしながら観ていたのですが、最後に明かされるこの真相はさすがにちょっと……。うーん、これやっちゃうと、もうなんでもありですやん(笑)。現実の世界を生きる人からの目線(「シッ〇〇・セ〇〇」におけるあの少年のような)が足りないせいで、なんだか世界観が幾分か曖昧になっちゃった感が否めないですね、これ。それまでの不穏な空気に支配されたミステリアスな雰囲気や華のある役者陣の熱演等々、最後のこの残念なオチ以外は普通に面白かっただけに惜しい作品でありました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-03-06 11:02:03) (良:1票) |
★53.《ネタバレ》 ワタシは作り手の思う壺タイプなのだろう。こういう話ではほぼ結末が予想できない。だからこそ何度でも驚けて楽しくもあるのだけど。 ラストの二人の表情といい、近しい人たちが迎えに来てくれるという発想といい、作り手の、不意に命を奪われてしまった人々への鎮魂の想いが伝わった。 エンドロールが流れる穏やかな街並みの画では、直接描かれていなくてもハサウェイと彼が納得して逝ったのだということがわかり、鼻の奥がつーんとなった。 どうぞ安らかに、という願いは世界中どこでも残された者の共通の想いなのだなあ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-09 00:27:04) (良:2票) |
52.オチがすべての映画として見られがちであるし、それがこの映画の売りのひとつであることは否定しない。しかしこの映画の本当の魅力はオチそのものでなく、そのどんでん返しによってこの映画がまったく違った物語として観客の心に迫ってくることにある。本格的な航空サスペンスと思ってこの映画を観た者は、まさか最後で自分の人生を振り返って感動することになるなどとは思いもしなかっただろう。 【野良猫】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-17 19:21:52) (良:1票) |
51.やはり意外性が人の心を惹きつけますね。2番、3番煎じのオチでも結構面白い作品でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-10 11:23:43) |
50.《ネタバレ》 とてもキレイなその後でした。 オープニングの墜落事故のシーンがあっけなく終り、必要最小限の人物で何か不自然な流れに「あれ?これって。。。」とすぐに感じるものの、全体の雰囲気、カメラ、ロケーションが洗練されていて美しく、静かに進行していくところに惹かれました。 ビジュアルや雰囲気を味わう映画という感じ。 人は必ず死ぬけれども、予期しない突然の死となればまわりはもちろん、本人も覚悟はできない、そういう恐怖とか不安に対するひとつの提案とでもいうのでしょうか、親しかった人が迎えに来てくれる、なんかちょっと安心するじゃないですか。迎えに来る人たちがみんなほんとに優しくいい人たちなんです。。。可愛がってたワンコまで・・・健気です。 自覚しながらも責任感から最後まで見守っているパイロット役のデヴィッド・モースが切なかったです。 観終わったあと、なんとなく味わったことのある雰囲気だなあと思って、そうだ「ステイ」だ、と思い出しました。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-09 12:23:22) |
49.《ネタバレ》 「しまった前に観たやつだわ・・・」と途中で気づいてしまいましたがとりあえず鑑賞。その後でここ見たらどうやら前回はレビューを付けていなかったらしい。ちょうどいいということで、改めてレビューさせていただく。 まあオチがあれならしょうがないとは思いますが、とりあえずエリック(=パトリック・ウィルソンさん)や隣人おばさんがウザきもい。エリックは完全にただのストーカー。相手がカウンセラーなのをいいことに、相手の弱みに付け込んで迫ろうとするクズにしか見えない。極めつけは高いところが苦手な女性を屋上に連れ出す。これも相手の職業を利用して半ば無理やりにそうさせる。クレア(=アン・ハサウェイさん)が実際にはカウンセラーじゃなかったとか、そんな真相は抜きにして、ただただ不快だった。 同様の理由でおばさんは洗濯物勝手に集めるとか、まして去ろうとする相手を引き止めて長々話をしたり、男関係に探りを入れてくるとか本気で気分が悪くなった。不快感を催させる描写と言う狙いならこれはもうグレードAですわ。 最後に真相出して、上記に挙げたようなこれまでの不明点や不快点を「ああ、こういうことだったのか」と観客に納得させたかったのでしょうが、少なくともわたしにはそんな風には働きませんでした。 とまあ二度目の鑑賞にしてこのレビュー。恐らく前回も似たような気持ちで観ていたのだと思われます。そういうデジャビュに襲われましたので(笑) アン・ハサウェイさんとデイヴィッド・モースさんが好きだったから借りたのだが・・・、このチョイスは完全にミスだったな。反省。 【TANTO】さん [ブルーレイ(字幕)] 2点(2014-07-13 02:10:06) |
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48.≪ネタバレ≫比率が高い映画は、だいたいろくなもんじゃないが、これがその代表例。ここまで落ちに持っていく流れがぐだぐだしていると、みんながこの落ちを予想し始めるにきまっている。 【みんな嫌い】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-09-01 05:23:40) (良:1票) |
47.《ネタバレ》 プロットありきの作品ではないと思う。最近はよく使われているプロットを利用して、別のタイプの映画、ヒューマンな、ロマンティックな映画をつくったという感じ。少なくともアン・ハサウェイがめちゃくちゃ綺麗なので目が離せなかったし。それにラストがよかった。クレアがエリックの頭をずっと撫でているのが本当に切なかった。 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-24 08:59:32) |
