12モンキーズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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12モンキーズ

[トゥウェルブモンキーズ]
Twelve Monkeys
(12 Monkeys)
1995年上映時間:129分
平均点:7.00 / 10(Review 263人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-06-29)
ドラマサスペンスSFミステリーリメイク
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-11-07)【TOSHI】さん
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監督テリー・ギリアム
助監督マーク・エガートン
ジョン・ラスク(第二班助監督)
キャストブルース・ウィリス(男優)ジェームズ・コール
マデリーン・ストー(女優)キャサリン・ライリー
ブラッド・ピット(男優)ジェフリー・ゴインズ
クリストファー・プラマー(男優)ゴインズ博士
デヴィッド・モース(男優)ピータース博士
ジョン・セダ(男優)ホセ
リサ・ゲイ・ハミルトン(女優)テディ
クリストファー・メローニ(男優)ハルペリン
マット・ロス(男優)ビー
ロジャー・プラット(男優)ホテルで靴ひもを結んでいる男(ノンクレジット)
樋浦勉ジェームズ・コール(日本語吹き替え版【ソフト】)
戸田恵子キャサリン・ライリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
宮本充ジェフリー・ゴインズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
大木民夫ゴインズ博士(日本語吹き替え版【ソフト】)
仲野裕ピータース博士 / 動物学者(日本語吹き替え版【ソフト】)
田中正彦ホセ(日本語吹き替え版【ソフト】)
宮寺智子天体物理学者 / ジョーンズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八植物学者(日本語吹き替え版【ソフト】)
坂口哲夫地質学者(日本語吹き替え版【ソフト】)
西村知道微生物学者(日本語吹き替え版【ソフト】)
石森達幸フレッチャー博士(日本語吹き替え版【ソフト】)
宝亀克寿(日本語吹き替え版【ソフト】)
稲葉実(日本語吹き替え版【ソフト】)
天田益男(日本語吹き替え版【ソフト】)
鈴木れい子(日本語吹き替え版【ソフト】)
真地勇志(日本語吹き替え版【ソフト】)
江川央生(日本語吹き替え版【ソフト】)
星野充昭(日本語吹き替え版【ソフト】)
堀越真己(日本語吹き替え版【ソフト】)
紗ゆり(日本語吹き替え版【ソフト】)
新山志保(日本語吹き替え版【ソフト】)
小野英昭(日本語吹き替え版【ソフト】)
坪井智浩(日本語吹き替え版【ソフト】)
村野武範ジェームズ・コール(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小山茉美キャサリン・ライリー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
堀内賢雄ジェフリー・ゴインズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
江角英明ゴインズ博士(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
牛山茂ピータース博士(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大塚芳忠ホセ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
来宮良子天体物理学者 / ジョーンズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
清川元夢植物学者(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
後藤哲夫地質学者(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
秋元羊介動物学者(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
出演ジェームズ・スチュワート(劇中映画「めまい」より)
キム・ノヴァク(劇中映画「めまい」より)
ティッピー・ヘドレン(劇中映画「鳥」より)
原作クリス・マルケル「ラ・ジュテ」
脚本デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
音楽ポール・バックマスター
作詞トム・ウェイツ“The Earth Died Screaming”
作曲バーナード・ハーマン“Vertigo Theme”(「めまい」サウンドトラックより)
トム・ウェイツ“The Earth Died Screaming”
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト“Piano Concerto No. 21 In C Major, K.467”
フランツ・シューベルト“String Quartet No. 13 in a Minor 'Rosamunde' D80”
編曲ポール・バックマスター
挿入曲ルイ・アームストロング“What a Wonderful World”
トム・ウェイツ“The Earth Died Screaming”
撮影ロジャー・プラット
ピーター・ノーマン〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
カイル・ルドルフ(カメラ・オペレーター)
製作チャールズ・ローヴェン
マーク・エガートン(製作補)
ロイド・フィリップス(共同製作)
ユニバーサル・ピクチャーズ(共同製作)
製作総指揮ゲイリー・レヴィンソン
配給松竹富士
特撮シネサイト社(フィルム・スキャニング・サービス)
衣装ジュリー・ワイス
編集ミック・オーズリー
その他ポール・バックマスター(指揮)
ロイド・フィリップス(ユニット・プロダクション・マネージャー)
テリー・モース・Jr(保証人)
あらすじ
物語は未来の世界から始まる。囚人のジェームズ・コール(ブルース・ウィリス)は、1996年へのタイムスリップの任務を課せられる。1996年に人類の99%を死滅させた、謎の細菌のルーツを探るために・・・。そして1990年、自分は未来からきたという精神病患者が現れた・・・。彼は未来からきたのか?それともすべては妄想なのか?その答えの鍵は、「12モンキーズ」が握っている・・・。過去と未来、妄想と現実が交錯した物語が展開する。
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243.ちょいちょい見直す映画。
20年間見続けてるんだから名作だと思います。

