雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ア行
 > 雨の日は会えない、晴れた日は君を想うの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

[アメノヒハアエナイハレタヒハキミヲオモウ]
DEMOLITION
2015年上映時間:101分
平均点:6.70 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2018-05-06)【ゆっきー】さん
タイトル情報更新(2019-08-01)【かたゆき】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジャン=マルク・ヴァレ
キャストジェイク・ギレンホール(男優)
ナオミ・ワッツ(女優)
クリス・クーパー(男優)
制作ジャン=マルク・ヴァレ
配給ファントム・フィルム
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
10.《ネタバレ》 でもゆーて、ワリかし無くはない方のハナシじゃないケ?と思ってしまいましたが、あくまで私におけるこの既視感の理由は先に『永い言い訳』を観ていたからでした(でも『永い言い訳』の原作小説の刊行と本映画のトロント映画祭での発表はドンピシャで同年なので、どっちが先…というコトではなさそうですケド)。ただ、アッチに比べると今作の方がだいぶん繊細で曖昧、かつ少し「分かり難い」話ではありますかね。取り分け、アッチがごくシンプルにポジティブな過程を終始辿ってゆくのに比して、今作はそーいった側面も備えつつも(=ナオミ・ワッツと彼女の息子のお話の部分)かなり終盤深くまで本質的にはネガティブな展開をし続け、一方でオーラスでは主人公はふと吹っ切れた様にも見える…という点においてはそんな感じかとも思います。

まあ個人的には、彼を捕らまえていたのは一種の「罪悪感」とゆーか、ないしは自身に対する怒りだとは思うのですよね。ソコを、物質的・表面的に満たされた生活で見えなくなっていた種々のコトを刮目して見い出した結果、色々と(=自分も他人も)許すコトが出来た…という様な話かなと理解しました。ただ一点、どーにも共感がしにくかった…とゆーのが、ゆーて彼がこ~んな派手な自暴自棄に陥っても(ある種)OKだった…というコトの理由は、やはり物質的に満たされているから、ですよね。ある面で非常に「大人気ない」とゆーか、言っちゃあ私には「金持ちの道楽」的なコトにすら見えましたよ(偉そーなコトを言って申し訳ないですケド、皆そんな余裕なんて無い中で頑張ってんだよ!と)。やはり個人的には、ちょっと本質的には共感できなかった…という作品になってしまいますかね(ごく残念なコトですケド)。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-13 00:52:26)
9.高評を目にし 鑑賞..ジェイク・ギレンホール 主演だったので..普通の物語だとは 思っていなかったけど、なかなかの ひねり具合でした..主人公 デイヴィスの 喪失感の描き方が 秀逸..良作といえば 良作かな...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2021-04-03 10:30:31)
8.《ネタバレ》 都会の高層ビルの一画にオフィスを構える投資会社で、エリート金融マンとして働くデイヴィス。美しい妻にも恵まれ順風満帆な生活を送っていた彼を、ある日、悲劇が襲う。一緒に乗っていた車が交通事故に遭い、目の前でその美しい妻を一瞬にして失ってしまったのだ。病院の待合室でその事実を聞かされたデイヴィスは茫然となってしまう。だが、次の瞬間、彼はあることに気付いてしまうのだった。「僕はちっとも悲しくない」――。それよりも空腹感が勝ったデイヴィスは、待合室の片隅にあった自販機でチョコレートを買おうとするのだが、故障で一向に出てこなかった。何もかもが嫌になった彼は、そのことや亡き妻のことをクレームの手紙に書き、自販機の管理会社へと四通も立て続けに送り付けるのだった。しばらくは何の音沙汰もなかったが、何日かすると顧客担当だというシングルマザーから個人的に話がしたいと電話が掛かってくる。彼の手紙を読んで泣いたという彼女の言葉から、デイヴィスは自らの失われた結婚生活を見つめ直そうとするのだったが…。妻の死をきっかけにこれまでの生活の空しさに気付いてしまった男が、困窮した生活を送るシングルマザーとその子供である聡明な少年との出会いを通じて過去と決別する姿を描いたヒューマン・ドラマ。主演を務めるのは実力派俳優ジェイク・ギレンホールとナオミ・ワッツ。監督は、手堅い人間ドラマを撮ることにかけては定評のあるジャン=マルク・ヴァレ。確かにテーマへの取り組み方も演出力も俳優たちの演技もある一定の水準に達していることは僕も認めるところなのですが、ちょっと自分はそこまで合わなかったですね、これ。この作品の主要テーマである、主人公の自分の人生の「解体」とシングルマザーの親子との偶然の出会いが、なんだか最後まで有機的にうまく絡み合っていないような印象を受けてしまいました。それに人生の曲がり角に迷い込んでしまい、どんどんと迷走してゆくこの主人公にいまいち共感できず…。ただ映像は終始美しく、また都会の片隅で必死に自らの人生を模索するこのシングルマザーの親子のキャラクターはすこぶる魅力的だったので、その点は凄く良かったと思います。要はこの主人公のうじうじっぷりが、僕はあまり好きになれなかったってことですね。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2019-08-01 22:16:31)
7.《ネタバレ》 人の心ってのは難しい。いやわかりますデイヴィスの気持ちはなんとなく。おそらく彼はずーっと抱き続けてきたのでしょう違和感を。結婚生活に対して、そしてあてがわれた仕事に対して。だって彼は生来「正直が売り」(知人談)の人なのだから。
やり過ごしてきた日常が突然破壊され、どこに自分の心を置いていいのか分からなくなる。だから彼はいったん解体する。モノを。突き詰めれば自分の心を。もう一度構築するために。
なんて感覚の鋭敏な人だろう。彼は義父母のように「普通に」妻を追悼することができない。だって彼らのやってることは欺瞞だもの。義父母の娘は彼らが思いたいほど清廉ではなく、事実デイヴィスへの裏切り行為が最悪の形で発覚するし、ついでに義父の選んだ「人格品行方正な」奨学生は初対面のナオミ・ワッツに手を出す最低野郎だというシマツ。ああなにもかもが嘘っぱち。
だからデイヴィスは壊すのだね。ぺかぺかの居間を、豪勢だけど空疎な家を。
心バランスを失って「変人」すれすれの行動に及ぶ主人公はジェイク・ギレンホール。彼はこういう役をやらせると天才的に上手い。
デイヴィスと心が共鳴し合う15歳のナオミの息子を配したのは心憎い脚本でありました。映像もキレイです。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-30 17:35:00)
6.《ネタバレ》 感情移入は無理ですね。
こんなぶっ飛んだサイコパスが周りにいるわけがない。
感情を解体・破壊でなぐり書き描きしたような表現は映画ならではといったところか。
冷蔵庫のメモ書き「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」を発見してデイヴィスの感情が交差したときは少しウルッときた。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-20 12:53:03)
5.《ネタバレ》 事故で突然に妻を失った男が、自分の感情と向き合うドラマ。いろいろな物を「解体」する行為と、自分を見つ直すことをリンクさせているような展開。淡々とした語り口だが、J・ギレンホールが主人公を丁寧に演じているので飽きない。自販機の故障を通じて出会った女性と少年との触れ合いが、どう主人公の解体に影響したのかは、分かりづらかった。
カワウソの聞耳さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-22 12:50:38)
4.《ネタバレ》 この邦題、切ないラブストーリーを連想させるんですが、全然違いました。
でもなにか「あら?」と興味を惹く邦題ですね、一応観てみようかなと思わせる。
私もそのひとりです。