46.《ネタバレ》 オチ一発の作品と言えば言えるし、そのオチも先行作品の模倣と言えば言えるのだが、作品全体に漂う静謐感とか、つじつまが合うように頑張って持っていっている脚本とか、誰かが向こうにふっと登場するときの一瞬の映像の強力感とか、いろいろと努力と苦心の形跡があるので、一概に切り捨てられないのです。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-01-31 02:21:23) |
45.《ネタバレ》 なかなかどうしてほっこりする映画だった。てっきり主人公が狂ってるのかと。 【悲喜こもごも】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-17 22:38:46) (良:1票) |
44.《ネタバレ》 自動録画されていましたので、タイトルすら確認しないまま鑑賞、ふわふわした感じのサスペンスだと思っていたら、そういうことだったのね。2回目をそういう目で観てみるとそれはそれで面白いですね、この手の作品は意外にも2回楽しめますね。アン・ハサウェイが綺麗ですね(レミゼを観た後のせいか、なんか贔屓目です)。タイトルも知らないまま、何の先入観なく観るのは悪くないスタイルですね。 【ないとれいん】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-01-12 17:52:50) |
43.下記でも数人の方々がおっしゃられる様に、オススメはしませんがテレビでたまたま観てしまうとなかなか感慨深い印象もあるかもです。あと、この作品は人生の中でも観るタイミングを選ぶ作品系だと思います。私も初見は例のアレでガッカリしたのですが、2回目"たまたま"テレビで観たらタイミングが合ったのか、なんだか良かったです。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 5点(2012-08-19 23:54:21) |
42.《ネタバレ》 ぼんやりした映画だなー、と思いながら鑑賞。主人公は、ハッキリした確証もないまま疑惑を深めていきますが、謎自体がそもそもボンヤリしてるので、捉えどころがない。けれど、最後まで見たら、なんだかんだでボンヤリ感動しました(笑)。個人的にはデビット・モースのエピソードが切なかったです。前半は悪役のように見えた彼も、実は自分のことを責め続けていたのだと思うと胸が熱くなります。クレア・デュヴァルも良かった。「私は冷静だった。怯えている乗客が哀れだった。いつ死んでもいいと思ってたし」といいますが、彼女だって納得できないことや心残りがあったわけだ。ネタ自体は、もう新鮮みのないものではありますが、そこが特別欠点になるような映画でも無かったな、と思います。しかしまー、主人公たちは××してからもチチクリあってんのかと思うと落ち込みますわー。一応オレもまだ生きてるんだけどなー。アン・ハサウェイみたいな美女とチチクリあいたーい。 【ゆうろう】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-08-05 11:09:25) |
41.予備知識なしだったので、なんだかゆるい感じのサスペンスだなあと思って見ていたら、すっかり騙されていました。全然気づかなかった・・・とはいえ、それほど驚くオチでもなかった。アン・ハサウェイ、美人だなあ。 【フラミンゴ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-08-02 19:05:56) |
40.《ネタバレ》 全員死亡で昇天前なんだぁ。観てる間は少し緊迫感があったけど、観終わってみると、なんかゆるゆるだったなぁ、、、と言う印象です。 【真尋】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-24 05:14:01) |
39.《ネタバレ》 見ている途中でオチが気になっちゃうのは仕方が無いところ。 今やこの手のオチもありふれちゃってますが、そんなメタな視点で見るのは無粋ってもんでしょう。私はこの映画がすごく気に入ってしまった。 私にはこの映画はただオチで驚かせるだけの話には見えなかった。 この手のオチを仕組んだ映画では、主人公の鈍さや拒否・否定などにより真相が隠されている訳だが、この映画はそこのところが他に比べてわかりやすい。 普通に見てれば誰でも違和感を感じるはず。実は監督の意図はここにあるのではないだろうか。 カウンセラーは決して自分の話しはしない。相手の話を聞いてあげる観察者の役割だ。 その役割でいようとするクレアは他の誰よりも真相を拒否する厄介な子である。 だがそれが人間的でいい。彼女は他の人よりもちょっとだけ生きたいって気持ちが強かった訳だ。 そんなクレアが次第に身の回りの不自然さに疑問を感じていく。 少しずつ真相へと近づいていこうとする彼女と見ている私がここで繋がるのである。 そして全てを理解した時、彼女が感じた心の温かさを私も感じることができたのだ。 ありきたりなオチの構造が、見ている私に彼女と同じようにそれを体験させてくれたのだ、というと大げさすぎるだろうか さてさて、はじめクレアはカウンセラーという立場を固持して自分自身を見ようとしなかったが、実は彼女自身も事件(映画)の主役であったわけだ。しかし彼女は最後には観察者の立場を捨てて、自分の人生に向き合った。椅子に座って映画を見ていた私も彼女と同じ観察者といえるのではないだろうか。「次は君の番だ」エリックが素敵な笑顔でそう語りかけているような、そんな心の温かさを感じている。 【ヘイターインサウス】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-08 15:49:26) (良:1票) |