最近はドラマ化されてるし、今見ても面白いと思います。
fujicccooさん [DVD(字幕)] 7点(2016-05-15 23:04:21)
242.《ネタバレ》 伏線回収モノは好きなはずなんですが、「12モンキーズ」が事件の中核を担っていないという事実にふーんとしか思えなかった自分には合わない作品だったようです。未来から来たという主人公の記憶や発言が真実か妄想か定かでない面白味は独特で、いいですね。仕舞いには、精神科医までもが幻覚症状を患った患者なのでは、と疑心暗鬼に。ブラピのイカれた演技も光ります。
Jar_harmonyさん [DVD(字幕)] 5点(2016-04-21 19:14:10)
241.《ネタバレ》 カルトな名作SFという感じ?
諸刃の剣の素材・タイムトラベルを主軸にした映画。
未来の科学者達が、パンデミック世界崩壊の過去を探り、未来を救う手がかりを得ようと
タイムマシンで過去へ送り込んだ調査員の、悪戦苦闘を描いた作品なのかな・・?
無限ループに陥ったような展開で、コチラの頭も混乱しそうです。
いつもの強さは失せて、だらしない浮浪者然のブルースウィリスと、精神異常確定の
ブラッドピットがメインキャラって、見てて気が滅入りそうですが我慢しましょう。
ラストシーンはなかなか心に響くものがあります。
ただ疑問が、そこで死んだ場合は、その先の未来で調査員として存在できなくなる・・?
あーメンドクサイ・・ 娯楽映画はノリが大事。テンポとノリでなんとかしましょう。


※ 確か4回目かな?見るのは・・ 見る度に理解が深まって、どんどん面白くなってくる映画。
1回目の印象とはダイブ変わりました。 今では最高にお気に入りの映画になってしまった。
精神科医のヒロインが、ジェームズを信じたり疑ったりを行き来する心理が迫るものがある。
摘出した銃弾が古い時代だったり、戦時中の写真に気づいたり、ニュースの結末知っていたり
ましてや、聞けるはずのない電話の内容を知っていたりで、人類滅亡が現実になる不安に襲われる
シーンなどはエキサイトします。
この高揚感が1回目の鑑賞時に得られなかったのは、何が原因なのだろうか?
やはり難しい脚本のせい? ブルースのむさくるしい外観のせい? ピットの狂人キャラの嫌味?
その辺りをどうにかして、リメイクしたら名作になりそうな予感。
なので10点にはしませんが、今回評価変更し加点しました。
グルコサミンSさん [DVD(字幕)] 9点(2016-04-08 20:50:28)
240.それなりに観れて最後がつながる感じは面白いとは思うんだけど、切ないようなラストにあまり興味なく、要は好みな映画ではなかった。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-20 21:32:28)
239.《ネタバレ》 この地下世界は私好み。ネオヴィクトリアン。SFのサブジャンル、スチームパンクってやつ。

あのシューシューと白くわきたつ蒸気、体に装着する器具に革ベルトが何連もついちゃってるとか、タイムマシン関連の計器がデジタルじゃなくって時計針で数字の間をユラユラ動くとか、セピアな色合いとか・・・もう、たまりません。

科学者たちの様子もどことなく科学者ではない感じが面白い。
過去から戻ったコールを寝かせた医療用ベッドでコールにかけてあげる毛布がクマちゃん柄で、医療現場っぽくないのが面白い。

実際のところ科学者軍団の紅一点(笑)ジョーンズが、実はただの”保険屋のオバチャン”であることが最後の最後のセリフ「I'm an insurance.」で明かされることで、そもそもあの科学者軍団は科学者ではなく、全員どこのどいつかも分からん馬のホネかもしれないというかなりキツい冗談設定だと分かる。

だからこそ、そんな科学者もどきな彼らが、コールを過去に送るたびにミスしまくるのも「当然」という説得力もあるし、さらにはそうやってミスを繰り返してくれることで、キャサリンがコールは本当に未来から来たのだと理解するに至る(戦争中に撃たれた弾の解析のエピソードや当時の戦争写真など)カギが作られるし、なおかつ見ているこちらも、あちこちに散乱したパズルが、じょじょに集まり完成していくワクワク感を高めてくれる。

ありがとう、怪しい科学者もどきの皆さんたち(笑)

それにしてもこの映画、SFという手法を用いた、壮大かつ切ないラブロマンス映画だとお気づきですか。

コール少年はあの空港で出会った金髪のキャサリンと目があい、そして笑顔で見つめられ、その記憶は彼の脳に痛烈に記憶された。
その後ウィルスの影響ですぐに人類は滅びるが、コール少年は何かのきっかけで生き延びる。
そして、これは私の解釈だが、生き残った人類はすべて、例の科学者もどきの軍団によって犯罪者であろうがなかろうが”囚人”として収容され、過去に送る要員(ボランティア)としてずっと管理されてきた。

つまりコール少年はあの空港でキャサリンと出会った後すぐに”囚人”として収容されて40過ぎのおじさんにまで成長する。
そして40過ぎのおじさんになったコール少年は、再びまた過去に戻され、そこで再びキャサリンと出会いつかの間の愛をはぐくむのだ。(しかも最後は死がふたりを分かつ)

これは偶然か?いやこれは運命なのだ。

コールにとって最初で最後の、運命の女キャサリン。

そしてコールは、これから未来えいごう、何度も何度も、45年前と45年後の世界を、何度も何度も何度も何度も往復し、そして何度も何度も何度も、愛する人との出会いと別れを経験するのだ。

こんなに切ない一生が他にあるだろうか。

彼は1996年でウィルスによる人類滅亡を生き抜いたその時から、過去に送られて最終的に死ぬまで、何度あの空港でのキャサリンの夢を見たのだろうか?
(1996年から2035年は39年間なので、それだけの長い間、何百回とあの夢を見たのではないか。)

コールが空港の夢を見る場面は劇中に何度か挿入され、そのつどコール少年の顔のアップも何度も出るが、ラストのシーンでコールが空港で撃たれて倒れた時にキャサリンと目があったコール少年の目には、涙がこぼれていた。

それまでの夢シーンではあえて涙目をふせられていたが、最後の最後に、その涙が映し出された。

「会ったことのないこのひとの様子を見て、なぜ涙が出るの・・・?」

コール少年は涙を流しながらそう思ったかもしれない。

でもそれは、彼女がコールの無限ループの中に生きる運命の女性だから。

中盤あたりで、安ホテルでコールがキャサリンに「I want to be stay here,this time・・・with you」と言ったセリフにあった「this time」は今回こそは」という意味で、それは再び未来の世界に戻りたくないというだけでなく、再び無限ループの中で彼女と別れを繰り返すのはもう終わりにしたいという思いもあったのではないか。少なくとも彼は自力でウィルス拡散を止め、1996年に留まり彼女と永遠にずっと一緒にいたかったことは間違いない。

しかし運命は・・・・

そこを心に刻みながら、あの最後の空港の場面で涙を流すコール少年を見たら・・・おのずと私の目からも涙がこぼれてきた。
フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-02-16 11:55:13)
238.クソみたいな未来描写が実にテリー・ギリアムらしい。彼は現実に何も期待していないのでしょうね。伏線の貼り方がうまく、先の展開が全く予想できないストーリーテリングはお見事。ブルース・ウィリスとブラッド・ピットの好演も良い。ブラッド・ピットが常に物語を引っ張っていくのでとても面白く感じます。しかもクライマックスに一切関係しないのも心地よい裏切りでした。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-02 21:00:46)
237.《ネタバレ》 これぞSFって感じがいい。タイムマシンの精度の低さでは笑わせてくれるが話はしっかりとしていて観ているこっちもどう転んでいくのかまったくわからない。夢のシーンが最後につながったときには「なるほどね~」と思わず感心してしまった。それにブラピのぶっ飛びかたも半端ない。大した活躍はないが科学者たちのキャラも濃い。
ぷるとっぷさん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-13 00:07:52)
236.《ネタバレ》 初見時、ラストで回想シーンに収れんしていくのが切なかったですが、ツボでした。今回、20年以上たって再見しましたが、やはり良かったです。悪夢のように素晴らしい映画。
えぴおうさん [DVD(吹替)] 8点(2013-10-07 09:03:58)
235.《ネタバレ》 これぞタイムパラドックスの醍醐味、観進むにつれてB・ウィリスの未来話がかちりかちりとはまって“おお本当のことなんだ!”と明かされてゆく構成が面白い。こういうのは二度三度見返しても新しい発見があるから楽しいですよね。私はデパートの売り場に設置された天使像を廃墟に見つけて一人喜びました。あまりに精度の低いタイムマシンに呆気にとられます。「君を96年秋に送る」って次の瞬間どかーん、ばしーんと戦場真っ只中。“これ絶対96年じゃないよね?またやりやがったか”とモーレツに突っ込んでしまうのですが、この時の写真で後にM・ストーが確信を得るわけで、ここもタイムトリップの妙が効いてます。結局ただの扇動者だったブラピの横をするりとすり抜けるようにして現れた真のテロリスト。ブラピがあまりにうるさく自己主張してるからうまいことプロットの陰に隠れることができてます。ラストも秀逸、B・ウィリス任務完遂です。泣けました。サスペンス感たっぷりのかっこいい音楽も印象的。
tottokoさん [DVD(字幕)] 9点(2013-10-01 00:46:34)
234.《ネタバレ》 一番ツッコミたいのは、科学者たち間違いすぎだろ!と(笑)物語上必要なのはわかるが、3回目にしてようやく目的の時代へ到着…
そういうツッコミ所はあれど、主人公が自分のアイデンティティーを疑ったりする過程や最初は信じてくれなかったヒロインが徐々に協力的になっていく過程など、上手く描けていたと思う。観客は序盤ではヒロインたち「主人公を狂人扱いする立場」にもどかしさを感じ、中盤からは「自らを疑い始める主人公」にもどかしさを感じ…うまく観客のフラストレーションをコントロールする作りになっていたと感じる。

良いなと思ったのは、“正統派イケメン”といった(自分の)イメージとは違った狂ったブラピと、映画館での主人公とヒロインのシーン。シーン自体もよかったが、「映画も過去も事実としてそこに存在するが、見る立場の自分の認識によってその都度変化する」というような台詞(要約&意訳しすぎているかもしれないが)に大きく共感できた。

主人公は、自分の死を目撃→囚人になる→タイムトラベル数回→幼い自分に見られながら死ぬ…ということを繰り返すわけだが、黒幕がわかっているのだからなんとか回避できないのかなーと…。考えてみたが、記録(録音など)に残っていないと主人公がいた未来には伝わらないので、黒幕がわかった時点で記録に残していない今の状態では、この悲しいループを繰り返すしかないのかなぁ…と。
追跡装置&瞬間的に未来に戻せる技術があるのだから、主人公が見たものがそのまま科学者たちに伝わる技術(次元を超えたカメラ中継(笑))があってもいいと思うが、送る時代を間違えまくる科学者たちには無理か(笑)というかそんなものがあったら、この話がなりたたない(笑)

タイムトラベルものは矛盾が生まれやすいが、この作品は大きな矛盾がなく、最後まで上手く見せてくれたなーという印象。
Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-31 13:43:31)
233.《ネタバレ》 のっけから、すごいテンションで進む映画。ブルース・ウィリスの暑苦しいキャラ(苦笑)がうまーくフィットした作風にぶっとびブラピがからむ絶妙なキャスティング。なんかものすごくお金が掛かってそうなセットと難解なストーリー展開、SF映画ならではなタイムスリップものだけど、そこらへんの描写が一切無い清い制作姿勢がギリアムさんらしいですね(笑)。そんな中やっぱりすごいのはブラピ。さすがというかお見事というか、なかなかあんな風には出来ませんよ(感心)ちょっと分かりにくいところがあるけども、これがこの監督さんの作風だし、もう一回みてみるのもこりゃありだな。なかなかのものでゴザイマシタ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-13 08:41:00)
232.《ネタバレ》 ギリアムが雇われ監督でも良い仕事をする(ひょっとすると雇われ監督の方が思い入れが入りすぎずに良い仕事をする?)と思われた作品ですね。全体的に羽目を外しすぎる事がなく出来が良いです。おそらくギリアムの作品では人を選ばずにお勧めできる唯一のと言ってもいいくらいの作品。音楽の選曲もビジュアルも素晴らしい。傑作と言っても良いくらいの作品です。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-24 23:54:47)
231.《ネタバレ》 『未来世紀ブラジル』で悪夢のような未来社会を見せてくれたテリー・ギリアム監督が、その路線を踏襲しつつちゃんと一般的な娯楽性も手にすることが出来た記念碑的名作。もう、冒頭のあの独特の12匹の猿マークがフォークダンスを踊るように回転する映像に、不気味にかぶさってくる音楽が見事過ぎてそれでもうハート鷲掴みです!そして話が進むに連れてどんどんと深まっていく謎、ぶっ壊れたブラット・ピット、相変わらず救いようのないオチ。どれもこれもが斬新で唯一無二なギリアム監督の傑作の一つ。大好き。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-21 19:58:36)
230.《ネタバレ》 久し振りの鑑賞だが、素直に面白かった。難解な映画の多いテリー・ギリアム作品の中では、分かり易い部類ではないだろうか。衝撃のラストへ向けて収束していく展開は、この手のタイムトラベルSFとしては出色で、分かっていても泣けてしまう。アカデミー助演男優賞にノミネートされたブラピの怪演も見所。
フライボーイさん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2013-04-13 20:03:31)
229.《ネタバレ》 素晴らしい出来でした。発想も斬新だし、それでいてそれほど突飛でもなく映画にすぐに溶け込むことができる。人類滅亡へのアナザストーリー的な作品の立つ位置もおしゃれ。冒頭の音楽も期待を高めるし、映像演出の十分に内容を盛り上げるものだった。もしや、まじで精神病所謂二重人格夢オチというオチの懸念もしてたけど取りこし苦労に終わってよかった。ちょっと近年の作に自分が毒されすぎなだけか。射殺後のそれからの細菌拡散後の世界も観たいくらいだ。余韻も十分に残っている。1回だけじゃもったいない。伏線も多いからその際はそこもじっくり楽しみたい。
タッチッチさん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-30 16:13:23)
228.《ネタバレ》 自分が騙される感覚が大好きな映画です。フラッシュバックのように何回も繰り返される空港のシーンがそもそも幻想的ですばらしいのですが、途中でこいつかーーーって思ってたら最後の最後に、そうだったのかーーー!!(騙されすぎ?)って勝手に盛り上がってしまいました。で、あのラスト、願わくば未来が幸せになりますように。役で言うと、ブラピはおいといて、ブルース・ウィリスはいつもどおり弱くて暑苦しいキャラ、まあいいでしょう。精神科医役のマデリーン・ストーが最初はウザい女だったのに、どんどんいい女になっていって、ラストで少年を見つめるシーンの目の優しさ、激しくきゅんと惚れちゃいました。
ゆうちゃんさん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-11 17:09:23)
227.《ネタバレ》 テリー・ギリアムらしいスチームパンクっぷりはさすが。細かい美術設定は見ていて飽きないもののストーリーは単調に感じる。犯人役も意外性が無く「どんでん返し感」はない。この気だるさがギリアムの特性か。
reitengoさん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-11 18:23:26)
226.《ネタバレ》 タイムトラベル系の醍醐味である練られた脚本と、ブルース・ウィリスのむさ苦しさと、ブラピ演じるジェフリーのいかれた行動。そして賛否ありそうなラストと充実の内容。未来からやってきた男とそれを信じない精神科医という、よくある構図が逆転する、なんてのも面白いと思う。思い返せば冒頭の映像からトリックが仕掛けられていたし、そういう映画だったんだな。ジェームズの脱走を手助けしてくれたジェフリーが50億人殺しじゃなくてホッとした。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-03 18:18:50)
225.《ネタバレ》 よく組み立てられたストーリー、かなりのネタバレ注意報作品(どんでん返し系だから仕方ないですが)だと思います。
ウィリス、ブラピのテンションが必要以上に上がりっぱなしなのが耳障りですが、彼らだけに許す!(^^;  
結局、未来は変わらないのですが、そのほうが説得力があるし、無難に解決するよりインパクトがありました。

それにしても未来の科学者たちの間抜けさ加減に萎える、というよりむしろ和ませてもらいました。
こりゃ永遠に人類を救うことはできないですね。
あっ、人類の大半が死滅すると、残された人材はこんなものでしょうかね(^^;
午の若丸さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-26 07:35:55)
224.ギリアムファンですが、これを観て初めてブラッド・ピットって演技上手いんだなって感じた。ラストで唸れる、そんな映画。
movie海馬さん [映画館(字幕)] 8点(2012-06-24 18:22:58)
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【点数情報】

Review人数 263人
平均点数 7.00点
010.38%
110.38%
231.14%
362.28%
493.42%
53513.31%
64215.97%
75420.53%
85219.77%
94215.97%
10186.84%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.30点 Review10人
2 ストーリー評価 7.00点 Review16人
3 鑑賞後の後味 5.85点 Review14人
4 音楽評価 6.88点 Review17人
5 感泣評価 4.62点 Review8人
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【アカデミー賞 情報】

1995年 68回
助演男優賞ブラッド・ピット候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジュリー・ワイス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1995年 53回
助演男優賞ブラッド・ピット受賞 

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