デイヴィスのように知らない間にすっかり自分以外に自分にさえ興味がなくなって
ただ淡々と虚無感を漂わせ生きているようになるってことは誰にでもそうなる可能性のあることで。

壊れかかっていたのか、実はエネルギーは有り余ってるのにそれを無意識に抑え込んでいたのか、
奥さんが事故で亡くなった後、しつこく抗議文を送ったり、あちこち破壊、解体しまくる。そして奥さんの秘密も知る。
全くちらりとも奥さんへの不信感はなかったようで、邦題になってるメモも最初は読みもしないで捨てる
突然死んだ奥さんが残したとわかるメモなのに、それほど無関心だったんですね

そういうデイヴィスが解き放たれるということなんですが、全体的になんていうか掴みどころのない雰囲気です
極寒の中で猿の群れが温泉につかってお互いを毛づくろいしたり、身を寄せ合っている映像とか
ラストの全力疾走、毎朝5時半起床のデイヴィスが7時半起床になってたり、随所に愛おしさや生とか、デイヴィスの変化が散りばめられてはいる。
いっかいだけより何回も観ることでジワっとくる映画なのかもしれないです。

でもジェイク・ギレンホールはほんとに繊細な演技の出来る俳優ですね。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-11 21:01:58)
3.《ネタバレ》 「遠い空の向こうに」で親子を演じた二人がまた親子(義理の父)をやってるので興味を持って観たらえらく内省的で地味な映画だった。妻を事故で亡くしても悲しみが湧かない主人公が、自らのアンディティティを確立し心の赴くままに行動することで魂を解き放ち、ラストでは妻への愛情を認識し悲しみを覚える。なかなかジェイクギレンホールも上手い役者になったと感心した。
marsplayさん [インターネット(吹替)] 7点(2018-11-24 11:33:31)
2.《ネタバレ》 ①原題Demolition=「解体」から離れたわざとらしい邦題にして少し意識操作されている気がします。
②本当はもっと淡々と語られてほしいものだったかもしれない。
③ナオミ・ワッツの役がもっと普通のおばさんだったらよかった。
④ジェイク・ジレンホールの無臭だけど人間臭さの演技が本当によかった。
④(27年前の古い寺の体験より・・・)
■感情を隠して平静を装う、自分は大丈夫と信じて平静になっている → すでに壊れかけている…
■私はおかしい、おかしくなっているとみんなに言わないといけないと思ってしまう → これも壊れている…
■何かしらたとえ解体という方法でも、糸口が見つけられたのはせめてもの救い
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-10 09:46:28)
1.《ネタバレ》 誓って狙っている訳では無いのですが、またもや一番乗りです。
この場をお借りして登録頂いた方に御礼を申し上げます。

そっけない原題に対し、狙い過ぎとも取れる意味深な邦題。
「一体どんな映画なのか?」と興味を抱かせる点では大成功。
この邦題がなければWOWOWの番組表を見ても鑑賞する気にはならなかった筈。

内容は何不自由の無い生活をしていた主人公が、突然の交通事故で妻を亡くす所から始まる。
周囲の心配をよそに平静を保っている主人公。
でも妻の居ない日々を過ごす中で、自分を取り囲む全てにに違和感(と取り敢えず表現しておく)を感じ始め、
それが周りの全てを壊す行動に繋がり、そこからもたらされる主人公の新しい人生の日々が描かれている。

文章にすると至極つまらない(私の文才が無いせいだが)。
だが、観始めると何故か飽きずに見続けてしまう。
これも「アメリカの良心」とも言われる俳優、ジェイク・ギレンホールの演技力と佇まいの成せる業か。
捉えどころの少ない作品ながら、さりげなくも未来を明るく照らすかの様なラストシーンに胸が熱くなった。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-17 12:49:49)(良:1票)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.70点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6440.00%
7550.00%
8110.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS